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2016年11月24日 更新 | 1,411 views

「すね毛女!すね毛女!」好きで毛深く生まれてきたわけじゃない。でも、これが私[体験談]

小さい頃から毛深いことで、家族や学校のクラスメイトにひどい言葉を浴びせられてきました。「すね毛女」と呼ばれた私が女性らしさを捨て、見た目も性格もボーイッシュに変身。大人になってからも馬鹿にされたこともありました。そんな私ですが、今ではコンプレックスからの解放されました。これまでの半生をお話します。

うなじ出典:We heart it

皆さんには何かのコンプレックスがありますか?

それはどんなコンプレックスでしょうか?

背が高いことですか?背が低いことですが?あるいは顔のことですか?身体のことですか?

大抵皆さんどなたでも多かれ少なかれ、何かしらの劣等感というものがあるかと思います。きっと何もないという人はいないでしょう。

人にはなかなか相談できずに、自分の中だけで悶々として悩み続けてしまう。

そんなことってきっと誰にもあると思います。

私のコンプレックスのお話をします。

それは毛深いことです。

私は現在40代の女です。

私はずっと自分の体のあちこちの毛が濃いことに劣等感を抱いていました。

両親はそれほど毛が濃くないし、兄弟もそんな人はいないのに、自分だけがなんで毛が濃く生まれてしまったのかと随分悩んでいました。

まだ小さいときはよく分かっていませんから、何も特に気にしてはいなかったのですが、それが段々とどんな風にして私の中でコンプレックスになっていったのかをお話ししたいと思います。

そしてそれがどうやって解決していったのかという歴史と、またおばさんになった今現在はどう思っているのかもお話ししていきたいと思います。

あまり気にしていない幼少期

お花畑と少女出典:We heart it

まだ幼稚園生くらいの頃は自分がそんなに人と違っていることに気づいていませんでした。

まだ幼いですしね。

でも兄弟は私をからかって(悪気はなく面白がって)よく私のことを「おさるさん」と呼びました。

「○○ちゃんにはバナナが似合うね。」とか言われました。

それが毛が濃いことも意味しているのはまだよく分かっていませんでした。

猿はかわいいし、愛嬌もあるので好きでしたし、バナナも実際好きなので、おさるさんと呼ばれても全然悪い気はしていませんでした。

むしろ喜んでいたかもしれません。

びっくり人間・多毛児

顔を隠す女の子出典:We heart it

そのころテレビで「世界びっくり人間」というタイトルだったかどうか詳しくは覚えていませんが、そんな番組がよく流れていました。

同世代のみなさんは覚えていらっしゃるでしょうか。

世界中のありとあらゆる特徴や特技を持っていらっしゃる方々が登場します。

たとえば覚えているのでは、金魚を飲み込んでまた口から吐き出す人とか、日本でも「くしゃおじさん」という顎を外して顔をぺちゃんこにしてみせるおじさんとかが出ていました。(懐かしい!)

