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2016年06月06日 更新 | 3,493 views

「シミの消しゴム」!レーザーより低コストなハイドロキノンとは?

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

この記事は、品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太が監修しています。

ハイドロキノンは、「シミの消しゴム」と呼ばれるほど強力な美白剤。ハイドロキノンは濃度によっては効果が出なかったり、過剰な赤みや皮むけ、白斑などの肌トラブルを起こしたりする可能性があるため、医師に処方してもらいましょう。パッチテストを行って、洗顔後20ほど経ってから、綿棒などでポイントづけするのが効果的です。

コンシーラーやファンデーションで隠しても、やはり気になるシミ。

特に、湿気や汗などで化粧崩れが起こりやすい時期は、ついそわそわしてしまいますよね。

「気軽に、そして何よりお手軽にシミとおさらばして、自信の持てる美素肌を手に入れたい!」

今回は、そんな願いを叶えてくれる、魔法のような美白成分「ハイドロキノン」について紹介します。

ハイドロキノンとは

ジャーに入ったクリームの写真

シミ治療にはいろいろな種類がありますが、保険適応外のレーザー治療などは、比較的費用がかかってしまう場合が多いようです。

また、皮膚科や美容外科での本格的な治療となると、少し敷居が高いと感じる人もいるのではないでしょうか。

そんななか、「自宅でできる」「費用がお手軽」と注目されているのが、外用薬「ハイドロキノン」です。

ハイドロキノンは、別名「シミの消しゴム」呼ばれているほどの美白剤で、近年美容マニアのなかで大注目されている成分です。

アメリカでは、ハイドロキノンは、日本よりもはるか昔からシミや色素沈着の治療薬として、病院で処方されたり化粧品に配合されたりと、多くの肌に悩みをもつ人たちに使用されてきました。

日本では、長年ハイドロキノンの使用は医師の管理下でのみに限られていましたが、2001年の薬事法の規制緩和により、日本国内でも化粧品にハイドロキノンを使用することが認められ、近年急速に知名度を増しています。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

ハイドロキノン濃度4%以上のものは、医療機関での処方となります。

ハイドロキノンは、根本からシミの原因を断つ!

ハイドロキノンのすごいところは、お肌の上層部に見えるシミの対処をするだけでなく、シミを根本からやっつけるというところ!

シミの原因は、お肌の奥深く(基底層)にいる「メラノサイト」という細胞から作られるメラニンで、ハイドロキノンは、このメラノサイトのはたらきに関与し、メラニンが作られるのを抑える作用があります。

つまり、今あるシミを薄くするだけでなく、シミのできにくいお肌を作ってくれるのです!

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

ハイドロキノンはシミ、肝斑の治療目的以外にも、シミのレーザー治療後の一過性色素沈着予防目的や、トレチノイン療法を行う際に、トレチノイン塗布周囲の炎症性色素沈着が起きるのを防ぐ目的に使われることもあります。

ハイドロキノンが有効なシミの種類

そばかすのある女性の写真

ハイドロキノンは、特にできかけのシミや色素沈着してしまったシミに有効です。実は、シミにはタイプによっていくつかの種類があるので、くわしく見ていきましょう。

日光黒子

紫外線が原因でできたシミ。一般的にシミというと、これを指します。30代頃から増えてくることが多いといわれます。

炎症性色素沈着

ムダ毛の処理や虫刺されなどでできた、かぶれや傷・ニキビ痕などがもととなったシミです。

肝斑

ピルの服用、妊娠、更年期などに現れ、左右対称にできるシミです。女性ホルモンのバランスが影響していると考えられています。

雀卵斑

ソバカスです。おもに遺伝的なものが原因で、鼻の上から頬にかけてできる小さいシミです。

ハイドロキノンの入手について

医師と患者の診察の様子の写真

ハイドロキノンには、一般的に入手できるものとして1〜5%の濃度がありますが、濃度が高ければ高いほど、お肌への負担が増え、肌トラブルを引き起こす危険性も高まります。

場合によっては副作用として、赤みや炎症、皮向けなどの肌トラブルを招く可能性もあります。

多くの場合、2〜4%程度の濃度のものが推奨されていますが、使用する人の肌質によっては過剰に反応してしまったり、期待している効果が得られなかったりする場合があります。

そこでおすすめなのが、病院での処方です。病院では、医師が個人個人のお肌の状況に応じて、最適な濃度のハイドロキノンを処方してくれます。

また、万が一使用に関連した肌トラブルなどがあった際にも、頼りになります。

ハイドロキノンの処方は保険適応外となり、自由診療のため費用は病院によって異なりますが、10gで3,000〜5,000円前後というのが相場のようです。病院に足を運ぶ前に、一度電話で聞いてみるのが良いでしょう。

ハイドロキノンの使い方

ハイドロキノンは、美容外科などでも、実際にレーザー治療と併用して使用されるほど信頼の置かれる成分ではありますが、同時にとても刺激の強い成分でもあります。

そのため、間違った使用による肌トラブルを防ぐために、正しい使い方を知る必要があります。

まずはパッチテストを!

