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2016年11月24日 更新 | 3,397 views

痛くてトイレも行けないほどのアトピーを落ち着かせたのは、○○という決断[体験談]

2歳の頃に「卵アレルギーによるアトピー性皮膚炎」と診断され、小学校にあがるまで痒みとぶつぶつに悩まされてきました。当時友達に言われた「病気うつるからあっち行って!」という言葉をいわれることも…。こんなアトピーを治すために様々な薬を処方されてきました。塗り薬や飲み薬など、実に7つもありました。

三つ編みをして花柄のリボンをしている女の子の後姿出典:We heart it

私は生まれたときは異常がなく、2歳の頃、卵をひと口食べただけで全身にぶつぶつができ、搔きむしるようだったので、すぐに病院で検査しました。

結果は、異常なし

当時の担当医師は、

「検査で反応がなくても卵を食べて痒くなったのなら、それは卵アレルギーです」

とおっしゃったそうです。

そこで初めて、アトピー性皮膚炎だと診断されました。

幼稚園へ行っても、相変わらずアトピーは落ち着くことはありませんでした。

唯一救いだったのは、顔にだけアトピーが出ないということ。

それ以外は、手の関節や足の関節の裏など汗のかきやすいところから痒みが出てきます。

ひどい人は皮膚という皮膚全体が痒いという方もいらっしゃいます。

私の場合は、この頃掻きすぎて、トイレに行くのも痛くて行きたくないとなるぐらいひどかったです。

ですが、毎日母が塗り薬を塗ってくれていたことが効いたのか、小学校入学と同時にアトピーが急に綺麗さっぱりなくなりました。

その後、小学校へ通うようになっても痒みはあるものの、そこまでひどいアトピーが出るといったことはなく、私自身痒みに悩みながらも病院にも行かず、薬にも頼らない生活を送っていました。

そんなある日のこと、幼稚園から一緒で仲が良かった友人と喧嘩した時に言われたことが衝撃でした。

「病気うつるからあっち行って!」と言われて

ロングヘアーで金髪の女性の後姿出典:WE heart it

アトピーも落ち着いてきて、周りからも何も言われていなかったので、私自身もアトピーだということを忘れるぐらい、治っていました。

そんなとき、

「病気うつるからあっち行って!」

と仲のよかった友人に言われたのです。

この言葉を言われたときに、初めて自分は病気なんだと感じさせられました。

また、どんな悪口よりも心に刺さりました。

アトピーはうつらない、と両親から言われていたので、私は「うつらないよ!」とその友達に言いましたが、喧嘩しているので聞き入れてもらえず、友達がそんな風に私のことを思っていたんだという現実に、ショックだったのを覚えています。

だからといって、どうすることもできなかったので、言われたことがずっと心のどこかでひっかかっていました。

ただ、幸い、小学校から中学校6年間はアトピーが出ることはありませんでした。

高校3年生の卒業をきっかけに……

ジュース片手に音楽を聴きながらお出掛けをしている女性出典:We heart it

高校へ進学し、その頃もアトピーに悩むことはなかったのですが、高校3年生の卒業が決まった2月ぐらいから、ほとんど授業もないのでアルバイトをする日々が多くなりました。

そのストレスの影響か、少しずつアトピーが悪化し、卒業した後には夜寝ている間に搔きむしりすぎて、手のひらが全部傷だらけで膿は出て、指も手もぱんぱんに腫れ上がり、指は曲げれない程腫れてしまいました。

もちろん病院にはひどくなる前から行っていました。

薬は、母が「ステロイドを使うと色素沈着が気になる」と医師に言ったので、漢方やステロイドの入っていないものを最初は処方してもらっていましたが、ここまで腫れ上がってはステロイドなしは厳しいので使いましょうということになりました。

ステロイドを塗ると、日に日にアトピーが落ち着いていきました。

やはり、ステロイドはアトピーにとってはすごい薬なのでしょう。

ただ、塗り薬でも弱いステロイドをずっと使っていると、免疫ができて効きにくくなるそうです。

効き目が悪くなったら、また痒くなり少し強めのステロイドを塗る。

またよくなったら弱いステロイドを使用する。

効き目が悪くなったら強いステロイドを使うと、やっぱり、効き目はいいのですが、どんどん強いステロイドにしてしまうと、最後は塗り薬では効かなくなってしまいます。

塗り薬で効かなくなった場合は、ステロイドの入った飲み薬になります。

しかし、これは飲み続けると骨粗鬆症になる可能性がある、と医師は心配し、出来るだけ飲み薬は飲まないように、ほかの塗り薬でカバーできるようにしていくことになりました。

