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2016年11月24日 更新 | 1,359 views

まるで豹のようなシミ。日焼け対策に苦戦した30年間[体験談]

私はもともとの肌の色が黒く、同級生と比べても明らかに肌が黒かった事を小学生の頃から悩み続けていました。運動会の練習で外に出ていると私だけが日焼けをし、同級生からも「日焼けしている」と言われて笑われたのがとてもショックでした。母にも相談しましたが、その頃は子供は日焼けしている方が健康的という風潮があったので全く取り合ってくれませんでした。

頬杖を突く女性出典:Weheartit

わたしは小学生のころから、ずっと「色黒であり、日に焼けやすい」ことに悩んできました。

もうかれこれ30年以上前からずっと悩み、対策を続けています。

自分が他の人とは違うようだと最初に気が付いたのは、小学校5年生の時でした。

その日は運動会の練習があり、クラスの全員が外に出ていました。

5月のそれほど暑くもない、よく晴れた日だったのを覚えています。

当時は、わたしの周囲に日焼け止めを持っている小学生などはいませんでした。

何も考えず普段通り1時間の練習を済ませ、教室に戻りました。

すると同級生がわたしを指さして、

「すごい、まっくろに日焼けしてる!」

と笑いました。

するとそれを聞いた何人かが同意し、笑い出しました。

腕や足を見てみると確かに、たった1時間でま っくろに日に焼けていました。

そして周囲を見渡しても、誰もわたしほどには日に焼けていませんでした。

慌ててトイレに行って鏡を見ました。当然ながら顔もまっくろでした。

あまりにもみんなが笑うのでショックでした。

その日は泣きながら帰りました。

帰宅した後に、親に相談しました。しかし当時小学生はまっくろなのが普通でした。

そのほうが健康的だという風潮があったのです。

そして更に両親とも地黒でしたから、それほど不思議にも思わなかったのだと思います。

その事件があってから同じような状況のとき、注意して周囲を観察するようになりました。

やはり明らかにわたしだけがいつもすぐに日に焼けていることに気づき、それ以来悩むようになりました。

日焼け止めがほしかった学生時代

緑の中をたたずむ女性出典:Weheartit

中学生になり、次第に同級生が日焼け止めを使いだしました。

当然ながら、わたしもほしいと思いました。

しかし残念なことに、当時は我が家の経済状況はそれほど良くはなく、お小遣いも同級生に比べたら潤沢なものではありませんでした。

とても親には言いだせず、お小遣いから買うのも厳しかったのです。

仕方なくわたしは暑い日でも、いつも長袖を着るようになりました。

しかし長袖を着ていても出ている部分は焼けてしまい、そこから広がるようにしていつのまにか全身が焼けていくのです。

服で隠れている部分は出ている部分よりは少し薄くはありましたが、それでも半袖を着ている同級生より明らかに焼けていました。

高校生くらいになるとときどき、みかねた同級生が日焼け止めを分けてくれることがありました。

とはいえもちろん毎回ではありません。とても追いつきませんでした。

いつも同級生たちのことを、羨ましいと思っていました。

肌の白い同級生たちはいろんな色が似合い、女の子らしくてかわいらしい服も着られる。

しかし色黒のわたしにはパステルカラーなどの淡い色は全く似合わず、親ですら苦笑いするほどでした。

濃くてはっきりした色でないと、本当に似合わないのです。

当時は日焼けの怖さは今ほど注目されていませんでした。

そのため親は笑うことはあっても、特に気にも留めていないようでした。

学生のうちは時折お小遣いで買う以外には、日焼け止めを入手したことはありませんでした。

長袖を着てなるべく日陰にいることくらいしか、わたしに出来ることはなかったのです。

それでも部活や運動会、体育の授業、通学と外に出る機会は多く、日陰だけにいるわけには行きませんでした。

ガングロにしているわけじゃない!

