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2016年11月23日 更新 | 3,280 views

「タマネギのにおいがする。」10年間ワキガに悩んだ今、考えること[体験談]

老若男女問わず、臭いに関する悩みはデリケートな問題です。私の場合は自分のワキからタマネギの臭いがすると気付いた日から、毎日臭いのケアに追われ、極端に人目を気にするようになりました。努力の甲斐あって、今では臭いは当時より軽減され、結婚して娘もいる生活を送っています。そんな私の体験談をお話します。

ワキガに気付いたとき

出典:We heart it

私がワキガに気付いたのは、高校1年の春。

元々暑がりで汗かきな私でしたが、その日は特に暑かったわけでもないのに、ワキにだけ大量に汗をかいていました。

ヌルヌルして気持ち悪かった為、手のひらでワキの汗をぬぐい取ると、手のひらからタマネギのような、肉まんのような臭いがするのです。

その頃の私は、ワキガという言葉すら知りませんでした。

この臭いが意味するものをその時は何もわかっておらず、気にしていませんでした。

ワキガというものを知る

出典:We heart it

高校の同じクラスに、ワキガの男の子がいました。 女の子たちが

「アイツ絶対にワキガだわ」

とヒソヒソ言っているのを耳にして、ワキが臭いことをワキガというのだと知りました。

その時私は、汗をかいたときに自分のワキからタマネギの臭いがしたのを思い出したのです。

もしかして?と不安になり、学校から帰り、脱いだブラウスのワキの部分を臭ってみると、タマネギの臭い。

その男の子と同じ臭いがしたのです。

そして、今まで気にしたことはなかったのですが、よくよく見てみると春に買ったりばかりのブラウスのワキの部分が黄色く変色しているのです。 私はショックと恥ずかしさで泣いてしまいました。

携帯でワキガについて調べました。 臭いの特徴、ワキの部分が黄ばむこと、自分に当てはまることがいくつも書いてありました。

私はワキガなんだ、そう核心しました。

ワキガと分かってからの苦労

出典:We heart it

ワキガと分かってから、急に人と接するのが恐くなりました。

実際に、自分のワキから発している臭いが、どの程度まわりに伝わっているのかわかりません。

そして、それを誰かに聞く勇気なんてありませんでした。

もしかしたらみんな私のこと、臭いと思っているのかな?と周りの目が気になり始めました。 携帯でワキガについて調べた時、ワキガの人は自分のワキガの臭いには気付いていない人が多いと書かれていました。

そのため、私自身ももしかしたら気付いていないだけで、とてつもない悪臭を放っているのかもしれないと、過剰に心配するようになりました。 汗ふきシート、制汗スプレーを常に持ち歩き、人目に隠れて一日に何度も何度もシートで拭いたり、スプレーをしたりしていました。

そうしないと不安で不安で仕方なかったのです。

そして、ハンドタオルをいくつも学校に持っていき、通学中の電車や授業中にはワキに挟んで汗を吸いとらせていました。

実際に、私のワキの臭いがどれくらいの程度周りに気付かれていたのかは、わかりません。

今でも恐くて、友人に聞く勇気はありません。

ワキガと彼氏

出典:We heart it

高校1年の夏、彼氏ができました。

その彼氏というのは、友達の紹介で知り合った他校の人でした。

メールでのやり取りで盛り上がり、会ったこともないのに付き合うことになりました。

初めての彼氏に会える喜び以上に、ワキガであることがバレるのではないかという恐怖の方が大きかったです。

季節は夏、そしてまだ行動手段は徒歩か自転車だった為、汗をかくことは避けられません。 最寄りの駅に着いたら、もう汗だくです。

こっそりと着替えを持って来ていた為、汗を一通り拭いたあと、トイレで着替えを済ませ、彼と会うまで、物陰を見つけては狂ったようにスプレーをして、会うギリギリまでタオルをワキに挟んでいました。

幸いなことに、最初のデートでワキガだとバレることはなかったようです。

本当のところは分かりませんが、もし彼女がワキガだと知ると、きっとその日にお付き合いは終わってしまうと思っていたので。

しかし、付き合いが続いていくとなると、会うたびにワキガであることを隠し続けなくてはいけません。 デートの楽しさよりもワキガであることがバレないようにと気にしてばかりいたような気がします。

