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2016年09月14日 更新 | 164,308 views

赤ちゃんにも使えるロコイド軟膏の効能と注意したい副作用

薬剤師 清水葉子

この記事は、薬剤師 清水葉子が監修しています。

ロコイド軟膏はステロイド薬だから副作用がちょっと怖いイメージがあるけど、正しく使えば赤みやかぶれに使えるお肌の強い味方なんです。子どものアトピーや赤ちゃんの湿疹などにも使える効き目の穏やかな薬だから、正しく使えば力強い味方になってくれます。大切なのは、医師の定める用法・用量を守ること。塗り方にもコツがあるんです。

肌荒れを気にする女性

お肌の赤みやかゆみに使える「ロコイド軟膏」。

ロコイド軟膏は病院で処方されるステロイド薬のひとつ。医薬品のため、薬局やドラッグストアでは購入することができません。

ステロイド薬と聞くと副作用が心配になってしまいますが、実はロコイド軟膏は子どもや赤ちゃんも使うことができる薬なんです。

アトピーから虫刺されまで!ロコイド軟膏の効能

軟膏を肌に塗っている

ロコイド軟膏はステロイド薬の一種で、皮膚の赤みやかゆみをとる薬です。 どのような疾患に対して効果を発揮するのかというと、以下のとおり。

ロコイド軟膏が効果を発揮する疾患

  • アトピー性皮膚炎
  • 湿疹
  • 虫刺され
  • 手や唇の荒れ

ロコイド軟膏が皮膚の炎症を抑えてくれるのは、ステロイドを含んでいるから。

人間の身体では、ステロイドホルモンという炎症作用を抑えるホルモンが毎日作られていて、身体の免疫を保つ役割をしています。

そしてこのステロイドホルモンを人工的につくった薬をステロイド薬と呼び、ロコイド軟膏もそのひとつなんです。

ロコイドの強さはどのくらい?

ロコイドをはじめとするステロイド薬は一般的に効果が強く、副作用の強い薬だと思われがち。

ですが、ステロイド薬のの強さにはいくつかのランクがあり、中には体に優しいものもあるんです

そのランク付けはこちらの5段階。

  • 強度1:ストロンゲスト(最強)
  • 強度2:ベリーストロング(とても強い)
  • 強度3:ストロング(強い)
  • 強度4:マイルド(やや弱い)  
  • 強度5:ウィーク(弱い)

そのなかでロコイド軟膏は「強度4」に分類されており、皮膚に優しく、効き目が穏やかです。

ロコイド軟膏の基本の使い方

女性が肩に軟膏を塗っている

使用方法に関しては、基本的に医師の指示に従います。1日1〜数回が目安です。患部に優しく塗布します。

症状の改善を感じない場合は、もう一度受診し医師の指示を仰いだほうがよいでしょう。

ロコイド軟膏の使用上の注意点

いくら効き目が穏やかといってもステロイド薬なので、使用には十分気をつけたいロコイド軟膏。使用上の注意点をチェックしておきましょう

ロコイド軟膏の注意点1:必ず夜に塗布する

ロコイド軟膏をはじめとするステロイド薬全般に共通する注意点ですが、薬を塗った箇所が直射日光を浴びてしまうと、皮膚が黒ずみ変色してしまうおそれがあります。

ですので、ロコイド軟膏を塗布するのは朝ではなく夜にしましょう。

ロコイド軟膏の注意点2:患部に雑菌が入らないようにする

ロコイド軟膏はお風呂上がりに塗るのがベスト。それは患部に雑菌が入らないようにするため。また、患部だけでなく、塗る指にも雑菌がつかないように注意しましょう。心配な場合は、アイスやヨーグルトを買ったときについてくる、袋に密封されたスプーンなどを使用してもいいそうです。

ロコイド軟膏の注意点3:塗りすぎない

5グラムチューブの場合、大人の人差し指の先端から第一関節まで軟膏を出すと、大体0.5グラム。

この量で大人の手のひら2枚分の面積を塗ることができます。ローションの場合は、一円玉程度の大きさが同量に相当します。

患部を手のひらではかって、正しい量を塗布しましょう。

ロコイド軟膏は子どもや赤ちゃんにも使える

赤ちゃんが笑っている

子どものアトピー性皮膚炎や、赤ちゃんの乳児湿疹などにも、ロコイド軟膏は活躍します。

ただ、顔への使用をする際には注意が必要です。

アトピー性皮膚炎治療ガイドラインでは、このように言われています。

経皮吸収の盛んな顔面、頸部などに関しては極力ステロイド外用薬は使用すべきではなく、用いるものとして急性の病変に対して一週間程度の短期間の使用に留め、漸減、間欠投与、タクロリムス軟膏への変更などを考えるべきである

出典:アトピー性皮膚炎治療ガイドライン

わかりやすく言い換えると「顔へのロコイド軟膏の使用を始めて一週間程経っても症状がよくならない場合は、きちんと医師に相談するようにしましょう」ということ。

子供や赤ちゃんの顔へロコイド軟膏の使用をする際は様子を見つつ行うのがベストです。

ロコイド軟膏の副作用

ロコイド軟膏を使用していると、まれに、過剰使用や肌に合わない、などが原因で副作用が現れることがあるようです。

副作用の一例として、以下の症状があげられます。

ロコイド軟膏の副作用

  • 肌荒れ、かぶれ、皮膚の赤み
  • アトピーの悪化
  • 皮膚の感染症

他にも、先述のように患部を直射日光に曝すと皮膚が黒ずんでしまうおそれがあるので注意が必要です。

ロコイド軟膏は肌の強い味方

部屋の中で女性が笑っている

ロコイド軟膏は、副作用を恐れて使用を早めにやめてしまうと、いつまでたっても完治しなかったり、用法を守らず使用すると、症状が悪化してしまいます。

大切なのは、医師の指示をしっかり守り、正しくロコイド軟膏を使用すること。ステロイド薬だからと恐れずに、ロコイド軟膏を活用して、肌のトラブルとさよならしましょう。

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※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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