2016年12月29日 更新 | 7,033 views

【完全版】脂肪吸引の効果や副作用、失敗例やダウンタイム中の腫れの全て

脂肪吸引は皮膚を5ミリほど切開しカニューレという細い管で脂肪を吸い出す方法。部分痩せに効果的です。脂肪細胞の数を減らすため、施術を受けた部位は太りにくくなります。効果を最大限にするためには、圧迫下着の連続着用が大切です。術後3か月ほどで完成します。

せっかくダイエットで体重が減っても、細くしたい部分ほどなぜか脂肪が落ちないもの。

そんな憎たらしい脂肪を狙い打ちで部分やせできる方法が、脂肪吸引です。

でも、脂肪を取る手術ってどのように行うのでしょうか?

痛みや腫れによるダウンタイムはどれ位?注意点はあるの?知りたいことはたくさんあるはずです。

脂肪吸引に興味はあるけれど何だか不安という人は、この記事を読んで脂肪吸引の疑問点を解消してください。

脂肪吸引ってどんな手術?

脂肪吸引とは

脂肪吸引とは、皮膚を切開して皮下脂肪を除去する手術です。

物理的に脂肪を取り除くため、部分やせの効果が期待できます。

また、太ももなどから取り除いた脂肪を精製して、自分の胸に注入する「脂肪注入豊胸」をセットで行うことも可能です。

脂肪吸引はどんな効果があるの?

「太る」というのは脂肪細胞の数が増えることではなく、脂肪細胞ひとつひとつに脂肪がたっぷりと貯めこまれて、大きくふくらむことです。

脂肪吸引によって脂肪細胞の数を減らした部位は、単純に細くなるだけでなくリバウンドが起きにくくなります。

私たちが大人になってからは、脂肪細胞の数は変わりません。脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らす施術なので、脂肪細胞の多い人は効果が出やすいんです。
どうやって脂肪細胞が多いかを調べるかと言うと、あなたの子どもの頃を思い出してみてください。もし太っていた時期があるなら、あなたはきっと脂肪細胞の多い、脂肪吸引で効果が出やすい人です!

出典:「たぷたぷ二の腕」の脂肪吸引-効果や費用、術後経過は?nicoly.jp/article/830

施術の原理や術式

脂肪吸引の原理や術式を調べる女性

脂肪吸引にはさまざまな方法があり、クリニックによって独自の名称で呼ばれていることもありますが、基本的な原理は同じです。

基本的な脂肪吸引の術式は「チューメセント法」もしくは「マニュアル法」と呼ばれています。

脂肪吸引の基本的な原理(チューメセント法)

  1. 傷が目立ちにくい場所の皮膚を数ミリ切開する。
  2. 切開した傷口から脂肪層に「チューメセント液」を注入する。
  3. カニューレ(脂肪を吸引する細い管)を入れて脂肪を吸入していく。
  4. 傷口を縫い合わせて閉じる。

チューメセント法以外の施術法

脂肪吸引にはさまざまな術式がありますが、多くのクリニックではチューメセント法を基本とした施術が行われています。

あらかじめ脂肪を柔らかい状態にすることで、カニューレでの吸引が効率的に行えたり、血管など脂肪細胞以外の組織へのダメージを軽減する工夫がされているのです。

ベイザー法

ベイザー法は、ベイザー波という特殊な超音波の振動によって、脂肪を柔らかく分解して吸引しやすくする方法です。従来の脂肪吸引に比べて効率的に脂肪を除去することが可能といわれています。

ライポマティック

「ライポマティック」は、空気圧を利用してカニューレの先を微振動させ、より効率的に脂肪を吸引する方法です。ベイザー法のように熱が発生しないため患部に与えるダメージが少なく、炎症の回復が早いといわれています。

ボディジェット

「ボディジェット」は、カニューレの先からチューメセント液を噴射して、脂肪層と筋肉層の間に隙間を作りながら脂肪吸引を行う方法です。従来よりもカニューレを強く動かす必要がなく、ダメージを最小限にとどめることができるとされています。

ウルトラゼット

「ウルトラゼット」は、脂肪細胞に超音波を照射することで細胞内部に細かな気泡を発生させる方法です。泡の力で脂肪細胞が破壊されて液状化し、カニューレで吸引しやすい状態になります。

シリンジ法

「シリンジ法」は、脂肪の吸引を機械ではなくシリンジ(手動のポンプ)で行う方法です。手作業のため細やかな施術が可能ですが、一度に大量の脂肪を除去するのには不向きです。

施術法による仕上がりの差は?