そして、一番困ったのはセックスのときです。

付き合っていると、いずれはそのような場面になりますよね。 緊張すると、汗をかいてしまいます。

裸になると臭いだけでなく、剃ってもすぐに生えてくる濃いワキ毛と黒ずんだワキの肌を見られてしまうかもしれません。 かといって、嫌われたくなくて断れません。

行為の直前は必ずトイレに行き、ワキを水拭きし、シートで拭き、大量のスプレーでごまかしていました。

ワキガでさえいなければ、こんなに悩むことなんてないのにと悲しくなりました。

ワキガの私がやってみたこと

出典:We heart it

ワキガを治すには、病院で手術するのが一番確実なのだとネットに書いてありました。

しかし、年頃だった私は親にすら言うことができませんでしたし、私のために大金を手術に使うなんて親に申し訳ないと思っていました。

これもネットで得た情報ですが、食生活は大事とのことでした。

肉食の欧米では日本よりもワキガの人が多いのだそうです。

そして、自分の食生活を見直してみたときに、気付いたことがありました。

高校に入学し、毎日学校の目の前にあるコンビニに行くのが日課になった私は、とあるコンビニのチキンにハマっていました。 毎日コンビニに寄ってチキンを買って食べていました。

その頃の私はワキガだけではなく、中学時代からは8㎏も太り、ニキビもかなり出ていました。

食生活の偏りや乱れが体に現れていたのだと思います。

そこで、私は大好きだったチキンとお菓子を一切やめてみることにしました。 家で朝ごはんをきちんと食べて、間食はやめるよう心がけました。

すると半年ほどで体重は10㎏近くも落ち、ニキビも少なくなりました。

そしてその頃から、汗をかいてもあまりタマネギのきつい臭いがしなくなったのです。

ほんの少しでも食生活を見直して、体全体の調子が整ったがよかったのかもしれません。

消えない不安

出典:We heart it

それから数年後、短大生活を経て、無事に就職することができました。

高校時代に乱れた食生活を見直したことで、臭いも無くなったと思っているので、食生活には今でも気をつけています。

ありがたいことに、現在は当時のようなタマネギの臭いがすることはありません。

しかし、不安だけはあの頃と変わらずにあります。 半袖を着ているとき、隣に人が座ったとき、エレベーターに乗ったとき、もしかしたら、気付かないうちに自分が悪臭を放っているのではないかと気にしすぎてしまうことがあります。

就職してある日のこと、昼休憩のため6畳ほどの休憩室にいました。 すると、私のあとから入ってきた人が

「ん?なんか変な臭いする」

と言いました。

私の職業は重労働のため、みんな汗をかきます。 休憩室は着替えをしたあとの服が置いてあったり、いろんな人の出入りもあるため、正直いい臭いだとは言えません。

そして、その人が何に対してどんな臭いが変な臭いだと思ったのか分かりませんが、その場にいた私は、人目を気にしてビクビクしていた頃を思い出しました。

臭い、変な臭いという言葉は、全て自分に言われているような気がしてならないのです。

少しの間忘れていましたが、私は臭い人間なんだ、油断してはいけないんだと、現実に引き戻されたような気持ちになりました。

そしてまた、人目を気にするようになりました。 こんな歳になって、女の子が臭いなんて恥ずかしい。そんな気持ちでした。

職場でも、休憩中やトイレなど少しでも時間があればスプレーをしないと不安で不安で仕方なかったです。

毎日、自分で臭いの確認はしています。 タマネギのような臭いがしたことはなかったですが、自分で分かっていないだけなのか、毎日臭いすぎて鼻が麻痺してわからなくなっているのか。

自分の嗅覚さえ疑ってしまうほど、人目を気にしすぎて、不安に襲われて自分をコントロールすることができなくなっていたように思います。

ある日、上司に呼び出されてこう言われました。

「あなた、いつもスプレー使ってるでしょ?少しスプレーの臭いが強いからもう少し控えれない?」と。

実はワキガ体質で、ここまでスプレーしないと精神的に不安なんです。とは言えませんでした。

私の仕事はお年寄りに接する仕事なので仕方ないと思います。 スプレーの回数を減らすのは少し勇気がいることですが、ワキガの臭いではなく、みんなに発していた臭いがスプレーの臭いだったと知り、申し訳ない反面、少し安堵したのを覚えています。

