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2016年11月05日 更新 | 2,017 views

強力な若返り術「シルエットリフト」の効果や費用、ダウンタイムは?

シルエットリフトは、体内で溶ける材質でできた円錐形の突起付きのリフティング糸を皮下に埋め込んでたるみを引き上げる画期的な施術です。リフティング効果は即効性があり、5年近く持続。傷あとも見えないので施術が周囲の人に気づかれる心配もありません。

頬からこめかみにかけての部分は「ミッドフェイス」と呼ばれ、顔の印象を大きく左右する部分です。

そのため、現在に至るまでこの部分のさまざまなリフトアップ施術が開発されてきましたが、そのなかでも「シルエットリフト」は少ないダウンタイムで大きな効果を得られる優れた施術であると言われています。

目次

シルエットリフトとは

意図を使ったリフトアップのイメージ写真

皮膚を切開せず、医療用の特殊な糸を皮膚に埋め込むリフトアップ施術全般を指して、「スレッドリフト」と呼びます。

体への負担が少ないスレッドリフトは需要が多く、さまざまな施術が存在しますが、なかでも「シルエットリフト」はとても高いリフトアップ効果があるとされています。

シルエットリフトの特徴

シルエットリフトは、従来のスレッドリフトのさまざまな欠点を解決すべく、美容医療の開発が進んでいるアメリカで生み出された最新のたるみ取り施術です。

円錐形のコーンがついた糸を使用することで従来より強力なリフトアップ効果を実現し、コーンが体内で水分を吸って柔らかくなることで、ハッピーリフトなどに使われる毛羽立たせた糸を埋め込んだときに感じる「チクチク感」もなくしています。

また従来のスレッドリフトでは、時間が経ってからの再施術ではさらに糸を追加する必要がありました。しかしシルエットリフトでは糸を側頭筋膜に固定するため、以前埋め込んだ糸の固定部を締めなおすだけで、ある程度のリフトアップ効果がよみがえります。

つまり一度シルエットリフト施術を受けると、糸の追加の必要なしに何度もリフトアップ効果が得られるのです。

シルエットリフトはFDA(米国食品医薬品局)の認可とCEマーク(ヨーロッパの製品安全規格)を取得しており、公的機関からその安全性が認められている施術です。

シルエットリフトのリフトアップ効果が大きい理由

シルエットリフトで使う糸の写真出典:有楽町美容外科クリニック

シルエットリフトは、特殊な構造のリフティング糸を専用の針で皮膚の下に埋め込むことによりたるみを引き上げる「たるみ取り施術」です。

リフティング糸の力で、ほかの施術では得られにくい高いリフトアップ効果を実感できます。

理由1:円錐形のコーンが多量の皮下組織をリフトアップ

シルエットリフト施術に使われる糸の特徴は、円錐形の「生分解性バイオコーン」が等間隔でついていることです。このコーンが周囲360度の皮下組織をぐるりと引っかけてリフトアップするため、従来のスレッドリフトに使われる糸よりも多量の組織を引き上げることが可能なのです。

理由2:糸の結び目にできるコラーゲントンネル

この生分解性バイオコーンは「生分解性ポリマー」という素材でできており、約半年で体内で溶けてなくなります。一方、糸はポリプロピレンという素材でできており、溶けずに体内に残ります。

コーンが周囲の皮下組織を刺激していた間に分泌が促進されたコラーゲンが、糸の結び目のまわりにコラーゲン繊維のトンネル「コラーゲントンネル」を作るので、コーンが溶けてなくなったあとも一定期間のあいだ、皮下組織がリフトアップされた状態が固定されたままキープされます。

理由3:糸をこめかみの側頭筋膜で固定

糸を皮下組織のなかに埋め込むだけのスレッドリフト施術とは異なり、シルエットリフトでは糸を「側頭筋膜」というこめかみの硬い筋膜に縫い合わせて固定します。

その際、側頭部を2センチほど切開して糸を通し、側頭筋膜に糸を縫いつけます。

糸の起点がしっかりと固定されているため、よりしっかりとしたリフトアップ効果が得られるだけでなく、その効果が長期間持続します。

糸を固定することのもう一つの利点は、従来のスレッドリフトにおいて皮下で糸が移動してしまうために起こる「皮膚表面からの糸が露出」が起こらないことです。

NICOLY豆知識:) 生分解性バイオコーンとは?

