リバウンドなしでスタイルが保てる?痩身術「脂肪冷却」の効果

脂肪冷却とは、脂肪細胞を冷却して体外へ排出する施術のこと。ほかの痩身術と違ってリバウンドするリスクを大きく軽減でき、メスを使わないので体への負担も少なく、ダウンタイムも施術時の痛みもほとんどありません。ただ、脂肪冷却には即効性がなく、施術可能な部位が限られているというデメリットも。

品川スキンクリニック新潟院院長 武内大

この記事は、品川スキンクリニック新潟院院長 武内大先生が監修しています。

「ボディラインを美しく整えたいけれどリバウンドが心配……」

そんな人に最適なのが、脂肪冷却の施術です。

脂肪冷却は脂肪細胞そのものを凍らせて体外へ排出するという施術なので、施術で痩せたあともリバウンドが起きる可能性を極力低くしてくれます。

さらに、脂肪冷却は皮膚にメスを入れない施術のため、体への負担が少なくダウンタイムもほとんどありません

リバウンドのリスクも体への負担も少ない女性にうれしい痩身術ですが、まずはこの脂肪冷却の仕組みや効果についてくわしく理解しましょう。

脂肪冷却の効果と仕組み

振り向く女性の顔

脂肪細胞を冷却して体外へ排出する脂肪冷却は、具体的にどのような仕組みがあってどのような効果が出るのかが気になるところ。

まずは基本的な脂肪冷却の仕組みと効果について知りましょう。

脂肪冷却の仕組み

人間の脂肪は4℃で凍結し始めると言われています。

脂肪冷却は、この人体の仕組みを利用し、専用のカップで脂肪を落としたい施術箇所を4℃に冷やすことで脂肪をシャーベット状にし、細胞としての活動を停止させるのです。

脂肪細胞の活動が停止し、死滅した脂肪細胞を体内が不要なものと判断すると、脂肪細胞は排尿や排便という形で体外へ排出されます。

この脂肪を凍らせて細胞としての活動を停止させ、体外へ排出する仕組みが「脂肪細胞そのものを少なくする」という脂肪冷却の効果を生んでいるのです。

脂肪冷却の効果

脂肪冷却は体重自体をダウンさせるというより、ウエストや太ももだけなどのボディラインを美しく見せる部分痩せ効果があるといわれています。

また、脂肪細胞そのものの数を少なくするため、施術後リバウンドしにくいことも大きな魅力のひとつ

そのため、「脂肪吸引のような痩身施術に興味はあるけれど、その後のリバウンドが不安……」という人に特に適している施術なのです。

もちろん、つらい食事制限や運動も必要ありません

部分痩せ以外にも、自分では除去が難しいセルライトなどに効果的

頑固なセルライトを放置しているといつまでも代謝が悪いままなので、脂肪冷却を使ってセルライトの除去を試みるといいでしょう。

脂肪冷却のメリットとデメリット

ベッドで寝転がる女性の写真

一見してメリットが多いように思えるこの脂肪冷却施術ですが、もちろんデメリットも存在します。

メリットとデメリットを見比べてみましょう。

脂肪冷却のメリット3つ

まずは脂肪冷却のメリットについて。

脂肪冷却のメリットは大きく分けて3つあります。

脂肪冷却のメリット1:体への負担が少ない

脂肪冷却とほかの痩身術と異なる大きなメリットが、体への負担が少なさ

たとえば脂肪吸引のなかでも最新技術で体への負担が少ない「ライポマティック」でも皮膚にメスを入れる必要があり、どうしても2週間程度のダウンタイムが必要となってしまいます。