このように脂肪吸引にはいくつかの術式がありますが、どの方法で行っても治療の効果が大きく変わるわけではありません。

脂肪吸引の高い効果を得るためには、術式にこだわるよりも治療技術の高い医師による施術を受けることが大切といえるでしょう。

脂肪吸引を行う部位ごとのポイント

それでは、脂肪吸引を行う部位ごとに施術のポイントを確認していきましょう。

  • 顔(頬・あご)の脂肪吸引
  • 二の腕の脂肪吸引
  • お腹・ウエストの脂肪吸引
  • 背中の脂肪吸引
  • お尻の脂肪吸引
  • 太ももの脂肪吸引
  • ふくらはぎの脂肪吸引

顔(頬・あご)の脂肪吸引

顔の脂肪吸引は、頬の脂肪が多く顔が大きく見えてしまう人、フェイスラインをスッキリさせて2重あごを改善したい人に適しています。

二の腕の脂肪吸引

ダイエットでは痩せにくい部位、たぷたぷの二の腕は「振り袖」なんて呼ばれることも。スッキリと半袖やノースリーブを着こなしたいという人には、二の腕の脂肪吸引が適しています。

お腹・ウエストの脂肪吸引

お腹を細くしたい、ウエストにくびれを作りたい、という人に適しているのがお腹の脂肪吸引です。

背中の脂肪吸引

ブラジャーが背中に食い込むのが気になる、背中の開いたドレスを着こなしたい、という人には背中の脂肪吸引が適しているかもしれません。

お尻の脂肪吸引

体重が増えたと思ったらまずお尻がサイズアップしてしまうという人も多いはず。お尻は脂肪が多い部位のため、脂肪吸引の効果も出やすい部位です。

太ももの脂肪吸引

太ももも脂肪が多い部位のため、大きな変化を期待することができます。ただ、たくさん脂肪を取り過ぎると不自然なラインになってしまうこともあるので、元の体型に適した脂肪の取り方をデザインすることが大切です。

ふくらはぎの脂肪吸引

ふくらはぎの脂肪吸引で、引き締まった脚を手に入れることができます。ただし、ほかの部位に比べると大きな変化は出にくい部位です。

「切らない脂肪吸引」もあるようだけれど?

切らない脂肪吸引について調べる女性

部分やせを目的とした施術法には、脂肪吸引のほかに「切らない脂肪吸引」と呼ばれるものがあります。

切らない脂肪吸引では、薬剤や医療機器を使用して皮膚の上から脂肪細胞にダメージを与えますが、脂肪の物理的な除去は行いません。分解された脂肪は1〜2週間ほどの時間を掛けて、尿などの老廃物として自然に体外へ排出されます。

少しまぎらわしいのですが、「切らない脂肪吸引」は脂肪除去を行わないため「脂肪吸引」ではないのです。

それでは、「切らない脂肪吸引」と呼ばれる施術法の内容をいくつか確認してみましょう。

メソセラピー(脂肪溶解注射)

メソセラピーは、脂肪を溶解する作用のある薬剤を皮下に注入する方法です。

脂肪溶解注射に用いられる薬剤には「リバイタルセルフォーム」、「BNLS(小顔注射)」、「メソラインスリム」などがあります。

一般的な脂肪溶解注射には『フォスファチジルコリン』という成分の入った薬剤を使います。フォスファチジルコリンは脂肪細胞の細胞膜のみを壊す作用があるんです。
細胞膜が壊れると、脂肪細胞はボロボロに壊れてしまいます。

出典:脂肪溶解注射(メソセラピー)の本当の効果は痩せることだけではないnicoly.jp/article/871

ライポソニックス(超音波)

ライポソニックスは、皮膚の上から特殊な超音波を照射して脂肪細胞を破壊する方法です。

ライポソニックスでは、皮膚を傷つけずに皮下脂肪のみを分解できる「HIFU」という超音波を使います。「HIFU」を身体の外から痩せたい部分に当てることで、脂肪細胞を熱で破壊し脂肪を減少させるんです。

出典:ぷよぷよボディとさよならできる、脂肪吸引の基礎知識nicoly.jp/article/669

ウルトラシェイプV3(超音波)

