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2016年11月23日 更新 | 3,937 views

「すごい肌汚い。」と写真を撮られ......。アトピーで、ボロボロの肌に悩んだ10数年間と辛かった日々[体験談]

両親の遺伝で肌が弱い私は、アトピーによる肌荒れで今まで辛い経験をたくさんしてきました。学校ではいじめにあって肌のこと言われ、食事や睡眠、服やメイクも、満足に楽しめない私はストレスだらけ。薬を塗っても全く改善せず、毎日が絶望的だった私が、あるきっかけでみるみる肌が改善していった話をお話します。

アトピーを発症したのは高校生の頃

モノクロミディアム出典:We heart it

私の母は喘息持ち、父はちょっと肌が弱い体質です。

それらを受け継いだのか、私は生まれたときから人より若干、肌が弱かったそうです。 赤ん坊の頃から肌荒れを起こさないように、生活環境も色々と工夫してもらっていたようでした。

そのおかげか、小さい頃の写真を見てみるとまだ肌は綺麗で、顔も体も全然荒れていません。

多少乾燥しやすくて冬場は顔や手足が若干ムズムズする位で、でもそこまで酷くなった事はありませんでした。

しかし、高校生になり色々と生活環境が変わったり、ストレスがかかったせいなのか、段々と顔や体の痒みが酷くなっていったんです。

それまではちょっと田舎の街で暮らしていて、そこは緑豊かで水道水もそのまま飲んでも美味しい土地でした。

しかし親の仕事の都合で都会へ引っ越したり、慣れない環境、誰も知っている人がいない街、クラスメイトとの不仲により、胃の痛い毎日を送っていたのです。

軽いいじめのような事もされていて、毎朝「学校へ行きたくない」と思っていました。

学校の事を考えると頬や首、背中、二の腕、太もも、お腹等の皮膚の柔らかい部分がムズムズしてきて、ついつい爪でガリガリ引っ掻いてしまうのです。

掻いてはいけないと我慢して痒い部分にギリッと爪を立てても、それが余計にストレスになってしまう事もありました。

気づくと肌はボロボロに......

水中の女性出典:We heart it

痒みを我慢するのはとても大変ですし、掻いた後はかなり絶望します。

例えば頬や顎、首や胸元が一番痒くなりやすいのですが、赤いブツブツが沢山出てきて見た目もすごく気持ち悪くて嫌なのです。

しかも掻いてしまって皮膚から血が出たり、瘡蓋がじゅくじゅくしていつまでも治らなかったりと、そういった事にも悩みました。

学校の授業で汗をかく、お風呂に入っているときやお風呂あがり、寝ている間なんかも痒くなる事があります。

肌に優しい成分の物でも日焼け止めで痒くなったり、髪の毛が当たって顔や首が痒くなるので、髪を伸ばしてもいつも括っていて髪を下せないのも嫌でした。

掻いてしまった肌は自分でも気持ち悪いと思うんですから、他の人から見ても大分気味が悪かったと思います。

両親は普通に接していてくれましたが、クラスメイトは私の事を

「汚い」「アトピーが移る」

と聞こえるように悪口を言っていました。

アトピーは移るものではないと知ってはいるものの、まわりから

移るから近寄りたくない、キモい汁がついたら移る

なんて言われ続けると、そうなんじゃないかと思ってしまいます。

いつしか高校も不登校になり、教師からも「アトピー位で」と言われ、ますます内に籠るようになりました。

何とか高校を卒業したもののそれからも続く地獄の日々

カモメと女性出典:We heart it

保健室登校を繰り返しながら何とか高校を卒業しましたが、ストレスから以前より顔や体の肌はとても荒れて汚くなりました。

不登校になり始めた頃から皮膚科へ通院するようになったのですが、塗り薬を処方されるだけです。

ステロイドを塗っていれば肌は綺麗になると思っていたのですが、塗って2~3日は痒みが引いたと思ったら、また強烈な痒みが襲ってきます。

首の後ろと背中の一部分がかなり酷く、どちらも瘡蓋になっては掻いて剥がれを繰り返した結果、その部分だけ赤黒い肌の色になってしまいました。

食事はファーストフードや油っこい物、スナック菓子やケーキ、アイス等の甘味料、香辛料の強い物等を避けていました。 食べたいと思っても肌を治す為と我慢して、ひたすら耐えていたのです。

