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2016年08月08日 更新 | 10,173 views

デブと笑われ地獄のようだった高校時代。私を救ったのは、ひとりの女性の言葉[体験談](2)

高校時代に受けたイジメですっかり陰気になってしまった私。ですが、それを救ってくれあたのは会社の同僚の女性達でした。今まで自分の為にかけてくれたアドバイスを卑屈に捉えてしまっていましたが、本当に自分の事を思って言ってくれるのだという事に気づいた時、私の中でダイエットというのが自分を否定するような行為に思えてきたのです。

カメラ目線の女性出典:Weheartit

それからは、なるべく会社の人達とも目を合わせて話すように心がけました。

高校時代の影響か、他人と関わるのが少し怖くて臆病になっていた私にとって、それは大きなチャレンジでしたが、笑顔を忘れずに人の目を見て話すことを、少しずつ覚えました。

そうすると、周囲の反応も本当に変わってきたのです。

世間話もするようになり、少しプライベートな話もするようになり……そして、冗談交じりでも体型のことに触れられるのは嫌だったのに、親しくなった女性社員たちからダイエットについて、アドバイスを貰うようになりました。

「きのこ類を毎日食べるようにしてみたら?」

「食べないダイエットなんて絶対駄目だよ! 身体にも良くないし、リバウンドしちゃうんだから」

「夜にお腹すいたら、お菓子の代わりにこれ齧ってるといいよ」

そう言われて、おやつ昆布を手渡されたりとか……でもそうされるのが苦ではなくなっていました。

昔は少しでもそんなことを言われたら、「また私を馬鹿にしているんだ! デブだと思っているんだ!」と卑屈になっていたのに。

だけど、その時言ってくれるみんなは、本当にそうしたほうがいいよ、と心からアドバイスしてくれているのだと気づいたからです。

まだネットもあまり流通していなかった当時は、ダイエット情報はテレビか雑誌、もしくは誰かの体験からでしか得られませんでした。

今のように、探せばいくらでもダイエット情報が溢れているという状況ではありませんでした。

だから、みんなの言うとおり、そして自分の体験からも判ったとおり、絶食ダイエットなんて続けられるものではない、あれは精神まで病んでしまう、笑顔が消えてしまう、と悟ったのです。

絶食と過食を繰り返していた時、私はずっと「私なんかどうせ……」とずっと自分を責めて、貶めてきました。

そうすると、周囲の視線もそう言っているように見えて、また「私なんかどうせ……」と自信もなくなり、笑顔もなくなり、口数もなくなり、本当に自分が嫌いで仕方なかったのです。

だけど、自分を貶すことが一番いけないんだ、とようやく気づけたのです。

自分を貶すことなんか全然楽しくない。それを聞かされる方も楽しくない。

まずは自分を認めてあげること、自分を大切にすること、そうすることで少しでも自分に自信をつけたい、と強く思うようになったのです。

理想体型にはまだまだだけど……。

海を楽しむ女性出典:Weheartit

今では、ダイエットの情報がたくさん巷に溢れています。

その中で、私も沢山ダイエットを試してきました。これなら出来そう、と思ったものや、流行っていて口コミがいいものなど。

続かなかったり、あまり効果が出なかったり、ということもありましたが、それでも少しずつ痩せて、今では痩せているとまではいきませんが、少なくとも高校の時のような体型ではなくなりました。

スマートとはいきませんが、それでも自分が嫌で嫌でたまらない、と思うことはなくなりました。

個性の問題だ、と受け止められるようになったのです。

今の若い子たちは、みんなダイエットに夢中です。

それは私が10代の時と同じ、変わらないんだなぁと思います。

私から見たら、十分痩せててスマートな可愛い女の子なのに、もっと痩せなきゃ! とダイエットしている人達を見ていると、なんだか悲しくなってきます。

どうしてそんなに痩せたいと思うんだろう? 

今の自分では満足できていないから? 

