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2016年08月09日 更新 | 1,893 views

洗面台が髪の毛だらけになることも。産後に襲う抜け毛のケア方法

産後の抜け毛は、産後1〜3か月ほどで表れ始め、7割以上の女性が悩まされているそう。そのおもな原因は、妊娠中に盛んに分泌されていた女性ホルモンが、産後に通常の分泌量に戻るため、一時的に大量の髪の毛が抜けるからです。しかし、産後6か月〜1年ほどで毛周期がもとどおりに整い、抜け毛が気にならなくなるとされています。

「髪を洗ったら、お風呂の排水口が抜け毛で真っ黒に……!」

実は、出産後に髪の毛がどっさり抜ける女性は多いとされています。

では、どうして産後に抜け毛が増えるのでしょうか?

産後の抜け毛とは?

女性の写真

産後に抜け毛が増えることを「分娩後脱毛症」「産後脱毛症」と呼びます。

どっさりと抜け落ちる髪の毛に、不安を感じてしまう女性が多いよう。

正確な統計データはありませんが、出産後には7割以上の女性が抜け毛に悩まされるといわれています。

しかし、安心してください。

産後の抜け毛は特別な対策やケアを行わなくても、時間が経てば自然にもとの状態に戻るとされています。

産後の抜け毛の原因を知ろう

どうして産後に抜け毛が起きるのでしょうか?

抜け毛が起きる原因を、妊娠をしてから出産後まで時間をおって順に見ていきましょう。

髪の毛のサイクル「毛周期」

女性の写真

まず知っておきたいのが、「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれる髪の毛の成長サイクル。

髪の毛は、毛根から毛が生えて伸びていく「成長期」、成長が止まりやがて毛根ごと自然に抜け落ちる「退行期」、ふたたび毛根を作る準備をする「休止期」を繰り返しています。

毛周期の長さやタイミングは、毛穴それぞれで異なるため、通常は自然に毛が抜け落ちても薄毛になってしまうことはありません。

そして、妊娠すると毛周期に変化が表れてきます。

妊娠中の女性ホルモン

女性の写真出典:we heart it

人間の体内ではさまざまなホルモンが分泌され、身体機能の調整を行っています。

なかでも女性の体で大きな役割を担っているのが、女性ホルモンと呼ばれる「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」のふたつ。

妊娠中は赤ちゃんを胎内で育てるために、女性ホルモンが盛んに分泌され、体が変化していきます。

そして、大量に分泌される女性ホルモンは髪の毛にも影響を与えるのです。

エストロゲンは髪の毛の成長を促し、プロゲステロンには、毛周期を長くするはたらきが。

そうして、本来自然に抜け落ちて休止期になるタイミングだった毛も抜けずに残りやすくなるのです。

したがって、妊娠中は普段よりも髪の毛が生えやすく、抜けにくい状態に。

そのため髪の毛だけでなく、体毛が濃くなったと感じる人も多いようです。

産後の女性ホルモン

女性の写真

妊娠中は盛んに分泌される女性ホルモンですが、出産とともに妊娠前の状態に戻ります。

女性ホルモンの分泌量がもとに戻ることで、毛周期も通常のサイクルになり、一時的に大量の髪の毛が抜けて、休止期に入る毛穴が増えてしまうのです。

産後の疲れ・ストレスが抜け毛に追い打ちをかける

女性の写真

産後は、生活のすべてが赤ちゃん中心になることで、大きな環境の変化が起きやすいもの。

そのため、疲れやストレスなどによって抜け毛が悪化したり、毛周期の回復が遅れたりしやすいのです。

産後の抜け毛の期間

女性ホルモンの関係で、産後に急に抜け毛が起こりますが、いつから始まりどれほどの期間続くのでしょうか?

産後の抜け毛はいつから起きるの?

女性の写真

出産直後からホルモンの分泌量は変化しますが、産後1〜3か月ほどの時期から髪の毛に影響が表れ始め、抜け毛が増えたと気付く人が多いようです。

例えば、髪の毛でお風呂の排水口が詰まりやすくなる、枕に多くの髪の毛がついている、掃除をした直後なのに床に髪の毛が落ちている、前髪が薄くなった……。

このようなことを、産後に感じ始めたら抜け毛が多くなったといっていいでしょう。

産後の抜け毛はどれほどで回復するの?

