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2016年11月05日 更新 | 5,237 views

シミ・しわ・たるみだけでなく肌質改善も期待できる「トリニティ」

キルシェクリニック 院長 めかた啓介

この記事は、キルシェクリニック 院長 めかた啓介が監修しています。

トリニティは「フォトRF」「リファームST」「マトリックスIR」の3種類の照射を組み合わせたシミ、しわ、たるみの総合治療です。肌のキメや毛穴開きの改善など、総合的な美肌効果も得られるほか、痛みやダウンタイムもないため、試しやすい施術とされています。

シミやしわ、たるみやほうれい線、肌のくすみや毛穴の開き。女性を悩ませる肌トラブルはさまざまですが、これらのうち1種類だけのトラブルに悩んでいる人は、むしろ少数派でしょう。

肌にいくつもの悩みを抱えていながらも、個別に治療すると時間も費用もかかるため、結局放置してしまっている人も少なくないかもしれません。

総合的に肌のトラブルを解消したい人におすすめしたい施術が、「トリニティ」です。ひとつの施術で複数の肌トラブルを同時に解消し、さらに肌質も改善できます。

それぞれの悩みを同時に施術することは、本当に可能なのでしょうか?また、痛みやダウンタイムはないのでしょうか?トリニティのしくみや効果、施術の詳細について、見ていきましょう。

トリニティとは

たるみ

トリニティとは、「フォトRF」、「リファームST」、「マトリックスIR」の3種類の照射を組み合わせて行うシミ、しわ、たるみの総合治療で、そのほかにも、そばかす、肌のくすみ、毛穴の開きや赤ら顔などの改善が期待できます。

熱エネルギーの温度、熱エネルギーが到達する皮膚内部の深さ、はたらきかける面積がそれぞれ異なる3種類の照射を組み合わせることにより、皮膚の浅い層から深い層まで作用を及ぼし、それぞれの照射の相乗効果が期待できる施術方法です。

そして、トリニティ施術には下記の2種類があります。

  • eMaxという機器を用いて行う施術「トリニティ」
  • eMaxの後継にあたるePlusという機器を用いて行う施術「トリニティ・プラス」

トリニティの種類1:eMaxによる施術「トリニティ」

イスラエルのシネロン社(のちにアメリカのキャンデラ社と合併し「シネロン・キャンデラ社」へと社名変更)が開発した「eMax」は、シミ、しわ、たるみに効果的な複合治療器です。

それぞれ単体の施術機器として発売されていた「オーロラSR」、「ポラリス」、「リファーム」のそれぞれの性能をより向上させたうえで、1台に集約しました。

eMaxでは、3種類のアプリケーター「フォトRF(オーロラ)」、「リファームST」、「マトリックスIR」を用いて、照射していきます。

トリニティの照射の種類1:フォトRF(オーロラ)

そばかす

フォトRF(オーロラ)は、「IPL」という光線と高周波(RF:Radio Frequencyの略)の2種類の光を照射する機器です。肌のシミ、赤みやくすみの改善を目的として施術が行われます。

【IPLとは】

IPLは「Intense Plused Light」の略で、フォトフェイシャルなどの施術で用いられる、特殊な波長を持つ光です。メラニン色素に反応するため、シミやそばかす、肌のくすみなどを改善する効果が期待できます。

フォトRF(オーロラ)は従来のシミ取り治療のリスクをなくした施術

東洋人

東洋人の肌にはメラニン色素が多く存在するため、日本人が従来のシミ治療を受ける際の問題は、大きな効果を得ようとして照射出力を上げると、肌にやけどを起こしてしまったり、施術に強い痛みを伴ったりすることでした。

以上の2点を解決するため、フォトRF(オーロラ)では光エネルギーの出力を最小限に抑えていますが、高周波(RF)を同時に照射することで効果を補っています。

つまり、従来のシミ取り施術に付きものだった痛み、やけどのリスクを少なくし、シミやくすみの改善を実現できるようになりました。

真皮層へのエネルギー伝達がより効率的に。美肌効果も期待できる

毛穴

電気エネルギーである高周波(RF)は色素に反応しないため、表皮に存在するメラニン色素の量に影響されることなく真皮層へ届き、真皮層内で熱を発生するため、効率的にエネルギーを伝達します。

