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2016年10月31日 更新 | 71,340 views

脂肪吸引だけでは不完全?太ももはエクササイズもプラスして細くする!

キルシェクリニック 院長 めかた啓介

この記事は、キルシェクリニック 院長 めかた啓介が監修しています。

太ももは、ほかの部位に比べて筋肉の割合が多く、脂肪吸引では改善が難しい脂肪が存在しています。吸引できない脂肪の正体は、筋肉の中の脂肪である「筋細胞外脂肪」。しかし、皮下脂肪は脂肪吸引で、筋細胞外脂肪はエクササイズを行うことでキュッと引き締まったモデル脚をゲットできるかもしれません。治療を成功させるためにも、技術力のある医師を選ぶといった対策をとりましょう。

「ジーンズを選ぶとき、ウエストで選ぶと太ももがパツパツになり、太もものサイズで選ぶとぶかぶかになってしまう……。」

「そんなに太っているわけではないけれど、どうしてか太ももだけ太い……。」

このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?

なかなか細くならない太もものサイズダウンの手段として、太ももの脂肪吸引についてメリット・デメリットから施術内容、失敗談、失敗しないためのアドバイスを紹介します。

脂肪吸引とは

女性の写真

脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる医療用の細いストロー状の吸引管を皮下脂肪層に差し込み、直接皮下脂肪を体外に吸い出す施術方法です。

物理的に体外に吸い出してしまうので確実に皮下脂肪を減らすことができます。

どうして脂肪吸引で効果が出るの?

太ももの脂肪吸引は、いったいどのような仕組みで脂肪を吸引し、細くするのでしょうか?

脂肪吸引の原理を知る前に、まず太ももが太くなる理由から紹介します。

太ももが太くなる理由は3つ

太ももの写真

まずは、太ももが太くなってしまう理由を見てみましょう。

太ももが太くなってしまう理由はおもに3つの理由があります。

  1. 皮下脂肪の蓄積
  2. 脂肪による筋肉の肥大化
  3. 姿勢の悪さ

1:皮下脂肪の蓄積

太ももの写真

過食や運動不足などで皮下脂肪が蓄積してしまい太くなってしまうのはいうまでもありません。

始めのうちは、なんとなく「太ももの締まりがなくなってきたなあ」と感じるほどなのではないでしょうか?

これは、皮下脂肪が増えてきたためで、適度であれば女性らしい柔らかいシルエットを作ってくれるのですが、増えすぎるとどんどん太くなってしまいます。

2:脂肪による筋肉の肥大化

女性の写真

筋肉の中の脂肪である「筋細胞外脂肪」は、運動不足や乱れた食生活などによって肥大化します。

いわゆる霜降り状態。

太ももには、「体を支える」ために人間の体のなかでもっとも大きい大腿四頭筋があります。

皮下だけに留まらず、もっとも大きな筋肉である大腿四頭筋に入り込んでしまった結果できあがってしまうのがムチムチな存在感たっぷりの太もも。

イメージとしては、「内臓脂肪たっぷりのお腹」と同じような状態が脚に起こっているようなものです。

しかし、筋細胞外脂肪は内臓脂肪と同様に、皮下脂肪と比べ減らしやすいという特性があるため、食事制限と有酸素運動によって減らすことが可能でしょう。

3:姿勢の悪さ

女性の写真

そんなに太ってはいないのに下半身ががっちりしているという人は、鏡の前に立ってみてください。

「横から姿を見るとそんなに太くないのに、正面から見ると脚が太い気がする……」という人こそ自分の普段の姿勢を見直しましょう。

かかとを付けてまっすぐ立ったときに、ひざ・ふくらはぎは自然に付きますか?

