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2016年11月11日 更新 | 3,959 views

レシピ公開!手作り保湿剤でアトピーを完治させた話(1/2)[コラム]

私は中学2年生のときにアトピー性皮膚炎を発症しました。皮膚科にいくとステロイド軟膏を渡され、症状は改善されました。これで治る、と安堵していたのですが、次第にステロイドも効かなくなっていきます。アトピー性皮膚炎で肌が荒れていることへの劣等感もあり、徐々に消極的になっていき、絶望感に苛まれていました。

一言にアトピー性皮膚炎と言っても、湿疹箇所や症状の度合いは人それぞれです。

ガンなどとは違い、決して不治の病ではないですが、完治、あるいはもう二度と症状が出て来ないような結果はかなり困難であることが現状です。

それ故、治りにくい皮膚病の一つでもあり、患者は治療よりも症状緩和に力を注ぐことで精一杯です。

アトピーはアレルギー反応が皮膚上に現れたもので、もともと何らかのアレルギー体質であることが考えられます。そして、このアレルギーの根源は今の医学でもハッキリと特定は出来ず、アトピー患者が一向に減らない理由でもあります。

苦悩のはじまり

私が中学2年生の思春期真っ只中の頃、“それ”は突然、唐突にやってきました。

はじめはただの汗疹(あせも)としか認識しておらず、例年通り、いつも通りにベビーパウダーをパタパタとつけたらそのうち自然と治っていくものだろうと楽観視していました。

と言うのも、私はもともとアレルギー性結膜炎と喘息を持ち合わせている若干のアレルギー体質で、何かと環境の変化や刺激に対して昔から弱かったこともあり、

「まあ、夏だしたまたま汗疹が悪化して長引いているだけ」

とたかをくくってすぐに病院へ行かなかったのです。

季節関係なく、事あるごとに皮膚が痒くなったりしてたので、まさか自分が皮膚病を発症しているとは私も両親も全く考えもしませんでした。

そうこうしているせいか、症状は一向に治まらず、痒みがだんだん我慢出来なくなり、掻きむしる日々が続きました。

とくに一番酷く症状が出たのは膝の裏で、日が経つにつれ、目に見えて最悪の状態になっていきました。

止まらない発作的に訪れてくる激しい痒み、皮膚は長期間の炎症で赤黒く変色し、肌は象のようにガサガサになり、掻きむしることによって出血と膿が出てきました。

私はようやくここで、汗疹以外の“何か”を疑い始めました。

何でこんな風になるの?汗疹ってここまで酷くなるもの…?

当時、季節は夏頃でとても暑く、部活などで炎天下の中で汗をかく頻度が高かったことなど、悪化するには条件が揃いすぎている環境下にいました。

対策らしい対策と言えば、体育の授業や部活が終われば足や腕の汗を水で軽く流す程度のもので、当然それだけでは症状緩和には繋がりませんでした。

アトピー性皮膚炎と診断

「汗疹じゃなくてアトピーかもね」

心配した母親からそう言われ、一緒に皮膚科に行くことにしました。

当時の私のアトピーに対するイメージは、腕や首、顔などの上半身全体に症状が現れているイメージで、私のように下半身の、しかも膝裏というピンポイントな部分に集中するものではないと思い込んでいました。

「こりゃまたこんなに酷くなるまでよく放置したね。これ、アトピーだよ。何でもっと早く来なかったの?」

医者は私の酷い有り様の膝裏を見ながら、呆れ半分にそう言いました。

「とりあえず、これ塗っといてね。お風呂上がりとか清潔な状態で。」

処方されたのは、ステロイド軟膏

丸い小さな容器で青い蓋、商品名など何も書いていないシンプルな見た目だったので、正直こんなもので治るのか不安でした。

自宅に帰った私は、まずは患部の膝裏を綺麗に洗い、さっそく処方された軟膏を塗り込んでみました。

しばらくすると効果は抜群に現れ、あんなに我慢できなかった痒みがあまり感じられなくなりました。

さらに次の日には炎症が収まり、心なしか皮膚のガサガサが少し改善されたように思え、「やった!これで治る!早く病院に行けば良かったなー」と歓喜と安堵の気持ちが混ざりました。