シルエットリフトで使われる「生分解性バイオコーン」は、体内に挿入されると周囲の水分を水分を吸収して除々にやわらかくなっていきます。このおかげで、シルエットリフトの糸を皮下に埋め込んでもチクチクした感覚がありません。

体内に挿入してから約5か月で、バイオコーンの約50%が体内に吸収され、8~10か月で完全に吸収されると考えられています。

シルエットリフトの効果

肌のリフトアップ効果を実感している女性の写真

シルエットリフトは、「ミッドフェイス」部分のリフトアップに特に優れた効果を発揮します。

ミッドフェイスがリフトアップされることで、頬のたるみやほうれい線が目立たなくなります。また、マリオネットライン(口の横からアゴへ向かってのびるしわ)の改善にも効果があります。

ミッドフェイスのたるみがリフトアップされることで顔の輪郭が変わる人も多く見られます。顔の輪郭が逆三角形に近づき、シャープであか抜けた印象の顔になります。

リフトアップ効果は施術の直後から実感できます。術後1か月ほど経つと埋め込んだ糸が周囲の組織になじむので、その周辺でのコラーゲンの分泌が増えはじめるため、美肌効果も実感できるようになります。

そして、シルエットリフト施術の効果は、約3~5年持続すると言われています。

シルエットリフトのダウンタイムや副作用

悲しむ女性の写真

良いことずくめの画期的な施術に見えるシルエットリフトですが、コーンのついた糸を顔に埋めるとなると、やや怖い気もします。

施術後のダウンタイムはどれくらいなのでしょうか?また、副作用はないのでしょうか。

シルエットリフトの痛みは?

局所麻酔や静脈麻酔を行ってから施術するので、施術中に痛みは感じません。

シルエットリフト施術後の腫れや内出血は?

個人差がありますが、術後2〜3日間は施術部位に腫れやむくみが出ることが多いようです。内出血が起こる場合もありますが、1〜2週間ほどで消えていきます。

また、術後1週間程度は側頭部の切開した部分に軽い痛みがありますが、処方される鎮痛剤で対処できる程度の痛みです。

埋め込んだ糸が周囲の組織になじむまでの約1か月間は、施術部位に引きつった感じや違和感がすることもあります。

側頭部を切開するので顔に傷あとは残りませんが、術後から1週間程度は口を開けにくくなります。人によっては、しばらくの間は固形物が食べにくくなることもあるようです。

接客業などで、話すことが多く笑顔でいなければならない職業の人は、この期間を計算に入れて休暇を取っておく必要があります。

これらのことをまとめると、ダウンタイムは約1週間と見積もっておけば良いでしょう。

シルエットリフトの施術の様子

医師と患者のカンセリングの様子の写真

では、実際の施術はどのように行われ、どれくらいの時間がかかるのかを見てみましょう。

シルエットリフト施術中の流れ

片側の頬に糸を2本埋め込む場合、一般的には以下のような手順で行います。

1.担当医によるカウンセリング

希望する仕上がり状態のヒアリングののち、シルエットリフトが適した施術であるか否かを担当医が判断します。

適していると判断された場合は、埋め込む糸の本数や、側頭部の糸の挿入部の位置などの施術のデザインを決定します。

2.施術の準備(マーキング)