さまざまな薬を試してみる

空に向かって両手をあげている様子出典:We heart it

人の肌や体質によってどの薬が効くかどうかは、試してみないとわかりませんでした

漢方で効果があったという人がいれば、飲んでみたりしましたが、私には漢方は効きませんでした。

また、夜掻きむしってしまうので熟睡できていないと医師に言われ、睡眠薬を処方されたり、痒みが出てきたら痒みを抑える飲み薬を処方してもらったり、数え切れない程の薬を処方してもらいました。

塗り薬にも種類があり、べたつく塗り薬もあれば、ローションタイプの塗り薬もあります。

ローションタイプだと、ステロイドがほんの少し入っているだけなので、皮膚が薄い顔にも使えます。

普通の塗り薬に比べても弱い薬だそうです。

結局、定番で処方してもらっていた薬は、

  • ローションタイプの顔用
  • ひどくなった時ようにステロイドが少量入ったもの
  • ステロイドが中くらいの量入ったもの
  • 上から2番目にキツイとされているステロイドの3つの塗り薬
  • 皮膚が薄い目もと用にステロイドがごく僅かしか入っていないもの
  • 万が一目の中に入っても大丈夫な塗り薬
  • 痒みが出たときに抑えてくれる飲み薬
  • 皮膚を保湿するための保湿液

という7つもの薬を処方してもらっていました。

また、ワセリンも処方されていました。

酷いときは、深い傷口のステロイドを塗り、その上から傷口に蓋をするようにべったりとワセリンを塗って手袋をして、夜寝ていました。

朝起きると、ワセリン効果で傷口がふさがっていました。

傷口がふさがっているだけで、水に触れるのが怖くなくて済むのが嬉しかったです。

また、皮膚が治るタイミングというのは夜の寝ているときだそうです。

寝る前に塗り薬を塗った後は、手袋をして寝ていました。

そうすることで、薬が布団やあちこちにつくことも少なく、かつ保湿効果もあるので治りやすく感じました。

皮膚科の受診間隔

微笑みながらベットの上でくつろいでいる女性出典:We heart it

7つもの薬を処方されましたが、私の性格上、毎日薬を塗るということはしませんでした(笑)

酷くなったり、痒みが出てきたら薬で抑えるということを繰り返していました。

何がきっかけかはわかりませんが、アトピーは次第に落ち着いていき、週1で受診していた皮膚科も月2、月1、3か月に1度と減っていき、最後は行くのをやめてしまいました。

でも、アトピーはこういう風に、最初は週1で受診し、痒みや発疹が落ち着いていけば月2月1へと徐々に受診間隔をあけていき、最後は薬に頼らなくても痒みや発疹がなくなれば病院へ行く必要がなくなるようになるんです。

またひどくなったら受診すればいいことです。

アトピーで痒みが生じるときは、眠たいのに寝てはいけないときや、暖房などで血行が良くなったときが多く、女性の場合、生理前は非常に痒みが強く、私は手荒れが酷くなります。

この手荒れが酷くなる前に、薬を飲むなり塗るなりすると酷くなる前に抑えられます。

極力、酷くなる前に薬で抑える方が生理が始まっても、傷が増えるといったことはないでしょう。

酷くなってからだと、非常に痒いし痛いし、水仕事なんかはできません。

悪化するのを事前に防ぎましょう。

皮膚科や薬に頼る前にしていたこと

髪の毛が乱れて顔が見えない金髪の女性出典:We heart it

病院が非常に嫌いな私は、自分でできる対処法はないかといろいろ試しました。

私の場合は夜の寝ているときに掻きむしってしまうので、まず寝る前に包帯を両手に巻いて寝ていました。

痒みが強い日は、朝起きたときに傷口と包帯がくっついてしまっていて、包帯が外れてなくなっていたこともあります。

そのときはだいたい膿が出てくっついているので、慎重に包帯を外さないと傷口が広がる可能性があります。

なので、あまり包帯はオススメしません。

ほかにも、手袋をして寝たりもしましたが、夜寝ているときに痒くて外してしまっていることが多かったです。

痒くて仕方がないときは、保冷剤をタオルで巻いて痒いところを冷やすと、痒みが少し和らぎます。

これは非常に効果的だったので、よく包帯をしてタオルで巻いた保冷剤を持って、布団に入っていました。

寝る前に痒くなっても安心でした。

また、朝起きた時に掻き傷があったときは絆創膏を貼って応急処置をしていました。

絆創膏をこまめに交換しないと、今度は絆創膏を貼ったところ自体が痒くなり、傷が広がってしまいます。

水仕事をするときにも、水がかからないように絆創膏を貼ります。

痒くてかきそうになったときも絆創膏が守ってくれるので、私にとって絆創膏は必需品で、今も大量に使うことがあります。

卵アレルギーでも卵が好き

たくさんのフルーツが部屋に送られてきてテンション上がっている女性出典:We heart it

卵アレルギーだからと、親は卵の入っているものを、極力食べさせてくれませんでした。

お菓子なんかはもちろん、おでんの卵もなしでした。

でも、親は私の目の前でスナック菓子もおでんの卵も食べるんです!

