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2016年11月24日 更新 | 6,165 views

子どもを授かるのは奇跡に近いこと。4年前の中絶による不妊と闘った日々[体験談]

ホストの彼と別れ、堕胎をした私。社会に出てからは真面目に事務員と働き出しました。そこで出会った年上の上司と結婚をし、子供を意識し始めます。ですが、なかなか子供に恵まれず産婦人科に通います。そこでの検査の結果、堕胎をした過去が原因で子供ができにくいという体になってしまった事実が判明しました。

海岸で一人で泣いている女性出典:Weheartit

私は当時20歳の頃に初めて本気の恋愛を経験しました。

その相手の職業はいわゆる「ホスト」というもので、私と彼の出会いは街でナンパされたことをきっかけに始まりました。

私は最初の彼氏と出会うまではホストと言う職業の男性にある種の嫌悪感を抱いていました。

しかし街で声をかけられた瞬間に、ホストという職業のイメージが払しょくされたのです。

声をかけられてぱっと横を見た瞬間にまるで芸能人のようなオーラを放っていた彼に一目ぼれをしたのです。

あまりの輝かしいオーラに神々しさを感じたものですが、私は彼の話すペースのままにいつのまにかアドレス交換をしていました。

普段ならナンパをされても自分のアドレスは教えず、代わりに相手のアドレスを聞いて、あとは返信をしないというのが私の中でのルールでしたが、帰ったらすぐに返信をしていた私。

すでに私の中で彼は特別な存在になっていました。

それから毎日連絡を取り合っているうちにいつしか付き合うようになりました。

そして付き合い始めてからわずか1か月程で同棲を始めたのですが、一緒に住むことで彼の仕事をしている様子が嫌でも見えてしまうようになりました。

「今日はお客さんとごはんを食べてから出勤するから早めに家を出るね」という話を聞いたり、お客さんからのラブコールの電話を聞いていたり、仕事とは分かっていても私は彼に嫉妬をするようになっていました。

彼にホストと言う仕事を辞めてほしかったのですが、彼には目標があってまだホストを辞められない……そこで私は彼と結婚をすることで彼を私だけのものにしたいと思うようになりました。

しかしまだ20歳だった私には結婚の2文字は重く、そう簡単にはできるものではありませんでした。

そんなある日私はいつものように会社から帰宅し、料理を作ろうと準備をしていた時、ふとお腹に違和感を感じました。

「何かが違う」と思い、トイレにかけこむとピンク色の出血。

まさかとは思いましたが、念のために妊娠検査薬を買い、検査をしてみるとやはり陽性でした。

私は驚きの反面彼の子供ができて幸せを感じました。

「これで彼を一人占めできる」と思っていたのです。

そこで私はまっさきに彼に報告すると彼も嬉しそうな表情をして「名前はどうする?」と聞いてきました。

「まだ名前を決めるのは早いよ」なんて会話をしながら幸せに入り浸っていたのです。

しかしこのころから私の悲劇は始まりました。

元彼との衝撃的な出来事

水中の中にワンピースのまま沈んでいる女性出典:Weheartit

子供ができたことで私はより一層彼にとって特別な存在になったような気がしました。

それからは「ちゃんと栄養のあるごはんを食べてね」「お腹は冷やさないように寝てね」と彼は私に優しい言葉をかけてくれるようになって、彼も私のことを愛してくれていると思っていました。

しかし私の中で彼が特別になればなるほど、どんどんと私の中での嫉妬心は大きくなっていきました。

そしてついに私は彼が寝ているすきに彼の携帯を見てしまったのです。

いけないとは分かっていたのですが、完全に私は歯止めがきかなくなっていました。

彼の寝息を横に、カチカチとメールの画面を開いてみると衝撃的な内容を発見してしまいました。

それは「私子供できたんだけど、たぶんあなたの子供だと思うの」といった内容でした。

しかし彼はその内容に否定をしており、俺の子供ではないと言っていました。

私は息が詰まりそうになりました。しかしさらにメールを開けてみると元嫁と思われるメールが残っていたのです。

内容は「今月の養育費ちゃんと払ってくれる?先月分もまだもらっていない」というものだったのです。

私は子供がいるなんて事実を知らなかったので、彼が偽りだらけの人物に見えてしまいました。

その日は何事もなかったかのように、携帯をしまってそのまま寝たのですが、私の中で彼に対する不信感は消えないままでした。

それからは彼に優しい言葉をかけられても、ぽっかりと私の心の中は空いたままになってしまいました。

バツイチで子供がいたことも隠されていて、さらにほかの女性ともSEXをしていた……こんな事実を知ってしまっては今いるお腹の赤ちゃんを産んでいいものか悩み始めていました。