女性の写真

髪の毛が抜けて毛根が休止期に入り、3〜6か月ほどで新たな毛根から毛が生えてきます。

個人差はありますが、産後6か月〜1年ほどで毛周期がもとどおりに整い、抜け毛が気にならなくなるでしょう。

しかし、高齢出産の人は毛周期の回復が遅れる傾向があるそうです。

産後の抜け毛のケア方法

実は産後の抜け毛は、ほとんどの場合が、特別なケアを行わなくても時間とともに回復していくとされています。

そうはいっても、なるべく早く抜け毛が多い状態から脱したいのが本音。

そこで、より毛周期の回復を早めて健康な髪の毛を育てるための、いくつかのポイントを紹介します。

ポイント1:バランスの良い食事を摂る

食べ物の写真出典:we heart it

健康な髪の毛を育てるには、「これだけ食べていればOK!」という食材はありません。

バランスの良い食事を心がけたうえで、育毛に効果的な栄養素が不足しないように意識しましょう。

「妊娠前の体型に早く戻りたいから」と無理な食事制限を行うと、抜け毛の回復が遅れる原因になります。

脱け毛に効果的な栄養素は以下のとおりです。

タンパク質

髪の毛の主成分は、タンパク質です。

タンパク質が不足すると髪の毛が生えにくくなるだけでなく、肌の張りやツヤも失われる原因になります。

タンパク質を多く含む食材】:肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品 など

特に大豆製品は、女性ホルモンに似たはたらきを持つ「大豆イソフラボン」を含んでいるのでおすすめです。

ビタミンB2・B6

ビタミンB2は細胞分裂を活発化し、ビタミンB6はタンパク質から髪の毛を作るはたらきを促進します。

髪の毛のほか、美肌を作るのにも欠かせない栄養素です。

ビタミンB2を多く含む食材】:牛・豚・鶏レバー、ウナギ、牛乳、納豆 など

ビタミンB6を多く含む食材】:牛・豚・鶏レバー、マグロ、カツオ、イワシ など

亜鉛

亜鉛はミネラルの一種で、タンパク質から髪の毛を作る際に必要な栄養素。

タンパク質と一緒に摂取すると吸収率が上がるそうです。

亜鉛を多く含む食材】:カキ、牛肉、豚レバー、チーズ、ゴマ など

ポイント2:睡眠

ベッドの写真出典:we hreart it

睡眠時には「成長ホルモン」が分泌され、肌や髪の毛の成長を促します。

とはいえ、育児中は睡眠時間を充分に確保するのは難しいもの。

ですので、睡眠時間を長くするよりも、睡眠の質を上げるようにしましょう。

眠る直前までスマホやタブレットを見ていると、脳に刺激を与えて睡眠が浅くなるので注意が必要です。

ポイント3:ストレスケア

女性の写真

育児中は何かとストレスが溜まりやすいものです。

産後のストレスは、ホルモンバランスの乱れや頭皮の血行不良の原因となり、抜け毛を悪化させたり、回復を遅らせたりするかもしれません。

特に完璧主義の人はストレスを溜めやすいため、適度な息抜きを心がけてみてください。

ポイント4:育毛剤・ヘアケア

女性の写真

育毛剤や、育毛効果のあるシャンプーなどを使ってもいいでしょう。

しかし、医薬品に分類される育毛剤を使用する際には、女性用のものを選んでください。

男性用の育毛剤は効果が強力そうなイメージがあるかもしれませんが、女性には適していない成分が含まれていることがあります。

産後の抜け毛を体験した先輩ママたちの声

口の写真

「産後の抜け毛は時間とともに回復する」と聞いても、本当にちゃんと髪の毛が生えてくるのだろうかと不安に感じてしまうもの。

そこで参考になるのが、産後の抜け毛に悩んだという先輩ママたちの体験談です。

体験談1

出産後、シャンプーやドライヤーの際にどっさり髪の毛が抜けるように……。

いつも行く美容院で相談してみたら、「みなさんそうですよ。でも自然に治ります。」と教えてくれました。

対策は特にしませんでしたが、子どもが1歳を過ぎたころには抜け毛が気にならなくなったので安心しました。

体験談2

産後3か月ほどからお風呂の排水口は真っ黒、髪をブラッシングすると洗面台が髪の毛でいっぱいに。

産後は抜け毛が増えるとは聞いていましたが、こんなに抜けるとは思っていませんでした。

生理が再開したころ(およそ半年後)から、ツンツンと新しい髪の毛が大量に生えてきました。

「産後は抜け毛が増える」ということを知識として知っていても、いざその状態になると驚いてしまうようです。

体験談3

1人目、2人目のときにはあまり気にならなかったのですが、3人目の出産後がひどかったです。

抜け毛でお風呂の排水口が真っ黒になり、まるでホラー映画のよう。

家族に「気にしすぎは良くない」と励まされつつ、半年ほど経ったらもとに戻りました。

こちらの人は第1子・2子のときには、抜け毛が気にならなかったそう。

家族の理解と励ましは心強いものです。

産後の抜け毛は時間が解決してくれる

女性の写真

産後の抜け毛に悩む女性は多いですが、時間とともに髪の毛のサイクルは回復します。

抜け毛を気にしすぎるとストレスがかかり、さらに髪の毛の回復が遅れる、という悪循環の原因に。

産後1年ほどは大変な時期ですが、頑張って乗り切りましょう。

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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