O脚やX脚になる理由はいくつか挙げられますが、普段の悪い姿勢で骨盤に歪みが生じたことが原因であることも。

骨盤が外に開いていたり(O脚)、内側にしまっていたり(X脚)すると、ひざへの負担を増やすだけでなく、体を支えようと本来立つために使われる筋肉とは別の筋肉がはたらきます。

これが太ももの外側の筋肉です。

姿勢が悪く太ももの外側の筋肉が発達することで、正面から見たときに筋肉が左右に張ってしまい、太い印象を与えてしまうのです。

また、ふくらはぎが左右に張っている人も姿勢の悪さが原因である可能性があります。

バレリーナの脚が理想的なまっすぐな形をしているのは、普段から正しい立ち姿勢を意識して生活しているからかもしれませんね。

脂肪吸引ができるのは皮下脂肪だけ

女性の写真

脂肪吸引は皮下にカニューレを挿入して脂肪を吸引するものですが、その脂肪というのは皮下脂肪のみです。

筋細胞外脂肪が多い場合、皮下脂肪を吸引しても思ったほど細くならなかったという結果になってしまうことも。

しかし、気を落とす必要はありません。

まず、落としづらい皮下脂肪を脂肪吸引により体外へ排出。

さらに、施術後に食事制限と水泳やウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせて、吸引できない筋細胞外脂肪を減らすことで、ほっそりと引き締まった太ももを手に入れられるでしょう。

施術後のダイエットがより効果的に現れるのも、太ももの脂肪吸引の特徴のひとつです。

部分痩せ効果はほぼ100%!

女性の写真

筋細胞外脂肪の脂肪吸引はできませんが、吸引した脂肪の量だけサイズダウンできるとされています。

太ももの脂肪吸引を受けたの人の口コミでは、ウエストのサイズで選ぶと、太ももの太さがネックで履くことができなかったジーンズが履けるようになったというものが多いよう。

ダイエットでは、難しいとされる部分痩せが可能ですが、ダイエット効果の出にくい太ももがひとまわり、ふたまわりもサイズダウンできるというのは魅力的でしょう。

太ももの脂肪吸引のメリット

太ももを脂肪吸引したときに得られるメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか?

メリット1:サイズダウンすることができ、リバウンドしにくい

太ももの写真

脂肪吸引は、物理的に皮下脂肪を体外へ吸い出すという施術のため、吸引した脂肪の量(体積)だけサイズダウンをすることができるのだとか。

確実なサイズダウンで着れなかった服が着れるようになったら、効果をより実感できるでしょう。

また、もっとも着目すべきメリットは、脂肪細胞の量を物理的に減らすことができるという点です。

【一度増えた脂肪細胞は、減らない!】
 太る理由のひとつに、この脂肪細胞の増加が挙げられます。脂肪細胞が増えるのは、妊娠末期の3カ月(胎児期)・ミルクで育つ乳児期・思春期に集中することが明らかになっています。この時期に太ってしまった人には、「脂肪細胞増殖型肥満」が多いと言えるでしょう。なお一度増えてしまった脂肪細胞は、減ることがありません。したがってこのタイプの肥満は、脂肪を落とすことがとても難しいのです

出典:金沢市医師会

脂肪細胞の量は乳児期、第二次性徴期に決まってしまい、それ以降は増減しないといわれています。 

そして、「太ったり痩せたりするのは、脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりしているだけ」ということをご存知ですか?

