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2016年11月24日 更新 | 6,105 views

20年以上続くアトピーの闘いで見つけたのは、私だけの、私に合った美容法[体験談]

学生時代の時はアトピーへのコンプレックスが募っていた私でしたが、大人になるにつれてアトピーと向き合うことができるようになりました。自分に合う化粧品を見つけたり、メンタル的にもアトピーをあまり気にしなくなったからかもしれません。このお話は私のアトピーとの向き合い方を書いた体験談です。

流れる涙をおさえている女性出典:Weheartit

私にアトピーのの症状がではじめたのはちょうど7歳頃からです。

七五三の撮影をするときに、顔が赤くなり始めていて満足にお化粧もしてもらえず、とても不満だったことを覚えています。

そこからの数年は赤くただれた顔になってしまい、コンプレックスの塊でした。

マシになってもいつまた悪化するともわからない恐怖と戦っていたこともありました。

30歳を超えた現在は、症状も安定し、自分で「もうそろそろひどくなりそうだから、薬塗ろう」とか「ひどくなるシーズンだからスキンケアを念入りにしよう」とか言うように自分の肌との向き合い方が確立され、ひどくなることは滅多にありません。

アトピー肌の人は肌が繊細なため、アトピーが発症しなければ、とてもきめ細かい綺麗な肌をしていると聞いたことがあります。

かくいう私も普段は肌は綺麗だと言われることが多いです。

肌が弱い分気を使ってお手入れをするのでなおのことかもしれません。

ただ、自分の肌の調子をなんとなく感じとり、向き合えるようになるまでは本当に苦しく、コンプレックスの塊でした。

赤い顔が嫌で仕方なかった小学生時代

インクで汚れた手を広げている女性出典:Weheartit

私は7歳の頃からアトピーが発症し始め、本当にひどくなったのは8歳、9歳の頃でした。

顔が真っ赤にただれ、誰が見てもアトピーであることがわかる状態でした。

一時は無菌室で入院が検討されていたほどでした。

でも、なるべく普段の生活の中で治していきたいと考えていた両親は名医と呼ばれる先生がいる病院に電車で通わせながら、私の治療をすることにしました。

普段の生活でもプールは禁止、埃の立つようなことも禁止だから、マット運動、運動場での体育、掃除も禁止でした。

私はこのころからプールに入れなかったので今も泳ぐことができません。

赤い顔だけでも嫌だったのに、普段の学校生活でもやってはいけないことが多く、いつも特別扱いされてしまうことが嫌で仕方ありませんでした。

でも、すこし無理をしてみんなと同じことをしようとすると、痒くて痒くて、我慢できなくなってしまう。そんな日々でした。

一つ、とても衝撃的に覚えていることがあります。

小学校で毎月お誕生日の子に似顔絵をプレゼントするというイベントがありました。

お誕生日の子は前の教卓に座ってみんなに似顔絵を描いてもらう。

そしてそれをプレゼントしてもらうというものです。

私が誕生日の月にはもちろん私も描いてもらいました。

とても、嬉しかったのですが、もらった似顔絵の中に数人私の顔を赤く描いた子がいました。

私は赤くただれた顔をしていましたし、友達は疑問を持たず、そのように書いたようです。(後日先生がその子に確認していました。)