そこで私は彼に携帯を見てしまったことを報告し、彼ときちんと話し合うことに決めました。

彼が仕事の休みの日を狙って相談をもちかけると、今までの出来事を正直に話してくれました。

本当はバツイチで子供がいたけど、今はお互いの人生を歩んでいること。

子供ができたといっていたお客さんとは確かにSEXをしたことはあるけど、それは仕事でしかたなくキープをするためにしたということ。

すべて正直に話してくれたのですが、私はこのまま子供を産んでいつまでも不安な生活をおくることが嫌になってしまいました。

そこで私は彼にホストの仕事を辞めてもらうように言いました。

彼も今までの行為を反省し、ホストを辞めることに承諾してくれました。

私はこのときにやっとこの苦しみから解放されると思っていたのですが、彼がホストを辞める話を社長にしたところ、大激怒したようでその日の晩に私たちが一緒に住むアパートにやってきてこう言いました。

「この男はうちのお店に100万以上のかけをしているから、仕事を辞めてもらっては困る」と言いました。

かけというのはお客さんがお店に信用だけで飲食代を借りている状態のことを言うのですが、どうやら彼氏の何組かのお客さんがお店にかりをしている状態で、その費用はおよそ100万以上にものぼるというのです。

もしお客さんがこの費用を払わなければ彼がその費用を負担しなければならず、このお金を返すまでは仕事は辞めさせないと言われました。

私はこの話を聞いて彼に対する今までの恋愛感情が一瞬で冷めてしまいました。

こんな大事な話もしていなかったのかと悲しい気持ちになり、これ以上彼と一緒にいたくないと感じました。

私は社長が家を出た後に、もうこれ以上は付き合えないことを彼に言いましたが、実際私の心の中では「本当は彼に引き留めてもらいたい」という気持ちもあり、複雑な感情を抱いていました。