一般的な痩身術では、一時的に脂肪細胞を小さくするに過ぎないため、高い確率でリバウンドが起こります。

一方、脂肪吸引では脂肪細胞そのものの数を減らすため、リバウンドする可能性を低くすることができるとされている治療法なのです。

しかし、少しでも脂肪は残っているため、どんな不摂生でも「絶対にリバウンドしない」というわけではないので、暴飲暴食は控えましょう。

メリット2:ボディラインをデザインすることができる

太ももの写真

太ももの形には人それぞれ特徴があり、普段の姿勢によっても筋肉の付き方や脂肪の付き方が変わってきます。

さまざまな太ももの形の例

  • 正面から見て外側に張っている
  • 横から見て前ももが張っている

脂肪吸引は、自分が希望する部分の皮下脂肪を吸引することができるので、コンプレックスに感じているボディラインを理想に近づけられるというメリットがあります。

メリット3:脚長効果を得られる

太ももの写真

特に太ももが外側に張っている人では、太もも外側の脂肪を吸引することで脚全体のシルエットが縦長になるため、いわゆる脚長効果を得られるでしょう。

細いほど長く見える 長軸の過大視(錯視)出典:立命館大学文学部 心理学研究室

上の図は楕円の長軸の過大視という錯視の図。

楕円の長軸(高さ)はどの楕円も同じなのですが、短軸(幅)が狭くなるほど長軸がが長く見えるという錯視(目の錯覚)です。

細身のパンツやミニスカートで脚長効果を得るのはこの理論にのっとったもの。

外側の太ももの張りを、脂肪吸引で抑えると幅が狭くなり、脚が長いような印象を作ることができるのです。

また、高い技術を持つ医師の場合、もっとも外に出ている位置を現状より高い位置に移動させるようなデザインをすることで、脚を長く見せるデザインを作ることもあるとされています。

太ももの脂肪吸引のデメリット

太ももの脂肪吸引のメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。

では、具体的にどのようなものがあるのか見ていきましょう。

デメリット1:表面にでこぼこができることがある

女性の写真

落とすことが難しい太ももの皮下脂肪ですが、脂肪吸引後に不自然なでこぼこが表面にできてしまうことが。

これは、脂肪吸引で起こるトラブルのなかでは比較的よく見られるものです。

医師の技量不足による施術ミスが原因であることが多いというのを念頭に置いておく必要があると考えられます。

脂肪吸引後にでこぼこができてしまう原因

  • 均一に吸引できていない
  • 必要以上の吸引をしている

万が一、でこぼこができてしまったとき、均一に吸引できていないことが原因であれば再吸引を行い、表面をフラットにするという修正術を受けることができるでしょう。

一方、必要以上に吸引してしまった場合には、別部位から吸引した脂肪細胞を修正箇所に注入するという修正術を受けられます。

どちらの修正術も医師の技量によるものであり、非常に難易度の高い修正術。

そのため、「修正を受ける前よりはまし」程度の修正にとどまることがほとんどで、納得がいくほどの修正にまで至らないことが多いとされています。

デメリット2:左右が非対称になることがある

太ももの写真

皮下脂肪が多い部位や、吸引範囲が広い部位に起こりやすいトラブルです。

左右どちらかを予定以上に吸引しすぎてしまった結果、生じてしまうということが多いよう。

吸引しすぎてしまった結果、左右非対称だけでなく表面がでこぼこになるというトラブルを併発することもあります。

修正はでこぼこができてしまったときと同様に再吸引、注入を行いますが、こちらも納得のいく修正結果を得られることは困難でしょう。

また、骨格にはもともと左右差があり、脂肪吸引で皮下脂肪が少なくなることにより、それが露わになってしまい、非対称になったというケースも少なくありません。

デメリット3:お尻~太もものラインが崩れてしまう

太ももの脂肪吸引でお尻(臀部)が下垂(垂れて)しまう例出典:脂肪吸引失敗SOS

太もも脂肪吸引をする場合に落とし穴なのがお尻(臀部)の下垂。

実は、ポジティブゾーンと呼ばれる太ももからお尻へつながるラインを必要以上に吸引してしまうと、重力に耐えられなくなったお尻が垂れてしまう場合があります。

太ももからお尻にかけて全体をデザインをするため、太ももとお尻をセットで脂肪吸引することを勧める医療機関や、あらかじめ2部位セットのパッケージが用意されている医療機関も。

自分が求めるラインと、ほかの部位との関係についてもしっかりとカウンセリングの際に説明を受けるようにしましょう。

太もも脂肪吸引はこのような人におすすめ!