帽子を被っている女性出典:Weheartit

肌を気にしながらも高校を卒業し、わたしも働くようになりました。

ようやく自分で自由に日焼け止めが買えるようになったのです。本当に嬉しかったです。

しかも最初の就職先は屋内でした。

勤務中に外に出ることはなく、拘束時間が長いうえに休みも少なかったため、以前より日に当たる機会が大幅に減りました。

そのため、学生時代よりは少しだけ肌の色が薄くなったのです。

これで少しは良くなる、と喜びしました。

しかしその喜びは長くは続きませんでした。

なんと20歳そこそこでわたしはリストラに遭い、転職する羽目に陥ったのです。

1か月ほどで新しい仕事が見つかりました。

新しい職場には大きな窓がたくさんあり、日中はブラインドを閉めていないという、わたしには劣悪な環境でした。

しかしそこに数年通いました。もちろん日焼け止めを毎日塗りました。

ビタミン剤がいいと聞いて錠剤を買い込み、何年も飲みました。

しかし窓越しに差し込む強い日差しには勝てなかったのです。

ただ通勤しているだけでも、わたしは日に焼けて行きました。

学生のとき以上に対策をしているにも関わらず。

ちょうどその少し前から、世は「ガングロ」ブームとなっていました。

色が黒い女子がもてはやされ、あちこちに日焼けサロンが出来ました。

ガングロの女の子たちが、テレビや雑誌を毎日のように賑わせていました。

そんなある日、美容室に行ったときのことです。

「すごくきれいに日に焼けていますね。どこの日サロですか?それとも化粧品?」

ショックでした。日サロどころかわたしは日焼け止めを使っていたのです。

日焼けしないようにと必死でした。

しかし時期は夏。わたしの思いに反し、ものの見事にまっくろく日に焼けていました。

化粧をしているはずの顔面ですら、首と大差ない色だったのです。

シミや色ムラがないのだけがせめてもの救いでした。

隠れた場所も均等に日に焼けていくので、色ムラにもならなかったのです。

全身が綺麗に同じ色でした。

正直なところ、それでは日焼けサロンに通っていると思われるのも無理はなかったことでしょう。

「わたし、地黒なんですよ」

と答えると 美容師はとても驚いていました。

「じゃあ日サロに行かなくていいんですね、羨ましい。わたしは日に焼けにくくて、真っ白なんですよ」

そんなようなことを言われました。

流行っている時期はよく同じようなことを聞かれたり、言われたりしたものです。

嬉しく思ったことは一度もありませんでした。

考えてみればわたしは人生で一度も、日焼けで肌が赤くなったことがありません。

日焼けで皮がむけたこともありません。

周囲のひとのように、日焼けによって肌がぼろぼろになるという経験をしたこともありません。

大きな違いはそこにあるのかもしれないと思いましたが、どうしたらよいかは分かりませんでした。

まるで豹

フェイスペイントをした女性出典:Weheartit

20代後半は、春先から秋の終わりまで気の抜けない日々を送っていました。

けれど効果の出ない対策に、少し投げやりになっていたと思います。

日焼け止めなんて面倒だと、塗らずに出かけたことも何度もありました。

どんなに日焼け対策をしても意味はない。

ならば時間をかけお金をかけるだけ無駄ではないのか、と思い始めたのです。

事実きちんとケアした時期でもしない時期でも、肌の色に大きな差はなかったように思います。

長く続いた日焼け対策に、少し疲れたのでしょう。

そうやって20代が終わり、30代に入って少し過ぎたころでした。

二の腕に、シミを見つけました。

わりと大きなものでした。普段よく見えない場所だったので、気がつかずにいたようでした。それを見て、

「去年までは、なかった気がする」

と思いました。

ちょうど半袖を着たときに露わになるあたりから、肘にかけて、ぽつぽつと1センチ前後の不定形なシミが出来ていたのです。

これ以上何をすればいいのかわからない

ぶら下がる女性出典:Weheartit

まるで豹の模様のようだと思いました。

そのくらいくっきりとはっきりと、黒いシミが出来ていたのです。

地の肌が黒いため、本当に豹のような肌に見えました。

自分の体ながらも正視に堪えないものでした。

当然ながら、まわりからも数えきれないくらい「どうしたの?」という反応をされました。

帯状疱疹の傷跡と似ているらしく、帯状疱疹を患った見知らぬかたから

「こんなにひどいあとになって。

わたしもおなじようなあとがあるけれど、あなたのほうがひどい」と、温泉で涙ながらに声をかけられたりもしました。

そういった言葉に、日焼けですよと返すと大抵、「きちんと日焼け止めを塗らなかったんでしょう」と言われます。

どうしてそう決めつけるのか疑問ではありますが、いちいち言い返していてはキリがありません。