そのおかげで痩せましたが、それでも毎日味気ない食事で、テレビや雑誌、外で美味しそうなお菓子や食事を見る度にイライラしてしまいました。

お風呂も人肌のお湯に浸かり、お風呂上りには冷水を浴びる、汗をかいたら清潔なタオルで汗を拭っておく、日焼け止めは使わず日傘や帽子を使う等したのです。

高校卒業後は大学へ行かずにフリーターになりぶらぶらしていたので、そういった事にも気を使えていました。

でも化粧をすると顔が痒くなるので出来ない、でも汚い肌ではなかなかバイトも受からないのが辛かったです。

飲食店は特に、

「肌が荒れている子だとお客さんが嫌がるから」

と、顔や首の肌荒れを指摘され不採用でした。

自分なりに一生懸命、人が恐くても恐くないフリをして明るい自分を演じて面接に臨んでいても、そういった部分を見透かされているようで、落ち込みました。

バイトは工場のベルトコンベアでの機械組み立てをする事になりましたが、バイト中は髪の毛やほこりが商品の部品に入らないようにしなければなりません。

髪を覆う帽子にマスク、長袖長ズボンの作業着で、空調は整っているものの顔や首、体が痒くなる事があって辛かったです。

痒みを我慢するのはどうしてこんなに辛いんだろう、私は肌もボロボロで汚くて友達もいなくて、こんな目にどうして合わなければならないんだろう

と悲しかったのです。

でもそんな事を言ったら両親は自分達のせいだと思うでしょうから、誰にも相談できませんでした。

アトピーの辛い所は人目が気になる所

日が差し込む出典:We heart it

アトピーで辛いと思うのは痒みを我慢する事ですが、他にも「人の視線が気になる」という点もあります。

メイクができないので顔は荒れたまま、首や腕、足がじゅくじゅくの傷跡だらけなので、あまり肌を出せません。

半袖で電車に乗っているときに近くにいた女子高生が

「あの子すごい肌汚い」「ニキビじゃないよね?腕とかもやばい」

と言っていたのが忘れられません。

結構目立ってしまうので、夏場でもアトピーで荒れている部分を隠しておかないと、色々と心無い事を言われる場合があるのです。

学校ではたまにカシャ!と音がしたかと思うと、

「アトピー女の写メ撮った~」

なんてクラスメイトの男子が言って皆に見せびらかしていた事があります。

だから街中や電車の中でスマホのシャッター音がすると、身構えてしまう事もありました。

外へ出るのが恐い、人と会うのが恐い、バイト先の人にも着替える際にアトピーの肌を見られてギョッとされた事あると、毎日嫌な事ばかりでした。

散髪へ行くときも首のアトピー跡を見られるのが嫌で、首元まできっちり詰まった服を着て行っていました。

食べ物も遊びも服もメイクも我慢しているのにと、ストレスばかり溜まってはアトピーが酷くなっていたのです。

27歳の時に脱ステロイド

レインボー出典:We heart it

現在私は29歳です。ステロイド剤を使用しなくなったのは27歳の頃の事です。

それまでは皮膚科へ通い毎月ステロイド入り塗り薬を処方してもらい、それを塗っては一時症状が治まり、また悪化するといった事がありました。

でもいつまで経ってもアトピーが良くなる所か、どんどん悪くなっていると思った私は、心機一転皮膚科を変えてみようと思ったんです。

ネットで「アトピーに効果的な皮膚科」を探していて、そこでステロイド剤を使用しない治療を行う皮膚科、というのを見つけました。

早速予約をして行ってみると、私がいつまでもアトピーが酷いのは、ステロイド剤の副作用ではないかと診断されたのです。

私のアトピーの原因は元々の皮膚が荒れやすいという事もありますが、一番はストレスだと言われました。

人の視線や我慢している食事からストレスが溜まってしまい、痒みに繋がっているそうなのです。

そこからステロイド剤を使用しないようにしていったのですが、これが不思議な事にみるみる内に肌が治っていったのでした。

食事や睡眠に気を付けつつ気ままに過ごす

キラキラグラス,出典:We heart it

ステロイド剤を使わなくても、食事の乱れや睡眠不足でアトピーが酷くなる事があるので、そこは今まで通りでした。

しかし以前よりはちょっと緩くして、例えば食べたい時はアイスもお肉も食べるようにしたんです。

睡眠時間もいつもより1時間遅く寝ても構わない、しっかり熟睡する事が大切と言われたので、そうしていました。

アトピーも「治らない、どうしよう」ではなくて、「いつか治る、取りあえず半年」、半年経ったら「後半年頑張ろう」とやる気を出していきました。

スポーツも半身浴も汗をかいたり体温が上がると痒くなると思って控えていたんですが、我慢せずに出来る事はした方がいいと言われたのです。

そこで好きなアイドルのコンサートへ行って盛り上がって汗を流したり、半身浴をしました。

汗をかいたり体温が上がればその時点で痒みが出てしまいますが、しかし気持ちは高揚しているので、痒くても我慢できます。ちょっと掻いてしまっても「まあいいか」と気楽に思う事で、痒みもスッと引く事がありました。