ウルトラシェイプV3は、「焦点式超音波」を照射して集中的に脂肪細胞を破壊する方法です。

エネルギーを一点に集中した超音波を、気になる部分に照射します。その際、集約された超音波の高熱によって脂肪細胞が破壊されます。
脂肪細胞が破壊されるというのは、脂肪細胞の膜が超音波の高熱で溶けて、「油滴」と言われる脂肪の貯蔵庫から中性脂肪が外へと溶け出し「乳化」するということです。

出典:切らない痩身治療!ウルトラシェイプで二の腕や太ももを部分痩せnicoly.jp/article/3848

キャビテーション(超音波)

キャビテーションは、特殊な超音波を照射することで脂肪細胞のなかに気泡を生じさせて分解する方法です。

ゼルティック(冷凍)

ゼルティックは、なんと脂肪をシャーベット状に凍らせて細胞膜を破壊する方法です。

筋肉や血管には影響せず、脂肪細胞だけを凍らせることができる温度で痩せさせたい部分を冷やします。すると、身体を傷つけることなく脂肪細胞を分解することが可能です。

出典:ぷよぷよボディとさよならできる、脂肪吸引の基礎知識nicoly.jp/article/669

脂肪吸引のメリットとデメリット

脂肪吸引のメリットとデメリット比較

それでは、脂肪吸引と「切らない脂肪吸引」の特徴を比較しながら、それぞれのメリットとデメリットを確認していきましょう。

術後の傷や腫れなどについて

脂肪吸引

カニューレを挿入する場所を切開するため、皮膚に5〜7ミリほどの傷跡が残ります。また、術後3日ほどは患部に比較的強い痛みがあります。

切らない脂肪吸引

施術の種類によっては内出血が起きることがありますが、皮膚の切開を行わないので傷跡は残りません。

施術後に行うケア

脂肪吸引

腫れや痛みを軽減し美しく仕上げるために、患部を圧迫するフェイスバンドや医療用ストッキングなどを1か月ほど連続で着用する必要があります。

脂肪吸引を行う部位によっては、着られる服が制限される可能性があります(見えても構わない、という人なら大丈夫です)。

切らない脂肪吸引

圧迫固定の必要はありません。早いうちにふだん通りの生活に戻れます。

1度の施術で得られる効果

脂肪吸引

物理的に脂肪を取り去るため、1回の手術で部分やせの大きな効果が期待できます。

切らない脂肪吸引

効果の出方がおだやかなため、施術を3〜5回ほど繰り返し受けることで脂肪が減る効果を実感することができます。

施術内容によっては1回で効果を感じる人もいますが、切る脂肪吸引のような大きな変化は期待できません。

通院の必要性

脂肪吸引

圧迫の除去や傷口の抜糸を行うため、最低2回程度は再診を受ける必要があります。多くのクリニックでは1か月後、3か月後と定期検診で術後の経過を確認します。

切らない脂肪吸引

施術後に問題が起きない限り、再通院の必要はありません。

費用の目安

脂肪吸引

施術を行う部位やクリニックによって料金は異なりますが、太ももの脂肪吸引にかかる費用の目安は40〜60万円ほどです。

切らない脂肪吸引

切らない脂肪吸引にはさまざまな種類があり費用も大きく異なります。一例として、ライポソニックス(超音波の照射)の料金が1エリア(4.5センチ×4.5センチ)あたり2〜3万円ほどとなっています。太ももへの照射は8エリアほど必要になるので、料金は16〜24万円ほどです。

脂肪吸引はこんな人におすすめ

以上のメリットとデメリットをふまえると、脂肪吸引はこのような人におすすめです。

  • 脂肪細胞を減らしてリバウンドしにくくしたい
  • 1度の施術でしっかり脂肪を取り除きたい
  • 術後3日ほどは念のため仕事や学校を休める
  • 術後1か月ほど毎日圧迫下着を着用することができる

脂肪吸引手術のおおまかな施術の流れ

脂肪吸引施術の大まかな流れを説明する医師

脂肪吸引はどのような流れで施術が行われるのでしょうか。

脂肪吸引手術は、術式の違いや施術を行う部位などによって手順が異なります。ここでは基本的な原理のチューメセント法による、脂肪吸引手術のおおまかな流れを確認して行きましょう。

カウンセリング

ウェブサイトの予約フォームや電話などでカウンセリングの予約を取り、クリニックに来院します。

カウンセリング当日に手術を受けることは可能?

