2017年08月16日 更新

鼻プロテーゼ整形の痛みはおもに3つ!軽くするための方法とは?

鼻プロテーゼは、傷跡が残らず効果が高いとされていますが、痛みが強い施術としても有名で、麻酔、術後、失敗という3つの痛みを伴う可能性があります。しかし、痛みを軽くする方法があるので、参考にしてみてください。また、施術に失敗したときは、「プロテーゼ抜去」をし、修正することをおすすめします。

品川スキンクリニック新潟院院長 武内大

この記事は、品川スキンクリニック新潟院院長 武内大先生が監修しています。

きれいな鼻筋には誰もが憧れるものでしょう。

鼻筋がとおると、目が大きく強調される、離れ目の改善が期待できるなど、顔全体が整った印象に。

「プロテーゼ隆鼻術」なら、形が良くて高さもあり横顔も魅力的な美しい鼻が半永久的に手に入る可能性があります。

しかし、プロテーゼ隆鼻術は「とても痛い」という感想も聞かれる整形でもあるようです。

そこで今回は、鼻プロテーゼの痛みの種類と軽くする方法、さらに鼻プロテーゼ施術に失敗してしまった場合の見極め方と対処についても紹介します。

目次

プロテーゼによる隆鼻術の痛みは3種類

女性の写真

プロテーゼ隆鼻術による痛みは大きくわけて3つあります。

  1. 施術時の麻酔注射によるもの。
  2. 2つ目は施術後のダウンタイム中のもの。
  3. 施術の失敗によるもの。

それぞれどのような理由で痛みにつながってしまうのか、順にくわしく紹介します。

鼻プロテーゼの痛み1:麻酔の痛み

注射の写真

本来ならば、痛みを回避するための麻酔。しかし、鼻プロテーゼ施術では、その麻酔が痛いといわれています。

鼻プロテーゼ施術は、局所麻酔または静脈麻酔での施術が一般的とされています。

静脈麻酔は、点滴で薬を注入。意識が半分ない状態で、痛みや余計な不安を感じずに施術を受けることができるでしょう。

一方、鼻プロテーゼ施術での局所麻酔の場合、注射で鼻へ直接薬を注入します。そのため、注射をする際に痛みがあるようです。

また意識がある状態で施術を行うため、痛みがなくとも「こわい」「不安」といった声が多いようです。

麻酔の痛みを軽くするための方法

医師の写真

麻酔の痛みは、軽くすることも目指せます。

局所麻酔は、痛みに強い人でも「痛い」と感じるほどのものなので、できることなら軽減したいものです。では、どのような方法で軽減することができるのでしょうか?

方法1:技術が高い医師を選ぶ

表面(クリーム)麻酔は、静脈注射といった比較的太い注射を刺す際に伴う痛みを軽減するために用いられます。

方法2:注射針が細いほど痛みは少ない

注射の写真

医師の技術が高いことが前提条件ですが、注射針の太さも大切で、針が細いほど痛みが少なく済むとされています。

注射針の太さの単位は「G」で表され、「ゲージ」と読みます。

ゲージの数が大きいほど細く、通常美容外科での使用サイズは30ゲージほどです。

32ゲージだと極細、34ゲージの針であればさらに極細であるといえます。

細い針の用意があるかどうかはクリニック次第ですが、別途5,000円ほどのオプションとして存在することがあるため、痛みに不安な人は医師に相談すると良いでしょう。

鼻プロテーゼの痛み2:術後の痛み

女性の写真

鼻プロテーゼの施術は、治療の際に打つ麻酔だけでなく、ダウンタイム中にも痛みを伴います。

鼻プロテーゼ施術のダウンタイムの目安は、1~2週間程度で、術後3日〜1週間はギプスを装着します。

術後の腫れや内出血、痛みのピークや治るまでの期間はどの程度なのでしょうか?

ギプスを装着するべき期間はクリニックによって異なります。

期間が短いクリニックで3日間、長くても1週間です。

施術を受けるクリニックの指示どおりに行いましょう。

ダウンタイム中の腫れ

鼻プロテーゼ施術の腫れは、施術直後~2日目をピークに1週間ほどで引いていきます。

内出血や感染症が起こった場合は、腫れが長引くこともあるようです。

ただし、術後3日〜1週間はギプスを装着するため、腫れは表面からは見えません。

また、ギプス除去後は一時的にむくみを感じるため、その腫れた鼻を見て「長すぎ」、「高すぎ」、「太くなってしまった」と感じることがあります。

しかし、これらは時間とともに落ち着いていき、1か月ほど経過するとすっきりと見えてくるでしょう。

ダウンタイム中の内出血

内出血は、人によっては起こる可能性があり、目もとや鼻周辺が紫色や緑色になり、1~2週間ほどかけて改善されていきます。

ダウンタイム中の傷・痛み

鼻プロテーゼ施術は、一般的には「クローズ法」といった方法で鼻の内側から施術します。そのため、傷は鼻の中にできます。

また、鼻の中の傷は3か月~半年ほどは硬くなりますが、腫れや内出血と同様に傷の硬さ・痛みも徐々に改善されていくそうです。

術後の痛みを軽くするための方法

はな

ダウンタイムの痛みを軽くするための方法は、以下のようなものがあります。

  • クリニックから処方された痛み止めの鎮痛剤をしっかり飲む。
  • アイスパック・冷えたタオルなどで濡らさないように冷やす。
  • 仰向けになり、頭を高くして眠る。
  • 部屋を涼しくして、おとなしく過ごす。

