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2016年11月24日 更新 | 4,717 views

不正咬合でアゴの形がコンプレックスだった私。それでも、手術を受けないと決めた[体験談]

私のコンプレックスは不正咬合で、ずっと小さい頃から悩んできていました。高校は女子高だったので、彼氏がいなくても全然気にならなかったのですが、この不正咬合のせいで、告白してもフラれるだろうとずっと思い込んでいました。大学に進学して周りは一気に男子だらけになったのですが、それでも自分に浮いた話もなく、男子と話すのも苦手に感じるようになっていました。

腕をクロスしている女性出典:Weheartit

もう長い長い付き合いになる不正咬合、いわゆる受け口です。

これはもう死ぬまで続くコンプレックスだとあきらめています。

なんど顎を押したり、下の歯を押したりしたことでしょうか。

それでも治ることはありませんでした。ちゃんとした歯だったりなんこんなに悩むことなかったのにと思ったことも何度もありました。

これも運命なのかななんてあきらめてしまっている今日この頃です。

小学生の歯の検診で

コーヒーを飲む女性出典:Weheartit

気が付いたのは小学生の時の歯の検診の時に必ず最後に、歯を噛んでみてと言われ噛むとかみ合わせが悪いと言われるのがなんとなく子供心に引っかかっていました。

しかし小学校の時はあまり自分の顎がしゃくれていると感じることはなかったので、そのまま親に言うこともなく過ごしていました。

さすがに中学生になるとなんとなく自分は顎が長いのかな、しゃくれているのかなと思うことも多々あり、かみ合わせが正常ではないということがどういうことなのかもわかるようになりました。

そのせいか滑舌も少々悪く、なんとなくしゃべったりするときに手で口を押えるような、顎を隠すような癖が出てきたのはこの頃だったと思います。

高校生で読んだ雑誌に

うつ伏せになる女性出典:Weheartit

自分のかみ合わせが悪く、そのせいで受け口であるということを実感して過ごしていた高校生時代、良いのか悪いのか私は中学から女子校に通っていました。

周りに男子がいないので男子の眼を気にすることもありません。

自分に彼氏がいなくとも周りにもそんな人が大勢いたので、モテるとかモテないとかも考えたことがありませんでした。

しかしだんだん電車通学中に気になる男子ができたりすると、こんな顔してるから告白してもダメだろうなんてことを考えるようにもなりました。

そして極め付けは当時女子高生の間で流行っていた雑誌に、

受け口にいい女にはなれない

という文章が。

これで私はコンプレックスというヘルメットをがっしりとかぶされたような気分になりました。

受け口の私はどう頑張ってもいい女ではないんだと。

そして気が付けばいつも顎を押していたり、下の歯を押してみたりと時間があれば治れなんて思って押していました。

しかし押したくらいで治るものでもありません。そして親を恨みました。

小さい時に歯医者さんに連れて行ってくれなかったのか、治してくれなかったのかと。

今、自分には二人子供がいます。

小さい時は不正咬合も遺伝するなんてことを読んだことがありましたので、子供がそうならないことを祈るばかりでした。

少し下の子の前歯が変だと思った時にすぐ歯医者に連れていき、矯正をしてもらいすぐに治しましたので、今現在は二人の子供の不正咬合の心配なく育ちました。

それが唯一の救いでした。

なんとなく自信のない自分が

寂しそうに座る女性出典:Weheartit

女子高校を卒業後は4年生大学に進学しました。

経済学部という学部に進学し、女子校から一変して男子校に入ってしまったような感じでした。

クラス40名中女子は7名しかおらず周りは男子男子でその中で自信なく過ごしていました。

かわいいクライスメイトは男子の中でもちやほやされ、男子とも良く会話をしていましたが、私は男子慣れしてない上に自分の顎が気になり、なんとなく人と会話をすることが苦手となっていくような感じでした。

そしてなんとサークルもお金がかからないという安易な理由で入ったしまった軟式野球のサークルのマネージャー、そこでも男子に囲まれていました。

好きな男子ができても、もちろん自分から告白するようなことはできませんし、ありませんでした。

というのもこの顔では断られること確実などと思っていましたから。

好きな先輩もでき、いいなと思うものの、このコンプレックスのせいで言い出せないでいると、それを相談していた友人が結局私の好きだった先輩と付き合い始めたり、その後いいなと思う同級生も後から入ってきた後輩マネージャーが告白して付き合い始めたりと散々な大学時代を送りました。