基本的に、カウンセリング当日に脂肪吸引の手術を受けることはできません。

静脈麻酔を行う手術の前には、嘔吐による窒息事故を防ぐために数時間前から絶食する必要があるからです。

カウンセリングや、無料体験の当日に施術を受けるのは避けた方がいいかも。無理な契約を結ばせようとするクリニックは信用できません。

出典:脂肪吸引で死亡事故が発生。起こりやすい事故やトラブルと正しい防ぎかたnicoly.jp/article/823

また、いくつかのクリニックでカウンセリングを受け、提案の内容を比較してみるのがおすすめです。

施術の前の準備

皮膚を切開する場所や脂肪を取る場所にマーキング(印つけ)を行い、麻酔を施します。

脂肪吸引の施術

皮膚を切開してチューメセント液の注入を行い、傷口にスキンプロテクターを装着します。 スキンプロテクターとは、カニューレを動かす際に切開した皮膚の傷口がそれ以上広がらないように保護する器具です。

その後、カニューレで脂肪を吸引して行きます。

施術後のアフターケア

脂肪吸引が完了したら、傷口を縫い合わせて手術は完了です。

最後に、施術を受けた部位にフェイスバンドや医療用の圧迫下着を着用します。

多くのクリニックでは日帰り手術を行っているので、静脈麻酔が切れてしっかりと目が覚めたら帰宅することができます。(大量の脂肪を除去する場合には1泊程度の入院が必要なこともあります。)

抜糸

術後7日後ほどで傷口の抜糸を行います。

麻酔について

脂肪吸引施術で使う麻酔とは

脂肪吸引の手術は、脂肪吸引の部位や範囲によって麻酔の種類をいくつか組み合わせて行われます。使用されるおもな麻酔の種類を確認してみましょう。

局所麻酔(部分的な麻酔)

局所麻酔は、施術を行う場所だけに行う麻酔のことです。安全性が高く、美容整形手術のほとんどは局所麻酔によって行われます。

麻酔が効けば手術中の痛みを感じることはありませんが、その麻酔注射自体が痛かったという感想が多いようです。

局所麻酔の体験談

麻酔の注射を刺すだけならいいのですが、脂肪吸引するため、感覚的には結構奥まで麻酔を入れられた感じがしました。
第一段階の長さで麻酔を注入した後、更に奥に注射針を刺して麻酔を注射するという第二段階めの注射が半泣きになる程痛かったです。
3〜4カ所打てば、麻酔が効きだしているので麻酔の注射を同じような工程で打たれても痛くありません。

出典:誰にもバレずに小顔に!頬の脂肪吸引をしてきました[体験談]nicoly.jp/article/386

笑気麻酔(リラックスできる麻酔)

局所麻酔のみで手術を行うと通常の状態と同じように意識があり、施術の音も聞こえます。そのため恐怖を強く感じてしまい実際の痛み以上に苦痛を感じることがあります。

手術に対する強い緊張をやわらげるのに有効なものが笑気麻酔です。

笑気麻酔は、医療用の笑気ガス(亜酸化窒素)を鼻から吸入する方法。痛みを取り除く作用はありませんが、恐怖心をやわらげリラックスした状態で施術を受けることができます。

笑気ガスの体験談

こっから先は、頭がぐわんぐわんしてきて意識がもうろうとし始めました。
人によっては気持ち悪くなってしまうらしいのですが、私の場合は気持ちよくなりました。
例えるならワインを好きなだけ飲んで、めちゃくちゃ気持ち良く酔っ払っている感覚(笑)。
先生に声をかけたりと普通に会話はできていたものの、目の前がずっと渦を巻いていました。

出典:二の腕の脂肪吸引してきた!【品川美容外科渋谷院】nicoly.jp/article/3342

静脈麻酔(眠る麻酔)

静脈麻酔とは、身体を眠った状態にする麻酔薬です。眠っているだけなので呼吸は自発的に行なえます。脂肪吸引の手術では、呼吸を制限するような強い薬で全身麻酔を行うことは基本的にありません。

