2017年10月12日 更新

レーザートーニングによる副作用を防ぐ方法3選

レーザートーニングは副作用が穏やかで、治療が難しいとされる肝斑に有効といわれています。しかし、効果を感じない、肌が荒れた、など副作用や失敗ともいえるような症状が起こることもあるようです。レーザートーニングの効果を高めるためには、スキルのある医師の治療を受け、アフターケアをしっかりすることが重要になります。

品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太

この記事は、品川スキンクリニック表参道院 院長 石橋正太先生が監修しています。

ほかのレーザーでは治療効果が上がらないとされる 肝斑やシミ、くすみ、毛穴の引き締めにも効果が期待できる レーザートーニング

しかし、実際にレーザートーニングを受けた人のなかには、副作用や失敗に悩まされている人もいるようです

レーザートーニングの治療を受ける前に、まずはレーザートーニングの治療や起こりうるトラブルについてくわしく知っておきましょう。

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目次

レーザートーニングとは

エステを受ける女性の写真

レーザートーニングとは、メラニン細胞を刺激しないレベルのレーザーを照射して、メラニン色素を少しずつ破壊していく治療法。

このレーザートーニングは、 通常では治療が難しいとされる肝斑を薄くする効果が期待できます。

レーザートーニングは波長が長いため、皮膚の深いところにある肝斑のメラニン色素にまでしっかりレーザーが届くのです。

また、波長の長いレーザーはコラーゲンの生成を促し、肌にハリやキメを与えてくれるので、毛穴の開きや浅いしわなどの改善も期待できます。

治療も1回当たりの治療時間が10分程度で終わり、すぐにメイクが可能なので気軽に受けることのできる治療でしょう。

しかし、メラニン色素を少しずつ減らしていくことが目的なので、1回の治療で効果を実感することは難しく、週に1回程度の治療を数回繰り返すことが推奨されています。

レーザートーニングは副作用が少ない

レーザートーニングは肌へのダメージや副作用が少ないのもうれしいポイント。

従来のレーザーは照射した部分の中心のエネルギーが高く、照射した部分の周辺のエネルギーは低くなっているため、レーザー照射径の中心部分は比較的炎症を起こしやすく、 肝斑に当てると状態が悪くなってしまうこともあります。

一方、レーザートーニングは照射した部分に均一にエネルギーが当たるため、そのような心配がありません。また、レーザートーニングは低出力なので周辺組織への余計な刺激やダメージを与えることが少ないです。

レーザートーニングで起こり得る副作用

鏡を見る女性の写真

レーザートーニングは、副作用が少なく肌にやさしいといわれています。しかし、副作用はゼロではありません。

レーザートーニングで起こる副作用とはどのような症状なのでしょうか。

副作用1:赤くなる・痒みがでる

レーザートーニングは低出力の照射ですが、それでも肌にとっては刺激になります。

そのため、人によっては照射した部分が赤みを帯びたり、かゆみを感じたりすることもあります。

ただし、照射部分が赤くなったり痒くなったりしても、たいていは数時間で治まります。

まれに治療中の痛みが強い人は赤みやひりひりした痛みが数日に渡って続いてしまうことも。そのため、痛みがあった場合はすぐに医師に伝えることが大切です。

数日経っても、赤みや痛みが引かない場合は治療を担当した医師に伝えて診察を受けましょう。

赤みがでることもあるため、クリニックによっては薬を処方するところもあります。

副作用2:照射した部位が乾燥する

レーザートーニングでは、照射した部分の水分が失われるため、肌が乾燥状態になってしまいます。

肌の乾燥はレーザーで治療する以上は避けられない症状ですが、保湿をしっかりすることで対処が可能です。治療後は保湿用のローションやクリームを塗って、丁寧にケアをしましょう。

治療後の肌は乾燥気味になります。
そのため、お手持ちの化粧水、美容液、乳液での保湿をマメに行いましょう。

副作用3:ニキビや吹き出物ができる

レーザートーニングを照射すると肌が乾燥するため、水分の蒸発を防ごうとはたらきかけ、多くの皮脂を分泌します。そのため、ニキビや吹き出物ができてしまうことも。

肌の乾燥によって皮脂が大量に分泌するというのは、もともとニキビができやすい人に多く見られる症状ですが、レーザートーニングでの副作用の場合、ニキビとは縁のなかった人にも関係してきます。

しかし、レーザートーニングの治療によるニキビや吹き出物は、皮膚が乾燥したための一時的な副作用であり、ニキビが消えると同時に毛穴が引き締まり、肌のツヤやハリを感じることもあるようです。

副作用4:肝斑やシミが濃くなる

レーザートーニングでは、照射するレーザーの設定や照射方法が適切でないと、照射された刺激で色素を生み出す「メラノサイト(メラニン細胞)」が活性化し、肝斑やシミの色が濃くなってしまうという副作用があります。