その点、脂肪冷却のダウンタイムはほとんどなく、施術当日から入浴や運動などが可能でいつもどおりの日常を送ることができるのです。

脂肪冷却のメリット2:施術時の痛みがほとんどない

「脂肪冷却」という名前から「すごく冷たくてつらい思いをするのでは……」と思う人や、「痩身術はどれも施術中に痛みを感じるのでは……」と思う人もいるでしょう。

しかし、脂肪冷却は施術中の痛みがほとんどなく、まして「冷たくてつらい」など感じることもないくらいの施術なのです。

脂肪冷却はただ寝ているだけで施術が完了してしまうため、痛みやつらさに不安がある方も比較的安心して受けられます。

脂肪冷却のメリット3:リバウンドしにくい

脂肪冷却は脂肪細胞そのものを少なくすることができるとされ、リバウンドを起こすリスクがほとんどありません。

また、従来の脂肪吸引施術はすでについてしまった脂肪をその場で除去するものですが、脂肪冷却は「未来につく予定の脂肪」を少なくすることができるとされます。

ただ、リバウンドしにくいからと言って施術後に過度な暴飲暴食を行えばリバウンドは避けられません

せっかくの施術の効果を無駄にしないためにも、節度を保った生活習慣を心がけましょう。

脂肪冷却のデメリット3つ

脂肪冷却のメリットは女性にとってうれしいものばかりでしたが、デメリットも見てみましょう。

脂肪冷却のデメリット1:即効性がない

施術により死滅した脂肪細胞が体外へ排出されるまでは、個人差はあるものの大体1~3か月程度の時間を要します。

そのため、従来の脂肪吸引のようなすぐに見た目に反映される即効性はありません。また、その効果には個人差があります

ただ、裏を返せばゆっくり時間をかけて脂肪を排出することになるので、自然に痩せたように見えるというメリットに変わることも。

施術に即効性を求める人にとってはデメリットかもしれませんが、施術を受けたことを知られたくない人にとってはメリットになりえます。

脂肪冷却のデメリット2:施術を受けられる部位が限られている

脂肪冷却は皮膚にカップを装着し、吸引しながら脂肪を冷却するので、吸引に耐えられるくらいの皮下脂肪がある部位にしか施術を受けることはできません

目安としては、指で脂肪がつかめる以下の部位です。

  • お腹やウエスト周り
  • 背中
  • おしり
  • 太もも周り

そのため、顔周りの脂肪を落としたいという場合などには、違う痩身術を検討する必要があるでしょう。

脂肪冷却のデメリット3:お酒を飲む機会が多いと効果が軽減する

お酒を摂取すると、肝臓や腎臓はアルコールの分解を優先します。

そうなると、脂肪冷却を行ったあとの重要な脂肪細胞の排出が後回しになってしまうのです。

特に仕事でどうしてもお酒を飲む機会が多い人は、事前に留意する必要があります。

せっかく脂肪冷却の施術を受けるのなら、その効果が最大限発揮できるよう調整しましょう。

脂肪冷却の施術について

医師の写真

脂肪冷却のメリットやデメリットが分かったところで、脂肪冷却の施術について知っていきましょう。

脂肪冷却の施術の流れ

脂肪冷却の施術の大まかな流れは、このような感じです。

  1. 脂肪を除去したい部位をカップで吸引する
  2. カップで吸引された部位を平均30分~1時間程度、4℃で冷却する
  3. 施術完了

脂肪が硬く吸引しにくい人のために、クリニックによっては事前にラジオ波の照射などの脂肪を柔らかくする施術を行う場合や、施術後に脂肪の排出を促すマッサージなどを行う場合もあります。

施術を受ける前の注意点3つ

脂肪冷却の施術の注意点は大きく分けて3つ。

どれも簡単にできるものばかりなので、施術後はできるだけ意識するようにしましょう。

施術を受ける前の注意点1:施術前に体を温めない

施術2日前までにサウナや岩盤浴などで体を温めてしまうと、施術当日に体温が脂肪の冷却を阻害し、効果が出にくくなってしまいます。

そのため、脂肪冷却の施術前は体を温めないようにすることが重要です。

施術を受ける前の注意点2:水分をたっぷりとる

脂肪冷却の施術前は、水分をたっぷりととって体内の巡りをよくしておきましょう

あらかじめ循環を活発にしておくことで、脂肪の体外排出を促してくれます。

施術を受ける前の注意点3:食事は施術の最低1時間前までに済ませる

施術前後は食べ物の吸収が活発になります。

そのため、最低でも食後1時間経過してから施術を受けるようにしましょう。

脂肪冷却のダウンタイム

脂肪冷却のダウンタイムはほとんどありません

ただ、カップで皮下脂肪を吸引した際に一時的な赤みや内出血が起きる場合がありますが、時間と共になくなるでしょう。

脂肪冷却の費用相場

吸引するカップの数や大きさによって異なりますが、脂肪冷却の費用相場は1箇所およそ30,000円前後

脂肪吸引などのほかの痩身術と比べるとかなり安いといえるでしょう。

脂肪冷却で失敗をさけるために

パソコンを見る女性の写真

脂肪冷却は、施術後の過ごし方が成功か失敗かの明暗を分けると言っても過言ではありません。

まず、脂肪冷却の施術当日に激しい運動やサウナなどの体を温める行動をするのは控えましょう

せっかく死滅しかけている脂肪細胞を目覚めさせてしまう可能性があります。

さらに、施術後は体内の栄養吸収力が高い状態のため、暴飲暴食はせずにバランスのいい食事を心がけ、脂肪の排出を促すために水分もたっぷり摂取するようにしましょう。

脂肪冷却で理想のスタイルに……

女性の脚の写真

脂肪冷却はリバウンドする可能性やダウンタイムがほとんどないなど、かなりメリットの多い痩身術です。

しかし、施術前後に体温をあげたり、食事を施術前1時間以内に取ったりすると施術の効果が現れにくくなってしまうので、脂肪冷却の施術前によく注意点を知っておくことが重要。

また、施術前に水分を多くとっておくなど、脂肪冷却の効果が表れやすい方法も試すと良いでしょう。

リバウンドせずにスタイルを保ちたい人は、脂肪冷却を受けてみるといいかもしれません。

脂肪冷却は、英語の論文でも効果が証明されており信頼できる痩身治療です。
しかし、注意点としては以下の2つがあります。

・FDA認可ではない擬似製品による凹みや色素沈着などのトラブル報告がある。
・効果には個人差がある。

そのため、施術を検討している方はFDA認可の信頼できる機器を取り扱っているクリニックを受診しカウンセリングを受けましょう。

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