脂肪吸引による痛みについて

脂肪吸引が痛くて悩んでいる女性

脂肪吸引の手術中は麻酔薬が効いていることがわかりましたが、施術後にはどのような痛みを感じるのでしょうか。

手術終盤〜手術直後の痛み

脂肪吸引をすることで麻酔薬も吸いだされてしまうため、手術が終わりに近づくにつれ、痛みを感じるようになります。

麻酔の効果が切れたあとは2時間ほど、患部をつねられているような痛みを感じるそうです。

手術後の痛み

脂肪吸引を受けたあと3日目ほどまでが痛みのピークで、患部を動かすと打撲したような痛みを感じます。

4日目から1週間ほどまでは強い筋肉痛のような痛みになり、手術から1か月ほど経つと痛みを感じることはほとんどなくなります。

痛み止めを使おう

強い痛みがあるうちには我慢をせずに鎮痛剤を飲みましょう。薬を飲むことを我慢する人もいますが、無理に痛みを我慢してもメリットはありません。

脂肪吸引によっておきる副作用

脂肪吸引を受けたあとは、打撲や筋肉痛のような痛みがあることがわかりました。

次に、痛みのほかにも患部に起きる副作用を確認していきましょう。

腫れ

脂肪吸引を受けたあとの患部には、腫れが起きます。施術を行う範囲や個人の体質により程度の差はありますが、全く腫れないということはありません。

むくみ

腫れがおさまったあとに起きやすいのが、むくみです。

リンパの流れの悪化により生じるむくみは施術を受けた部位の下にまで広がり、広範囲に及ぶこともあるようです。
一般的には1か月ほどでひいていくことが多いようですが、普段から冷え性の人などは長引きやすく、数か月間続くことも。
血行促進マッサージや水分を多く摂るようにすることなどで解消を促進する効果が期待できます。

出典:脂肪吸引のリスクや副作用の原因は? 対策方法はあるの?nicoly.jp/article/1871

しびれ・違和感

脂肪吸引によって神経に傷がつくことがあります。脂肪層の神経は傷ついても回復するので問題はありません。

内出血

内出血は、脂肪吸引の際にカニューレで毛細血管を傷つけてしまうことが原因です。

一般的に、除去する脂肪の量が多いほど内出血も多く出やすくなります。

目立つものは2週間程度でおおかた消えていき、1か月も経つとほとんどの青あざが消えてしまうことが多いようです。
脂肪吸引後に生じる内出血を悪化させずに早く治すためには圧迫下着を装着するのが大切。

出典:脂肪吸引のリスクや副作用の原因は? 対策方法はあるの?nicoly.jp/article/1871

内出血は見た目が痛々しいため不安になってしまう人も多いようですが、必ず治るものなので心配しすぎないようにしましょう。

また、内出血が起きたからといって、脂肪吸引の仕上がりが悪くなるというわけではありません。

脂肪吸引はアフターケアが大切

脂肪吸引のアフターケアを気にする女性

脂肪吸引がほかの美容整形術と大きく異なることが、自分で行うアフターケアの重要性です。手術による効果を保ち、美しい仕上がりにするために必要なポイントを確認していきましょう。

