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2016年08月19日 更新 | 497 views

妊娠腺はいつからできるの?妊娠腺対策と薄くするための方法

妊娠線は一度できてしまうと完全には消えないので、妊娠線の予防法を知り、継続的に対策を行うことが大切です。妊娠腺はいつからできるのか、できてしまった妊娠腺は薄くなるのか、さらにクリニックでのラジオ波やレーザーによる妊娠線治療についてもまとめました。

目次

妊娠は、女性にとって大きな意味をもつライフイベントです。

そして妊娠は女性の体にさまざまな変化を引き起こします。そのひとつが「妊娠線」。

妊娠線はいったいいつからできるのか、予防する方法はあるのか、できてしまった妊娠線をうすくすることはできるのか……。

妊娠線にまつわるさまざまな疑問を、ひとつひとつ解消していきましょう。

妊娠線とは

はてなマークだらけの女性の写真

妊娠線と聞くと、ふくらんだお腹に出てくる赤っぽい線というイメージがありますが、妊娠線とはどのような線のことを言うのでしょうか。

妊娠線は、妊婦さんのお腹や太もも等の脂肪の多いところにできやすい、赤紫色の線です。

妊娠線の状態は人によって異なり、線が何本も出たり、網目状だったりする場合もあれば、一部分だけにまだら模様に出る場合もあります。

いずれの状態であっても、一度妊娠線ができてしまうと、年月の経過と共に薄くはなりますが、一生完全には消えることはありません

妊娠線ができてから悩まないようにするためには、妊娠初期から、妊娠線ができないようにする対策を始めましょう。

妊娠線ができる理由

女性のお腹にできた妊娠線の写真

人間の皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層構造となっており、この構造は、妊娠線ができる理由と深く関わっています。

妊娠してお腹が大きくなると、表皮は伸縮性があるのでそれに合わせて伸びていきますが、真皮や皮下組織の一部であるコラーゲンや弾性線維は伸びにくく、急激な伸びに対応できずに亀裂が生じてしまいます

皮膚の下にある毛細血管が亀裂の部分から透けるため、スイカの模様のような縦線や網目状の線が赤紫色に浮き出て見えてしまうのです。

妊娠線ができる理由は、妊娠によって急激にお腹が大きくなるためだけでなく、妊娠中に分泌量が増加するコルチステロイドホルモンの影響も。

コルチステロイドホルモンが分泌されると、コラーゲンの生成が抑えられるため、肌の弾性が失われてしまいます。

また肌のターンオーバーも抑制されるため、肌がうすく硬くなり、外部からの刺激にも敏感になるので、真皮や皮下組織が断裂しやすくなるのだとか。

妊娠線はどこにいつできるの?

カメラ目線の美しい女性の写真

妊娠線ができる確率は50~80%程と高いですが、全ての妊婦さんに妊娠線ができるとは限りません。

また妊娠線ができ始める時期や箇所にも個人差があるので、妊娠線のでき始めを見逃す恐れがあります。

しかし、いつ頃から妊娠線ができ始める可能性があるのか、また体のどの部分から妊娠線ができ始めるかについて事前に知識があると、妊娠線の早期発見が可能です。

妊娠線はいつからでき始める?

妊娠線ができる人が増えるのは、つわりがおさまって食欲が増し、体重が増えてお腹も目立ってくる妊娠6か月頃からです。

お腹がかゆくなったり、お腹の皮膚がつっぱったりぴりぴりしたりするのは、妊娠腺ができる前触れ。

妊娠腺ができている部分がかゆくなるのは、真皮や皮下組織に傷ができているのが原因で、けがをしたときの傷がかさぶたになってかゆくなるのと同様の現象なのだとか。

けれども、妊娠腺ができるのは、妊娠6か月目以降ばかりとは限りません。妊娠線ができやすい体質の人のなかには妊娠4か月頃からでき始める人もいます。

そのため、妊娠初期(妊娠2~4か月)であっても油断は禁物です。

妊娠線はどの部位にできる?