私がステロイド軟膏を塗っていたのは、主にお風呂上がりの夜だけ。

医者には痒くなったら塗って、と言われていましたが、学校で塗るのは人目が気になって恥ずかしいし、いちいち膝裏を洗って塗るのは正直面倒だったので、「夜だけで十分だし、いっか」と早くも余裕が生まれていました。

ステロイド依存の仲間入り

そうして、しばらくはステロイド軟膏に助けられました。

学校で汗をたくさんかいて痒くなって掻いてしまっても、夜に薬を塗ればマシになるので、薬さえ塗れば自然に治っていくものだと信じていました。

次第にステロイド軟膏を塗ることをサボり始め、と言うより、ある一定のところまでアトピー症状が収まってきたので、徐々に使用頻度を減らそうとも思っていました。

ですが、塗る回数を減らすと痒みがすぐにぶり返して掻いてしまったので、結局ステロイドに頼るしかありませんでした。

痒みや炎症は収まるけど、アトピーそのものはあまり改善されない日が続き、次第にステロイド自体も効かなくなっていきました

その頃の私の皮膚は、患部が長期間のアトピー炎症により色素沈着し始めて常に赤紫色で、ステロイド使用者独特の少し黒光りしているような感じの肌質の割に、触るとガサガサ、という状態でした。

次第に、一向にアトピーが改善されない状況にイライラが募り、部位的に隠しきれない膝裏が丸見えになることに対してのストレスが一層酷くなりました。

思春期の中学2年生、最も多感な時期なのに、自分の肌がもの凄く汚く醜くいものに感じていたせいで何事にも消極的になっていきました。

アトピーへの不安がピークに

自分以外の子たちはみんな綺麗な肌していて、その劣等感から無意識に自分と同じような肌質の子を目で探すようになっていました。

しかし、多少ニキビや肌荒れのある子を見付けたとしても、私のこのアトピー肌に勝るほどの荒れた肌の子は誰一人としていなく、「何で私だけこんなに汚い肌なの…」と自分自身に嫌気がさし、完全に自信をなくした私は学校に行く気力さえ無くしかけていました。

「肌が汚いから、陰で気持ち悪がられているのではないか」

「いつかアトピーが原因でイジメられるのではないか」

「勉強や運動を頑張っても、アトピーの方が目立つのではないか」

日に日に自意識過剰とも言える被害妄想が強くなり、常に人の目線や話の内容に敏感になり、一番汚い膝裏を隠すために制服のスカートの丈は誰よりも長くしていました。

周りの女の子たちは、みんな膝上丈なのに比べて、私はふくらはぎまでの長さにしていたことで逆に悪い意味で目立っていたようで、友達から「スカート長すぎない?何でそんなに長くしてるの?」とよく質問されました。

「これ、お姉ちゃんのだからサイズ大きくて短くしにくいの」と必死にその場しのぎの言い訳をするのが苦しかったです。

そして、膝裏を気にし過ぎるあまり、自分の後ろに誰かがいると気持ち悪がられてないか気になって仕方なくなったりと、強迫観念に近い状況だったのかも知れません。

早く治したくて学校にもステロイド軟膏を持参し、休み時間などに塗ったりしましたが、アトピーが改善することはありませんでした。

この時すでに、皮膚科からはもうワンランク強いステロイドを処方され、私の身体は見事なステロイド依存症の仲間入りを果たしてしまいました。

「このまま、また薬が効かなくなって、もっと強いステロイドを処方されたら…」

「もうこのまま一生治らないんじゃ…」

医者に不安の旨を伝えても、

「今は年齢的なこともあるし、アトピーは歳とったら落ち着いたりもするから、規則正しい生活を心掛けて痒くなったら薬をちゃんと塗ってね」

と何ともアドバイスと言い難いような助言も虚しく、当時の私は具体的な打つ手はないのだという絶望感に苛まれていました。

written by LisaKuwahara

こちらは、レシピ公開!手作り保湿剤でアトピーを完治させた話(2/2)[コラム]へ続きます。

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