真皮層内に熱刺激が加わることで、コラーゲンやエラスチンの産生量が増えるため、たるみや毛穴開きの改善も期待できます。

また、皮膚の血行を良くしてターンオーバーを正常化するため、肌にハリが出るほか、しわの改善、美白などの美肌効果もあると言われています。

真皮層に熱刺激が加わって起こる反応

真皮層に熱刺激が加わると、以下のふたつの反応が起こります。

1.肌の引き締め(即時的変化)

タンパク質は、熱が加わると変性し、収縮する性質を持ちます。高周波(RF)や赤外線、IPLによって発生した熱エネルギーが真皮層に伝わると、タンパク質でできているコラーゲンは即座に変成し、収縮します。

その結果、肌の引き締め効果が施術後すぐに実感できます。

2.コラーゲンの産生増加(長期的変化)

真皮層では、「線維芽細胞」が作り出すコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が肌のハリや弾力、うるおいを保つはたらきをしています。

真皮層に熱刺激が伝わり、線維芽細胞が刺激されたり、真皮層の皮膚組織が損傷を受けたりすると、線維芽細胞は組織を修復するために大量のコラーゲンを産生し始めます。

コラーゲンの産生には1か月ほど時間がかかるため、肌のハリや弾力を取り戻すなどの効果は、施術から約1か月経過した頃から実感できます。

トリニティの照射の種類2:リファームST

トリニティ

「リファームST」の「ST」は「Skin Tightening(スキン・タイトニング)」の略。その名の通り、肌の引き締め効果に優れており、たるみのリフトアップや肌のハリを増す効果が期待できます。

リファームSTは、波長が700~2,000ナノメートルの赤外線(IR)と高周波(RF)を同時に照射します。

赤外線は色素には反応しにくく、水分に吸収されやすい性質を持つため、メラニンなどの色素に反応することなく真皮層まで到達し、真皮層に均一に熱刺激を与えます。

トリニティの照射の種類3:マトリックスIR

たるみ取り

マトリックスIRは、しわやたるみ取り施術に用いられる機器「ポラリス」の性能をより向上させたものです。

ポラリスは、高周波(RF)とダイオードレーザーを同時に肌に照射する機器です。ポラリスはしわ、たるみ取りとして人気の施術ですが、施術時に痛みを感じる場合があるという短所があります。

マトリックスIRもポラリスと同じく、高周波(RF)とダイオードレーザーを同時に肌に照射します。

ポラリスとの違いは、マトリックスIRはダイオードレーザーをフラクショナル化(細分化)して照射する点。結果として、ポラリスの持つ短所を解消しただけでなく、ポラリスより大きな効果を得ることが可能になりました。

また、ダイオードレーザーを細分化して照射すると、次の利点があります。

  1. 皮膚への負担なく、皮膚内部に強力な熱を発生させることができる
  2. 皮膚表面に熱の影響を受けない部分ができるため、施術時の痛みが大幅に減る

3つの照射をすべて行う施術が「トリニティ」

三位一体

以上の3種類の照射のすべてを同じ日に行う施術が「トリニティ」です。ちなみに、英語で「トリニティ」(Triniti)はキリスト教の概念である「三位一体」を意味します。

トリニティの種類2:ePlusによる施術「トリニティ・プラス」

「eMax」の後継機である「ePlus」を用いて行う施術が「トリニティ・プラス」です。 「eMax」との違いは、高周波(RF)の照射エネルギーの熱効率が向上したため、より大きな治療効果が期待できる点です。

トリニティ・プラスも、同日に3種類の照射を行います。それぞれ加熱温度や、熱エネルギーが到達する皮膚内部の深さや面積が異なり、同時に施術を行うことで皮膚の表面から奥深くまで、まんべんなくはたらきかけます。

ePlusには10種類のアプリケーターの装着が可能で、さまざまな施術を行うことができます。このうち「トリニティ・プラス」施術では、「SR」または「SRA」、「サブライム」「モチーフIR」の3種類を照射します。

トリニティ・プラスの照射の種類1:SRまたはSRA

シミ

「SR」または「SRA」というアプリケーターを装着して、「フォトRF」照射をします。トリニティのフォトRFと同じく、IPL光線と高周波(RF)を照射しますが、より高い出力で照射されるため、頑固なシミも改善が可能とされます。