ワキガは臭いだけの問題ではなく、自分がワキガだと気付いた後の精神的なショックと人付き合いがとても大変です。

なった人にしか分からないと思いますが、臭いというのはとてもデリケートなことです。 安易に口に出せるものでもないです。

ワキガなんてこの世から無くなればいいのにと、何度も思いました。

今の私と今後の私

出典:We heart it

今でも私はよくワキに汗をかきます。 季節や場面を問わずです。

そして、相変わらずスプレーは毎日欠かせません。 スプレーの香りが切れてくると、休みの日でも必ずスプレーをします。

私自身、あまりワキガの自分と直面したくないのかもしれません。

自分のことすら、ごまかしているようです。情けないですが。

私は今結婚2年目で、娘が一人います。

そして、旦那さんもワキガです。 といっても、日常生活で旦那さんのワキガ臭を感じることはほとんどありません。

初めて旦那さんのワキガに気付いたのは付き合って半年後、セックスをしていたときです。 それも、ワキのすぐ近くに顔を近づけないとわからない程度の臭いです。

その後も何度か臭いを感じることはありましたが、半年に1度あるかないかくらいです。 私は旦那さんのワキガに気付いたとき、なぜか、安心と愛しさがありました。 普通の人では考えられないことですよね。

でも私は、旦那さんのワキガさえ、好きだと思えたのです。

自分なら、旦那さんの気持ちをわかってあげられる、責めたりしないと思えたのです。

旦那さんは自分がワキガだということは気付いているようです。 口には出しませんが、毎日こまめにスプレーをして、臭っている日にはシャワーを浴びすぐに着替えをする。

その行動が、そっくりそのまま私の行動と一緒なので、きっと自分で気付いてケアをしているんだと思いました。

もちろん、私も旦那さんに自分のワキガ臭がバレてしまうのは恥ずかしいです。 なので、いくら旦那さんがワキガとはいえ、ケアは今までと同様に怠らず行っています。

しかし、人目ばかり気にしていた私ですが、今は堂々とケアできるようになりました。

旦那さんはもしかしたら、こんなにワキの臭いを気にしてスプレーをしている私を見て、ワキガ体質だということは分かっているかもしれません。

それでも今は、旦那さんの前ではワキのケアをしている自分は隠さなくていいと思えるようになりました。

出掛ける前は、旦那さんとスプレーしたか確認しあっています。

私が旦那さんと知り合い、結婚できたのは幸運だったかもしれません。

しかし、先ほども書いたように、臭いというのはデリケートな問題だと思います。

老若男女問わず、ワキガに限らず、臭いについてのトラブルを抱えている人は、他人には分からない辛さがあるのかもしれません。

いくら旦那さんでも、私と同じとはいえ、一人の人間として尊重しているので、デリカシーのない言葉をかけてしまわないように気をつけています。

そして、ワキガは遺伝するとよく言われています。 私も旦那もワキガ体質なため、娘にも遺伝してしまう可能性が高いです。

女の子でワキガは本当に可哀想だと思いますが、こればかりはどうすることもできません。 将来、娘が年頃になり、万が一ワキガだった場合、私は全力で娘と一緒に闘おうと思っています。

親子だから伝えてあげられることもあると思います。

苦しみが分かるからこそ、力になってあげたい。

私の子どもに産まれたばっかりに、辛い思いをさせてしまうことになるかもしれませんが、ワキガでも人と同じように生活できるということを教えてあげたいと思います。

最後に

出典:We heart it

臭いに対する不安は、きっと私自身も一生無くなることはないと思っています。

今は落ち着いている臭いも、いつ突然再発するかもわかりません。

更年期、出産、閉経など、女性の体の変化はさまざまです。 臭いなんて無ければ悩まずに生きていけるのかもしれませんが、私は私の体と付き合って生きていかなければなりません。

この体も、不安になる気持ちも全て受け止めて、納得するようにケアをして、予防をして、人付き合いに悲観的にならずに生活できればいいなと思っています。

Top image via Weheartit

written by y7.7

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