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2016年11月24日 更新 | 5,680 views

ワキガに悩み続けて切開手術をした私。しかし、手術よりも効果があったのはお手軽な◯◯だった[体験談]

もともと多汗症だった私。中学時代に、弟に汗のにおいを指摘されたことで自分がワキガであることに気がつきました。高校時代には、友達にもにおいを指摘され、においを抑えるグッズを片っ端から使用することに。徹底的なにおいケアで、それほど強いにおいを発することはなかったものの、対策に悪戦苦闘する日々が続いていました。

幼少の頃から多汗症で悩む

女の子出典:we♡it

私は元々多汗症で暑い夏が大嫌いでした。

湿気の多い地域に生まれたため特に6月の梅雨の時期は最悪です。朝起きてすでに体に汗がまとわりついており、学校の制服を着るまでに必ずシャワーを浴びなくてはいけません。

また、出勤する途中で再び汗でベトベトになり、どうすることもできず本当に気持ちが悪くて仕方ありませんでした。

学校の全校集会で長時間立ちっぱなしのときなどは特に大変で、ハンカチで拭いても拭いても汗が噴き出してくる......。1人汗だく状態になってしまうのです。

動くと汗が出るのは仕方ないのですが、静止していても流れ続ける汗に、「お願いだから止まって!」と心の中で祈る毎日でした。

同じ太陽の下で過ごしているのに、汗をまったくかかずに涼し気な顔をして過ごしている友人がいると、とても羨ましく思いました。

神様はなんて不公平なんだと。

こんな私は、「夏なんてなくなればいいのに。」と強く思うことしかできませんでした。

中学時代、弟の発言で自分がワキガだと知る

女の子出典:we♡it

中学の頃、両親が2人ともワキガだということを父親によって知らされました。

母親は小学6年生の頃に他界しているため記憶がありませんが、確かに汗をかいた父親はワキのにおいがきつく嫌なにおいだなあと感じていました。

まさか自分も同じワキガだということを思ってもみなかったのですが、あるとき、弟に「姉ちゃん、お父さんと同じにおいがする。」と言われ、自分も実はワキガだということを知ってしまったのです。

それはとても恥ずかしくショックでした。

それまで他人と比べて自分は汗っかきだなあということは認識していたのですが、おそらくそれまでワキガという言葉を知らずに過ごしていたため自分がワキガという体質だということすら考えていなかったのです。

ワキガというのは腋臭症という疾病だという情報もありますが、一般的には体質と認識されています。

日本人の発症する割合は約1割だそうです。親からの遺伝率が高いため両親がワキガである私が同じ体質を持って生まれたとしても何ら不思議ではないのです。

ただ、弟はワキガではありません。「なぜ私だけなの......?」と思わずにはいられませんでした。

高校時代、友人にワキのにおいを指摘される

女の子たち出典:we♡it

ワキガについて調べれば調べるほど自分がワキガ体質だと実感しました。

先述したように、まず多汗症で両親がワキガ体質であること。そして、耳垢が湿っている、体毛が濃い、白いシャツが黄ばむという、ワキガの自己チェック項目に全て当てはまっているのです。

何より、私自身自分のにおいが分かるようになりました。

ワキガというのは,アポクリン汗腺が発達している体質だといわれていますが、そんなことを言われてもピンときません。

とにかく私は余計なものを両親から受け継いでしまったんだと思い、これから一生この体質と向き合っていかなくてはいけないのかと考えたときに愕然としたのです。

男性とのお付き合いや結婚なんてできないのではないかと思い落ち込みました。

そんな中、ある友達に「○○(私)汗臭いよ」と言われました。

近くにいた友達はそんなことないよとフォローしてくれましたが、やっぱり私は臭っているのだとショックを受けました。

そしてさらにショックだったのは、別のある友達が私が何か言ったことに対して、「今ワキ臭いって言った?」と露骨とも取れる発言をしてきたのです。

これが嫌味なのか本当にそう聞こえたのかの真相は分からないのですが、過敏になっていた私はショックのあまり言葉を返すことができませんでした。そして、「これはなんとかしなくてはいけない。」と強く思ったのです。

におい対策に苦慮した青春時代

涙出典:we♡it

とはいえ、当時は脇毛を剃ることと、汗を拭くこと以外に対策が浮かばず、体育の時間や部活で汗をかく場合は、もうどうしようもないかなあとあきらめるほかありませんでした。

こまめに汗を拭くことも着替えることもできない状況はかなり辛かったです。それほど運動が好きだったわけでもないのになぜ運動部に入ってしまったのかと後悔ばかりしていたように思います。