とくに妊娠線ができやすい部分は、妊娠したときにもっとも皮膚が引き伸ばされるうえ、お腹が大きくなると見えづらくなる下腹部です。

ですが妊娠線はお腹だけではなく、乳房、二の腕、お尻、太もも、ふくらはぎ等、 脂肪がつきやすいところにできやすいので、お腹に妊娠線ができなかったとしても安心はできません。

さらに妊娠腺は1か所だけでなく、下腹部と太もも等、複数の箇所にできてしまう場合もあります。

特に二の腕やふくらはぎに妊娠腺ができてしまうと人目につきやすく、女性としてはつらいもの。忘れずに妊娠腺の予防を行いましょう。

妊娠線にとくに注意が必要な人

アイスを食べる妊婦の写真

早い時期から妊娠線対策をしていても妊娠線ができてしまう人もいれば、まったく妊娠線ができない人もいます。

妊娠線ができるか否かは、事前には分かりませんが、妊娠線ができやすい体質や生活習慣はあるのだそう。

以下の体質や生活習慣にあてはまる人は妊娠線ができやすいので、妊娠線対策に注意を払う必要があります。

妊娠中急激に体重が増加した人

妊娠2~4か月頃は、つわりによる吐き気で食べられないため、あまり体重が増えない人が多いといわれます。

けれど、いざつわりが終わると、それまで食べられなかった反動で食事がおいしく感じられ、食べ過ぎて急激に体重が増えてしまう恐れがあります。

急激に体重が増えると、皮膚も急激に引き伸ばされてしまいます。

一方体重の増加が緩やかであれば、皮膚が緩やかに伸び、真皮や皮下組織もゆっくり引き伸ばされるため、断裂が起こりにくくなります

やせ型の人

細い女性の写真

やせ型もしくは小柄の人はもともと皮膚の面積が少ないため、お腹が大きくなるにつれて、普通や大柄な体型の人と比べてお腹や腰周りの皮膚が引き伸ばされやすく、皮膚への負担が大きくなります。

またお母さんが小柄でやせ型でも、赤ちゃんも同様に小柄だとは限りません。

赤ちゃんが大きければ、さらに妊娠線ができる可能性が高まります。

皮下脂肪が多い人

妊娠してお腹が大きくなると、急激に皮膚が引き伸ばされますが、皮下脂肪は伸びにくく亀裂が入りやすいため、皮下脂肪が多い人は妊娠線ができやすくなります。

さらに妊娠前から皮下脂肪が多い人は、妊娠してからも皮下脂肪がつきやすく、体重が増加する傾向がありますので、注意を怠らないようにしましょう。

多胎妊娠の人

多胎妊娠とは、2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠することです。

お腹の中にいる赤ちゃんが多い分、1人を妊娠している時よりお腹が大きくなるので、お腹の皮膚が引っ張られやすくなります。

また多胎妊娠の人は、早い時期からお腹が大きくなるので、妊娠線対策も早い時期から始めるようにしましょう。

肌トラブルのある人

肌トラブルのある人も、妊娠線に注意が必要。とくに肌の乾燥は、妊娠線の予防には大敵です。

肌の乾燥によって肌の弾力が失われ、皮膚が伸びにくくなるため、妊娠線ができやすくなります。

またアトピー性皮膚炎の場合、アレルギー反応と共に皮膚のバリア機能の低下が起こる可能性が。

バリア機能が低下すると、アレルギーの原因となるハウスダスト、ダニ、カビ、ほこり等の物質(アレルゲン)が皮膚の中へ侵入するため、激しいかゆみを伴う湿疹を引き起こします。

治療にはステロイドを利用する場合が多いですが、ステロイドの副作用により、皮膚が薄く傷つきやすい状態になってしまうリスクが。

またアトピー性皮膚炎の人は肌の保湿力が低下しているため、肌が乾燥しやすく、外部からの刺激にも敏感になっており、妊娠線ができやすいのです。

高齢妊娠の人

女性の写真

人の皮膚は、年齢と共に弾力が衰え、伸びが悪くなってしまいます。

また年齢と共に基礎代謝が落ち、太りやすくなる可能性も。

そのため若い妊婦さんと比べ、35歳以上の高齢妊娠の人は妊娠線ができやすい傾向にあります

ただし、加齢による肌の弾力の衰えや基礎代謝の低下には個人差があるため、高齢妊娠だから必ずしも妊娠線ができるとは限りません。

経産婦の人

すでに出産を経験している経産婦は、初めて出産をする妊婦である初産婦に比べて子宮が伸びやすく、急激にお腹が大きくなるので妊娠線ができやすくなります。

ですが1人目の時に妊娠線ができなければ、2人目以後もできないだろうと油断して、十分な妊娠線ケアをしない経産婦も多いよう。

さらに経産婦は上の子供の育児で忙しく、初産婦の時のように妊娠線のケアに時間を割けなくなりがちです。

妊娠線を予防するには?

