2017年12月15日 更新
反響続出!M22がもたらす驚きの効果とその仕組みを徹底解説
光治療の人気者、フォトフェイシャルから最新機種M22がリリースされて約1年。その驚きの効果を実感する声は続々と上がっています。光を肌に当てることでシミ・くすみ・しわなどの改善を同時に目指すM22。半永久的な効果は得られませんが、1回の治療で十分な美肌効果を感じる人もいるようです。
この記事は、品川美容外科横浜院 武内大先生が監修しています。
年齢を重ねるごとに、肌のトラブルも増えてきていませんか?
「シミ、しわ、開いた毛穴……。気になる箇所がたくさんありすぎてどうしたらいいか分からない。」
このような悩みを抱いている人も少なくないはず。
そこで今回おすすめしたいのが、 1台であらゆる肌トラブルを改善を目指すという驚きの効果が期待されているM22。
さっそく、M22の仕組みやくわしい効果、口コミなどを紹介していきましょう。
フォトフェイシャルの最新機器「M22」とは?

M22は、光治療機のなかでも不動の人気を誇る「フォトフェイシャル」の最新機種。
光治療とは、カメラのフラッシュのような光を肌に当てるだけで、シミ(肝斑)、くすみ、しわ、たるみ、赤ら顔、ニキビ、ニキビに伴う赤みや色素沈着といった、さまざまな肌トラブルを1台で改善を目指せます。
もちろん顔だけでなく、首や胸元のシミや小じわ、妊娠線の改善など、全身に対応しています。
なぜさまざまな肌トラブルが改善できるの?

M22は顔全体に穏やかな光を照射するものです。
この光が肌トラブルの原因となるメラニンや毛細血管などに当たると、光のエネルギーが熱に変わり、ターゲットにダメージを与えます。
例えばシミ治療の場合では、メラニンを熱変性させます。そしてその後のターンオーバーによって、少しずつシミを薄くしていくという仕組みです。しかし、根本からのシミの治療はできません。
では、M22の魅力はどこにあるのでしょうか? それはずばり、肌への総合的なアプローチができるということ。
具体的には、シミ・そばかすの原因となるメラニンの排出を促すとともに、毛細血管の拡張によって起こる赤ら顔を改善して、肌の色むらを整える効果が期待されています。
また、コラーゲン線維やヒアルロン酸を生みだす線維芽細胞のはたらきを活性化することで、内側から美しい肌へと導いてくれる可能性も。
このことから、M22は肌トラブルを改善するだけでなく、肌のターンオーバーを活発にすることで、肌トラブルの予防にも役立つといわれています。
M22の仕組みとは?

M22は、従来の機器より多い9種類(オプションも含む)のカットフィルターを使用することで、肌の悩みや色に最適な光の波長をよりきめ細かく選択することが可能になりました。
具体的には、9種類の光がシミ・そばかすの原因であるメラニン(黒色素)、赤ら顔の原因であるヘモグロビン(赤色素)などに選択的に吸収されることで効果を発揮します。
また、さまざまな肌質や色に合わせた細かい設定が可能になったことで、従来の光治療では難しかった薄いシミ、小ジワや毛穴などの真皮ダメージへの効果が期待されています。
さらにエネルギー密度や照射時間、休止時間なども、従来機より細かくコントロールできるので、目的に沿った治療を効率よく行うことができるのも魅力的。
それぞれの波長が主にどのような効果を生み出すのかは、以下を参考にしてください。
- 515nm:シミ、そばかす(オプション)
- 560nm:くすみ、毛穴、シミ、しわ、たるみ
- 590nm:赤アザや赤ホクロ、赤ら顔
- 615nm・640mm:従来の光治療でとれない頑固なシミや、肩・腕のシミ
- 695nm:肌の深部から発生しているシミ、ハリ感の改善
- 755nm:脱毛、ハリ感の改善(オプション)
- ニキビ治療専用:炎症性ニキビ(オプション)
- 血管専用:赤ら顔や毛細血管拡張(オプション)
このように、波長によりそれぞれ得意とする分野が異なります。
そのため、これらの波長を組み合わせて照射することで、ひとりひとりの肌トラブルにあった治療を1回で行えるのです。
光治療は火傷が起こる?M22の安全性