圧迫をきちんと行う

脂肪吸引の手術後は、脂肪を減らした状態を定着させるためにフェイスバンドや医療用の下着を着用して圧迫を行います。

どの部位に施術を受けた場合にも術後24時間は圧迫を続けます。顔に関してはずっとフェイスバンドを付けているのは難しいですが、家にいる間はできるだけ装着しましょう。

固くなっているところをマッサージする

内出血や腫れが治まってくると患部が固くなってくるので、マッサージを行います。

組織を柔らかくして患部の回復を早くすることができるためです。

ただし、内出血や腫れがまだあるうちにマッサージを行うと悪化の原因になってしまうので注意が必要です。

ダウンタイムの経過

脂肪吸引のダウンタイムについて説明する医師

それでは、脂肪吸引によるダウンタイム中の経過を順を追って確認していきましょう。

施術を受けた部位や個人の体質の差により腫れや痛みの出方は異なりますが、一般的に脂肪吸引の範囲が広く除去した脂肪の量が多いほど、ダウンタイムは長くなります。

※ダウンタイムとは、手術を受けたあとの痛みや腫れが治り、ふだん通りの生活に戻れるまでの期間のことを言います。

施術直後〜当日

施術後最低24時間は患部の圧迫固定を行います。

手術を受けた当日はあまり動きまわらず、安静に過ごしましょう。

施術後〜3日ほど

3日後からはシャワーを浴びることができます。

術後3日ほどまでが腫れや痛みのピークです。強い痛みがある場合には、無理せずに鎮痛剤を飲みましょう。

施術直後よりも内出血が増えてくることもあり、色は赤紫ののち青色に変わります。

顔以外の部位には圧迫下着の着用を毎日続けます。顔も外出時以外はできるだけフェイスバンドを装着するようにしましょう。

施術後〜1週間ほど

内出血は黄色く変化して、だんだんと薄くなっていきます。

術後7日ほどで抜糸を行います。

施術後〜2週間ほど

術後2週間ほどは、むくみがあるため施術前と変わらないか、太って見えることもあります。内出血はどんどん治り、ほぼ消える時期です。

施術後〜1か月ほど

1か月ほど経つと強いむくみもおさまり、脂肪が減ったことを実感できるようになります。

術後1か月までは、圧迫下着の着用を続けましょう。

施術後〜半年ほど

個人差はありますが、術後3か月から半年ほどで脂肪吸引の効果が完成します。

ダウンタイム中の過ごし方のポイント

ダウンタイム中の服薬

脂肪吸引を行った部分をきれいに仕上げるためのアフターケアは、圧迫下着をきちんと着用することが大切ということが分かりました。

そのほかにもダウンタイム中の過ごし方のコツやポイントがあるので、確認していきましょう。

無理のない範囲で適度に動く

脂肪吸引の施術後数日経ったら、じっと動かずにいるよりもふだん通りの生活をして身体を適度に動かしたほうが回復が早くなります。ただしスポーツは1か月ほど休んだほうがベターです。

水分補給をしっかりと行う

脂肪吸引を受ける前には、嘔吐による窒息事故を防ぐため数時間絶食をする必要があります。さらに脂肪とともに体内の水分も排出されるため、水分が不足しがちです。

食事はバランス良く

脂肪吸引を受けたあとは、バランスの良い食事を心がけましょう。

必ず食べなければいけないというものは特にありませんが、肉や魚・乳製品などの良質なたんぱく質を積極的に食べると患部の回復が早くなります。

脂肪吸引で起きる可能性がある失敗例

脂肪吸引に失敗してしまい悩んでいる女性

脂肪吸引の施術後にきちんと圧迫下着の着用を続けても、残念ながら失敗が起きてしまうことがあります。

効果が実感できない

脂肪吸引を受けたのに、あまり変化を感じない場合もあります。特に元の脂肪が少ない人は、目に見えるほどの効果を感じないことも多いようです。

原因は余分な脂肪をしっかり吸引できていなかった、手術前のデザインが良くなかった、そもそも脂肪吸引の適応がなかった、結果に対する患者さんの期待度が大きすぎたなどが理由として考えられます。

出典:お腹の脂肪吸引の効果は?うける前に知っておくべき全知識biyou-zemi.com/liposuction-abdomen-919

傷跡が残る

カニューレを差し込むために切開した部分の傷は次第に目立たなくなっていきますが、まれに目立つ傷跡として残ってしまうことがあります。

多くの場合は色素沈着といってケガをした後に出来るシミの様なものを気にされる方が多い様です。
手術を行った医師の腕もあるかもしれませんが、体質によっては傷跡がケロイドや肥厚性瘢痕と呼ばれる盛り上がりが出来てしまう事も稀にあります。

出典:脂肪吸引のリスクや副作用の原因は? 対策方法はあるの?nicoly.jp/article/1871

肌に色素沈着がおきる

浅い部分の脂肪を取り過ぎると脂肪層と皮膚の間の血流が悪くなり、肌の色が茶色や黒色っぽくくすんで見えることがあります。

色素沈着が癒え、完全にもとの状態に戻るまでには半年~1年程度かかる場合もあるようです。こうした色素沈着を早く解消するためには、血行をよくする薬の服用や、マッサージなどが有効です。

出典:脂肪吸引のリスクや副作用の原因は? 対策方法はあるの?nicoly.jp/article/1871

皮膚にでこぼこができる

脂肪の取り残しや取りムラがあると、皮膚にでこぼこが生じることがあります。

こうした事態を防ぐためには脂肪吸引をおこなう際にバランスよく脂肪を吸引する必要があります。
仕上がりの美しさは施術者の技術によるところが大きいので、脂肪吸引を受ける際にはなるべく経験豊富な腕のいい医師に施術を担当してもらうことを」おすすめします。

