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2016年11月24日 更新 | 3,629 views

歯並びと口臭に悩んだ私が、笑顔に自信を取り戻すまで[体験談]

会社の先輩に指摘されて、自分の口が臭く、歯槽膿漏を引き起こしかけていることに気が付いた私。歯磨きを一生懸命して歯茎の腫れがなくなったとたん、今度はまるでゾンビのような自分の歯並びの悪さに目が行くようになってしまいます。そこで、歯科矯正をしようと思い、歯医者さんに相談しますが断られてしまいます。

友人と仲良くお揃いの服を着て記念撮影している様子出典:Weheartit

今の若い子だったら歯科矯正というのは当たり前ですよね。

審美歯科というものもよく目にするようになり、自然な笑顔のために歯科矯正をするのが普通という国もあります。

歯科矯正とは20歳前後までがピークで、それ以降の年齢がやろうとしてももうなかなか歯が動かない、思ったほどきれいにならないと言われ、高校時代とかに口内に器具をいれている人は、今ではそれほど驚かなくなったけど、私の時代はなかなかそういう人はいませんでした。

歯並びに対してそれほど注目されていなかった時代ですから。

やろうとすればかなりの金額がかかる、している人も少ない、しかもアイドルたちの八重歯が可愛い、と歯並びが多少悪くても受け入れられていた時代でした。

今では歯並びが悪いと口内環境に影響し、歯ブラシが届きにくいことから歯周病のリスクを心配して、小さい頃に歯科矯正をしようという動きが当たり前になってきましたね。

小さい時に硬いものを食べず、柔らかいものばかり食べているとあごが小さくなり、これから出てこようとしている歯の分のスペースが確保されないと、歯並びは悪くなります。

時代、と言ってしまえばそうかもしれません。しかし学生の頃はなんとも思っていなかった自分の歯並びが、社会に出るにつれ、コンプレックスになり、口を開けて笑うことが嫌になった私の体験談です

大きい前歯が可愛い

ドレスを着て手を合わせている金髪の子供出典:Weheartit

まだ永久歯が生えない頃は自分の歯並びがどうなるかなんて、全く想像もつきませんよね。

親の歯並びをまじまじ見たこともないし、大きくなればきっと綺麗に歯が並ぶものだと、なんの心配もしませんでした。

今では歯磨きに対していろいろな情報がありますけれども、私の小学生時代はいちご味の歯磨きペーストでしゃかしゃかと磨くくらい。

起きたら磨く、けれども夜歯磨きをするという習慣はなかったような気がします。

あの味のついた歯磨き、嫌いなんですよ。

でも親は子供だからといって、それを買ってくる。

「これ、やるとげーーってなる。」と言ってもわからない。

子供はいちご味と誰もが疑いませんでした。

どちらかというと私はあごが華奢なタイプです。

体も小さいからあまり気にしませんでした。逆に、あごが張っている女の子が男の子にからかわれて泣いているのを見て、華奢なあごでよかった、と思ったものです。

今ならばわかります。

これから出ようとする歯たちが自分のスペースを確保しようとして、スペースがない歯はしかたなく重なったり、出っ張ったりして出たのはこの華奢なあごが原因の1つだってことを。

大きな前歯が2本、その後ろに小さい歯が、申し訳ないように重なって出てしまいました。

ぱっと見、ビーバーか、リスです。

リスがドングリを食べるその姿をテレビで見て「ああ、可愛い!」と、よく思ったものです。

愛くるしいその姿に自分を重ねて見ていました。

現に近所のおばさん達は、「前歯が大きくて、可愛いわね。」とまで言ってくれたのですから、この歯並びを否定する人は誰もいませんでした。

いつまでも日陰の身ではなかった

笑顔で歯医者さんで治療している子供出典:Weheartit

永久歯が虫歯になると、最悪抜歯です。

フッ素が虫歯をなりにくくすると言われるようになったのは最近のことで、私の時代は、虫歯=甘いものを食べたから、でした。

ちゃんと歯磨きをしっかりしていれば、虫歯菌を除去できたのかもしれないけれど、歯磨きをしない弊害について情報薄の時代でしたから、歯が痛い→虫歯→ある程度治療→手遅れなら抜歯の図式が当たり前でした。

