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2016年08月05日 更新 | 5,479 views

クレーターだらけの顔はまるでお月様……。自分を愛してはじめて気付いたこと[体験談]

ニキビやできてしまったクレーターにいいというケアは片っ端から手を出して試してきた私。ですが、その効果は期待するものではありませんでした。そんな中、特別な方法に頼ることのない特別な方法を思いつきます。それは家族や友達から掛けられたある言葉が、ニキビとの闘いに疲れ果てた私の心を癒してくれたのです。

辛いことがあり泣いているシルバーカラーの女性出典:Weheartit

ニキビやニキビ痕のクレーターにお悩みの皆さん、はじめまして。

私は目も当てられないような大量のニキビと格闘し、その果てに残ったクレーター肌との闘いに力を使い果たしました。

これからみなさんに、私の闘いの記憶と、クレーターと向き合わざるを得なくなった日々についてお話していこうと思います。

そして、この絶望の底からどんな希望をつかんだのか、是非お読みください。

悲劇の始まりと、壮絶なに生い立ち

地べたに寝転んで泣いている金髪の女性出典:Weheartit

始まりは中学生の時です。

母親譲りの「きめ細かな肌」と父親譲りの「オイリー肌」を持った私の額に、ある日から小さな赤いニキビができはじめました。

ニキビは下へ下へと移動をはじめるようになりました。

「ニキビは、とにかく洗顔をすることが大事」

そんな情報を、確か中学生向けの女の子の雑誌から得たような気がします。

周りの女の子たちと同じように、私も学校へ洗顔料とタオルを持参するようになりました。

そして、体育の後や、休み時間の合間などに顔を洗っていました。

それでも、ニキビは減らないどころか、ますます増殖していきます。

いよいよ治療したほうが良いのでは、と心配した家族の勧めのもと、街中の古い皮膚科へ行きました。

処方されたのは、硫黄の入った塗り薬でした。

温泉タマゴのような、独特のにおいがする薬です。

お風呂上がりの清潔な状態のお肌に塗布してから寝ると、枕カバーや布団カバーに硫黄のにおいがしみ込むようになりました。

それで良くなったのかどうかは、永遠の謎です。

さらに高校生の時、「クロロフィル」という植物を使用したニキビ治療のサロンに通いました。

植物を原料としている化粧品のため、抹茶もびっくりの緑色尽くしのテクスチャーと、なんとも言えないにおいです。

「植物天然由来」というと、現代ではアロマオイル配合のリッチな気分になれるものがイメージされますが、約25年前の世界には、そうしたリラクゼーションスキンケア用品はまだ一般的ではありませんでした。

自宅でのホームケアも行いましたが、硫黄と同じく、タオルが徐々に緑色に染まっていきます。

驚異の荒療治、そしてクレーター野原の誕生

黄色のインクでそばかすを表情している女性出典:Weheartit

それ以降、「アロエはニキビに効く」という情報を真に受けて、ベランダで栽培していたアロエの果肉をそのまま患部に乗せてしまっては、真っ赤に腫れ上がってしまったり、

デパートの化粧品カウンターのお姉さんの「これさえ使えば、どんなニキビ痕でも魔法のように消えて、きれいになります!」というミラクルマジックな商法に乗ってしまっては、「出ていくのはお金ばかり」という、努力の方向性を疑ってしまうような戦いぶりが続きました。

そして、極めつけは大学3年生の時です。

「またできたの」

そういう身内の声に耐えられなくなった私は、家族に内緒でエステサロンに入会してしまいました。

当時、エステサロンというのは20代女性の画期的な憧れの存在でした。

魅力的なCMに導かれて、私は夢のようなひと時を過ごしました。

しかし、そのサロンのお姉さんもまた「これを飲んで、体の中からきれいになりましょう!」とミラクルマジックな商法で美容ドリンクを提供してくださいました。

すっかり乗ってしまった私ですが、エステに通っていることの嬉しさから隙を作ってしまったのでしょう、家族にばれてしまったのです。

「そんな怪しいドリンク、やめなさい!」

そう母親に一喝されて、私はエステサロンを解約せざるを得ませんでした。

その後、最寄駅のショッピングモールにある美容室が「フランス・パリからの美容方法を導入したフェイシャルエステ」を行っているということで、母親の勧めのもと、行くことになりました。