やっぱり昔の私のように自分が嫌いで嫌いでたまらないんだろうか? と。

ある時、とある雑誌を見てとても驚いたことがあります。

ダイエット特集で、ダイエットに成功したという人達の写真が載っていたのですが、それが本当にガリガリのガイコツのようで……165センチで38キロになりました、なんて記事を読むと、これを本当に望んでいたの? と複雑な気持ちになるのです。

勿論、太りすぎは健康のためにもよくない、だから痩せたい、せめて普通に見られたいんだ、という人達の気持ちは判るつもりです。

でも最近のダイエット事情はどうも行き過ぎているというか、痩せたもの勝ち! なところがあるんじゃないかと思います。

少なくとも、私はこんな骨と皮だけのような体型にはなりたくないな……と思いながら、そっとその雑誌を閉じました。

太りすぎと痩せすぎ、どっちがいいんだろう? なんて考えてもみましたけど、考えるまでもなく、私の中ではどっちも良くない、と答えが出ています。

太りたくても太れない事情がある、という人ならともかく、きっと大変なダイエットをしてあんなガリガリの体型になって、それで彼女達は幸せなんだろうか? と思ってしまうのです。

本当に望んでいたのはそれなの? 

本当に欲しかったものはそれなの? 

もっと別に欲しかったものがあるんじゃないの? と聞いてみたくなるのです。

ダイエットの目的とは

食事をする女性出典:Weheartit

実を言うと、今でもまだ少し人の目が怖いのです。

他人からどう見られているのか、どう思われているのか。自分を基準にではなく、他人を基準とした目線で自分を推し量ってしまう、そんな時があります。

でもそれが頭に浮かぶたび、心の中で繰り返している言葉があります。

「他人がどう思うかより、自分がどう思うか」

「笑顔を忘れちゃいけない、自分を貶めてはいけない」

「幸せかどうかを決めるのは、自分であって他人ではない」

全部、会社の人達から教えてもらったことです。

そして自分でたどり着いた答えが、上の言葉です。

あれから諸事情で会社を辞めましたが、あの時のみんなの言葉がなければ私はずっと自分を責めて、嫌いなままでいたと思います。

「多少肉がついてたっていいじゃない、愛嬌が一番だよ!」と豪快に笑いながら言ってくれた、事務員のおばさんの言葉には今でも本当に感謝しています。

たとえ、私が理想としている体重、体型になったとしても、笑顔がなければ全然楽しくない。

一体何のためのダイエットなのか、それを教えてもらったと思います。

純粋にお洒落が楽しみたかった、若い10代のうちに沢山お洒落も恋愛もしておきたかった、と過去を振り返ることもありますが、過去は過去。

やり直すことは出来ませんし、その必要もないと思っています。

今、これからどうするのかが大切で、今幸せを感じるかどうかが大切なのだと判ったから。

長患いをしていたこともあり、長年ダイエットが出来る状態ではなく、普通にまだ肥満体型です。

ゆっくり痩せていこう、無理せず痩せていこう、と焦る気持ちを捨てて、現在もダイエットに取り組んでいます。

適度な食事制限、軽い運動、補助的サプリなどを使って、長年ついた肉は時間をかけてゆっくり落とすつもりです。

これからは、何のためのダイエットなのか、どうして痩せたいのか、その理由をよく考えて、決してただ痩せるためだけのダイエットにならないようにしていきたいと思っています。

もう、ヤケになって無茶なダイエットは絶対にしない。そう心に決めています。

自分を好きでいたいから。自分を認めてあげたいから。

自分を信じたいから。他人の目を気にしないで笑顔でいられる自分でいたいから。

そして、他にも沢山体型のことで悩んでいる人達にも、自分のことを好きになって欲しい、心からそう願っています。

私のような、本末転倒のダイエットなんて体験して欲しくないのです。

もっと自分が求めているのはなんなのか、どうしてそれが欲しいのかを考えて欲しいと思います。

そこから初めて、ダイエットの本当の意味が生まれてくるのだと思っています。

どうか、過去の私のような笑顔を無くしたままの日々を過ごす人達が減りますように、と願いをこめて。

Top image via Weheartit

written by 如月そら

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