自分の肌のくすみの原因はどれ?美肌をキープする改善&予防方法

肌にくすみをもたらす原因は、おもに紫外線、血行不良、肌の乾燥、肌の汚れ、食事バランスの偏り、たばこ、加齢だと考えられています。日常生活の中に当てはまる原因の多い人は、肌がくすみやすいといえるでしょう。肌がくすんでしまったときには、ピーリング、保湿、入浴の血行促進、顔の血行促進運動が効果的。原因を排除して、くすまないように予防することも大切です。

品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

この記事は、品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行先生が監修しています。

肌のくすみをカバーしようとすると、厚化粧になり、友だちには「どうしたの?」と心配されてしまう……。

肌のくすみは、相手にやつれた印象を与えるだけでなく、自分自身の気持ちも暗くします。

そのうえ、放置しておくとくすみがひどくなるばかりかシミやしわなど新たな悩みを生み出すことに。

くすみの原因を知り、早めに対処して明るく輝いた肌をキープしましょう。

目次

「くすみ」とはどのような状態のこと?

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実は、「このような状態をくすみと呼ぶ」という医学的な定義はありません。

しかし、辞書の記述をまとめると以下のようにいえます。

「肌本来の透明感、明るさ、ツヤやハリが失われ、よどんだ色合いになっている状態」]

このように、「くすみ」とは良い症状のものではありません。くすみは、顔色が悪く見えるだけでなく、老けた印象を与えることもあるようです。

肌のくすみが起こる7つの原因

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肌のくすみの改善を目指すには、まずは原因を知ることが大切。どのようなことが原因で肌にくすみをもたらすのか見ていきましょう。

1:紫外線

紫外線を浴びると、肌の奥ではメラニンがつくられます。メラニンはシミのもとになる黒い色素ですが、本来は、肌を守るはたらきをするもの。

肌のターンオーバー(新陳代謝により皮膚の細胞が生まれ変わること)が正常に機能していれば、つくられたメラニンは自然に体外に排出されていくため、くすみやシミになることはありません。

ところが、紫外線の刺激を受けすぎてメラニンが過剰に作られると、ターンオーバーの機能に支障が出ます。

すると、メラニンが排出されず、皮膚の奥に残ってしまうことに。

古い皮膚細胞と新しい皮膚細胞の入れ替わりもスムーズに行われないため、肌にくすみが生じてしまうのです。

2:血行不良

血液は、体が必要とする酸素や栄養素を体のすみずみまで運ぶ役割を担っています。一方、不要となった老廃物はリンパの流れに乗って排出されます。

血行不良だと、この両方の機能が十分に果たされなくなり、新陳代謝の機能が低下しくすみの原因に

また、目の下にできる青いクマも血行不良が原因といわれています。

血行が悪いと、目のまわりにある毛細血管に血液を行き渡らせることができず、血管が薄く透けて青く見えるそうです。

3:肌の乾燥

肌の水分量は、20代前半をピークに減少していくといわれています。

年々強くなる紫外線や1年中使われているエアコンの影響で、肌は乾燥しやすい状況にさらされています。そのほかにも、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏った食事なども、肌の水分バランスを崩すきっかけに。

肌の水分バランスが崩れると、ターンオーバーがスムーズに行われず、古い角質が剥がれ落ちなくなってしまいます。

役目を終えた古いゴミが肌に残っているような状態ですから、肌もくすんで見えるのです。

4:肌の汚れ

化粧をしっかり落とさずに寝る、いい加減な洗顔で汚れや皮脂が落ちていない、すすぎが足りずに洗顔料の成分が残っているなどの肌の汚れもくすみの原因に。

これは、毛穴に残った汚れや皮脂が酸化して、黒ずんでしまうためです。

また、肌の汚れはターンオーバーの機能を乱し、色素を沈着させるといった弊害も起こるといわれています。

5:甘い物やアルコール、脂肪分の摂りすぎ

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甘い物やアルコールを摂りすぎると、糖分と体内のタンパク質が結びつき肌を黄色くくすませる「糖化」という現象が起こります。

また、脂肪分を摂りすぎると、「カルボニル化」という脂質と体内のタンパク質が結びつき肌を黄色くくすませる現象が起きます。

どちらも肌のくすみを引き起こす現象で、食べ物や飲み物のほか、紫外線やストレス、喫煙なども関係しているのだそうです。

6:たばこ

喫煙は、「糖化」や「カルボニル化」を引き起こす要因ですが、血行を悪くしたり、きれいな肌をつくるために欠かせないビタミンCを破壊したり、肌のツヤやハリを失わせる活性酸素を発生するといった影響も及ぼすとされています。

どれも、肌のくすみにつながるものです。

7:加齢

年齢を重ねると、肌のターンオーバーの周期が長くなります。

20代では28日周期だったものが、40代以降になると倍ほどの日数がかかるそうです。

古い角質が剥がれ落ちにくくなるため、肌にくすみが生じます。

さらに、肌の水分量、肌のハリやツヤを保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分も減ってくるので、しわやたるみなどの老化現象も起きるでしょう。

肌がくすんでしまったときの4つの改善方法

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肌のくすみの改善を目指すには、原因から考えその対策を行う必要があります。くすみ改善が目指せる以下の方法を紹介します。