その「フランス・パリ発のエステ」とは、パラフィンパックでした。

エステティシャンの先生の腕は確かで、本当に気持ち良いのですが、溶けたパラフィンろうを顔に塗るときが熱いのです。

熱くなければろうは溶けないので仕方ないのですが、それを顔に乗せるときだけが、私が唯一忍耐を必要とするときだったのです。

「これでニキビが治って、きれいなお肌を手に入れられるなら……!」

すべては、それだけのためでしかありませんでした。

しかし、待っていたのはニキビ治療どころか、悲惨な光景でした。

何度かエステに通っているうちに、私の顔全体、いえ、顎の下までもがニキビのかたまりでいっぱいになってしまったのです……。

細かいニキビたちが、やがて炎症を起こしては、いたみとかゆみを同時に引き起こします。

そして、化膿して、赤く腫れ上がります。

もう、どんなにメイクで隠そうとしても無理です。

私は絶望でいっぱいになりました。

アルバイトにも行きたくないのに、その時は出身母校での教育実習がありました。

行かざるを得ません。

私にとって、これ以上つらいものはないというほどに、生き地獄を体感したのです。

「どうして、私ははこんなにニキビができてしまうのだろう」

「どうして、ほかの人はニキビすらできずにきれいな肌でいられるのだろう」

どうして……、考えたところで永遠にその苦しみは消えてくれません。

もう、笑ってカバーするしかないのです。

たとえ、その笑顔が醜いものであっても、です。

顔で笑って、心で泣いて……まさにそんな日々が続きました。

やがて、赤ニキビたちとの戦いは終息を迎えました。

そのかわり、私の顔中には壮絶な戦いの痕が一面に残りました。

それが、クレーターです。

左右のこめかみから頬、口元にかけて、私の顔はまるでお月様になってしまったのです。

真の敵との戦い、性懲りもなく新たなエステへ

念入りなエステを受けている女性出典:Weheartit

若い女性にとって最も美しく輝くとされる20代は、クレーターのようにでこぼこな日々でした。

とにかく、外へ行って買い物をしても、ショーウィンドウやアパレルの鏡に映る自分を見ると、無残なクレーターです。

せっかくかわいい自分好みの服を見つけても、クレーターが半減させてしまうのです。

その頃知り合った毒舌な知人にも、

「なに、そのぼこぼこ」

など、身体的特徴をからかうネタにされてしまっていました。

「私の魅力の価値は、どこにあるんだろう……」

そんな自問自答を繰り返してばかりでした。

そして私は、性懲りもなくデパートの化粧品カウンターのお姉さんのミラクルマジックな商法に「今ならきれいになれるかな」と、まんまと乗ってしまうのです。

少しでも救いを求めたい、そんな思いばかりが私の心にひしめいていたのです。*

目を閉じて横を向いている色白で金髪ロングヘアーの女性出典:Weheartit

さらに、私はまたしてもエステサロンに通うことになるのです。

そのきっかけは、母の知人でした。

「ハーブを使ったピーリングで、あなたみたいなひどいニキビ痕やクレーターでも治せるエステがあるのよ」

その言葉に、あのパラフィンエステがよみがえりました。

半信半疑の私でしたが、やはり救いを求める気持ちには勝てませんでした。

結果から申しますと、パラフィンからハーブ粒子に代わっただけの「すり込み式の痛いエステ」でした。

ただ、あのパラフィンパックですべてのニキビの元が一気に出きってしまったのでしょう。

ピーリングエステを受けても、さらなるニキビが出現することはありませんでした。

それどころか、確かに角質が取れた後は、お肌の透明感が違うのです。

しかし、ここでもやはり本当の地獄は存在していました。

そのエステは、ハーブをすり込んでから7日間は、顔を洗えないのです。

なぜなら、ハーブをすり込んで角質を傷つけて滅ぼそうとしているので、洗顔してしまうと元も子もなくなってしまいます。

それ以前に、細かい粒子をすり込まれてお肌がひりひりと腫れている状態です。

そんな状態での洗顔は無理でしょう。

やがて2、3日すると、角質がはがれおちてきます。

それでも顔を洗うことはできず、ケアと言えば専用のローションで保湿を行う程度です。

今考えると、衛生面からして非常に疑問を呈したくなるような方法でした。

もう、笑うしかない

笑顔で砂浜に座り込んでいる女性出典:Weheartit

このピーリングエステには1年ほど通い続けました。

確かに、クレーターは若干浅くなったようであり、その意味では無駄ではなかったと思えます。

しかし、やはりお肌のターンオーバーのメカニズムを崩してしまう方法だったので、根本的な改善には至りませんでした。

それどころか、一部お肌の色素が失われているなど、やはりお肌に必要以上の刺激は与えないほうが良いのだと感じた次第です。

これは、例のパラフィンパックでも同様です。

あの時のエステでニキビの元がほぼ出きった状態になりましたが、クレーターと同時にやけどの跡のような、口元部分が一部少しだけつれるような感じになったのです。