就職し始めて

美しい女性出典:Weheartit

散々な4年間を過ごし、コネも少々あり地元企業に就職することになりました。

4年間で男子に慣れたこともあり、高校時代の友達には少し明るくなったねと言われるようになりました。

アルバイトも色々と経験してきましたので、仕事をバリバリしたいという気持ちもどこかにありました。

就職先は数十名の小さい会社。とても個性的な人が多かったせいか、仕事のつながりが主なせいか、会社で自分の受け口のコンプレックスを気にすることはありませでした。

しかし、アフターファイブの合コンにはコンプレックスというヘルメットは欠かせませんでした。

もともとおせっかいなところもあるので、なんとなく知り合いに彼氏彼女がいないなんてことを聞くと、合コンして合わせてあげようなんて思い中心になって合コンを企画することが多々ありました。

もちろん自分にも彼氏なんかいませんでしたので、どこか自分にもなんてところもありました。

しかしこんな顔してるしという思いもあり、自分から進んで自分の彼氏を探そうということはありませんでした。

そして合コン当日、自分で企画するものの実はとても人見知りなので、会ったことがない人と会うのはとても苦手、それに自分はどうせ相手にされないだろうなんてことも合コンに行きたくない理由の一つでしたが、企画者たるもの参加しないのもと思い参加をしていました。

そして友達がちやほやされているのをなんとなく落ち込んだ気分で笑っている自分がいるのです。

将来の自分を考える

車に乗る女性出典:Weheartit

就職して5年くらいたつと周りの友人はどんどん結婚していきます。

ピーク時は1か月に結婚式が2回くらいあったりして、他人のご祝儀、そして結婚式出席のための衣装代のために自分は働いているんじゃないかと思うほど、出費がありました。

どんどん周りは結婚するのに私は彼氏のひとりもいない状況、それはすべてこの受け口にあるのではないかと思う日も多々ありました。

美人に生まれたりということよりも普通でいいから受け口じゃなく生まれたかったと思う日々でした。

私の友人はなぜかとても美人が多く、私の男性の知り合いと私ともうひとり美人でない友人がいましたが、そのふたり以外はすごいレベルが高いなと言われるほどでした。

友達をほめられるのはとても嬉しいことでしたが、私ともうひとりの友人がダメと言われてしまっているので、とても複雑な心境でした。自分でもそれは百も承知です。

きっと私はこのまま結婚もせずに過ごすんだろうなと思うととても不安にもなりました。

そして年老いた両親を抱えてどうなってしまうのかななんて思うこともありました。

まさか自分を好きになってくれる人が現れるなんて、自分が結婚するなんて、自分含め両親も友人も親戚の人も近所のおじさんおばさんも思っていませんでした。

主人との出会い

結婚式出典:Weheartit

とうとう変わり者が出現しました。今の主人です。

私自分自身に自信がないのでイケメンが自分のことを好きになってくれるわけもないなんて思うところもあり、なんとなく見てくれがあまり素敵でない男性を好む傾向がありました。

もちろんイケメン男性の方が好きなのですが、自分に合うのはこのくらいだろうなんて勝手に線引きする癖がありました。

そこで引っかかったのが現在の夫です。

現在の夫は決してモテるタイプではありません。

お付き合いをしたのも私が初めてだったようです。

まあ私もそうなのでそのあたりは気にしませんでした。

夫が私の働いてる会社に数日コンピューター入れ替えで来ていた時に、あの5頭身くらいの男性嫌いではないと半分冗談で会社の同僚に話したことがありました。

そのことがきっかけとなって、たまたま私が有給を取ってお休みしているときに、同僚が今の夫に私を嫁にもらってくれとこれも冗談交じりに言ったことを、現在の夫がまじめにとらえてしまったことが結婚の要因になってしまいました。