クロスした絆創膏の写真

繰り返しになりますが、ハイドロキノンは刺激の強い成分ですので、肌トラブルを招く可能性があります。

なので、使用前に必ずパッチテストをして自分の肌との相性を確認しましょう。パッチテストの方法は、少量のハイドロキノンクリームを、二の腕など皮膚の薄い部分に塗り、絆創膏などで覆って24時間程度置くだけ。

そのうえで、赤みや炎症、皮向けなどの症状が見られなければ、いよいよハイドロキノンの使用開始です!

塗る前の準備はしっかり!

ハイドロキノンクリームを塗る前に、まずはスキンケアをしましょう。ふっくらと泡立てた洗顔料で、お肌をこすりすぎずに優しく洗いましょう。すすぎの際も、お肌に負担をかけないように、ぬるま湯で流してください。

洗顔直後は角質層に含まれる水分が多いため、ハイドロキノンの浸透性が高まりすぎることで、逆にお肌に負担をかけてしまうことがあります。そのため、洗顔後20分程度お肌を休めてから、ハイドロキノンクリームを塗ることをおすすめします。

どうしても20分待てない!という人は、洗顔後に化粧水・乳液などでお肌を整えた後、上からハイドロキノンクリームを重ね塗りし、作用をやや弱めましょう。

塗る際はシミだけを狙い撃ち!

綿棒でハイドロキノンを塗る女性の写真

高い効果の期待されるハイドロキノンですが、シミができていない部分のお肌にとっては、逆に強い刺激となってしまいます。

塗る際には、清潔な綿棒などを使い、ごく少量をシミの上にのみ塗布するようにしましょう。その際も、お肌をこすりすぎないように優しく塗ってください。

トレチノインとの併用でさらに強力に!

ハイドロキノンとよく併用して使用されるのが、「トレチノイン」という成分です。トレチノインは、お肌のターンオーバー(お肌の生まれ変わり)に作用するため、メラニン色素を体内から排出する効果があります。

ハイドロキノンと一緒に使うことで、「メラニンを作らない」+「今あるメラニンを排出する」というダブルの効き目で、シミをしっかりブロックします。

ハイドロキノン同様、トレチノインも使用を間違えると肌トラブルの原因となりますので、ハイドロキノンと一緒に病院で処方してもらうことをおすすめします。

これらの使用を約2か月間続けることで、効果が現れます。シミが消えるのを待つ時間は少しじれったいかもしれませんが、これでシミとお別れです!

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

トレチノイン使用中は男性も女性も避妊をする必要があります。

ハイドロキノン使用の注意点

ここまで読んで、今すぐハイドロキノンを試してみたい!と考えた人は多いでしょう。最後にハイドロキノンを使用する際の注意点を頭に入れておくと、より安全に用いることができます。

副作用に注意!

肌トラブルに悩む女性の写真

ハイドロキノンの使用には、いくつかの副作用が考えられます。症状としては、赤みや炎症、かゆみのほかに、メラノサイトが消失することで皮膚の色が部分的にぬけてしまう白斑という症状が考えられます。

万が一、これらの症状が出た場合は、使用をすぐに止め、病院に行きましょう。

医師と相談しながら、正しい使用方法・容量用法を守ることが、ハイドロキノンでのシミ撃退成功の鍵となります。

紫外線に注意!

ハイドロキノンを塗ったお肌は、紫外線に弱く、その影響を受けやすい状況にあります。

場合によっては、紫外線の影響で逆にシミを濃くしてしまうこともありますので、外出時はもちろんですが、室内で日が浴びる際の紫外線に対してもしっかりを対策をする必要があります

ハイドロキノンを塗ったあとは、SPF20以上の日焼け止めなどで、お肌を紫外線から守るようにしてください。

使用期限に注意!

赤い丸を書き込んだカレンダーの写真

ハイドロキノンの使用期限は、多くの場合1〜2か月です。

ハイドロキノンはその性質上、とても酸化しやすく、酸化してしまうと、期待している効果が得られなかったり、肌トラブルを引き起こしてしまったりすることがありますので、使用期限の切れたハイドロキノンの使用はやめましょう

また、開封後はできるだけ冷暗所で保管することをお薦めします。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

茶色に変色したハイドロキノンは使ってはいけません。

使用ストップの時期に注意!

ハイドロキノンの使用に欲張りは禁物です。同じ部分に長期間使用し続けると、お肌を弱めてしまい、肌トラブルの原因となりかねません。

シミが薄くなり、効果が出てきたら、使用をストップしましょう。

ハイドロキノンをうまく使って、シミ知らずの肌に

レーザー治療でしか消えないと思っていたシミですが、ハイドロキノンという魅惑の成分の登場により、気軽に&お手ごろにシミ治療が行えるようになりました。

「シミの消しゴム」で、すっぴんにも自信の持てる美肌を手に入れましょう!

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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