太ももの写真
  • 部分痩せがしたい。
  • 理想のラインを手に入れたい。
  • 確実な効果を得たい。

太ももに脂肪が付き、体型が実際よりも太い印象になってしまった人は、ラインを整えることで見た目の痩身効果だけでなく脚長効果も得られることはとても魅力的ですね。

筋肉質な人は要注意!思いどおりの効果が得られないことも

女性の写真

ほかの部位よりも筋肉量が多い太ももは、予想していたほどの効果が得られないことがあります。

脂肪吸引で吸引できるのは皮下脂肪のみなので、筋肉のなかに入り込んでしまった筋細胞外脂肪は吸引することはできません。

だからといって必要以上に皮下脂肪を吸引することは、表面にでこぼこができたり、筋肉組織や神経組織を傷つけたりしてしまうトラブルを引き起こしかねないでしょう。

カウンセリング時に、今の自分の状態はどのようなものなのかをしっかり医師に診察してもらってから、治療を始めることをおすすめします。

太ももの脂肪吸引の施術詳細

太ももの脂肪吸引の施術の流れや、気になる費用相場を紹介します。

まずは、脂肪吸引の施術の種類から見ていきましょう。

脂肪吸引のおもな術式

術式の表の写真

脂肪吸引には多くの術式があり、術式により使用される機器が異なりますが、「皮下脂肪を吸引して体外に排出する」という点ではどれも目的は同じです。

より良い結果を得るために、どうしても最新機器を導入しているクリニックを選びがちですが、忘れてはいけないのは、「脂肪吸引は使用する機器の性能よりも施術する医師の技量」が重要であること。

最新の機器ほど、安全でスピーディー(これにより体への負担を低減することができる)な施術が可能になるような機能が搭載されていますが、脂肪吸引が成功するかどうかは施術を行う医師の技量によるところが大きいでしょう。

最新の機器を導入していても、それを使用する医師の技量が低ければ機器の性能を活かすことができないだけでなく、残念な結果につながる可能性も。

「腕のすぐれた医師が、最新の機器を使用して施術を行う」ということがベストなのですが、現実的にはこれらの条件を満たすクリニックを探し出すことはとても難しいことです。

より良いクリニックで施術を受けるためには、積極的にカウンセリングを受け、医師に相談をするようにしてみてください。

また、施術実績や症例写真は医療機関のホームページで公開されている場合も。

もし公開されていない場合でもお願いをすれば情報を提供してくれるところが多く、臆することなく質問することをおすすめします。

施術の流れ

医師の写真

医療機関により多少の施術の流れは異なりますが、おおまかな施術の流れをまとめます。

  1. 術前カウンセリングで最終確認を行います。
  2. 脂肪吸引を行う部位のマーキング。
  3. 麻酔を行います。(使用する麻酔の種類は医療機関により大きく異なります。)
  4. カニューレを挿入するための切開を行います。切開する位置や範囲はできるだけ目立たない位置で行いますが、カウンセリング時に確認をしておくといいでしょう。
  5. 皮下脂肪を柔らかくする、また、脂肪塞栓や出血などの合併症を減らすためにチューメセント液を注入します。
  6. カニューレを挿入し、脂肪吸引を行います。
  7. 切開部を縫合し、施術完了です。

チューメセント液とは、局所酔薬に血管収縮剤や生理食塩水を混ぜたもので、皮下脂肪に注入することで柔らかくなり、吸引時に血管にダメージを与えるリスクを低減します。

施術時間の目安

時計の写真

太ももの脂肪吸引は施術範囲が広いため、ほかの吸引部位と比較して長時間に及ぶことが多いと考えられます。

クリニックによっても違いはありますが、おおよそ3時間で終了。

また、お尻(臀部)だけなら30分ほどで終わるそうです。

費用相場

お金の写真

医療機関や使用機器により大きな幅があるのも、太ももの脂肪吸引の特徴です。

太もも全体でおおよそ60~70万円が相場なのだとか。

また、麻酔やアフターケアグッズなどは、別料金で設定しているところが圧倒的に多いそうで、トータルの費用はもう少しかかると考えておくといいかもしれません。

安いからといって飛びつくのではなく、料金に含まれている内容もきちんと確認するようにしましょう。

費用に含まれているか確認すると良い項目

  • 施術部位(太もも全体、一部、ひざ上は含まれるかどうかなど)
  • 初診料、再診料など診察に関わる費用
  • 術前検査(血液検査といったもの)に関わる費用
  • 麻酔に関わる費用
  • 処方箋、投薬料
  • 圧迫下着などのアフターケアグッズ