糸を挿入する部分にマーキングをします。

3.麻酔

局所麻酔を行います。場合によっては、静脈麻酔を使うこともあります。

4.施術:1本目の糸挿入

糸の挿入部である側頭部を切開します。このとき、髪を剃る必要はありません。

専用の針で切開した部分から1本目の糸を頬の皮下組織へと挿入し、頬のほうれい線上のあたりから針を抜きます。

5.施術:2本目の糸挿入

側頭部の切開した部分から、2本目の糸を1本目の糸と扇状になるように通し、頬から針を抜きます。

6.施術:糸の処置

頬から飛び出ている余分な糸を切り、コーンで皮下組織を引っ掛けながら、側頭部側の糸を引き上げて頬のリフトアップ度合いを調節します。

側頭部側の2本の糸の端を、側頭筋膜に縫合して固定します。

7.施術:反対側の頬に2本の糸を挿入

反対側の頬も同じ手順で2本の糸を挿入し、側頭筋膜に固定します。

8.施術終了

麻酔が覚めるまでの1〜2時間ほどリカバリールームで経過観察後、帰宅できます。

施術に要する時間は、埋め込む糸の本数にもよりますが、30分〜1時間程度です。

シルエットリフト施術後の経過とアフターケア

施術の直後は、糸が通っている部分の皮膚が少しデコボコすることがありますが、しばらくすると平らになります。

洗顔や入浴、メイクは施術の翌日から、洗髪は施術の翌々日から可能としているクリニックが多いようです。

腫れが悪化するのを防ぐため、術後1週間は飲酒・サウナ・激しい運動などの血行を促進するような行為は控えるように指導されます。

側頭部の切開部分の縫合に使う糸の種類により、施術後約1週間で抜糸を行う場合と、抜糸が必要ない場合とがあります。

施術後約1か月は施術箇所のマッサージは避け、美容院へ行くのも控えた方が良いでしょう。

シルエットリフト施術にかかる費用の相場は?

シルエットリフト施術にかかる費用は、埋め込む糸の本数によって異なります。

片頬に2本ずつ、合計4本を埋め込む場合では30万~50万円程度です。糸1本につき10万円を目安とすれば良いでしょう。

シルエットリフトのおもな失敗例

ショックを受ける女性の写真

口コミの例のように、「どのような失敗例があるのか」はあらかじめ知っておきたい点です。

そこで、シルエットリフト施術の失敗例でよくあるものを3つ挙げてみます。

失敗例1:皮膚がデコボコになる

口コミにもあった「糸を埋め込んだ部分の皮膚がデコボコになる」というのは、埋め込んだ糸が周辺の皮膚組織になじむまでの期間によく見られる例です。

通常は、術後1か月ほど経過すると糸がなじむので、皮膚表面からわかるほどのデコボコはなくなります。しかし一定期間が過ぎてもデコボコがなくならない場合は、糸の除去が必要になることがあります。

失敗例2:リフトアップ効果が弱まる

いったん実感できていたリフトアップ効果が急に弱まったり、顔が元に戻ってしまったりした場合は、糸の側頭筋膜への固定が緩んでいたり、取れてしまっている可能性があります。また、周辺の皮膚組織を引き上げていたコーンから組織が外れて元の位置に戻ってしまうこともあります。

顔は口の動きや表情の変化で、皮膚の動きの多い場所であるため、糸に負荷がかかりすぎるとこのようなことが起こります。この場合は、再度糸を固定する施術を行うことで対処できます。

失敗例3:術後の頭痛がひどい

糸を固定する側頭部周辺は、もともと痛みを感じやすい場所です。糸を皮下の深い位置に固定するとリフトアップ効果が持続しやすいのですが、これが原因痛みが長引いているケースもあります。

しかし、通常の施術でも術後1週間前後は側頭部に違和感や頭痛があるのが普通です。痛みが不愉快な場合は鎮痛剤を処方してもらい、しばらく様子を見て、あまりにも長引くようなら医師に相談しましょう

シルエットリフトで大事なのは医師選びとアフターケア

シルエットリフトは、切らないリフトアップ施術でありながら大きな効果が得られる画期的な治療法ですが、糸の挿入位置や方向などを正しく見極める必要があり、高い技術力を要する施術でもあります。

施術の経験が豊富であるだけでなく、リスクも含めた説明をしてくれる医師を選ぶようにしましょう。

また、せっかく受けた施術の効果を最大限にするためには術後のしっかりしたアフターケアが欠かせません。ぜひシルエットリフトで「なりたい自分」に近づきましょう。

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