その絵を見て、かなりみんなの目には赤くなった顔の私が写っているんだなと再確認してとてもショックだったことを覚えています。

ただ、優しさに触れることも多かったのも事実です。

友達がとても気を使ってくれて私の代わりに掃除をしてくれたりすることもありました。

ですが、このころの私はみんなと同じことができないことが嫌だったなぁ。

本当はもっと色んな親切に感謝しないといけなかったんだろうなと今になって思いますが、当時の自分はそんな余裕は全くありませんでした。

ひどくなったり治ったりを繰り返した中学生時代

下をうつむいている鼻の高い女性出典:Weheartit

ある薬が見つかったこともあり、一時期のような赤くただれた顔ではなくなっていましたが、すこし油断するとすぐに再発してしまうような日々を繰り返していました。

先生、保護者が気にかけてくれていたような小学校を卒業し、中学校では特別扱いしてもらうことが減った分、自己管理がとても大切になっていました。

また、小学校より悪意のある言葉を浴びせられることも多く、小学校より症状はマシになっていたものの、コンプレックスとしてはこの時期が一番強かったように思います。

このころの私はあまり目立ちたくないと考え、引っ込み思案になりがちでした。

本当に仲のいい友達数人とひっそり過ごしたい常にそう感じていました。

自分なりに向き合い方を見つけ始めた高校生時代

山の上から霧で白くなった景色を見ている女性出典:Weheartit

高校生になり、自分なりにアトピーと向き合い始めていました。

このころになると顔に湿疹が出ることは減り、首の周りによく出るようになっていました。

湿疹がひどくなった時は、首の隠れる服を着たり、スカーフを巻いてみたり、自分のコンプレックスを隠してファッションを楽しもうという気持ちが出てきて、以前より行動が活発になりました。

小中学校ではあまり無理せず、治療中心の日々を送っていましたが、このころになるとそこまで治療で病院に通うことも減っていたので、クラブ活動等少し行動範囲が広げていくこともできました。

しかし、無理がきかないというところはあまり変わりなく、少しクラブ活動や、テスト勉強等で睡眠不足になるとアトピーの症状が悪化し、一度それがヘルペスになり広がり、1か月の安静を言い渡されたりしたこともありました。