そんな状況のため正直部活に身が入っていなかったかもしれません。

それでも試行錯誤し、運動前には市販のワキガ対策クリームを塗り、運動後には制汗スプレーをしてなんとかしのいでいました。

自分のワキガのレベルが一体どれくらいなのかがよく分からないのですがおそらく軽度でも重度でもなく中度くらいではないかなと思っています。

そのため周囲にばれないようにしていたつもりでもそれは無理な話で、制汗クリームやスプレーは気休め程度のものだったでしょう。当然高校生の分際で手術などというだいそれたことなど考えも及びませんでした。

彼氏にばれないように必死だった20代

女の子出典:we♡it

短大を卒業し社会に出てからはより効果の高いワキガ対策クリームを探して使用していたため、夏場でない限りはなんとかごまかせていたのではないかと思います。 特に付き合っている彼氏には絶対に悟られてはいけないと必死でした。

会う前は必ずシャワーを浴びて制汗クリームを塗り、会うまでの間やトイレへ行く度にボディシートでワキを入念に拭きクリームを塗り直すという努力を重ねていました。

正直隠し通せていた自信はないのですが、それ程強いにおいは発していなかったと思われます。

というよりそう思いたいです。これまで会社などで何人かのワキガ体質の人と遭遇してきましたが、本当に重度の人は近くにいるだけで具合が悪くなる程の悪臭を漂わせているのです。

生まれ持った体質のせいで周囲に迷惑をかけるというのは切ないものですが、私も迷惑はかけないようできる限りの努力はしようと心に誓いました。

27歳で初のボトックス注射に挑戦

女の子出典:we♡it

大人になり、経験を積むことでワキガとの付き合い方も徐々に分かってきて、使用するクリームは何がよいのか、どのように塗るのか、などコツを得ることができました。

ただし、100%満足のいく予防策というのはなく、結局は常にワキに爆弾を抱えて生活しているため気を抜くことができず、堂々とした生活を送ることは困難だったように思います。

夏の冷房の効く社内や冬場はそれ程気を張らなくても済むのですが、春先の暖かくなった頃が一番ごまかしが効かないのです。

ワキガ対策クリームを塗ってもそのクリームと汗が混ざり合って異臭を放っているように感じられ、クリームが逆効果となるのです。

これ以上はにおいを防ぐことができないという限界もある程度分かってきているため、こまめにトイレへ駆け込みワキを拭いてはクリームを塗るのを繰り返すのですが、トイレへ行けない場合やどうしても対策できない場合というのもあります。

そんなワキガ対策に疲れつつあったとき、ボトックス注射というものを知りました。

ワキの下にボツリヌストキシンという成分を注入することでエクリン汗腺の活動を抑制し、汗の分泌と臭いを抑える治療です。ボツリヌストキシンには神経や筋肉の動きを抑制する働きがあるため、直接ワキに注射すると汗を出す作業がブロックされるのです。

効果は3ヶ月~半年と永続的なものではありませんが、治療時間が約5~10分のお手軽な施術なのです。費用はクリニックやボトックスの種類によってまちまちですが決して安くはありません。

しかし、においを気にせず快適な日常を送ることができるのであれば試してみたいと思ったのです。

実際にボトックスを注入する際に感じる痛みはそれ程ではありません。

翌日には汗の動きは止まったと実感できました。もちろん顔や体など他の部分の汗を抑制することはできないため、もしかするとワキにも流れているのかもしれませんが、ワキ汗をかかなくなったことで運動など体を動かすことも苦ではなくなりました。

大体年に2度ほど注入しています。私の場合、もって3~4ヶ月です。

ただ、春と夏さえ乗り切れば、あとはボディシートや制汗クリームで対策することができるので1年を快適に過ごせるわけです。

正直本来ならかけなくてもよいお金と時間をかけてることに悲しくなることもありますが、私にとってはとても重要なことなので仕方のないことだと自分に言い聞かせています。

ワキ脱毛とボトックスの併用でさらに快適に

バルコニー出典:we♡it

私は親譲りで体毛が濃いためワキ毛も濃いのですが、エステサロンにてワキの永久脱毛を受けているため現在はほとんど生えていない状態に等しいです。

脱毛に関しては3ヶ月に1度施術を受けており、かれこれ5年以上通っています。そのため汗も拭きやすいですし、においも軽減されているのかなと思います。

ボックス注射とワキ脱毛のおかげで、夏も袖なしの服を着ることができています。

しかしながら!ついに手術という最終手段を決意

女の子出典:we♡it

ボトックス注射は便利といえどやはりお金がかかります。カード分割で施術を受けたりもします。欲が出てきたからなのか、ワキガであることから逃れたいと本気で思うようになりました。