妊娠腺ができてしまう原因のひとつは、妊娠によってお腹、乳房、二の腕、お尻、太もも、ふくらはぎ等、脂肪がつきやすいところが急激に大きくなったり太くなったりすることです。

もうひとつは妊娠前とホルモンバランスが変わり、肌の弾力が低下したり肌が乾燥したりすること。

したがって妊娠腺を予防するには、急激な体重の増加を抑えることと、肌を保湿し肌の弾力を保つことが重要です。

妊娠線を予防する対策はいつ頃から必要?

美しい女性の横顔の写真

妊娠腺予防と聞くと、お腹が目立ってくる妊娠5~6か月頃からで良いのではないかと考えがち。

しかし妊娠線ができやすい体質や生活習慣に該当する人は、妊娠4か月頃に妊娠線ができてしまう場合もあります。

急激な体重の増加を抑えると、妊娠線が予防できるだけでなく、健康を維持できて安産にもつながります。

また、欠かさず保湿をして肌が健やかな状態だと、気持ちも前向きになるため、妊娠腺対策は、妊娠が分かった時点から始めるのが理想です。

ただしつわり等で体調が優れない時は無理をせず、病院を受診するようにしましょう。

また医師の治療を受けている人は、医師の指示に従うと安心です。

日常生活で注意すること

妊娠線をつくらないために日常生活で注意することは、必要以上に体重を増やさないことです。

お腹の赤ちゃんの成長やお母さんの健康維持に必要な栄養をきちんと摂るのは大切ですが、食べ過ぎて体重が急激に増えると妊娠線ができる原因になります。

また食べ過ぎだけでなく、甘いものや脂肪の多いものの摂り過ぎにも注意し、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。

さらに運動不足も体重を増加させる原因です。

体に無理のない範囲でウォーキング、マタニティスイミング、マタニティヨガ等の適度な運動を続けるのが重要

また妊娠線をつくらないためには、肌の乾燥にも注意が必要です。

乾燥によって肌の弾力が低下して伸びが悪くなり、肌のひび割れを引き起こしてしまいます。

保湿を行って肌の状態を改善すれば、妊娠線はできにくくなるはず。

やり方はとても簡単です。

妊娠腺予防クリームを妊娠腺ができやすい部分に、ゆっくりと円を描くように優しくマッサージしながら塗ります。

保湿化粧品は、十分に保湿ができて自分の肌に合うものであれば、妊娠線予防クリームでなくてもかまいません。

お腹への負担を少なくするには、腹帯やマタニティガードルで腹部を保護するのが良いでしょう。

お腹を安定させ皮膚の伸びを抑えるので、妊娠線ができにくくなります。

締めつけ過ぎには注意しましょう。

妊娠線予防のクリームやローションは効果があるのか?

クリームの写真

妊娠線予防のクリーム、ローション、オイルは、妊娠線予防に特化したもので刺激が少なく、妊娠中の敏感な肌にも安心して使用できます

また無香料もしくは優しい香りで、つわりでにおいがつらく感じる時期でも塗り続けやすいのが魅力です。

妊娠線対策専用の化粧品は保湿力が高いだけでなく、コラーゲンの生成や修復の促進、ビタミンC誘導体や葉酸等の栄養補給、肌細胞の活性化、肌の新陳代謝を高めてターンオーバーを促進するといった効果が期待できます。

しかし、妊娠線対策の化粧品は、一般的な保湿化粧品より値段が高いのが難点です。

値段が気になって使い続けられなかったり、使う量を控えてかえって効果があがらなかったりすることも。

個人差はあるものの、自分の肌に合った物であれば、ドラッグストアで購入できるような手頃な値段の保湿化粧品でも、まめにケアすることで効果が得られるでしょう。

専用の化粧品であれ、一般的な保湿化粧品であれ、妊娠線対策は毎日継続するのがもっとも重要です。

妊娠線ができてしまったら

妊娠線ができるか否かには個人差があり、妊娠初期から毎日欠かさず妊娠線対策をしても、効果が出る人と出ない人がいます。

残念ながら妊娠線ができてしまった場合、できた当初は赤紫色でかなり目立ってしまいます。

年月の経過と共に少しずつ薄くはなるものの、少しでも早く妊娠線を薄くする方法はあるのでしょうか。

一度できた妊娠線は薄くなるのか?