それが1番苦痛でした。

食べてはいけないと言って、私の目の前で美味しそうに食べる母を恨みました(笑)

結局、お菓子や卵の入ったものを我慢したのは中学生ぐらいまでで、今では食べたいものを食べています。

逆に食べたいのに、食べられない、我慢する方がストレスが溜まり、それで余計に痒くなりそうで、ストレスが溜まるぐらいなら食べたいものを食べる!とある日をさかいに普通に卵を食べるようになりました。

これは私の自論ですが、卵を食べると痒くなる!という気持ちから、実際に卵を食べると痒くなっていたのではないかと思います。

病は気からという言葉があるように、卵が食べたい! *と思えば気にせず食べる!*

それを繰り返した今では、卵を食べても痒みはでなくなりました。

ただ、あくまで私のやり方なだけで、アレルギーのきつい方は(そばなどは特に)、死に至るケースもありますので、しっかり自分のアレルギーが食べることで、どれぐらい身体に影響があるのか理解しておくことは大事です。

理解ある周りの人たちからの支え

友人たちと海にドライブに来ている様子出典:We heart it

両親は食べ物で苦労したと思いますし、包帯を巻いてもらったり、あれこれ買いに行ってもらったり、病院に連れて行ったりと、たくさん支えてもらいました。

親はもちろん、支えてくれますよね。

ほかには、学生時代のバイト先ではアルコール消毒を手にしなくてはいけない時期がありましたが、当時の私はアルコール消毒するとめちゃくちゃ痛いので、しませんでした。

あとは、パンパンに腫れあがったときも、普通ならバイトができる状況ではないのですが、私ができますと言ったらやらせてくれましたし、またバイト仲間も気持ち悪がったりすることもありませんでした。

専門学校へ進学した際も、友人が慰めてくれたり、薬飲むのを忘れそうな時は教えてくれたりと、とても周りに支えられました。

学生時代の彼氏も、こんな手で普通なら気持ち悪いと思うのに、何も言わず包帯を巻いてくれたりと、その当時は本当に心から嬉しかったです。

アトピーは見た目が痛々しいので、周りの目を気にしていました。

特に高校3年生〜専門学校1年の頃はひどく、顔までぶつぶつだし、化粧のノリも悪く毎日憂鬱だったのですが、そういう時に通りかかる人たちが、あからさまな顔で「うわー痛そう」と言うのが私には1番嫌でした。

可哀想とか、思われたくなかったです。

普通にしていてほしい。できたら、見ないでほしい。

そう思う日々でした。

通りすがる人たちに何か思われたり言われても、周りの支えがあったからこそ、我慢できました。

前向きに根気よく

ベランダで髪の毛を風になびかせている金髪の女性出典:We heart it

高3〜専門学校1年の秋ぐらいまでは痒みや発疹に悩まされましたが、皮膚科受診と薬を処方してもらうことを繰り返したことが良かったのか、ひどい状態からは落ち着き、26歳の今では病院に通うこともせず、薬も飲まない生活をしています。

上記でも記載したように、生理前や眠たいときなどは多少痒みがあり、掻きむしることもありますが、絆創膏を貼って傷をさらにかかないようにしたり、飲み薬を飲んで痒みを和らげる程度で済んでいます。

アトピーやアレルギーで苦労している人たちはたくさんいます。

その気持ちは同じ苦労した人にしかわからないことでしょう。

痒い辛さがわからないでしょう。

食べたくても食べられない辛さもわからないでしょう。

こんな手や顔が腫れる辛さもわからないでしょう。

人の痛みや苦しみは、同じ経験した人にしかわからないことです。

何で自分だけアレルギーなの?と責めないで、アトピーでも食べたいものは食べる!といったように、前向きに根気よくアトピーに向き合っていきましょう。

アトピーは完治する薬もなければ、原因も不明です。

いつか特効薬みたいなものが開発されると、嬉しいなと思います。

written by yUUki_n

Top image via Weheartit

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