麻酔について

麻酔についての表の写真

脂肪吸引で使用される麻酔は、クリニックごとや医師の麻酔に対する考え方、準備している物品・薬剤・設備などにより異なるでしょう。

また、脂肪吸引で使用される麻酔の種類には大きくわけて、全身麻酔(静脈麻酔)・硬膜外麻酔・局所麻酔があります。

局所麻酔だけで施術を行うクリニックもありますが、施術部位が広く、施術時間も長時間に及ぶ太ももの脂肪吸引では、全身麻酔(静脈麻酔)や硬膜外麻酔を単独、もしくは併用して使用するクリニックが多いのだとか。

全身麻酔の場合には、眠っているため楽な状態で治療を受けることができ、精神的な負担は少なくなりますが、必要量よりも多い麻酔薬を使用すると、身体的な負担が大きくなり回復にも影響するそうです。

麻酔が深くなると呼吸が抑制されてしまい、ときに無呼吸になって命に関わる場合があるので、適切な呼吸管理を行う必要があります。

しっかりと痛みを取ったうえで、眠るための麻酔の量は最小限にするというのがベストの方法です。

施術への不安で全身麻酔を選びたいときには、麻酔の技術もしっかりと持った医師が在籍するクリニックで受けたほうがいいかもしれません。

また、意外と忘れがちなのがアレルギー。

鎮痛剤や抗生物質などの薬剤、食べ物などで息苦しさや腫れ・赤み・じんましん、意識低下などを起こしたことがある人は、必ず医師に伝えるようにしましょう。

太ももの脂肪吸引の術後経過やダウンタイム

お尻の脂肪吸引のダウンタイムの写真

痛みや内出血、むくみなどのダウンタイムはどれほど続くのでしょうか?

施術後1週間:痛み

女性の写真

施術後2~3週間はつらい痛みが生じるそう。

太ももは動くときに必ず使われる部位で、痛さのため動きたくなくなりますが、術後はできるだけ動いたほうが良く、可能な範囲で通常の生活を送るようにしましょう。

1週間ほど経つと、「触ったら痛い」というレベルの痛みまで落ち着いてきます。

医療機関から処方される鎮痛薬や、市販の鎮痛薬(ロキソニンなど)を上手に服用しながら生活してみてくださいね。

施術後2週間:内出血

太ももの写真

皮下脂肪を吸引した際に、毛細血管がダメージを受け内出血をすることが。

施術後1週間程度は青紫になるので心配になってしまいますが、内出血と脂肪吸引の結果は関係ないので心配する必要はありません。

人によっては内出血した血液がふくらはぎのほうへと移動してくる場合もありますが、これも問題はないでしょう。

服装の工夫が必要になりますが、次第に目立たなくなります。

施術後1か月:むくみ

太ももの写真

皮下脂肪が急激に変化したことで水分代謝バランスが崩れてしまったり、手術のストレスによって、むくみが生じます。

むくみを軽減するだけでなく、脂肪吸引後の仕上がりをより良くするためにも、医療機関で指示された圧迫下着は必ず着用したいもの。

腫れや痛みが少し落ち着いた後は、できる限り日中は動くようにして、より代謝を高めスムーズな回復が促されるよう生活をするようにするとむくみの引きが早くなるかもしれません。(決して無理はしないように注意してください。)