やらなければよかったのか、それともやらないよりはましだったのか。

いまだに謎なことが多いのは確かです。

しかし、私はここまでの戦いを経て、もはや万策尽きてしまいました。

そんな中、エステや特別な化粧品に頼ることのない究極の方法をついに見つけたのです。

それは、「お肌そのものの状態を健康的にして、笑顔でいること」です。

一見、当たり前の一般論のように思われるかもしれませんが、これは本当に難しいことです。

クレーターやニキビを気にしすぎていて、何もいいことはありません。

同じお肌のトラブルがあるにしても、表情が明るい方と暗い方では、どちらが周りに対して堂々としていられるでしょうか。

今となってはもう仕方ないことですが、私はニキビを治したいという目先のことにとらわれるあまり、莫大な金額を費やしてクレーターを手に入れてしまったのです。

もしも、あの思春期の段階や大学生の時に「最低限のケアだけしていれば、あとは何とかなるさ」と構えていることができたのなら、また違った人生やお肌を手にすることができていたかもしれないと思えるのです。

もう笑うしかない、人の目にどう写ろうと、私の顔にクレーターがあることには違いないし、人と会ったらクレーターが奇跡のように消えるなんてことはないのです。

「それならば、笑った方がいいよ。せっかくいい笑顔してるのに、もったいないよ」

家族や友達に言われた言葉は、最終的に私の疲れ果てた心を癒してくれたのです。

クレーターと、とことん向き合って付き合って

青い海をみてテンションが上がっている女性出典:Weheartit

どんな顔であろうと、クレーターのある顔はもはや私の顔にほかなりません。

ならば、きれいな肌質を保つことを楽しもう、私はようやく30台半ばにしてそう心がけられるようになっていきました。

化粧品やエステに代わって活躍するようになったのは、サプリメントでした。

お肌の酸化を防ぎ、弾力や組織を再生させるヒアルロン酸やコラーゲン、マルチビタミンをせっせと購入しては摂りました。

そうした中でも、「ヒアルロン酸やコラーゲンをたくさん摂取するよりは、その成分を作り出す源のアミノ酸を重要視したほうが良い」ということに気づいていきました。

また、化粧品も、デパートの化粧品ではなく、自然食材を扱っているメーカーさんが開発した化粧品ラインナップのうちのひとつに出会ったのです。

試行錯誤を繰り返してきた化粧品選びですが、結局落ち着いたのは、雑誌で紹介されているようなモデルさん御用達のリッチな化粧品ではなく、優しい自然素材がつまった、お値段的にもそう高すぎないものです。

化粧品に関しては、長い旅の終焉でした。

中学生のころに顔を洗いまくっていたことは、実は逆効果であることもわかりました。

必要以上の洗顔は、お肌の皮脂を落としすぎてしまって、乾燥につながってしまうのです。

それが新たなニキビを作り出すメカニズムになってしまうことが真相でした。

それに、洗顔をしても、その後の保湿がきちんと行われていなかったのです。

ニキビができているところへの過剰な刺激も、今にして思えばお肌をいじめているのと同じでした。

本当に必要なものだけを患部にあげればよかったのであり、そのほかの部分まで刺激を与える必要はなかったのです。

お肌は自分自身です。

美しくしたいのであれば、お肌をスパルタ教育するのではなく、優しくいたわってあげることが大切なのです。

この長い戦いを通じて得た教訓の一つでした。

自分を愛することは、コンプレックスを愛すること

大きな白い花を髪の毛に付けて正面をみつめている女性出典:Weheartit

もう長い戦いの果てになるがゆえに言えることかもしれませんが、どんな自分でも愛してあげることがコンプレックス解消の最大の近道だと思えます。

私の場合、確かに自分を愛してあげていたゆえに「ニキビやクレーターが治ったら、もっと素敵になれる」と思って、いろいろとしてしまったのですが、それはお肌を愛してあげることではありませんでした。

自分を愛するということは、心も、お肌も、胃などの内臓も、筋肉も、すべて自分の命や生活を作り上げている部分に対して「ありがとう」の気持ちを持つことになるのです。

ダイエットもそうです。

「自分を愛しているから、やせて魅力的になる!」と意気込んで、無理な食事制限をしては、消化できるもののない胃が悲鳴をあげてしまい、胃酸の過剰分泌や自律神経の不調などにつながってしまい、結局体をいじめて壊すことになってしまうのです。

私にとって、もはやクレーターは戦友です。

「いろいろ無理させてごめんね、ありがとう。これからもよろしくね」

そういって、毎日のスキンケアにいそしむ私でした。

Top image via Weheartit

written by purukkyu

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