大きな前歯は相変わらずでした。

そして重なっている歯を磨くのが段々難しいことに気がつき始めました。

前歯なので磨けるのですが、隅っこをしっかり磨ききれているかというとどうでしょう。

いつのまにか、重なって見えにくい歯茎の歯磨きがおろそかになってきたのです。

「なんだか、ぶよぶよする。」

ある時そこの歯茎だけ、周りの歯茎の色と違うような気がしました。

歯医者さんにいくと、スケーラーで歯茎の中の膿を出してくれます。

血が出ます。口の中に血の味がします。

「磨いて血が出てもそれは悪い血だからよく磨いてください。」と歯医者さん。

陰に隠れているところはどうしても磨きにくい。

今だったら細い歯ブラシも、ピンポイント用の山型歯ブラシもあるけれど、ベーシックな長方形の歯ブラシでは届かないところがあります。

強く当たれば出血する。ちゃんと磨かなくても出血する、堂々巡りでした。

口紅をつけると……

リップを塗ってもらっている女性出典:Weheartit

高校を卒業すると一気に女子は化粧解禁です。

当時は卒業生に対して、化粧品屋さんからDMが届き、お化粧体験と称する営業が多々ありました。

ファンデーションやアイシャドウをつけてもらうと、慣れないせいか、みんな金魚のようです。

さじ加減を知らないから、言われるがままにつけてしまうのですね。

「今年の春の口紅はこの色が流行りですよ。」と美容部員さんがつけてくれます。

リップブラシでつけてもらう時、口を開いた方がいいのか、閉じたままでいいのかわからず、また美容部員さんの顔がかなり近くにあるのでドキドキしたものです。

鏡に映る口紅をつけた自分の顔。にって笑うと下唇に大きな前歯がのっかかります。

それはそれで可愛いのですが、もう少し口を横に開いたら、なんだか不自然なのです

アイドルたちの綺麗な歯並びとは違う、凸凹な歯並び。

なんだか笑顔に力が入らなくなりました。

口紅をつけて困ったことがあります。大きな前歯に気がつくと口紅がついていることです。

話に夢中になっていて、ふとトイレに行って鏡を見ると、前歯に口紅が付いているのを気がついて、

「きっとみんな気がついたけど教えてくれないのね。」と思い、強い色の口紅が苦手になってきました。

「口、臭うよ。」

花束で顔を隠している女性たち出典:Weheartit

重なっている歯莖は体調によって出血するようになりました。

そう、いわゆる歯槽膿漏になりつつあったのです。歯槽膿漏ってお年寄りの病気と思っていましたから、まだ20代後半の私はびっくりしました。

歯槽膿漏になると臭うと聞いたことがあるので、もしかして周囲の人は気がついているのでは?と思うようになりました。

実はそう思うようなきっかけがあったのです。

職場の人に声をかけると、その人がなんだか顔を背けているような姿が度々目にするようになりました。

臭うのかな?と思っても聞けませんよね。

すると一人の先輩が。

「口、臭うよ。」と言ってくれたのです。

びっくりでした。知らない間にみんな、そう思っていたの?

歯医者さんにいくと、歯周病になりつつあるからと、歯磨き指導を初めて受けたのです。

歯磨き指導よりも、自分が臭っていることがショックです。

しっかり歯磨きをすれば、歯茎が引き締まり、歯槽膿漏にならないですむ、と聞いて、一生懸命磨くようになりました。

食事のたびにしっかり磨く、当たり前のことなのですが、当時毎食後磨く人は少数派でした。

1度臭う、というレッテルを貼られるとそれを覆すのはなかなか難しいです。

なんだか人と話すことも嫌になってきました。

前歯が大きいので口がしっかり閉まらないのですが、キュッと硬く口を閉めるようになり、顔をあげるのも嫌になりました。

人に会うのが億劫になり、自信がなくなりました。

山の上で採取した果物を食べている女性出典:Weheartit

歯磨きを一生懸命やったおかげか、歯茎の色もピンク色になり、臭いもしなくなりました。職場の人とも話せるようになりました。

ただ、新たな問題が起きたのです。

それは、歯磨きをしっかりしたおかげで歯茎の腫れがなくなったため、歯並びの悪さが強調されるようになったことです!

その頃流行った映画のゾンビのような歯並びというとわかりやすいでしょう。まるで骸骨?

リスのように可愛かった前歯はより前に出ているように見え、つぶらな印象だった日陰の歯は長く見えます。

歯茎がしまったおかげで、真っ直ぐに生えていない歯がより強調されてみえるようになりました。

綺麗なスマイルラインなんてとんでもない!もともとしまりのなかった唇に歯が覗きます。

友達と写った写真は自分の口元だけしか目がいきません!

ああ、こんな風に見えているんだ!

どんなに綺麗な化粧をしたって、こんなゾンビのような口元じゃあ、みっともない。

飲み会や合コンなど、ちょうどお誘いが多くなった年齢です。

男性とおしゃべりするなんて、とんでもない!こんな姿の女と付き合いたいなんて人が出るはずがない!