1:ピーリングで古い角質を落とす

きちんと洗顔した後に、市販のピーリング剤で古い角質を取り除くと効果的です。

ピーリング後は、肌のターンオーバーが促され、保湿化粧品などの浸透力もぐんと増すため、健康な肌に戻っていくことも期待できます。

ただし、ピーリングは肌にとっては刺激でもあるので、決められた用法をきちんと守って使うように気をつけましょう。

また、ピーリング後は、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどを配合した保湿化粧品で、しっかりと保湿をすると良いでしょう。

「ピーリング+保湿」でワンセットと考えると良さそうです。

2:保湿作用のある化粧品でケアをする

肌の乾燥が原因でくすんでいる場合は、とにかく保湿に力を注ぎましょう。

コラーゲンやヒアルロン酸、セラミド、エラスチンなどの保湿成分を配合した化粧品が有効とされます。

基本は、化粧水や美容液で水分を補給してから、乳液やクリームで水分が出ていかないようにふたをすること。化粧水や美容液は、手でそっと押さえるようにして肌に染み込ませることが大切です。

3:化粧品でケアをする

メラニンが原因でくすんでしまったときには、メラニンの生成を抑える成分が入った美白化粧品がおすすめ。

美白化粧品によく配合されている、ビタミンC誘導体には、メラニンの生成を抑えるはたらき、メラニン色素を還元するはたらき、角質細胞へのメラニンの受け渡しを防ぐはたらきが期待できます。

ほかにも、ハイドロキノン、アルブチン、トラネキサム酸などが配合されている成分もおすすめです。

化粧品を購入する前にパッケージを見て何が配合されているかを確認してみましょう。

4:入浴で血行を良くする

血行不良もくすみの原因となります。忙しいときはシャワーで済ませがちですが、夜は湯船に浸かって体を温め血行の流れを良くしましょう。

38~40度ほどのお湯にゆっくり浸かると、体が芯から温まり血行が良くなります。

お風呂に入る時間がない場合は、洗面器に40度前後のお湯を入れて、足だけを浸ける「足浴」、手の先だけを浸ける「手浴」でも効果はあるかもしれません。

ほかにも、運動などで血行を促進することもおすすめです。

肌がくすむ前に!5つの予防

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くすんでしまった肌の改善を目指すよりも、そもそもくすませない予防をすれば、悩むこともないかもしれません。

くすみが気になる人も、まだ異常がない人も予防をしっかり行っておきましょう。

1:紫外線対策をしっかりとする

紫外線の刺激でくすみのもとであるメラニンが過剰に生成されるのを防ぐためには、日焼け止めを塗って紫外線をブロックするのが効果的。

また、日傘や帽子も使い、できるだけ紫外線に当たらないように工夫をすると良いと考えられます。

紫外線は窓を通して屋内にも入ってきます。特に外出する予定がない日でも、日焼け止めクリームは塗るようにしましょう。

2:生活習慣を見直し整える

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睡眠不足や不規則な生活による血行不良は、くすみの原因に。

「冷え性だけに対処する」、「睡眠不足にならないようにする」というよりは、トータルで生活を整えることを心がけてみてください。

趣味の時間を持ち、ゆったりくつろげる自分だけの過ごし方を見つけてストレスを解消しましょう。

また、ある程度まとまった睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとるようにすることが大切です。

3:冷えの改善を目指す

冷えの改善を目指す方法として、入浴、食事、運動の3つにわけて紹介します。

  • 入浴

入浴はシャワーで済ませずに湯船に浸かりましょう。バスソルトを入れると体が温まり、老廃物を排出する効果が期待できます。

  • 食事

根菜やショウガ、ネギなど体を温めるものを中心に摂り、夏野菜といった体を冷やすものは極力摂らないようにしましょう。夏でも冷たい飲み物よりは温かい飲み物がおすすめです。

  • 運動

体を動かすことは、運動不足による血行不良の改善だけでなく、ストレスの解消にもつながります。

エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使う、 体を大きく動かすことを意識しながら掃除をする、最寄り駅より一駅手前で降りて歩くなど日常生活でできることからスタートしましょう。

4:肌の手入れをきちんとする

「つい面倒で手入れができていない……」が、肌のくすみへの第一歩です。

化粧はしっかりと落とす、洗顔は肌に負担をかけないよう泡で優しく洗う、最後に保湿ケアを忘れずに行う、この3つは毎日の習慣のひとつとして忘れずに行いましょう。

5:食べ物に気をつける

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甘い物や脂っこい物、アルコールの摂りすぎが原因であると自覚している人は、特に食べ物に気をつけると良いでしょう。

原因になる食べ物をできるだけ減らしたり、以下のような食材を積極的に摂ったりすると糖化がおさえられるようです。

  • ビタミンCを多く含む野菜や果物
  • ビタミンEを多く含むアーモンドや松の実などのナッツ類
  • 抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むブルーベリー、りんご、お茶など
  • アルギニン酸を多く含む、大豆、ゴマ、鶏肉、落花生など

不規則な食事は、睡眠の質や血行にも影響があるとされます。

できるだけ規則正しく食事を摂る、寝る直前には食べないといったことも効果的だと考えられます。

肌のくすみの原因を把握して美肌へ

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肌がくすむ原因はさまざまなものがありますが、くすみがひどくなる前に対処すれば、肌の輝きを取り戻せる可能性が高くなります。

誰でも、老けたくすみ顔よりは、生き生きとした明るい顔で過ごしたいですよね。

くすみを自覚したら、放置せずに原因から取り除いてケアを。そして、くすみのない肌を目指して予防を心がけていきましょう。

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品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

和田哲行

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