施術後3か月:感覚が鈍くなる/しびれを感じる

口の写真

太ももの脂肪吸引で比較的大きめのトラブルともいえますが、ほとんどの場合は問題はありません。

これらは、脂肪吸引時に挿入したカニューレで、神経組織に一時的なダメージを与えてしまうことで生じるものです。

軽度のものは施術後1か月程で軽快しますが、重度のものですと感覚の鈍りやしびれ、つっぱり感などの違和感が長期間に渡り引かないことも。

3か月以上このような症状が継続する場合は、施術を受けた医療機関に相談するようにしましょう。

施術後2週間~:拘縮(こうしゅく)

太ももの写真

拘縮(こうしゅく)とは、脂肪吸引した部位の皮膚や皮下の組織が硬くなったり、でこぼこしてきたりする状態のことをいいます。

施術部位は脂肪吸引をしたことで内部で炎症という反応が起き、この状態を正常な状態へ戻そうとする体の修復機能がはたらいたことで生じる症状です。

一時的に歩きにくさや曲げづらさを感じたり、表面がでこぼこしたりすることがありますが、医療機関からの指示を守りながらマッサージやストレッチを気長に続けるようにしましょう。

傷跡

女性の写真

カニューレを挿入するために1センチ弱ほどの切開を行いますが、切開する部位はできるだけ目立たない場所を選んで行われます。

切開する位置や大きさは、カウンセリングで事前に説明を受けるようにしましょう。

傷跡の治りやすさは体質に左右され、ほとんど目立たなくなる人もいればケロイド化する人も。

傷跡が治りにくい体質の人はあらかじめ医師に相談してみてくださいね。

(傷跡の治りにくさとは、掻きむしりの跡がすぐに黒ずんでしまいなかなか引かない、切り傷が盛り上がってしまうなどを指します。)

