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2016年11月24日 更新 | 1,195 views

三つ編みをすると、まるで「しめ縄」。剛毛に悩み続けた私が今、思うこと[体験談]

私の髪の毛は尋常ではないほどの剛毛です。毛質は硬く太く、量も多いので髪の毛を結っても可愛い髪型にはなりませんでした。美容院へ行っても数ヶ月後には元通り、ヘアケアをしても髪質が変化することはなく…。そんな私の髪の毛は今は落ち着いてきています。これまでの私の体験談をお話します。

花で顔を隠している色白の女性出典:We heart it

モデル、タレント、女優…

日頃テレビで見る芸能界の女性の中で、髪が厚すぎるという人はあまり見たことがありません。

みんな量は丁度良く、しっとりと柔らかい髪質の人ばかり。

決して変えることのできない硬い髪質と毛の量に、私はかなり振り回されて生きてきました。

ここから先は、私が自分の多すぎる髪の毛について悩み抜いた体験談になります。

薄毛ばかりに着目されている世の中で、髪の毛が多いことによって悩む人も中にはいるのだということを、分かってもらえたなら嬉しいです。

髪の量

考えるようにして下を向いている女性出典:We heart it

髪の毛の質について気にするようになるのは、お洒落を始める歳になってから。

母親に服を選んでもらっていたような5歳や6歳の頃は、自分の髪が他の人と比べて硬いことなんて気が付いていませんでした。 ただ、髪の量が多いことだけには、気が付くような出来事があったのです。

あれは、5歳の夏。

保育園でプールに入る予定だったその日、私は母の手によって長い髪の毛を2つにくくって三つ編みにし、さらにそれをくるりとねじったお団子ヘアーで保育園に出かけていきました。 今考えると、ミッキーマウスのような頭になっていたと思います。

そしてやってきたプールの時間。

みんなが水着に着替え、水泳帽子をかぶって水の中に入る中、私はひとり立ちすくんでいました。

頭にある2つのお団子が大きすぎて、水泳帽子をかぶることができなかったのです。

とはいえ、帽子をかぶらなければプールに入ることはできません。 そこで私は担任の先生に、帽子の中にお団子を詰め込むのを手伝って欲しいとお願いしに行きました。

「いいよ」と簡単に頷いてくれた先生。

しかし、了承したはいいけれど、大人である先生の力でもっても帽子はなかなか入ってくれません。 先生の手の力を支えきれず、私の頭は次第に下を向いていきます。

決して帽子が小さいサイズだったわけではありません。 現に、私くらい髪の長い子も同じサイズの帽子をかぶって気持ちよさそうに泳いでいます。

ぐりぐりと頭頂部にものすごい圧力を受けながら、幼い私は初めて自分の髪は量が多いのだということに気が付きました。

兄と私の違い

女性の髪の毛を引っ張っている男性出典:We heart it

髪の量が多いといっても、ある程度の柔らかさを持っていればそこまで深刻に悩むことはありません。

しかし、私の髪の毛は成長と共にどんどん太く、硬い髪質へと変わっていきました。

自分が髪の毛について悩み始めたのは小学生の時。

私には2歳年上の兄がいるのですが、同じ親から生まれたのになぜこんなにも違うのかというほど外見に違いがありました。

兄はとにかく細くて顔も小さく、目鼻立ちもはっきりしています。 髪の毛は細くて柔らかで、小さな頃は特に女の子のような外見をしていました。

一方私の体格は標準、顔は大きめ。 今は成長するにしたがって二重になりましたが、当時は一重。

そして髪の毛は、量にして兄の3倍はあろうかというような厚さを持っていました。

保育園を卒業するまでは、量が多いにしても子供特有の髪質で柔らかく、母に結んでもらっていたために扱いに困ったことはほとんどありません。

しかし小学4年生になる頃には、私の髪の毛はかなりの量と硬さになっていました。 耳の上で2つに結ぶと、大根が横にぶら下がっているように見えます。

三つ編みなんてしようものなら、まるでしめ縄。

髪そのものも硬いのですから、横に人がいる状態で後ろを振り向いたりすれば髪を振り回す結果になり、隣の人に当てて相当痛い思いをさせてしまうこともありました。

剛毛で量も多く、結ぶのにも一苦労する私の髪と、兄の扱いやすい柔らかい髪の毛。

常に短くしている兄にとって、柔らかい髪質はあまり好きではなかったらしいのですが、それならどうして私と兄の髪が逆じゃなかったのかとため息をついたものでした。

美容院

砂浜で目を閉じて上を見上げて風を感じている女性出典:We heart it

小さな頃は床屋で切ってもらっていた私の髪の毛。

しかし中学生になると、床屋よりも美容院で切ってもらいたいと思うようになりました。 こうして、母に連れて行ってもらった行きつけの美容院。

私はそこで、厚すぎる髪の毛は薄くしてもらうことができるのだと初めて知りました。

鏡に映る私の重苦しい長い髪。 それがどんどん、美容師さんの手によって量を失っていきます。

「これくらいでいいかな?」

と言われ、確認のために頭を触るとすんなりと地肌に届く指。

感動しました。

これで量の多すぎる髪の毛から解放されることができると。

しかし、そのまま椅子を降りて下に落ちた髪の毛を見た時、私に大きな衝撃が走ります。 床一面、真っ黒。 まるでホラー映画のような光景が、そこにはありました。 思わず顔を引きつらせる私に向って、美容師さんが一言。