出典:部分痩せに効果的な脂肪吸引のメリットとデメリットまとめnicoly.jp/article/1818

皮膚のたるみ・シワ

吸引する脂肪の量が多いと、皮膚が余ってたるみやシワが生じてしまうことがあります。

手術前の状態や除去したい脂肪の量によっては、脂肪吸引手術と同時に余分な皮膚の切除を行う必要があるかもしれません。

しかし、皮膚がたるまない様に吸引すると、今度は効果が実感出来ないという事もあります。
「脂肪吸引をやるからには、なるべくたくさん取りたい!」という気持ちや、「たるみの出ない範囲に吸引したい」という気持ちはあるとは思います。
医師によっても脂肪吸引の考え方には様々なものがありますので、担当に自分の気持ちを伝えてみましょう。

出典:脂肪吸引のリスクや副作用の原因は? 対策方法はあるの?nicoly.jp/article/1871

バランスが不自然

脂肪吸引を行ったことで、ほかの部位とのバランスが崩れてボディラインが不自然になるケースも。一例としては、太ももの脂肪吸引を行ったことでお尻との間に段差ができてしまうことがあります。

こういったケースはデザインミスと考えられ、担当医師の技術不足が原因です。
お尻はそのままで、太ももの脂肪を過剰に吸引すると、当然上にあるお尻は支えを失って落ちてしまいます。本来は太ももと合わせてお尻の脂肪も吸引するか、太ももの吸引箇所と吸引量を調整するべきなのです。

出典:脂肪吸引5つよくある失敗例と術後経過の画像ブログまとめnicoly.jp/article/837

脂肪吸引の修正方法

もしも脂肪吸引で失敗してしまった場合に、行える修正方法の一例を確認してみましょう。

  • 再度脂肪吸引を行ってボディラインを整える
  • 脂肪注入を行ってボディラインを整える
  • 引き締め効果のあるレーザーを照射して皮膚のたるみを改善する
  • 余分な皮膚を切除する(たるみが大きい場合)

脂肪吸引を失敗しないためのポイント

それでは、脂肪吸引による失敗を避けるために大切なポイントを確認してみましょう。

技術力の高い医師を選ぶ

脂肪吸引は、医師の技術力によって仕上がりに差が出やすい手術といわれています。

医師の吸引技術は、その医師がどれだけ施術を経験してきたかでも判断できます。カウンセリングでは、その医師が担当した症例の数や経歴も教えてもらうといいでしょう。

出典:脂肪吸引5つよくある失敗例と術後経過の画像ブログまとめnicoly.jp/article/837

医師にきちんと希望を伝える

脂肪吸引で失敗しないためには、カウンセリングでしっかりと医師と話し合い自分の希望や理想を医師にきちんと伝えることが大切です。そして、自分の希望と医師の方針が一致しているかどうかを確認しましょう。

「脂肪吸引をやるからには、なるべくたくさん取りたい!」という気持ちや、「たるみの出ない範囲に吸引したい」という気持ちはあるとは思います。
医師によっても脂肪吸引の考え方には様々なものがありますので、担当に自分の気持ちを伝えてみましょう。

出典:脂肪吸引のリスクや副作用の原因は? 対策方法はあるの?nicoly.jp/article/1871

アフターケアをきちんと行う・医師の指示を必ず守る

技術力の高い医師による脂肪吸引を受けても、アフターケアをきちんと行わなければ高い効果は得られません。また、ネットの情報を鵜呑みにせず、医師の指示を守ることが大切です。

脂肪吸引後のリバウンドについて

脂肪吸引手術を受けると、再び太ってしまう「リバウンド」が起きる可能性はないのでしょうか?

「太る」ということは、脂肪細胞ひとつひとつが脂肪を貯めこんで大きくふくらむことです。脂肪吸引を行った部分は脂肪細胞そのものの数が減っているため、施術前よりも太りにくくなります。

ただし、大幅に体重が増えれば残った脂肪細胞が大きくふくらんでしまいます。脂肪吸引を受けたからといって絶対に太らなくなるわけではありません。

一時的に太ったように感じてしまうことも

脂肪吸引の施術を受けた部位に腫れやむくみが生じることで、太くなったように見えてしまうことがあります。せっかく脂肪吸引をしたのに、早とちりをしてしまってはもったいないですね。