処方された痛み止めの鎮痛効果で、ほとんどの場合が過ごしやすくなるとされています。

医師とよく相談して、痛み止めを処方してもらいましょう。

鼻プロテーゼの痛み3:失敗による痛み

女性の写真

鼻プロテーゼ施術の失敗のうち、痛みを伴うものとして「細菌感染」や「プロテーゼが鼻を突き破る、飛び出す」ことがあげられます。

術後に以下のチェック項目にあてはまるものがひとつでもあれば、クリニックに相談しましょう。

細菌感染の恐れがある状態とは? チェック4項目

  • 鼻全体が腫れている。
  • 鼻だけが熱っぽい。
  • 汁や膿が出てきた。
  • 一部だけ異様に赤い。

鼻が一部だけ異様に赤い場合、プロテーゼが鼻を突き破る、飛び出す恐れがあるかもしれません。

一部だけ赤みがある場合、ほかに以下のようなことが起こっていないかを確認してみてください。

  • プロテーゼが透けて見えている、鼻先が尖って違和感がある。
  • 鼻の付け根部分がグラグラ動く。
  • L型プロテーゼが入っていて、だんだんアップノーズになってきた。
  • プロテーゼが曲がっている 。

以上の状態は放置すると、やがて重篤な症状へと発展してしまう場合があります。

コンプレックスを解消するための施術であったはずが、鼻の違和感や、痛みを抱えながらの生活で、精神的にとても大きなストレスを抱えるようでは元も子もありません。

小さなことと感じても、気になることがあればクリニックに相談しましょう。

失敗したときの対処法

医師の写真

先述の失敗例のほかにも「アバター顔になってしまった」、「目が寄ってしまった」といった鼻プロテーゼ施術の失敗が疑われる例があります。

万が一、失敗してしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?

プロテーゼ抜去による修正術を受ける

一般的には、施術後1か月ほど時間を置いた後にプロテーゼを抜き、再度挿入するといった施術が可能です。

これを「プロテーゼ抜去」といい、不具合を修正します。

プロテーゼ抜去は、入れる場合と比べると簡単で、ダウンタイムは3日ほど。

施術の所要時間も、長い場合で15分程度で済むそうです。

また、プロテーゼ抜去を行った際に、化膿が認められない場合は、その場でプロテーゼを入れ替えることもできるとされています。

しかし、プロテーゼを入れていた期間が長いほど抜去にも時間がかかる傾向があります。

特に、プロテーゼが飛び出したために傷があり化膿しているときは、まず抜去のみ行い、1か月ほど期間を空けて再施術するということもあるかもしれません。

費用相場は10~20万円ほどです。

鼻プロテーゼ抜去は鼻プロテーゼ挿入の施術を受けたクリニックであれば、無料でしてもらえる場合があります。

まずは施術を受けたクリニックを受診しましょう。

鼻プロテーゼ抜去による修正術のメリット・デメリット

鼻プロテーゼ抜去を行うことで、ほとんどのトラブルの改善が見込めることや、クリニックによっては施術費用が割引されるといったメリットがあります。

しかし、下記のようなデメリットもあるので、慎重に判断しましょう。

  • 再施術なので内側からでも傷跡が増える可能性がある。
  • 癒着していた場合の施術が難しい。
  • 鼻先の皮膚が伸ばされて薄くなっていた場合、鼻がへこむ場合がある。 

再びプロテーゼを挿入するときは少し低く入れる

鼻プロテーゼ抜去による修正術と同時に、新しいプロテーゼを入れる場合、再び皮膚に負担をかけプロテーゼが飛び出すことのないように、挿入されていた高さよりも少し低く入れるようです。

また、抜去したプロテーゼが何十年と長期間経過したものだと、石灰化していることがまれにあるようです。

プロテーゼが石灰化していると表面がデコボコとなります。そのため、プロテーゼをいれた箇所を強く触れたり、皮膚が薄い人の場合、デコボコを感じたりすることがあるようです。

石灰化すること自体が体に大きな問題を起こすわけではありませんが、入れ替えたプロテーゼもやがて石灰化する可能性があるということを、知っておきましょう。

プロテーゼが石灰化するかどうかは素材・形状・施術の仕方によります。

現在用いられている品質のプロテーゼで、施術の仕上がりに問題がなければ石灰化のリスクは低いといえるでしょう。

鼻プロテーゼ施術の痛みの程度を知ってから検討を

女性の写真

鼻プロテーゼの痛みの種類や失敗について紹介しましたが、プロテーゼによる隆鼻術は目に見えて効果が高い反面、メンテナンスや、場合によっては入れ替えが必要だと考えられます。

鼻プロテーゼ施術が、無事に終わったとしても当面の間は、異常がないかなど常に意識する必要がありそうです。

満足のいくスタートとなるよう、施術に踏み切る前によく考えましょう。

鼻プロテーゼによる降鼻術は1週間程度で大きな腫れは引き、1か月経過すると見た目上は完成に近いです。

しかし、最終的な完成は6か月以上経過した頃です。

6か月以上経過していれば、鼻に強い外力が加わってもまったく問題ありません。

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