「光治療だと火傷が気になる」という人もいるかもしれません。
しかしM22の場合、サファイヤ製のスポット(肌に直接当てる部分)を使い、肌を冷却しながら照射を行うことで、痛みや火傷のリスクを大幅に軽減しています。
肌にあたるサファイヤヘッドは15×35mm、8×15mm、径6mmの3種類があり、肌の凹凸に合わせた対応が可能。
それに加えて、OPT(Optimal Pulse Technology)によりエネルギーを分割して、均一に与えることが可能になったため、効果的で安定したエネルギーが肌に伝わりやすくなりました。その結果、火傷のリスクが最小限に抑えられています。
また、M22はターゲットの部位のみに反応するため、肌への負担がほとんどないそうです。
M22を受けられないこともある
安全性を確保するために、以下に当てはまる人はM22の治療を受けることができません。治療前に、これらに当てはまっていないか確認しておきましょう。
- 光線過敏症の人
- 光感受性を高める薬を内服・外用している人(薬の添付文書の副作用に「光線過敏症」と記載あり)
- 激しく日焼けをした直後の人
- 皮膚に無治療の病変がある人
- 真正ケロイドの人
- てんかん発作の既往がある人
- 糖尿病の人
- アルコール中毒の人
- 妊娠中の人
そのほか、クリニックによってはいろいろな規定がある場合も。少しでも気になることがあったら、カウンセリングで医師に伝えておきましょう。
M22のメリットとデメリット

M22のメリット・デメリットをまとめました。また、治療を検討している人は参考にしてみてください。
M22のメリット
- 1回でさまざまな肌のトラブルを同時に改善。
- ダウンタイムがほとんどない。
- 治療していることを周囲に気づかれない。
- 角質層から真皮組織まで幅広い治療が可能。
M22のデメリット
- レーザー治療よりは効率が悪い。
- 治療後は日焼けできないなどの制約がある。
- 半永久的な効果はないので、効果を持続させるためには繰り返しの治療が必要。
- 1回では効果を実感できないこともある。
- 治療費用がやや高い。
このように、M22は、メリットとして1回の治療でいろいろな肌トラブルを改善が目指せる一方、デメリットとして費用がやや高額で、治療後の制約があることがわかります。
M22の治療の流れ

