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2016年04月09日 更新 | 12,437 views

高プロラクチン血症に効くカベルゴリンの効能と副作用[体験談]

私は7年間もの間妊娠をできずにいました。そして病院に行ってみると「高プロラクチン血症」であるとの診断が。妊娠を妨げてしまうこの病気を克服するため、カベルゴリンという薬を1年間服用し続け副作用に耐えぬいた私の体験談を記します。とてもつらい治療も家族や周囲の支えがあればきっと乗り越えられます。

皆さんは高プロラクチン血症というものをご存知ですか?

血液検査によりわかる病気で、プロラクチンという授乳期にしか分泌されないホルモンが、通常の状態で分泌されている状態のことを言います。

私は不妊治療を始める際の血液検査でこの症状が出ていることがわかったのですが、そのホルモンを抑える薬の副作用がとってもキツかったんです。

血液検査で「高プロラクチン」が不妊の原因だと知る

私は結婚して7年子供を授からず、両親や周りに勧められ不妊治療を始めることにしました。

私個人は「子供は別にいなくても、夫婦二人で仲良く暮らせる」と思っていたのですが、なかなかそんな自分勝手な考えは通らないものですね。

初診の日に問診と内診を行い、これから色々行う検査の中でまず血液検査をして家に帰りました。内診で排卵日が近いことがわかり、3日後にまた病院へ行くことが決まりました。

すると初診の次の日、病院から電話が。

「本日、病院に来ていただくことはできますか?」とのことでした。

仕事中でもあったので、「どういった内容ですか?」と尋ねると「電話では説明できないので、病院で直接先生からお話があります」とのこと。

何だか重大な病気が判明したのかとビクビクしながら、仕事を早退し病院へ向かいました。

病院で「ある病気」であると告げられ薬を貰う

病院でお医者様の話を聞くと、私にはプロラクチンという妊娠を邪魔するホルモンが出ているので、それを抑える薬を飲む必要がある、と説明を受けました。

よくわからなかったのですが、2日後に人工授精を予定していたため、一刻も早く薬を飲む必要があり呼び出しがあったようです。お医者様に処方箋を貰い、その夜早速薬をのむことになりました。

高プロラクチン血症とは

冒頭でも軽く解説をしましたが、あらためて私が発症した「高プロラクチン血症」について解説をします。

高プロラクチン血症の症状

高プロラクチン血症とは、プロラクチンという授乳期にしか分泌されないホルモンが、通常の状態で分泌されている状態のことを言います。

この状態にあると、体が現在妊娠状態にあると勘違いをしてしまうため、

  • 妊娠や出産をしていないのに母乳が出る
  • 生理不順になる
  • 無排卵になる
  • 妊娠しにくくなる

といった症状が出てしまいます。

ただ、症状は人それぞれで私のように妊娠にしにくくなる症状だけしか現れなかったためになかなか高プロラクチン血症であると気づけないケースもあるようです。

高プロラクチン血症になると妊娠できないの?

症状の重さにもよりますが、高プロラクチン血症によってホルモンが増えてしまっている状態では妊娠するのは難しいといわれています。

ただ、高プロラクチン血症は不治の病でありません。しっかり治療をして病気を克服すればきっと妊娠は叶うはず。

前向きに少しづつ改善をしていきましょう。

もう一度話を私の体験に戻して、どのように高プロラクチン血症を乗り越えたのかをお話します。

処方された「カベルゴリン」という薬を飲んでみると強烈な副作用が…

病院から帰った夜、寝る前に早速「カベルゴリン」という処方された薬を飲みました。薬自体は小さいですし、週に1度、1錠だけなので飲むのも苦になりません。

ところが次の朝、起きるとひどい目眩がします。

起き上がろうと思っても目が回って起き上がれないんです。

そういえば薬局で「副作用として目眩やおう吐などがあるかもしれません。酷いようなら病院へ相談してください」と言われたことを思い出しました。

傍で見ていた主人いわく、顔は真っ青で目は虚ろで、仕事に行ける状態ではなかったそうです。その日は仕事を休むことにしました。

目眩は午前中ずっと続きました。昼過ぎにやっと壁伝いに歩けるようになり、喉が渇いていたのでお茶を飲むと、急に吐き気がし、全部吐いてしまいました。

何度飲んでも吐いてしまいます。こんなに強い副作用を体験したのは初めてでした。

夜になり主人が帰ってくる頃には普通に動ける状態になっていたのですが、それでも帰宅した主人は顔色の悪さに驚き、その日は消化によさそうなものを食べ早々に寝ることにしました。

強烈な副作用は一度ではなく毎週続いた

その後も週に一度薬を飲み、次の日の朝は寝込む日が続きました。仕事には事情を話し、週に1度、副作用が出る曜日にお休みを貰えるようしました。

病院でその状態を説明し、吐き気止めを処方して貰いましたが、むりやり吐き気を抑えることで余計に気持ち悪さが長引き、その日は「寝込む日」と位置付けることにしました。

何度も薬を飲むうちに多少薬にも慣れてきたのか、ベッドから動けない状態が続くわけではなくなりましたが、やはりその日が来るのは憂鬱だったのを覚えています。

必ずしも全員に強烈な副作用が出るわけではない

ネットで調べてみると、副作用は出る人と出ない人といるようで、副作用の強い人は「二度とあの薬を飲みたくないため、2人目を不妊治療で授かるのを諦めた」ということも書かれていました。まさに、私もそんな心境です。

ただ人によっては副作用の一種として精神症状である幻覚や妄想が出たりすることもあるそうです。そこまでなると、家族や周りにかける迷惑も大きくなるので、他の薬を試すなどした方がいいかもしれませんね。

カベルゴリンの効果

抗プロラクチン血症剤の服用になって、自分にプロラクチンというホルモンの分泌が治まったかどうかは、自分自身ではわかりません。

ただ、飲み始めて2か月ほどすると胸の張りが治まり、自分で触っても柔らかいと感じるようになりました。

それまでは張っている状態が常だったので、「女性の胸ってこんなに柔らかいものだったんだ!」と最初はとても驚いたのを覚えています。

そしてその後、不妊治療を続けるうちに他の不妊原因なども見つかり、その治療をしながら人工授精を続け、1年近くカベルゴリンを飲み続けることになりました。

そして結果めでたく、妊娠することが出来、今はきっと正しい時期として脳からプロラクチンが分泌され胸が張っている状況です。

不妊治療を行うときは、副作用の強い薬を使う時も。家族の協力が必要

どんな薬であっても副作用は存在し、その副作用は人によって出たり出なかったりするのだと思います。

そのため、カベルゴリンという抗プロラクチン血症剤は恐ろしい薬だ、ということが言いたいわけではありません。

ただ、不妊治療には色々な薬や注射を打つことがあります。体外受精ともなると、強い副作用を伴う薬剤を使うこともやむを得ません。

その際、そういった薬を飲むことや副作用の可能性を家族や周りに説明し、理解してもらうことが大切だと思います。

不妊治療は新しい命を授かるための奇跡を呼ぶ治療です。多少今までの生活と違うことを強いられることもあるかもしれませんが、家族や夫婦で協力し合いながら乗り越えていってください!

written by YAYO1620

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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