なので自分で告白することもなく、そして相手から告白されることもなく結婚に至ってしまったということになります。

お互いモテない同士だったのであれよあれよと結婚になってしまいました。

こんな顔でも結婚できるんだなと実感しました。

コンプレックス続く

ミニスカートの女性出典:Weheartit

無事結婚できたからと言ってコンプレックスがなくなるというわけではありませでした。

大人になって色々な情報が得られて、自分で使えるお金ができました。

そして結婚後仕事を辞めることになったので、時間もできて初めて歯医者さんで試しに見てもらおうと思うようになりました。

専門家にみてもらうと、結局私の場合は下の歯が少し内側に斜めに倒れているので、矯正して歯をまずまっすぐに立てるようにする。

これには少し時間がかかるということでした。

そして歯がまっすぐになったところで顎の骨を切除して少し顎を内側にもっていくということでした。

色々調べると術後しばらく顔がはれるとか痛くてご飯が食べれなくてかなり痩せたなんてケースもあるようでした。

先生にまず言われたことは顔が確実に変わるよということでした。

今まですごく自分の顎がコンプレックスで嫌だったのですが、私は顎だけが元通りになることを希望しているだけであって、顔を変えたいと思っていなかったと気づきました。

顔が変わるという先生の言葉が引っかかり、かなり時間がかかるということが引っかかり、そして痛みや腫れに対する恐怖心もあり、結局手術を受けることを断念しました。

のんきな私の妹とその友達にそんなことを言うと、もう結婚しているんだから今更そんなことしなくてもいいんじゃないかということでした。

マスクをつけると安心する現在

後姿の女性出典:Weheartit

手術を断念し、その後子育てに明け暮れる毎日が続きました。

子育てが一段落して再び社会に出ると、また気になるのは受け口です。

しかしもう数十年とこんな顔でいるので時々子供にバカにされたりすることもあり、若い時よりも気にならなくなってきたということもありましたが、

再び働き始め、いろんな人と接する機会が増えるとやはり自分の顔をさらけ出したくない自分がいました。

現在私は介護の仕事に携わっています。

インフルエンザシーズンになるとマスクを付けるように指示されます。

周りの職員はみんなマスクを着用、そしてなんとなくインフルエンザシーズンから花粉シーズンへと突入するあたりまでは社内でも外でもマスクの人が多いので、私もマスクを毎日つけています。

そして花粉シーズンが終わるころには徐々にマスクをしてる人が減ってきてしまいます。

その頃になると毎年ですが、マスクを取りたくない自分が現れます。顎を隠せる、自分の顔を隠せるマスクは私をとても安心させるものでした。

マスクを取った顔を見せたくない、見られたくないと思う自分がいます。

そして今年は夏近くになってもいまだにマスクを離していません。

それは春頃に私が感染症を患ったこともありますが、会社からマスク着用を時々ですが言われること、そして課長が毎日マスクを付けていること、妊婦の同僚がなどの要因があるので私もマスクを着用しています。

ひとりふたりでもマスクをしてる同僚がいるので、とても蒸れて暑いのですがマスク着用して仕事をしています。

このペースでいくとこのまま夏を超えられそうな感じもしています。

しかしさすがにこの暑さは外ではマスクをすることができませんが、外ではあまり知り合いもいないので隠す必要もないのかななんても思ったりしています。

冷静に考えるとたぶん私が受け口でなかったら、こんなに邪魔なものはすぐにでも取ってしまっていただろうと思います。

何十年とコンプレックスと付き合って

花冠を被る女性出典:Weheartit

コンプレックスを抱え何十年と生きてきました。

若い時にはとても嫌でしたし、顎が出ていることを隠したい自分がいましたが、何十年も経つとそれもどんどん薄れていきます。

しかし完全になくなるものではありません。今でもできるものなら治らないかなと思う時もあります。

自分がもし普通に生まれていたら何か変わっていたかな、それともまた違うところをコンプレックスと感じて生きていたのかなと考えます。

人間って欲ばりなのできっとそうなのではないかと思います。

少々顔が悪くとも、健康で元気に働けるのが一番だと思う今日この頃です。

人生色々経験してきた自分だからいえることなのかもしれませんが。

結局コンプレックスとは大なり小なり長く付き合っていかなくてはならないものではないでしょうか。

そのコンプレックスを個性と自分でとらえられるような人間になれたら一番いいのかなと思います。

Top image via Weheartit

written by mkatsu

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