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2016年06月21日 更新 | 928 views

月経前症候群(PMS)とは? セルフケアで対策しよう

臨床心理士 東京京橋カウンセリングオフィス

この記事は、臨床心理士 東京京橋カウンセリングオフィスが監修しています。

月経前になるとイライラしたり、頭痛がしたりする症状が出る月経前症候群(PMS)。PMSとうまく付き合うには、セルフケアを心がけるのが効果的です。月経期間や、月経前後の身体・精神症状を記録することで、自分の体のリズムがわかってくるはず。

月経前になると、腹痛や腰のあたりの重さだけでなく、普段と人が変わってしまうように感じるほど、イライラしやすかったり、自分を責める気持ちが強まったりするなどの情緒不安定な状態になる経験はありませんか?

それは、もしかすると月経前症候群(PMS)かもしれません。

PMSとは?

ベッドに座って読書をする女性

日本産科婦人科学会によると、月経前症候群とは以下のように定義されています。

月経前3~10日の黄体期の間に続く精神的あるいは身体的症状で、月経発来とともに減退ないし消失するものをいう。イライラ、のぼせ、下腹部膨満感、下腹痛、腰痛、頭重感、怒りっぽくなる、頭痛、乳房痛、落着かない、憂うつの順に多い。

出典:日本産科婦人科学会

黄体期とは、排卵期に排卵した後に、着床の準備のため、黄体ホルモンを出す周期のことです。子宮内膜がはがれ落ちて血液といっしょに体外へ排出される月経期の前の周期を指します。

上記の様な症状は他の疾患でも見られるものです。鑑別することを踏まえて、医師によって、診断基準に基づき、診断されます。

PMSの原因と治療

PMSの原因については、色々な説がありますが、はっきりとはわかっていません。

軽度・中等度のPMSの治療は、生活習慣の改善、適度な運動、十分な睡眠、薬物療法などの治療方法があります。

PMSの薬物療法の種類

PMSの治療のなかでも、薬物療法にはいくつか選択肢があります。

SSRI(抗うつ薬)

本来はうつ病に使われる薬です。精神症状が重い場合は、SSRIを使うと効果があると言われています。

漢方薬

体質や症状によって使われる漢方が異なります。

ホルモン療法

重いPMSの場合にホルモン療法が行われることがあります。

PMSのセルフケア方法

日記をつける女性の画像

月経前の期間をよりよく過ごすために、普段から心がけられるPMSのセルフケア方法をチェックしてみましょう。

PMSのセルフケア方法は、症状の程度によって、選択される治療は異なります。ストレッサー(ストレスとなりうる出来事)の調整も大切です。

PMSのセルフケア方法1:記録をつけよう

まずは記録をつけることで自分の特徴をつかみましょう。

記録する内容の例として、以下のものが挙げられます。

  • 月経期間
  • 月経開始日2週間~月経開始後3、4日の身体・精神状態
  • 身体・精神症状の強さ
  • 身体・精神症状の前後の出来事(仕事、家庭のライフイベント)

身体・精神症状の強さは、0~10の数値の間でどの程度強く感じたか、と記録してみると良いでしょう。

何カ月分か記録すると、具体的に自分の状態が把握できるようになります。

インターネットで検索すると記録表サンプルを見ることもできるので、参考にして自分に使いやすい記録表を使ってみて下さい。

PMSのセルフケア方法2:頑張りすぎない

現代の女性は、学校に行きながらアルバイトをする、仕事しながら子育てをする、と忙しい生活習慣の人が多いと思います。

記録をつけることで傾向がわかってきたら、体調不良になりやすい時期には、なるべく無理をしない程度にスケジュールを組むことが望ましいでしょう。

いつも頑張っているご褒美に「休息期なんだ」と考える様にしましょう。

PMSのセルフケア方法 3:心と体をリラックスする時間を持とう

また、心身ともにリラックスできる時間を持つことも大切です。

一人の時間を持つようにする、呼吸法によるリラクセーション、半身浴、アロマやマッサージで心と体をほぐすようにする、など自分なりのリラクセーション方法を身につけてみましょう。

リラックスする時間を持つことで、心の余裕が生まれます。

PMSのセルフケア方法4:周囲の人の理解も大切

周囲の人の理解を得ることも、PMSのケアには大切です。

例えばPMSの精神症状が出ているときは、ふだんよりもイライラしやすくすぐ口論になってしまうなどがあるかもしれません。

そんなとき、周囲の人の理解があればトラブルを避けることができます。

周囲の人にお願いしたいことは、体調不良によって出来ないことを責めないでほしいということ、辛いという気持ちに寄り添ってほしいということです。

特に、家族などの身近な人の理解を得られれば、心強いでしょう。

PSMは婦人科や精神科に相談

風船を持った女性の画像

PMSの疑いがある場合は、まずは婦人科・精神科で診てもらう、ということが大切です。

まずは記録をつけてみることで周囲の人へ説明もしやすくなり、「今日は無理をしないでおこう」と活動の目安にもなります。

あなた自身に合った、工夫を見つけてみて下さい。

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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