「いっそのこと余計なものは全部取り払いたい。」という思いに囚われるようになったのです。

結局ボトックス注射は汗を抑制させているだけでごまかしているに過ぎないのです。毎年お金を費やすよりいっそのこと手術してしまえばよいのではないかと考えるようになりました。

考え始めたら居ても立ってもいられなくなり安価で信頼できるクリニックでの治療を探すことになりました。安すぎるのは再発の可能性があると認識していたため、ある程度しっかりした切除方法でないといけないと考えました。

しかし、完全に切開を行うとなるとたいていの場合、4~5cmの傷はばっちり残ってしまうという情報がほとんどでしたので、切開手術は除外しました。

予算と施術方法で検討した結果、できる方法は限られてきます。その中で私が選んだのは某美容クリニックの超音波と切開手術を組み合わせた方法でした。

傷は1~2cmほどの最小限の傷で済むとのことでした。費用は全部で約30万です。口コミなどを念入りにチェックし、医師に詳細を確認した上で手術を申し込みました。

手術するにあたり、父親に相談しました。

父親は自分にも責任があると言い、5万円出すと言ってくれたため素直に受け取りました。父親は明るい性格で楽天的なので自分のワキガも明るく公表するタイプですが、一度同僚に遠回しに嫌味を言われ嫌な思いをしたことがあると言っていました。

やはり私と同様自分の体質で悩んでいたのだと思います。

そして、いよいよ手術

女の子出典:we♡it

年末年始のお休みを利用し、手術の予約を入れました。

当日は局所麻酔を行い、まずは超音波吸引により、アポクリン汗腺を取り除きます。その後、1~2cm程度切開し、目視で汗腺を丁寧に取り除きます。

その際の痛みは全くありませんでしたが、皮膚が引っ張られる感じはありました。

途中、麻酔に加え笑気ガスを投入してもらったのですが効果はあったのでしょうか。正直よく分かりませんでした。ワキの内部を縫合していると思われる際は正直痛くて泣きそうでした。

強く引っ張られる感じが繰り返され、この瞬間が早く過ぎ去れと願いました。担当してくれた先生も「すごい。よく我慢している。」とぼそっと言っていたほどです。

無事手術が終了し、両脇をガーゼと包帯でがっちり固定して帰宅しました。術後24時間は圧迫が必要で2日後にはシャワーやお仕事も可能でした。

やはり、痛みはあるため寝る時の体制に苦労しました。包帯を外して自分のワキを見てみるとかなり汚い傷となっています。

しかしこれは経過と共に薄くなっていくとのお話でした。

気になる術後の経過は?!

風景出典:we♡it

結論からいうと、私は手術に踏み切ったことに後悔しています。

あの痛みから全く効果はないとは思っていませんが、やはり汗とにおいはあります。私には手術前とそれほど変わっていないのではないかと思えます。

医師によるとそんなはずはないと言います。確かにあの手術でそんなはずはないのですが、実際に味わったあの痛みと傷の割にそれほど症状が軽減されていないのではないかと残念に思います。

傷は1年後にはかなり綺麗にはなったのですが、私はケロイド体質のため傷口が少々硬く盛り上がって残っています。その部分の説明と配慮がもう少し欲しかったところです。

そして、肝心なにおいについては自分で感じ取れるほど残っているため、結局年に2度ボトックス注射を打っています。

一体何のために痛い思いをして手術を受けたのか分かりません。

悩みはみんなで共有しよう

女の子出典:we♡it

ワキガは本当に厄介な体質です。

自分が好きでなったわけではないのに一生付き合っていかなければならないのです。

私のように手術という方法もありますが、実体験によりあまりおすすめできる方法ではないなと思います。それならボトックス注射で数か月発汗を止めた方がよいと思います。

体質も個性と考えられなくもないのですが、実際の辛さは本人にしか分からないものです。

そのため安易には言えないのですが、同じ悩みを持っている人がどのような思いをしてどのような体験をしているのかを聞いて欲しくて今回執筆してみました。アドバイスというよりは情報共有をしたいなと思った次第です。

まわりに言えず一人で悩みを抱えている人には、ネット上で簡単に打ち明けられる場があるということと、皆で共有ができるということを知ってほしいです。

同じ悩みを持った人が他にもいるのだということを知るだけで、自分のコンプレックスと前向きに向き合える気がするのです。

written by まる&チロル

Top image via Weheartit

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