しかし毎回、涙が出るほど悔しい気持ちになります。

もちろんわたしの努力に至らぬ部分もあったのかもしれません。

アームカバーをしたり長袖を着たり薬を飲んだり、日焼け止めを塗る以外にもいろいろやってきました。

それでも足りなかったかもしれません。

……しかし、これ以上何をしたらいいのか、と毎回思ってしまうのです。

シミを見つけてから

車の窓から顔を出す女性出典:Weheartit

それ以降、さらに日焼けに対して神経質になりました。

そしてシミを気にするようになりました。

今では日焼けよりもシミのほうが怖いと考えています。

多少日焼けをするのは、もう仕方ありません。

その代わり、これ以上シミを増やしたくないのです。

夏以外でもアームカバーをし、長袖を着ています。もちろん日焼け止めも塗っています。

それでもわたしは日に焼けたままですが、やらずにはいられなくなりました。

明るい時間は出かけたくなくなり、日が落ちてから出かけるようになりました。

今は随分と落ち着きましたが、不定期に神経質なまでに気になったりします。

そしてすでに出来てしまったシミに、塗り薬を使うようになりました。

でもその効果もよく感じられないまま、最初は二の腕だけだったシミが、徐々に広がってきたのです。

今では手首のほうまで、ぽつぽつとシミが見えるようになってしまいました。

日焼け止めも1種類だけではなく、何種類も使っています。

これ以上ひどくならないようにと、一生懸命塗っています。

厳密に、どこに何個あるのかまでは把握していません。

しかし、せめてこれ以上はひどくしたくないと思うのです。

病院での対応

上を見上げる女性出典:Weheartit

去年のことです。

新しい服を買い、姿見で全身を見ました。半袖の服でした。

それはもう鮮やかにシミが見えて、わたしは落ち込みました。

そこでインターネットで調べてみると、市内に幾つか「シミ治療」をしている病院があることを知りました。

そこでこのまま悩むよりは、とシミ治療をしている病院を訪れる決意をしたのです。

シミ治療をしている病院はとても混んでいました。

散々待ったあげくに問診票を書く段階になって、「保険は適用にならない」と知らされました。

わたしのシミは数も多く、とても無保険で治療しきれるとは思えませんでした。

悩みましたが、「1つ2つ消したところで意味はない」と考え、そのまま帰宅したのです。

それからしばらくは、日焼け止めの上にコンシーラーを塗ってみたりもしました。

けれどやっぱりうまくは隠れないんですよね。

それに何よりもコンシーラーを腕に塗ると、その上にパウダーを使ったとしても、服が汚れてしまうのです。

これには困り、結局コンシーラーは長続きしませんでした。

30年対策をしてみて感じたこと。

犬と女性出典:Weheartit

約30年のあいだ、日焼けの対策をしました。

そしてここ数年は、シミ対策に励んでいます。

その結果感じたのは、やはり「やらないよりはやったほうがいい」ということです。

日に焼けやすい体質だからと心が折れてしまい、ケアがおろそかになったことが何度も何度もありました。

やはりそういう時期が長く続いたあとはシミが増えるなど、あまり良くない状態になっている気がします。

またわたしはいろいろ対策はしたものの、唯一日傘だけは使いませんでした。

なんとなくではあるのですが、理由もなく抵抗があったからです。

いくら日焼け止めやアームカバーをしていたとは言え、この部分においては反省しています。

陽射しが強いならば、日傘も使うべきでした。

そして実際やってみて効果が感じられたのは、やはり何よりも「日に当たらない」ことでした。

最初の就職をしてあまり外に出なかったころは、明らかに今よりも肌が白かった気がしています。

だからといって引きこもったりしてはいけないと思いますが、日に焼けにくかったのは事実です。

いろいろケアをしても結局のところ、今のところは満足できる結果は出ていません。

けれどもしケアをせずにいたら、これよりひどい状態になっていた可能性があります。

そう考えるともしかしたら、これまでやってきたケアも無駄ではないのかもしれません。

悩みましたが、今年はついに日傘を購入しました。

日に焼けやすいこととこのたくさんのシミは、わたしの強いコンプレックスです。

消し去ることは出来ず、一生抱えなくてはなりません。

しかし無駄ではないと考え、対策を続ける毎日です。

いつか画期的に効果の出る対策を見つけられることを、心から祈っています。

Top image via Weheartit

written by kissofthedragon7

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