「かつらが作れるね」

やっぱり私は美容師さんの目から見ても相当髪が厚かったのだとしみじみ思いましたが、とりあえずは髪の量を減らすことには成功しました。

これで、多すぎる髪に奮闘する毎日から解放される。

そう思いながら、機嫌よく私は家に帰っていきました。

しかし、その喜びは長くは続かなかったのです。

2か月後、私の髪の毛は徐々に元の厚さへと戻りつつありました。 そう、私は髪の毛が伸びる速度が人よりも早かったのです。

髪の量が多く、質も硬く、おまけにすぐに伸びてしまう。

せめて髪が伸びる速度だけでも遅かったら、だいぶマシだったように思います。 そこから私は、2か月ごとに髪の量を薄くするために美容院に通うようになりました。

厚い髪の毛へのトラウマ

切ない表情で遠くを見つめている女性出典:We heart it

もうその頃になると、厚すぎる自分の髪は鬱陶しいものでしかありませんでした。

美容院に行けば、要求は薄くすることのみ。 可愛くセットしてもらうよりも、量を減らしてもらうことの方が私にとっては重要でした。

毎回毎回薄くされ、その度に床に落ちる大量の毛髪。

とにかく量を減らさなければ格好悪い、扱いづらい。

そんな考えばかりが頭を埋め尽くし、もう元の髪の量で過ごすことなんて考えられなくなっていました。

私は完全に、厚い髪に対してトラウマを持ってしまっていたのです。

執念ともとれるような毎回の薄くして欲しいという要求は、時には美容師さんを困らせることすらありました

「こんなに薄くしたら髪の毛なくなっちゃうよ?」

そう言われても、やっぱり鏡に映る自分の髪がそこまで薄くなったとは思えません。 また、実際に薄くなりすぎたとしても、2か月後には元に戻りつつあるのです。

当時の私にとって、髪を薄くしすぎることは大した問題ではありませんでした。 その美容院に通っていた期間の私の写真は、今見ると確かにありえないほど髪の毛が薄くなっています。

でも、その時は「薄すぎる」という事実を正常に受け止められないほど、私は厚い髪の毛を疎んでいたのでした。

縮毛矯正

顔をおさえて下を向いている女性出典:We heart it

高校生になって携帯電話を買ってもらい、いつでもインターネットに繋ぐことができるようになると、私は様々な髪質改善方法を漁りました。

でも、そのどれもが私の髪の前では効果を発揮せず、依然として髪の毛の量は多く硬いまま。

トリートメントやシャンプーの正しい方法などは、髪が痛まずつやつやであることには効果がありましたが、依然として固さは変わりありませんでした。

そんな時、天然パーマで悩んでいたクラスの友達が、美容院で縮毛矯正をかけてもらったらしいことを聞きました。

確かに以前は波打っていた彼女の髪は、真っ直ぐでさらさら。 質も少し柔らかくなったように思えます。

「縮毛矯正をかければ髪の毛は扱いやすくなる」

という情報は、インターネットで何度となく目にしていましたが、実際に友達が縮毛矯正をかけたとなると信憑性が違います。

私はお小遣いを使って、自分も縮毛矯正をかけてもらうことにしました。 背中の中ほどまであった髪の毛を、肩の上あたりまで切った上での縮毛矯正。

1万円という、当時にしてみればかなりの大金を投資した上での挑戦。

いくつかの薬剤を髪の毛に塗り付けたり、ヘアーアイロンで伸ばしてもらいながら、柔らかくて真っ直ぐの髪の毛を手に入れた自分を想像してわくわくしていました。

そして、完成した私のヘアースタイル。

ショートカットにした髪の毛先が、見事に外側へとはねていました。

そう、絶対に真っ直ぐになると言われている縮毛矯正ですら、私の髪の毛には完全には効かなかったのです。

もう、どれだけ私の髪は硬いのかと泣きたくなりました。 それから一週間の間、確かに以前よりはまとまりがよかったように思います。

外側にはねていた毛先も、少し時間をかけてアイロンで伸ばせば真っ直ぐな状態を保ってくれました。

しかし、よかったのは一週間の間だけ。

二週間目には元のような硬さを取り戻し始め、一か月経つ頃には縮毛矯正をかけたことが嘘のように思える状態へと逆戻りしていました。 一万円払って長時間じっとしていた対価が、たった二週間。