特に私にとって一番良かったのは、好きなアイドルのコンサートへ行くようになった事だと思います。

それまで人前に出ちゃいけない、人にこんな汚い肌をさらすわけにはいかないと思っていたんですが、コンサート会場では誰も私を見ていません。

思いっきり気分を上げる事が出来ますし、アイドルのコンサートへ行く為にちょっとでも綺麗になろうと、お洒落をする気力も出てきました。

それに今まで私はよく調べもせずにいたのですが、アトピー肌でも使えるような、肌に優しい成分のコスメは沢山あるのです。

セラミドやヒアルロン酸入りのコスメを使っていると、顔の肌荒れが気にならない事から、人の視線も恐くなくなっていきました。

そうすると人前に出ても大丈夫なんだと思えるようになり、仕事も事務の派遣社員に応募すると採用されたのです。

肌質改善で綺麗な肌に

モノクロフェイス出典:We heart it

会社は私服での勤務となるので肌に優しい、汗を吸いやすい生地の服を着る事ができます。

仕事は大変でしたが襟の詰まった服で荒れた首を隠していたり、メイクで顔の荒れを隠していて、私服なので着替える必要もないのでアトピーはバレません。

人に「私がアトピーである」という事を知られないという事実は、ストレスをかなり軽減させてくれました。

夏も冷房がかかっている室内なので上着を着ている社員も多く、そういった事からも私がアトピー肌を隠す為に長袖を着ていても何も言われなかったのです。

そうして過ごしていると本当に心が軽くなりますし、そのおかげでアトピーもかなり軽くなります。

現在29歳、環境を変えてから約2年が経ちますが、以前に比べるとかなり肌は綺麗になりました。

ステロイド剤を使わないと痒い時に我慢出来なくて困りますが、氷で冷やしたりすれば痒みは治まるのです。

かなり荒れていて肌の色も変わっていた首の後ろは、ちょっと他の部分より肌の色が濃いかもしれないけれど、全然気にならない肌色になりました。

腕も足も胸元もお腹も顔も、ターンオーバーにより今ではつるんとしています。

背中もアトピーで荒れていた範囲が大分狭まって、以前は大人の手の平2つ分だったのが、今では拳半分位になりました。

ここまで改善するとは思っていなかったのですが、それでも背中もいつかは顔や腕等のように、綺麗になるのだろうと期待しています。

他の人と同じように半袖が着れる、美容室へ行っても首元の肌荒れを気にしなくてもいいというのは、かなり嬉しいです。

時間はかかるけれどいつかマシになる

海と女性出典:We heart it

アトピーの症状を抑えるには、かなりの時間がかかります。

1日2日ではとてもできませんし、良くなったと思ったらある時急に悪化してしまう事もあるのです。

でもアトピーはそういうものですし、気長に付き合っていかなければならないものだと思います。

それなりに時間と我慢が必要なものの、しかし日々確実にアトピーの症状は良くなります。

私なんて「いつになったらこの地獄から抜け出せるんだろう」と10数年以上悩んでいた訳ですが、方法を変えてみればあっさり解決しました。

一番いけないのは、アトピーの事ばかりで気を取られてしまい、精神的に病んでしまう事です。

不思議な事に心のストレスと肌の痒みは繋がっているようで、ストレスを感じると酷く痒くなったり、赤い発疹が出る事があります。

でも心を気楽に、いつかは治る、そのいつかは何時か解らないけれど、必ず近い将来治ると思って過ごすのです。

楽しい事を見つけてストレス発散をしたり、食生活もある程度だったら緩めても大丈夫な場合があります。

勿論ストレス以外にも金属や食物、埃等のハウスダストから発症する場合もあるのですが、厄介なのはストレスなのです。

どうしても上手くいかない、どうして長年アトピーが治らないんだろうと悩んでいる方は、是非ストレス発散をしましょう。

そしてアトピーが良くなったらあれをしよう、ああいった場所に行こう、こんな事をしようと考えてみて下さい。

痒みを感じた時も氷等で冷やしながら「明日はどんな楽しい事をしよう」と考える事で、気分を紛らわす事が出来るでしょう。

written by ココア1224

Top image via Weheartit

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