メラノサイトが活性化する要因は、治療する医師のスキルにあることが多いようです。

また、治療後に日焼けをした場合も肝斑やシミの色が濃くなってしまうことがあるため、レーザートーニングのアフターケアにおいての日焼け対策は欠かせません。

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レーザートーニングのの失敗例

顔を隠す女性の写真

レーザートーニングは肝斑や美肌に効果的といわれている反面、 治療効果を感じることができないといった、失敗といえるケースもあるようです。

よくある失敗例と医師の解説をあわせて紹介します。

失敗例1:効果を感じない

レーザートーニングでそばかすを消したかったのに、まったく変化がない。

そばかすの治療が目的でしたら、光治療の方が1回1回の効果を実感しやすいかもしれません。

光治療後、そばかすが浮き上がってきて濃く感じる時期がありますが、薄いかさぶたようになり剥がれます。

失敗例2:肝斑が悪化した

医師のすすめで肝斑のレーザートーニングを受けたが、色素沈着したみたいに肝斑が悪化してしまった。

色素沈着のように悪化してしまった人は、以下のようなケースが考えられます。

日焼けをした状態で受けた
メイクをしっかり落としていない状態で受けた
リフトアップ術の金の糸など金属が顔に入った状態で受けた
リウマチで金製剤を使用した状態で受けた
レーザーの設定が適切でなかった
(波長、エネルギー密度、スポット径、重ね打ちの数など)

失敗例3:色素が抜けすぎた

照射した場所の色素が抜けすぎて、部分的に白くなってしまった。

レーザートーニングの効果を出すために、レーザーの出力を上げて治療を繰り返すと、色素が抜けすぎてしまうことがあります。

レーザートーニングの治療で色素が抜けすぎるという失敗を避けるためには、医師がどこまで皮膚やシミの状態、肝斑の様子を把握できるかが重要になります。

失敗を防ぐためには、経験と実績のある医師がいるクリニックで治療を受けましょう。

失敗例4:回数を重ねても効果がない

進められた回数、治療を受けたのに効果を感じなかった。

肝斑は紫外線や摩擦、女性ホルモンの変動によっても悪化します。

せっかくレーザートーニングを受けていても、

・紫外線対策をしていなかった
・洗顔やクレンジングの際にゴシゴシ強くこすってしまった
・妊娠・出産、強いストレスにより女性ホルモンに変動がある

このような場合は、レーザートーニングの効果を打ち消してしまうがあります。

また肝斑と間違えられやすいものとして、アザの一種である後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)というものがあります。

ADMであった場合、レーザートーニングでは改善は見込めず、Qスイッチルビーレーザーが唯一の治療となります。

まずは、自分の肌の症状に、レーザートーニングは適しているのか、どれほどの通院が必要なのかを医師に確認してから受けるようにすると良いでしょう。

レーザートーニングによる副作用や失敗を防ぐ3つの方法

洗顔をする女性の写真

レーザートーニングの治療での副作用は日数とともに解消されケースもありますが、失敗を修正するというのはなかなか難しいかもしれません。

副作用や失敗を防ぐためにはどうしたら良いのかを知っておくと、事前に防げるかもしれません。

副作用や失敗を防ぐ方法1:「トラネキサム酸」を服用する

肝斑の治療のひとつに、ビタミンCやアミノ酸の一種で抗アレルギー作用などを持つ「トラネキサム酸」などを服用する方法があります。

そのため、薬物療法とレーザートーニングを併用するとより高い効果が期待できるといわれています。

薬物療法とレーザートーニングを併用しているクリニックも多くあるため、治療前の診察のときに相談してみましょう。

副作用や失敗を防ぐ方法2:アフターケアを念入りにする

レーザートーニングは低出力とはいえ、肌にダメージは残るためアフターケアはしっかりと行いましょう

<レーザートーニングのアフターケア>

  • 紫外線対策をしっかり行う
  • 肌が乾燥しないように保湿をする

副作用を防ぐためにも、まずはこのふたつを守ることを徹底しましょう。

副作用や失敗を防ぐ方法3:自分の肌の状態を知っておく

失敗を防ぐためには、医師にシミや肌の状態についてしっかりとした診断をしてもらうほか、自分でも理解しておくことが重要です。

気になる点は医師にしっかりと説明を聞き、納得できなければほかのクリニックを探すというのもひとつの手段。信頼できる医師のもとで納得して治療を受けることが失敗を防ぐための大前提です。

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失敗や副作用を理解してから治療を受けよう

頬をさわる女性の写真

肝斑に有効とされているレーザートーニングは、従来のレーザー治療に比べると低出力で、肌にやさしい魅力的な治療です。

しかし、副作用がまったくないわけではなく、「シミが薄くならない」「逆に濃くなった」などの失敗といえるような例も見られます。

レーザートーニングの治療を検討している人は、メリットだけでなくデメリットについても良く理解しておきましょう。

シミ治療 シミ取りレーザー(種類問わず)の費用目安

キャラクターの画像
クリニック 費用(目安)
湘南美容外科クリニック 2,250円
品川美容外科 2,800円
城本クリニック 19,800円
聖心美容クリニック 23,000円

※費用は税抜表示です。

※掲載している情報は2016年10月12日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、またクリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

この記事の監修医:石橋正太先生のクリニックはこちら

  • 住所東京都港区北青山3-11-7 Aoビル10F
  • アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅「B2出口」徒歩約1分
  • 休診日年中無休
  • 診療時間10:00~19:00
  • 電話番号0120-106-640
  • 予約電話予約 WEB予約

※ クリニック情報や診療メニューなどは、公式ホームページから取得した内容ですので、情報の正確性は保証されません。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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  • 全国シミ・くすみ
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