太ももの脂肪吸引の失敗例

太ももの脂肪吸引を受けた結果、残念ながら失敗してしまった例を紹介します。

失敗例1:しびれと違和感が残り、大好きなスポーツを楽しめなくなってしまった

太ももの写真

太ももの脂肪吸引を失敗した声1

私は太ってはいないのですが、学生時代から陸上をやっていたせいか脚が太めなのがコンプレックスでした。

ダイエットをしてもあまり効果がなく、意を決して脂肪吸引を受けることを決意。

カウンセリングのときに、「筋肉質なので吸引できる脂肪の量が限られる」と言われたのですが、少しでも細くなるのならと施術を受けました。

結果は、ひとまわりサイズダウンはしたのですが、脂肪吸引を受けた太ももの裏側にピリピリとした感覚と違和感が残ることに。

日常生活には問題ないのですが、高めのヒールを履いたり、思い切りスポーツを楽しむことができなくなってしまいました。

憧れのスキニーを履けるようにはなりましたが、代償も大きかったように感じます。

太ももは、人間の体のなかでもっとも大きい筋肉である大腿四頭筋が存在し、ほかの部位に比べ筋肉量が多く皮下脂肪が少ないため、ダメージを受けやすい部位。

太ももの脂肪吸引後に起きるしびれや麻痺は吸引時に筋肉を傷つけたことで起きることが多いようです。

傷ついた筋肉をスムーズに修復するためにも、施術後は十分な睡眠、筋肉の修復に効果的なビタミンB群良質なタンパク質の摂取を心がけるようにしましょう。

神経組織を傷つけてしまった場合は、筋肉の損傷よりも治癒に時間がかかることが多いので、医師の指示に従い気長に対応してくださいね。

失敗例2:ヒップラインが不自然になってしまった

太ももの写真

太ももの脂肪吸引を失敗した声2

太もも全体の脂肪吸引を受けました。

全体的には満足なのですが、ヒップから太ももにかけてのラインが不自然に。

吸引を受ける前に比べて、お尻が垂れてしまったように感じます。

カウンセリングのときにお尻の脂肪吸引もセットですすめられましたが、予算の関係で太ももだけにしました。

もっときちんとカウンセリングのときに説明を受けておけば良かったと後悔。

パンツを履くときはガードルが必須です。

脂肪吸引で大切なことは、部分的に細くすることよりも、全体のバランス(ボディライン)を整えることに重きを置くといいかもしれません。

ヒップと太ももの付け根と境目を吸引してしまうと、ヒップを支えていた部位がなくなってしまうので人によってはヒップが下垂してしまうことがあります。

カウンセリングのときに医師に注意を喚起されたり、セットでの施術をすすめられた際は注意深く話を聞きましょう。

太ももの脂肪吸引で失敗しないための方法

決して安くない費用を払うなら、できるだけトラブルや失敗は避けたいもの。

では、どのような対策をとれば、失敗を防ぐことができるのでしょうか?

方法1:十分にカウンセリングを受ける

医師の写真

脂肪吸引は、成功を左右するのは「医師の技量のみ」といってもいいほど医師に依存する施術です。

納得のいく結果にするためにも、不安や疑問に感じていることはカウンセリングのときに医師に聞くようにしましょう。

また、カウンセリングをとおして医師との信頼関係を築くことができるかも確認してみてくださいね。

信頼することができる医師と出会うためにも、カウンセリングを積極的に受けることをおすすめします。

カウンセリングで確認をしたほうが良いポイント

  • 実際に施術を受ける医師の症例数を確認する。
  • 症例写真を見せてもらう。
  • リスクが最小で最大限の吸引を行った場合のメリット・デメリットを説明してもらう。

方法2:安易に決断しない

手の写真

カウンセリングを受けながら、実際の症例写真やメリットの説明を受けている間にも気持ちは脂肪吸引を受けるほうに気持ちは傾いているのではないでしょうか?

しかし、このような状況ではどうしてもデメリットが耳に入ってこないもの。

その場ですぐにサインをするのではなく、一度持ち帰って冷静な状態で決断をするようにしましょう。

複数の医療機関を選べるようであれば、複数の医療機関でカウンセリングを受けると、医療機関の違いを比較することができます。

太ももは施術範囲が広く、施術料金のみならず、施術を受けたあとのダウンタイムに強い症状が出やすい部位でもあるため、できる限り信頼できる医師のもとで施術を受けることにより安心することができるかもしれません。

方法3:過剰に期待しない

女性の写真

脂肪吸引は、皮下脂肪を体外へ吸い出す施術ですが、太ももに付いた脂肪をすべて取り除くことができるものではありません。

また、脂肪吸引施術を受けたからといってすぐには効果を実感できるわけではないのです。

脂肪吸引の仕上がりまでは、3か月ほどかかるそう。

また、仕上がりも皮下脂肪の状態や、施術する医師の技量により期待を下回ることもあります。

施術後の最後の仕上げは、自分自身で行わなければいけないともいわれているもの。

脂肪吸引を受けたから終わりではなく、より美しいラインを手に入れるためにも簡単にできるエクササイズを取り入れることをおすすめします。

脂肪吸引では取れない筋細胞外脂肪もエクササイズにより燃焼することが期待できるでしょう。

太もも痩せエクササイズのやり方

  1. イスの背もたれ側で、片手をついて立つ。
  2. 片脚に体重を乗せ、反対側の脚のひざを伸ばしたまま、ゆっくりと後ろに45度まで上げて4秒キープ。
  3. ゆっくりと脚を下ろす。
  4. 下ろした脚を真横に45度上げて4秒キープ。
  5. 反対側も同様に行う。
  6. これらを5回繰り返す。

太ももの脂肪吸引は、施術範囲の広い部位だから慎重に

太ももの写真

腕やお腹、お尻と比較しても施術範囲が広い太もも。

ですので、施術後の痛みもほかの部位より感じやすかったり、トラブルが起こりやすかったりする部位でもあります。

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、慎重に医療機関や施術方法を選び、納得がいくまでカウンセリングを受けることが成功への近道かもしれません。

部位別の脂肪吸引の料金目安(顔・二の腕・お腹・太もも)

キャラクターの画像

※費用は税抜表示です。回数や吸引量は各クリニックによって異なります。

※掲載している情報は2016年10月12日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、またクリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

顔の脂肪吸引の費用目安

クリニック 費用(目安)
品川美容外科 72,220円
湘南美容外科クリニック 114,370円
城本クリニック 200,000~円
聖心美容クリニック 250,000円
水の森美容外科 270,000円
東京美容外科 300,000円

顔の脂肪吸引の体験レポート公開中!