そういった副作用を生じた人のなかには「脂肪吸引は効果がなかったんだ……!」と悲観したり、自暴自棄になって暴飲暴食に走ってしまう人もいるようですが、脂肪吸引後のむくみや腫れはあくまでも一時的なものです。
腫れやむくみは2週間〜1か月でおおかた消えてしまうことが多いよう。

出典:脂肪吸引後のリバウンドの原因は2つ。副作用対策まとめnicoly.jp/article/1823

リバウンド予防のポイント1:食生活を変えよう

食生活を見直して、脂肪吸引で手に入れた理想の体型を維持しましょう。

リバウンド予防のポイント2:運動を習慣にしよう

これまで運動する習慣がなかった人は、脂肪吸引を受けたあと1か月頃から運動を始めましょう。

脂肪吸引で理想のボディラインを手に入れたら、自己管理で維持することが大切です。

脂肪吸引を受けるクリニックの選び方

脂肪吸引について信頼できる医師を選べた女性

脂肪吸引で満足度の高い施術を受けるために、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて、信頼できる医師に施術を依頼したいもの。

それではクリニックや医師選びの際にチェックしたいポイントを見ていきましょう。

カウンセリングに時間を掛けてくれるか

脂肪吸引は美容整形術のなかでもハイリスク・ハイリターンな手術です。

分からないことや不安なことは何でも相談してみて、納得するまでカウンセリングを行ってくれるクリニックを選びましょう。

実際の費用の見積もりは、直接相談してみないとわからないし、見積もりと術後の請求が大きく違う、なんてトラブルにおちいらないためにも、カウンセリングには時間をかけるべき。
遠慮せずに、自分の希望を素直に伝えましょう。これは担当の医師が仕上がりをイメージするうえで、とても大切なことです。

出典:太ももが1番高い! 脂肪吸引の費用は施術部位と方法によって変わるnicoly.jp/article/797

触診を行ってくれるか

きちんと触診(手で触って診断すること)を行わずにカウンセリングを進める医師はあまり信頼できないかもしれません。

相談している部分を見もせずに、触りもせずに手術を勧めるのは名医ではありません。触らなければ実際の脂肪の量や硬さ、吸引が向いているかどうかなど分りません。そもそも自分の気になっているところを診察してくれない医師なんて信用できませんよね?

出典:脂肪吸引の名医とは/名医を探すために必要な3つのポイントkirei-kyokasho.com/liposuction-good-doctor-2591

ネットの口コミは参考程度に

ネットの掲示板や口コミサイトには情報があふれていますが、良い意見も悪い意見も信じすぎないようにしましょう。

値段だけでクリニックを選ばない

脂肪吸引の料金はお手頃といえるものではないので、少しでも安い価格で施術を受けたいと思ってしまうもの。

でも、価格の安さだけでクリニックを選ぶのは、満足の行く結果が得られない原因になってしまうかもしれません。

逆に、料金が高額なら必ず高い効果を得られるというわけでもありません。クリニック選びの際には施術料金を再優先するのではなく、カウンセリング時の医師の対応なども含めて総合的に判断しましょう。

脂肪吸引の施術費用や費用相場はどれくらい?

脂肪吸引の費用相場と部位別の費用まとめ

それでは、脂肪吸引の施術費用はどれ位かかるのでしょうか?

実は、クリニックのウェブサイトの情報だけでは脂肪吸引の施術費用の比較は難しくなっています。

クリニックによって脂肪吸引を行う範囲の分類が異なっていたり、麻酔代や圧迫下着の代金・定期検診の際の再診料などが込みだったり別途だったりするためです。

以下に、代表的なクリニックの脂肪吸引料金をおもな部位ごとに集めてみたので参考にしてください。

カウンセリングを受ける際には、施術を受ける場合に総額でいくら必要なのかをきちんと確認しましょう。

お腹・ウエストの脂肪吸引料金

二の腕の脂肪吸引料金

太ももの脂肪吸引料金

脂肪吸引は満足度の高い施術

脂肪吸引はほかの美容整形術に比べてダウンタイムも長く、しっかりとアフターケアを行わなければいけません。その反面、物理的に脂肪を除去するためほかの痩身術と違い効果を感じやすく、満足度が高い美容術といえます。

メリットとデメリットをきちんと知れば、手術に対する不安も減るはず。脂肪吸引に興味があるなら、まずはクリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがですか。

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