M22を治療する際に気になる、費用や痛みなどについてまとめてみました。クリニックによって順番は前後することもあります。詳細については実際に受けるクリニックで確認しましょう。
1:洗顔
メイクをしている人は、洗顔をしましょう。医師に素肌を見てもらい、悩みを共有することが大切です。
2:カウンセリング
医師が、その日の肌状態や肌質などを細かくチェックし、目的に応じた治療回数の目安や治療の種類を決めていきます。
自分が気になっている肌トラブルについてや、M22に対する不安や疑問などを遠慮なく聞きましょう。
3:ジェルや麻酔を塗る
肌状態に合った濃度のケミカルピーリングで、あらかじめ肌を滑らかにし、毛穴の詰まりを取るクリニックもあります。
肌を保護するための専用のジェルを塗ると同時に、必要に応じて麻酔を塗ります。
4:照射
照射には10~20分程度かかります。
産毛が濃い部分の生え際や口まわり、シミの濃い部分など、若干の熱さを感じる場合があるようです。
もし、熱さや痛みに耐えられない場合には、すぐに申し出るようにしましょう。
5:クーリング
ジェルをふき取った後にクーリングをし、肌を休ませます。
照射範囲によって10~60分とクーリングの時間が異なり、治療後のパックによる肌の沈静化と併せて、イオン導入などのオプションを追加できるクリニックもあります。
治療中の痛みの目安
痛みについては個人差があります。
照射中にゴムで弾かれるような痛みを感じることもありますが、照射部についている冷却装置で冷やしながら照射するため、ほとんどの場合は麻酔なしでも問題ないようです。
なかには塗る麻酔を採用しているクリニックもありますので、「痛みが気になる、痛いのは嫌だ」という人はカウンセリングで相談しておきましょう。
ダウンタイムの目安
ダウンタイムはほとんど必要ないとされており、治療後すぐにメイクをして帰ることが可能。
治療直後は産毛の濃い部分やホクロの周囲がほんのりと赤くなることがありますが、冷却してパックを終えるころには気にならなくなる人が多いようです。
治療の際にシミに反応した場合は、しばらくすると黒や茶色をした細かいかさぶたになって浮き上がってきますが、メイクでカバーできる程度です。
かさぶたは洗顔をしていくうちに、4日~1週間で自然に剥がれ落ちます。
照射後のケアについて
治療後は、肌への刺激をできるだけ控える必要があります。
例えば、紫外線を避けるために最低1か月間は日焼け止めを使用する必要があります。治療が終わったらクリニックで日焼け止めを塗れるように、事前に用意しておくと良いでしょう。
また、治療後は肌がとても敏感になっているので、普段使い慣れていない化粧品の使用は当分控えてください。
シミ治療の効果を高め、炎症後の色素沈着を防ぐため、ハイドロキノンクリーム、ルミキシルクリーム、レチノイン酸クリーム等の外用薬や、ビタミンC、E、トラネキサム酸、ハイチオール等の内服薬の併用をすすめているクリニックもあります。
より高い効果を実感するためにも、クリニックで指示されたことは守るようにしましょう。
効果が実感できるまでの期間

M22の治療後、シミやしわなどへの効果を実感できるまでには約1週間程度かかるようです。
肌質を改善し、ハリ感と透明感を出すには3〜4週間に1回の頻度で5~6回繰り返すと効果的。
クリニックでも5回1セットをすすめられることが多いようです。
ニキビ治療、もしくは毛穴治療の場合は、定期的に治療を受けることでより高い効果が期待できます。
M22治療の費用相場

自由診療のため、クリニックによって費用は異なります。
顔全体の照射で1回4~5万円程度が相場です。
クリニックによっては半顔や首、額などの部分的な設定をしているところや、セット料金・トライアル料金・モニター料金などを展開しているところもあります。
気になったクリニックがある場合は、料金をネットで調べるか、カウンセリングの際に費用について聞いておきましょう。
M22の症例写真が見られるサイト

最後に症例写真が見られるサイトを紹介します。
どのような効果が期待できるのかを実際にみて確かめましょう。
KUMIKO CLINIC
M22照射前と照射後の写真が掲載されています。
照射後は1回照射したものだけでなく、2回照射後、3回照射後のものもあるので、複数回照射した後の効果を見ることができます。
銀座Ks Skin Clinic
10人の症例写真が掲載されており、そのなかのひとつは治療前、治療翌日、治療後1週間と経過をみることができます。
手のシミの症例写真もあります。
ヒルズ美容クリニック
シミの治療をした人の治療直後から1週間後までの、ほぼ毎日の写真が掲載されています。
シミ治療後のかさぶたがどの程度なのか、1週間後にはどれほどシミが目立たなくなっているのかを見ることができるほか、手の甲のシミや鼻の毛穴の改善治療における症例写真も閲覧可能です。
M22でトラブル知らずの肌を目指そう!

M22は、肌への総合的なアプローチができるうれしい治療。今あるトラブルの改善だけでなく、予防にも役立ちます。
また気になる火傷のリスクも大幅に軽減され、安心して受けることができます。
費用は、1回数万円かかり決して安くはありませんが、初回限定のキャンペーンなどで安く受けることができるかもしれません。
M22の治療が気になる人はこれらを利用して一度試すことも◎。
M22でトラブルのないきれいな肌を目指しましょう。
この記事の監修医:武内大先生のクリニックはこちら
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武内大
光治療の注意点としては1回で大きな変化は出ないことです。最低でも4回以上施術を受けることをおすすめします。