顔の脂肪吸引してきました!

顔の脂肪吸引は、顔の脂肪に悩む女性にとって救世主になりえます。今回は顔の脂肪に悩むNICOLY読者のまる子さんが、湘南美容外科クリニック表参道院で顔の脂肪吸引を体験してきました。カウンセリングと施術はもちろん、術後経過についても詳しく説明。顔の脂肪吸引は、思ったより手軽で身近な手術かもしれません。

出典:顔の脂肪吸引の全容大公開【湘南美容外科クリニック表参道院】

二の腕の脂肪吸引の費用目安

クリニック 費用(目安)
品川美容外科 64,810円
湘南美容外科クリニック 114,370円
城本クリニック 200,000~円
聖心美容クリニック 250,000円
東京美容外科 300,000円
水の森美容外科 350,000円

二の腕の脂肪吸引の体験レポート公開中!

二の腕の脂肪吸引してきた!

二の腕の脂肪吸引をしてきた編集部・まこと。長年のコンプレックスだったぶるんぶるんの二の腕は、果たして脂肪吸引で改善されるのでしょうか。品川美容外科渋谷院での二の腕の脂肪吸引の様子を、余すところなく一挙公開。施術の様子はもちろん痛みや当日の注意事項、経過まで全てさらけ出します。

出典:二の腕の脂肪吸引してきた! 【品川美容外科渋谷院】

お腹の脂肪吸引の費用目安

クリニック 費用(目安)
品川美容外科 83,330円
湘南美容外科クリニック 107,250円
城本クリニック 200,000~円
聖心美容クリニック 250,000円
東京美容外科 350,000円
水の森美容外科 390,000円

太ももの脂肪吸引の費用目安

クリニック 費用(目安)
品川美容外科 83,330円
湘南美容外科クリニック 127,499円
城本クリニック 200,000~円
聖心美容クリニック 250,000円
東京美容外科 350,000円
水の森美容外科 420,000円

太もも脂肪吸引の体験レポート公開中!

取れた脂肪の量は4リットル。太ももの脂肪吸引をしてきました!

太ももの脂肪吸引は、美容整形の中でもかなり大がかり。痩身効果が期待できるけど、その分リスクやダウンタイムは覚悟しなければなりません。また、脂肪吸引は医師の技量が大きく出来を左右します。そこで20代の女性が水の森美容外科で受けた脂肪吸引の様子を、一挙大公開。カウンセリングや施術はもちろん、術後の経過も詳細に記録しました。「手作業」の脂肪吸引にこだわる水の森美容外科、その圧巻の術式とは。

出典:取れた脂肪の量は4リットル。太ももの脂肪吸引をしてきました【水の森美容外科】

太ももがマイナス9cm!太ももの脂肪吸引してきました

理想の美脚が手にはいるかもしれない美容整形、太ももの脂肪吸引。けれどそれなりに高額な費用がかかるし、本当に施術は安全なのか、後遺症はないのかとても不安です。そこで今回NICOLY編集部のライターが、湘南美容外科で行われた下半身の脂肪吸引に完全密着取材。施術中はもちろん術後の経過も含め、太ももが変貌をとげる様子を追ってゆきます。

出典:太ももがマイナス9cm!太ももの脂肪吸引してきました【湘南美容外科町田院】

NICOLY:)編集部員がメディカルダイエットに挑戦!

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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