もう、縮毛矯正やストレートパーマは一生かけまいと、高校生だった私は自分の胸に誓ったのでした。

大人になれば

首元に花をさして森の中を歩いているボブの女性出典:We heart it

自分の髪が厚くて硬いという悩み。

それを自分の周りにいる大人に言うと、必ずみんな同じ答えを返してきていたように思います。

「大人になれば量も減るし、柔らかくなるから」

育毛剤やシャンプーのCMが日常的に流れている今、加齢によって髪の量や質が変化することは知っていました。

そして、女性でも薄毛に悩む人が大勢いるということも。

しかし、私は高校生。

若くて一番お洒落に興味があり、可愛い格好でいたい年頃です。

その時期を重たくて扱いにくい髪で過ごし、30代、40代になって望んだ髪の毛を手に入れたとして、一体何になるでしょうか。 大人になって毛の量が減り、柔らかくなったとしても、もう若い頃のような格好はできません。

私が聞きたいのは「大人になれば」という未来の話ではありません。

「今」でなければ駄目なのです。

別に30代、40代の人がお洒落じゃないと言っているわけでは決してありませんし、その年代の人が少なくなった髪の量に嘆くのは分かること。

しかし、高校生の私が多すぎる髪についての悩みを話した時、みんな口を揃えて「大人になれば」というのがどうしても納得できませんでした。

ポニーテール

デニムワンピースにスニーカーコーデの女性出典:We heart it

長い髪の毛を頭の上でくくるだけのポニーテール。

しかし、これも私にとっては難しい髪形でありました。

なんせ量が多いので、頭頂部でくくるというのは簡単なことではありません。 櫛を使ってどんなに上へと引き上げようとも、必ずどこかの束がばらばらと落ちてくるのです。

あれは、自動車学校の教習所でのこと。

講義まで少し時間があり、私は普段はあまりそこまで関わらないグループと、一緒のテーブルで座っていました。 そこで行った会話の流れで、うっかり口にしてしまったポニーテールへの憧れ。 私の話を聞いてくれた子が、

「できるよ?」

と言ってゴムやヘアピンを用意し始めたのです。

それを見た私は、これは困ったぞと思いました。

長年苦労してきた私の髪を、この子がうまく扱えるとは思えない。 多少髪の扱いが上手かったとしても、縮毛矯正すらもしのぐ私の髪です。 そう簡単にポニーテールが完成するとは、どうしても信用できませんでした。

一抹の不安を胸に抱え、大人しくされるがままでいること数分。

「できた!」

の一声を受けて見た鏡の中には、予想通りの私がいました。

まるで侍のごとく、シュッと一直線に後方へと髪をくくった私が。 自分が結んでこのように完成したら、すぐにほどいてしまうであろうヘアアレンジの出来。

しかし今は、友達が一生懸命結んでくれたのです。 すぐにほどいてしまっては向こうも気を悪くするでしょうし、お互いの関係に亀裂が入ってしまいます。

その後私は、恥ずかしさを押し殺しながら帰宅するまでその髪形を保持し続けました。

男性にも人気があるポニーテール。

私にはとても手が届かない髪形であることを、その時深く胸に刻みました。

成長と共に

ビーチに座っている小麦肌にやけた金髪の女性出典:We heart it

今まで、数々の武勇伝を作り上げてきたこの髪の毛。

量も多く質も硬いこの髪を好きかと言われれば、正直首を振ります。 それは大人になった今でも同じこと。

でも、加齢によって髪質が変わっていくという話は、やはり全くの嘘というわけではなかったようです。

20歳を過ぎてから、量はともかく硬さの方は幾分か落ち着いてきたように思えます。

以前は侍になってしまっていたポニーテールも、ワックスを使えばある程度しなやかに首筋へと束が落ちるようになりました。

あんなにどうにかしたいと悩んでいた頃はどうにもならなかったのに、諦めた途端に良い方へと進み始め、あの頃の奮闘ぶりはなんだったのかと、思わず苦笑してしまいます。

相変わらず量は多く、美容院では薄くすることが欠かせない日々なのですが。 小学生から悩み始め、高校卒業あたりですべてを諦めた髪の毛。

「大好きです!」とまでは言えなくても、この歳になってようやく自分の髪の毛を、ほんのちょっとだけ好きになれたように思います。

何もしなければ何も変わらない

海を見ながら展望を歩いているロングヘアーの女性出典:We heart it

この髪質を改善するために挑戦してきた様々なことは、あまり効果を感じることができないものばかりでした。

かといって、何もしなければ今の少し落ち着いた髪の毛は無いと思っています。 髪を薄くしたことや、縮毛矯正は確かに根本的な解決にはなりません。

でも私はいつだって足掻き、何とかしようと努力を続けてきました。

できることは、いつだってあるのです。

少しでも髪を柔らかくできればと続けたトリートメントや、正しいシャンプーの仕方、乾かし方。

これらは、少なくとも痛みの少ない髪の毛を手に入れるための手助けとなりました。

生まれつき多い髪の量はどうしようもないと諦める人が多いかもしれませんが、かといって何もしなければ硬くて量の多い髪の毛のまま。

私はこれからも、少しでも扱いやすい髪となるように情報を集めていくつもりです。

諦めたら、そこで成長は止まってしまうのですから。

written by noary

Top image via Weheartit

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