SRAの照射波は、SRの照射波より長い波長を持っているため、シミへの吸収が良く、従来の光治療では反応しなかったような薄いシミにも効果を発揮します。

トリニティ・プラスの照射の種類2:サブライム(Sublime)

サブライム

eMaxで照射される「リファームST」が、ePlusでは「サブライム」へと進化しています。

リファームSTと同じく、赤外線(IR)と高周波(RF)を照射します。まず赤外線(IR)を照射し、続いて高周波(RF)を照射、真皮層の全体に均一に熱刺激を与えます。

この間、アプリケーターの先端が冷却されているコンタクトクーリングにより表皮は保護されているため、やけどのリスクはありません。施術直後から肌のハリが増し、リフトアップ効果を実感できます。

トリニティ・プラスの照射の種類3:モチーフIR

しわ

eMaxで照射される「マトリックスIR」が、ePlusでは「モチーフIR」へと進化しています。

モチーフIRでは、マトリックスIRと同じく、高周波(RF)とダイオードレーザーを同時に肌へと照射します。ダイオードレーザーをフラクショナル化している点も、マトリックスIRと同じです。

モチーフIRは、マトリックスIRに比べ高周波(RF)エネルギーの熱効率が向上したため、施術の効果も向上しています。

モチーフIRのふたつの照射モード

モチーフIRには、ピンポイントで深く照射する「IRモード」と、広範囲に浅く照射する「モチーフモード」の2通りの照射方法があります。IRモードは深いしわの改善に、モチーフモードは広範囲の浅いしわや肌質の改善に適しています。

トリニティ施術の効果とメリット

メリット

トリニティ、またはトリニティ・プラスの施術には、以下のようなメリットがあります。

  • 皮膚を切らずにしみ、しわ、たるみ、毛穴の改善が可能である
  • アタッチメントを替えて施術することで、同じ日に複数の施術を受けることができる
  • 皮膚の浅い層から深い層まで作用するため、肌のさまざまな悩みをトリニティ施術のみで改善できる
  • 3種類のそれぞれの照射が相乗効果となり、総合的な肌質の向上が期待できる
  • ダウンタイムがほぼなく、手軽に受けられる施術である
  • 1回の施術ですでに効果を実感できる
  • アトピー性皮膚炎の人や、敏感肌の人も施術を受けられる

また、施術で得られる効果は、以下のようなものがあるとされます。

  • コラーゲンの産生量が増え、肌にハリが出てしわや毛穴が目立たなくなる
  • しみやそばかす、小じわや毛穴の開き、赤ら顔や肌のくすみにも効果的である
  • たるみを引き上げるリフトアップ効果が期待できる
  • 瘢痕(傷あと)を消す

トリニティ施術で得られる効果の持続期間

期間

トリニティ施術の効果は、約3か月の間持続するとされています。

トリニティ施術のデメリット

デメリット

トリニティ施術には、以下のようなデメリットもあります。

  • 定期的に通院し、複数回の施術を受ける必要がある
  • 施術後は紫外線対策が必要となる
  • 施術後に肌に赤みが出たり、シミが一時的に濃くなる場合がある
  • 肝斑が悪化する可能性がある

トリニティ施術に向いている人

向いている人

トリニティ施術は、以下のような人に適している施術です。

  • シミ、しわ、たるみ、赤ら顔、毛穴の開きを改善したい人
  • 肌の状態を総合的に改善したい人
  • 特に気になる部分があり、集中ケアをしたい人
  • メスを使った「切る治療」は受けたくない人
  • 痛みが苦手な人
  • 肌にみずみずしさを取り戻したい人
  • 即効性を感じたい人
  • 忙しくて時間があまり取れず、1度の施術で複数の症状を改善したい人

トリニティ施術が受けられない人

受けられない人

以下に当てはまる人は、トリニティ施術を受けることができません。

  • 日焼け直後の人
  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある人
  • レーザーなどの光に過敏な人
  • ペースメーカーを装着している人
  • ほかのレーザー治療から2週間経過していない人

トリニティの施術の流れ

施術の流れ

トリニティ施術は、以下の手順に沿って行われます。

手順1:カウンセリング・診察

診察で医師が肌の状態をチェックしたのち、トリニティが症状に適した治療法であるか否かを判断します。適している場合は、希望する施術後の仕上がりを考慮しながら、照射範囲を決めます。