しかし次の瞬間彼の口から出たのは

「分かった。じゃあ別れよう」

のひと言でした。

お腹の中に赤ちゃんがいるのに所詮はそんな簡単な気持ちだったのかと悲しくなり、すぐに別れを決意しました。

私はこのときちょうど妊娠5か月目に入りかかっていたころで、母や父からも今回の赤ちゃんは諦めておろすように言われました。

確かにまだ20歳で赤ちゃんを一人で育てていくのは厳しいと思い、初めてできた赤ちゃんを中絶することになったのです。

それからは今までのことを反省して赤ちゃんの命を大切にし、付き合っている男性と性行為をするときはしっかりと計画性をもってするようにしました。

恋人と手を繋いで丘に登っている女性出典:Weheartit

ホストの元彼と別れてから私は地元の一般企業に就職し、まじめに事務員として働いていました。

そしてその会社に就職してから4年が経った頃のことでした。

私は24歳になり、会社の先輩や後輩とすっかり打ち解けていたのですが、その中でも私を優しくサポートしてくれる上司に好意を抱いていました。

仕事ぶりも頼もしいもので、営業成績も優れていました。

次第に私はそんな彼に惹かれていき、それと同時に彼も私に興味を持ってくれるようになりました。

そしていつかの懇親会で私たちの仲は急接近し、プライベートでも食事を重ねるようになりました。

仕事以外の彼も魅力的でいつも私を笑わせてくれる彼のことがいつしか大好きになっていました。

プライベートで会うようになってから半年で私たちは付き合い始め、それからの交際はとても順調でした。

「以前の元彼と付き合っていた時は毎日不安だらけだったけど、今の彼は安心感もあるし将来結婚したいな」と思うようになりました。

彼も同時にそう思ってくれていたようで、付き合い始めてからわずか1年ほどで結婚をすることになりました。

私はまさに幸せの絶頂にいました。

しかしこの時私はまだあることに気が付いていなかったのです。

悲しみの始まり

彼がやっているスケボーを見に来た女性出典:Weheartit

結婚をした旦那はいつも私に優しくふるまってくれるので、私にとってまさに完璧な男性像でした。

結婚をしてから間もなくして「彼の子供がほしい」と思うようになった私は、彼に子作りをしたいという旨を伝えました。

この発言に対して、彼も以前から同じことを思っていたと言ってくれたので、その月から子作りを開始することにしました。

子作りには何が必要なのか、方法など必要な知識を学び赤ちゃんができることを心待ちにしていました。

しかし考えていたよりも赤ちゃんはなかなか恵まれないもので、半年……1年経っても授かることはありませんでした。

なぜだろうと考えていた時に私はある不安がよぎりました。

それは基礎体温の変化です。

私は子作りを開始した日から基礎体温を毎日測っていたのですが、見事にガタガタなグラフでタイミング療法が実践できなかったのです。

「これは何かの病気なのかな」と思い、子作り開始から1年目の冬に産婦人科で不妊検査をしに行きました。

しかし私の中では「数年前に子供を授かることができたから私の体は大丈夫だろう」と思っていました。

「子供ができないのは、もしかして今の旦那に原因があるのかも……」ということまで考えていたのです。

その日はホルモン数値を測る検査と血液検査をして、1~2週間後にこの検査結果を聞きに来るように言われました。

不妊の原因は数年前の妊娠だった?

高層ビルの窓から外の景色を見ている女性出典:Weheartit

そして検査から2週間が経ったので、産婦人科へ再び検査結果を聞きに行きました。

私は半分自信に満ちながら言ったのですが、先生の口から出た言葉は衝撃的なものでした。

それは「なかなか妊娠できないのは、おっぱいのホルモンが出すぎているからです」ということでした。

一瞬ハテナの文字が頭に浮かびましたが、先生から次に言われたのが「何らかの原因で本来は出産前後にでるはずのおっぱいのホルモンが現在過剰分泌されているから、妊娠している状態だと体が勘違いしている」ということでした。

この言葉を聞いた瞬間に私は納得をしました

数年前に子供をおろしたときに、普通の分娩方法で行ったので、それで体がいまだに妊娠している状態に勘違いしているのだと。

先生はこのホルモンの過剰分泌は薬で抑えることができるので、私も普通の女性のように妊娠ができる体になれると言いました。

週に1回の投薬でしたが、この薬を飲み忘れるとまた以前の体に逆戻りしてしまうようでした。

その日からは薬を飲むことと、同時に基礎体温を測り続けることを忘れないようにしました。

薬治療で私も妊娠できる体になった?

様々な種類のカラフルな薬出典:Weheartit

毎週薬を飲むことをかかさず、その後も子作りに励んでいたのですが、それからわずか3か月ほどであれだけガタガタだった基礎体温が正常に戻りました。

きれいなグラフを描いていて私も普通の女性と同じ体になったのだと嬉しくなりました。

「こうなれば妊娠できるのも時間の問題だな」と余裕を持てるようになった私。

しかしそれからも赤ちゃんに恵まれることはなく、いつしか不妊治療を始めてから1年が経ちました。

先生は「後は子供ができることを待つだけだ」と言いますが、現在もいまだにできる気配がありません。

不妊治療は終了しあとは自然に妊娠するのを待つだけなので、手の施しようはありません。

とりあえず現在は妊娠に良いと言われている葉酸や亜鉛、マカなどを積極的にとるようにしています。

不妊治療をして初めて気づいたこと

ソファーでくつろいでいる妊婦さん出典:Weheartit

私は不妊治療を始めるまでは子供は簡単に授かるものだと思っていました。

実際私の周りの友達は子供がすでに3人いたりと子だくさんな家族が多くて、私もそうなれるものだと思っていたのです。

しかし本当のところは「子供がすぐにできる」なんていうことは全くなくて、お腹の中に生命が宿るのは奇跡に近いことなんだと思いました。

私は20歳のころに一人で赤ちゃんを育てていけないからと中絶をしてしまいましたが、数年経った現在になって本当にほんとうに後悔をしています。

あのときに命の尊さを分かっていなかった自分に腹が立ち悔しくなりますが、今となってはどうしようもありませんが、これからは同じことを再び繰り返さないことを念頭に置いて過ごしています。

一人一人の命は重く尊いもので、決して大人の都合で昔のような出来事を繰り返してはいけないと思いました。

現在はまだ妊活中ですが、今度新しく授かった命を大切にしていきたいと思います。

Top image via Weheartit

written by ra0910

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