しかし自分の体力の限界が見極められるようになったのもこのころであり、全く無理できないこれまでの生活とは違いとても楽しくなりつつあったことを覚えています

顔に金箔をつけてゴールドアクセをしている女性出典:Weheartit

高校を卒業するころには季節によって体の一部に症状が出るくらいであまり気にならなくなっていました。

それは、アトピーである自分の肌ときっちり向き合えるようになってきていたからだと思います。

使用する化粧品も肌に優しい無香料無着色のものを選び、肌への負担を最小限にしていました。

自分の肌に合う化粧品、クリーム等がよくわかってきたのも肌を健康に保つきっかけになっていたと思います。

スキンケアに特に気をつけていたのは花粉が多い時期、汗が多い時期、乾燥が激しい時期です。

この時期には保湿をしっかりとし、外から帰ってきた時には洗い流すようにして肌を常に清潔に保つことを心がけていました。

メンタル的にもアトピーであることを受け止められるようになっていたと思います。

これまでは極力アトピー出ることを隠したいと思っていました。

このころになるともちろんアトピーであることをおおっぴろげにしたいとは思っていませんでしたが、ひた隠しにしたいとも思っていませんでした。

すると意外にアトピーで苦しんでる人が多いことに気づきました。

人によって酷さは違いますが、「実は私も苦しんでるよ。または苦しんでたよ」という人に会うことも多かったです。

やはりアトピーは現代病のひとつとしてあげられるくらいですし、苦しんでいる人も多いのだということを肌で感じました。

少し湿疹が出ると、「季節的に弱いわ」とか「無理しすぎたかな」とか体のバロメーターのひとつとして感じ取れるようになっていました。

アトピーと花嫁

ウエディングドレスをきて夕日を見つめている女性出典:Weheartit

このようにアトピーと向き合ってきた私ですが、結婚できることになった時はとても嬉しかったです。

ですが、それと同時に結婚式までの日々をいかにアトピーをあまり出さずに過ごすかに私自身も私の両親もとても気を使いました。

やはり花嫁衣装は露出も多いです。

できればアトピーのない綺麗な姿でウエディングドレスを着たい。

綺麗な姿で写真に収まりたい。と思っていました。

綺麗な花嫁姿がいい。これは誰もが抱く女心だと思います。

結婚が決まると、アトピーの人専門のエステに少し通いました。

シェービングもそのエステで最新の注意を払ってやっていただきました。

最近ではアトピーの人も多いので、こういうアトピーの人専門で見てくれるエステも増えているようですね。

ただ、あまりいじりすぎるとそれはそれでよけい肌が荒れていきそうなので、それは自分自身で確認しながら準備を進めていきました。

病院にも足繁く通い、直前には少し強めの薬を処方してもらって無理やり収めた部分もありました。

周りの方に協力してもらってなんとか結婚の日を迎えました。

結果的には一切アトピーのない綺麗な肌でっていうのは無理でした。

両親も少し残念がってはいましたが、私は自分の肌はこんなもんだと思えたし、自分が気になるほどひどいわけではなかったので大満足で写真に収まることができました。

アトピーと妊娠、出産

子供と同じ髪型とポーズをしている親子出典:Weheartit

これまでで一番気をつかったのは妊娠、出産の際だったかもしれません。

これまで使用していた塗り薬も使用できなくなってしまうし、飲み薬も飲めなくなってしまうからです。

妊娠を考え始めた頃から、漢方やハーブを使った自然治癒を歌った病院へ行ったりもしましたが、あまりあった治療方法は見つかりませんでした。

ただこれまで1年以上アトピーが全く出なかった時期はないので、妊娠をしてこれまでの薬が使えなくなってしまったらどうなってしまうのだろうか。ととても不安でした。

ホルモンバランスが変わってくるので、アトピーがひどくなるかもしれないし、逆にマシになるかもしれない。

どうなるかわからない不安さがありました。

実際の妊婦生活は思ったよりはひどくなりませんでした。

おそらくたまたまだと思います。それでも一切アトピーが出なかったわけではありません。

本当は薬は一切使用せずに行けたら良かったのですが、やはり無理な話でした。

痒みや赤みに対するストレスを抱えた状況の方が子供への影響がよくないかもしれないということで、結局は子供に影響がないと思われる薬を使い、妊娠生活を乗り切りました。

そうは言っても子供への影響はとても気にしていましたが、今の所あまり影響は感じていません。

アトピーと子供

色白でまん丸い顔の金髪の赤ちゃん出典:Weheartit

私が今一番懸念していることは子供へのアトピーの遺伝です。

あまりこの辺は詳しくないですが、とりあえず乾燥がよくないと自分の経験からも思っているので子供への保湿、そしてクリーム選びには気を使っています。

今はそれくらいの対策ですが2歳になる娘はまだ何の症状もありません。

自分も症状がではじめたのはもう少し大きくなってからなので、まだわかりませんが、自分が苦しんだ分娘にはできれば引き継いで欲しくないので自分ができる範囲での対策はとっていってあげたいと考えています。

現在のアトピーとの戦いかた

友人との待ち合わせに向かっている女性出典:Weheartit

30歳になった現在の私は今もなお、常にどこかに湿疹が出ていることが多いです。

また、花粉の季節汗の多い季節にはやはり湿疹がひどくなります。

ですが、ここまでひどくなったら行きつけの皮膚科で薬をもらおう、これくらいならこのオイルで保湿し続けていたらマシになるだろうという対策方法が確立されていますし、普段のスキンケアもこれを使用すればまず間違いないというクリーム保湿オイルがあります。

これがあるのとないのとでは心の安定がやはり異なってきます。

具体的にお手入れ方法をあげると私は化粧水、乳液は無香料無着色の肌に優しいものを使用し、美容液はホホバオイル、セラミドの原液、ヒアルロン酸の原液等を自分で配合して自分なりの美容液を作って使用しています

基本的には既成の肌に優しい化粧品を使っていましたが、やはり美白効果等もあまりないことに少し不満がありました。

そこで試しに自分で好みの成分を使用して美容液を作ってみたらお肌にとてもあったので現在はそれを基本のスキンケアとしています。

また、アロマの勉強をし、資格を取得しました。

現在はどうしてもひどくなってしまうとお薬を使用しています。

でも本当はお薬は使用したくないです。なので少しずつアロマを取り入れて自分なりのスキンケアを確立していけたらと思い、勉強を始めました。

実際にはまだ調子のいい時はそれを保持するためにアロマを使用、少しの炎症であれば同じ方法で対処しています。

今後は炎症がひどくなってもアロマで戦えられればという理想はありますが、現在のところはそこまでは力及ばずです。

またやはり過去のひどい時期の記憶があるので、あまりひどくなる前になんとか治してしまいたいという気持ちが強く出てしまうのが正直なところです。

現在は、昔に比べてアトピーの治療法も確立されてきています。

ステロイド剤の使用も昔ほどためらわれなくなったと思います。

やはり使用しないに越したことはないし、いつまでもアトピーゼロであればそんなに嬉しいことはありません。

ただ、自分の体質もまた受け入れなければならないと今は思っています。

アトピーが出れば少し生活を見直して、規則正しく整えてみる、食生活も考えてみる。

そうやって少しずつこのコンプレックスを向き合っていければいいなと現在の私は考えています。

Top image via Weheartit

written by takammy

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