手順2:クレンジング・洗顔

洗顔を行い、肌をきれいな状態にします。目を保護するため、アイシールドなどを装着します。

手順3:ジェル塗布

冷却効果があり、肌を熱から守る専用ジェルを照射する部位に塗ります。

手順4:テスト照射

テスト照射を行い、照射の出力を決定します。

手順5:照射

トリニティの場合

フォトRF(オーロラ)→リファームST→マトリックスIRの順に照射します。クリニックによっては、フォトRF(オーロラ)照射の日から2週間ほど間隔をあけて、後日に改めてリファームSTとマトリックスIRを照射する場合もあるようです。

トリニティ・プラスの場合

SRまたはSRA→サブライム→モチーフIRの順に照射します。

手順6:施術終了

ジェルを拭き取り、照射部位に保湿などの処置を行ったのち、帰宅できます。施術の所要時間は、顔全体への照射の場合、90~120分程度です。

トリニティ施術にかかる費用の相場は?(何回受ける必要がある?)

費用

症状の度合いや部位、肌質により異なりますが、トリニティやトリニティ・プラスの施術は3~4週間に1回のペースで、まずは5回以上の施術が推奨されています。

1回の施術でも、肌のハリが増したり、毛穴が引き締まったり、肌のキメが整うなど、多くの場合が効果を実感できるようですが、施術を数回繰り返すことで、より効果的でだとされます。

また、顔全体への照射の場合、1回の施術の費用は65,000円~80,000円程度のクリニックが多いようです。

トリニティ施術にともなう痛み

輪ゴム

トリニティやトリニティ・プラス施術では、多くの場合が痛みはともなわないようですが、肌に輪ゴムを弾いたときのような「パチッ」とした軽い刺激や、温かさを感じる人が多いようです。通常は、麻酔なしで施術が行われます。

トリニティ施術のダウンタイム

ダウンタイム

トリニティやトリニティ・プラス施術では、ダウンタイムがほぼないと言われています。肌質によっては、照射後に軽い赤みやヒリヒリする感覚が起こることがありますが、2〜3時間で消失することが多いようです。

トリニティ施術後の経過とアフターケア

メイク

施術当日から、通常通りのスキンケアやメイクを行うことができます。

照射部位にシミやそばかすがあった場合は、照射から数日経つと一時的に色が濃くなることがありますが、2週間ほど経つと自然に元に戻ります。

アフターケアとしては、保湿と紫外線対策をしっかり行うことが大切です。施術後の肌は乾燥しやすくなっており、紫外線にも敏感になっています。保湿を心がけ、日焼け対策をしっかり行いましょう。

トリニティ施術の症例写真が掲載されているクリニックのサイト

クリニック

即効性が期待でき、時間差で肌のハリや肌質も改善すると言われるトリニティ。さまざまな美肌治療があるなか、トリニティやトリニティ・プラスでは症状がどの程度改善するのか、詳しく知りたい人も多いでしょう。

そんなときは、クリニックのサイトに掲載されている症例写真を見るとよくわかります。以下のクリニックのサイトでは、トリニティの症例写真を見ることができます。

城本クリニック

施術後にはしわやシミ、毛穴の開きがはっきりと改善されていることがわかります。

表参道美容外科クリニック

ほうれい線や肌の赤み、毛穴の開きが改善されているだけでなく、肌もなんとなくふっくらしてハリが増しており、肌質の総合的な改善が見られます。

高須クリニック

施術3か月後には、あごの下のたるみが顕著に改善されています。

トリニティは気軽に受けられ、効果も高い施術。他人にばれる心配もなし

トリニティ施術

従来のレーザー治療などとは異なり、トリニティ施術は痛みが少ないほか、ダウンタイムもほとんどなく、施術後に多くのアフターケアも必要としません。

そのうえ即効性も期待でき、肌質の総合的な改善が得られつつも、施術を受けたことが他人にわかるほど劇的な変化は起こりません。施術回数を重ねるごとに、徐々に効果が増していきます。

トリニティはまだ美容施術を受けたことがない人でも、たるみやしわを解消したいと思っている人なら、安心して気軽に試せる施術であると言えます。

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