この歳になって歯科矯正?

ヘアセットをして正面を見つめている女性出典:Weheartit

高校生で、歯科矯正をしている姿を見たことがあります。

あの器具で引っ張られるので、歯が動く時痛みを感じるそうです。

口元に器具をはめていても、私よりも堂々と恥じらうことなく笑っているその姿が羨ましい。

「歳をとると歯が動きにくいから、期間も長くなるし、その分費用もかかります、また、効果が出るかどうかはお勧めできません。」

相談した歯医者さんからはきっぱり言われました。

もう遅いのか?

今まで診てくれていた歯医者さんはどうしてもっと早く言ってくれなかったのか?

そもそもどうして親は子供がこんな歯並びなのに、放っておいたのか?

最後の方になるともう逆恨みでしかありません。

情報がないこと、自分が無知であることもあるでしょう。

今では普通にある審美歯科なんてなかった時代です。

誰もが歯が痛い時にだけ、歯医者に行く、と思っていた時代です。

いろいろな情報を得ようと、本屋さんに行っても専門書もありませんでした。

歯周病と審美というとやはり歯周病に重点がおかれていたことはしかたのないことなのかもしれません。

ある程度年齢が行くと歯科矯正は難しい、というのも歯医者さんの中ではそういう情報しかなかったのでしょう。

好きな人に対しても、遠慮がちな笑顔のままでいるのか?

自信がもてないままでいるのか?

学生とは違います、治療代は自分で稼いだお金を使えます。

なんとかならないのだろうか?

見た目だけを治す? 

口を開いたまま正面を見つめている二重の女性出典:Weheartit

仕事の関係上、今まで通っていたところとは別の歯医者さんに行った時です。

今まではかなり年配の歯医者さんだったのですが、そこは開院してまだ歴史が浅く、先生も40代になったばかりでした。

たまたま親知らずの治療で受診したのですが、治療が終わる頃、思い切って聞いてみました。

「私、この前歯が曲がって見えるようなのが嫌なんです。」

一生懸命磨いていたので口内全体的に歯茎の状態がよくなり、歯周病にはなっていなかった反面、歯茎がしまって歯が全体的に長く見えるようになっていました。

気にしているのもあるのでしょうが、各々の歯が勝手な方向に向いているような気がしていました。

凸凹にもなっていて、理想としている綺麗な歯並びからは遠くかけ離れていました。

リスの前歯はちょっと横に流れていて、まっすぐ下に伸びていない、なんだか年齢以上に年齢を感じさせる口元でした。

「確かに歯科矯正はもう難しいかもしれないけれど、見た目はなんとかなりますよ。」

初めて審美歯科というのを知った瞬間でした。

つまり自然なスマイルラインになるように歯を削って、歯の上物をつけ、見た目の凸凹を減らして行く、ということなのです。

丈夫な歯の神経を抜いてしまうのですが、今のままでは磨きにくい部分が出ているので、歯槽膿漏の危険性が高い、まずは磨きやすくすることが一番、と言われました。

歯並び一つで噛みやすくなり、体も健康になる、と聞かされ、できるだけ神経を残して上物をつける、と言われました。

前歯なので保険外の可能性もあります、と言われましたが、覚悟の上です。

「見た目がかなり変わりますよ。」

これだ!と思いました。

私なりのスマイルライン

鼻が高くて肌の綺麗な笑顔の女性の横顔出典:Weheartit

3ヶ月くらい治療期間を要したでしょうか。

理想的なスマイルラインとは言えませんが、ゾンビのように前歯が曲がって見えたあの頃とは全く違います。

口も閉まりやすくなりました。

前歯はやっぱり他の歯に比べてちょっとリスっぽいけども、その日陰の歯を前に少し出したおかげで、凸凹がなくなり、磨きやすくなりました。

ここが引っ込んでいたせいでなおさら前歯が目立ったのです。

笑うと自然に白い歯が並ぶなんて諦めていましたから。

口を開けて笑うこと、こんな普通のことなのに、すごく嬉しい。

自信をもって、人と話すことができます。

口紅も目立たない色ではなくて、自分の好みではっきりとした色を選ぶことができます。見た目がこんなに内面に影響するなんて!

大きな口を開けて笑える幸せ。自分に自信が持てるようになりました。

私の体験は情報がない時代のものでもありますが、今の時代でも、自分にあった情報をつかみとること、それが大切だと思います。

今は情報過多と言われています。

いろんな情報が入ってきます。

その中ですべての情報を鵜呑みしない、諦めない、自分で調べる、確かめる、そうすることで自分の悩みを解決するヒントは必ず見つかります

Top image via Weheartit

written by Kotoe.rin

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