一度できた妊娠線は、完全に消えることはありません。

妊娠線は、真皮や皮下組織に亀裂が入ってしまったためにできるもの。

真皮や皮下組織は表皮に比べるとターンオーバーに時間がかかるため、一度入った亀裂の跡はずっと残ってしまうのです。

それでも時が経つにつれて、妊娠線ができた箇所は白っぽくなり、だんだんと目立たなくはなります。

軽度の妊娠線がごくせまい範囲にできた場合と、くっきりと目立つ妊娠腺が広い範囲にできた場合とでは目立たなくなるまでの期間に大きく差が出ますが、おおむね1年程が目安です。

できてしまった妊娠線を薄くする方法

お腹にレーザーをあてられる女性の写真

妊娠線を完全に消すのは困難ですが、肌の保湿を続けたり、体の代謝をあげる対策を行ったりすれば、妊娠線を薄くすることは可能です。

妊娠線ができてしまっても、あきらめずに妊娠線クリームで肌の保湿を続け、適度な運動、バランスの取れた食生活、体を温める、ストレスの解消など、新陳代謝を促進する日常生活を続けましょう。

しかし妊娠線対策を行っても、妊娠線が薄くなるまでにはどうしても時間がかかってしまうし、改善が見られないケースも。

そういった場合は、美容皮膚科や美容外科でラジオ波やレーザーによる治療を受ける方法もあります。

ラジオ波やレーザーによる治療は、妊娠線がある部位にラジオ波やレーザーを照射して熱刺激を与えることで、伸びてしまった皮膚を収縮させたり、真皮や皮下組織の再生を促進したりする効果があるのだとか。

さらにコラーゲンの再生を促す効果があると言われているので、妊娠線を早期に目立たなくできるでしょう。

サーマクール、フラクセルレーザー、ヤグレーザーピーリング等、クリニックによってさまざまな方法で治療が行われており、個人差はあるものの、レーザー治療だと5~10回程度の照射で妊娠線が目立たなくなってきます

しかし真皮や皮下組織に熱刺激を与えるため、皮膚が弱い人は、ラジオ波やレーザーの照射によってやけどするリスクが。

また治療の費用は、クリニックによってかなり差があります。

照射する範囲によってかかる費用は異なり、レーザー治療では手のひらサイズ1回で1万円程度からです。

妊娠線のできている部位の広さや妊娠線の状態によっても費用に大きな差が出ます。

お腹全体に妊娠線があると、照射する範囲が広くなるので、20万円以上もの費用がかかってしまいます

いずれにしても、治療を受けるクリニックでカウンセリングを受け、詳しく費用を見積もってもらうことが重要かもしれません。

また、レーザー治療は多くの場合5回以上の通院が必要です。

子育てで忙しいなか、時間を割いて何度もクリニックに行くのはかなりの負担に。

クリニックで妊娠線を薄くする治療を受ける際は、やけどの危険や治療に費やす費用、かかる時間といったデメリットも考慮したうえで、慎重に検討するようにしましょう。

妊娠線対策は継続して行うのが大切

正面を向く女性の写真

妊娠線は一度できてしまうと完全に消すことはできません。

肌を保湿する、急激に体重を増やさない、バランスの良い食生活、適度な運動、腹帯で腹部を保護する等、妊娠初期から妊娠線対策をし、妊娠線をつくらないようにすることが重要です。

妊娠線対策をしたにも関わらず妊娠線ができてしまった場合も、あきらめずに妊娠中から続けて来た妊娠線対策を続けましょう。

それでも思うような改善が見られない場合は、ラジオ波やレーザーを照射する治療を受けて妊娠線を薄くする方法もあります。

妊娠線の悩みを解消するには、妊娠初期の段階から、妊娠線対策を継続することが何より大切です。

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