ほかにも身体的な特徴のある方々も登場し、すごく太った方や、背の高い方、爪を全然切らないで長い人なども出演されていました。

その中に体毛の濃い家族が登場したことがあります。

確か中国の方だったと思います。

体中毛むくじゃら、眉毛もつながっていて、顔にも毛が生えています。その頃は「多毛児」と呼ばれていたようです。

そのテレビをきっかけに私も家族から、「お前も多毛児ではないかとか。」と言われたり、「先祖返り」だとか言われて、うちでお前だけなんで毛深いんだろうと言われました。

そのころから、毛深いことは普通じゃないんだなと分かるようになってきて、それが良くないこと、恥ずかしいことなんだと感じるようになってきました。

でもそんなことを言われたって、自分だって好きで毛深く生まれてきたわけじゃない。

自分ではどうしようもないことなので、すごく悲しく思っていました。

小学校でからかわれる

涙をながす女性出典:We heart it

そして段々、家族だけではなく、学校で友達からも「お前は毛深い」と言われるようになっていきました。

家族に言われるならまだ平気なのですが、他人から言われると、いよいよ真実のような気がして。

それがとてもきつかったです。

私の手の甲には毛が生えていて、指にも毛が生えています。

何かで手を見せなければならない場面はとても恥ずかしかったです。できれば手の甲ではなく、手のひらだけを見せていたい。

また腕にもちょぼちょぼ変な風に毛が生えていて

「○○ちゃん、腕の毛剃ってるでしょ!剃るともっと濃くなるよ!」

とかって言われました。

全然剃ったことなどないのにそんなことを言われて嫌でした。

1番心が痛かったのが、同じクラスの男の子にからかわれたことでした。

小学生と言ってもその頃はやはり異性が気になってくるころで、自分は女の子だし、異性からはやはりかわいく見られたいと思う年頃ですよね。

それがデリーケトな自分の毛深さを指さされて笑われたんですから、それはもうショックでそれまでで1番深く心に突き刺さりました。

特に私は足の毛が濃いのが目立ったものですから、

「すね毛女!すね毛女!」

と言われてしまったのです。

1人だけではありません。

それを聞いて別の男子も一緒になって「すね毛女だ!」と指さして言われました。

それが当たっているだけに言い返すことも出来ないし、本当に悲しくて傷ついてその場でも泣いてしまったし、家に帰ってからも何日間も泣いていました。

青春時代はボーイッシュに

赤い髪の少女出典:We heart it

そんなこともあったからだと思いますが、私は段々スカートをはかないようになってきました。

足が出ると「すね毛女」になってしまうからです。

毛が濃いのを見られないようにズボンばかりはくようになって、それに合わせて性格の方もボーイッシュになっていたように思います。

ひらひらスカートをはいて、髪を長くし、女の子らしく振る舞っている人を見ると

「ああ、男に媚びを売っている。」

と見下げるようにさえなりました。

だから私はあんな風になりたくはない。

自分は女らしさをなるべく出さないようにして、男に決して媚びは売らず、髪もわざとショートカットにして、ジージャンを着て、男の子ような姿でいました。

性格も段々男らしく(笑)なっていきました。

今思えばあれは私のコンプレックスの裏返しだったのですね。

ズボンズボンと言っても、学校ではさすがに制服でスカートをはいて行かなければなりません。制服ですと足を出さないわけには行きません。

それがとても嫌でした。

当時は靴下は短いのが流行っていました。大分後の時代になってルーズソックスが流行った頃はあんなので隠せたら良かったのにな、と思いました。

あるいはタイツなどをはいていい時代ならとても良かったなと思うのですが、やはりその頃は自分だけ長いものをはくわけにもいかず、皆と同じようにしていなければなりませんでした。

短い靴下からどうしても覗いてしまうすね毛が気になって気になって、みんなからの視線もやはり気になっていました。

眉毛が太いんだよ!事件

メイクアップしている女性出典:We heart it

もう少し大人になってからのことです。

これもまた異性から眉毛の太さを馬鹿にされたことがあります。

その人とは前からちょこちょこ馬が合わないところもあって、私のことが気に入らなかったのもあるのだと思います。ちょっとしたいざこざがあった後に、私の太い眉毛について別の人に、

「○○さんの眉毛を初めてみたときにさー、オレ本当にびっくりした!こんな太い眉毛の人がいるんだと思って。」

と言って笑っていました。

私はむっとして何も答えなくなったのを覚えています。もう無視です。

そして夜な夜な言われたことを気にしてずっと頭の中でリピートしてしまうのです。

そんなことをしていると眠れなくなってしまいますよね。身体に悪いです。

好きな人が現れて

スウェット出典:We heart it

ところがところが、二十歳くらいのときです。

そんな私にも好きな人が現れました!

その人はとても優しい人でまた人の心の奥の動きをよく分かってしまう人でした。 そんなところが好きになったのですがね。

私は当時も「すね毛女」を気にして服装はボーイッシュでズボンばかりはいていました。

その人はそういうことも見抜いていて 「○○さん、あなたはどうしていつもズボンばかりはいているの?」

とズバリと聞いてきました。

とてもではないけれど、すぐにその理由は話せませんでしたけどね。

でもきっとその人は初めから私のコンプレックスに気づいていてくれていたんだと思います。

そんな私ですがたまにスカートをはかなければいけないときがあって、そんなときにはすぐに見つけて

「や!○○さん、今日はスカートはいてるじゃないのー!」

と言ってきました。

スカートだととても嬉しそうにしてくるので、好きな人ということもあり、段々私もボーイッシュから卒業して女性らしさに目覚めるようになていきました。

ときにはかわいい服を着てみたり、女らしいブラウスや、髪の毛も長く伸ばしていってヘアアクセサリーなどもつけるようになりました。 するとまた

「あ!○○さん、今日は髪留めつけてるじゃない!」

と言ってくれるので嬉しくなってまたおしゃれするようになりました。

自分に対する否定的なことばではなく、私を褒めてもらえてものすごく嬉しかったのだと思います。

コンプレックスからの解放

丸い虹出典:We heart it

きっとそれが私にとって大きなきっかけになったのだと思います。

ようやく長年の私の毛深いコンプレックスは段々と癒されていきました。

結局その人とはお付き合いすることになったのですが、その人のおかげで私の中に根深くあったコンプレックスは、いつのまにやらどこかに消えて飛んで行ってしまったのです。

こんな私でもいいんだ。こんな私でも受け入れてくれる人もあるんだ。

と思えるようになってからは何も気にしなくなっていきました。

人に受け入れられるということは本当にすごいことなのですよね。

コンプレックスも何もかも吹っ飛んでしまうのですから。

結局はコンプレックスとは人と違う自分を見て、それを嫌だと思ってしまうわけですよね。

こんな自分じゃ嫌われるんじゃないか。変と思われるんじゃないか。などなど。

でも「こんな自分でもいいじゃないか。」と思えたら楽になれますよね。

禿げていようと、太っていようと、ニキビだらけだとしても、そんな自分でもいいんだ。と思えることではないでしょうか。

「私は私」「こういう風に生まれてきたのが私の特徴ですもん。」と開き直っちゃえばいいのではないのでしょうか。

前に好きなお笑い芸人の人が言っていました。

その方はすごく面白い芸人さんで、ハートが強いので有名な方です。

すべってもすべっても前に出ていって心が折れないのがすごいところです。

その方にもコンプレックスがあったようで、それで昔はいじめられたり散々馬鹿にされたりしてきたそうです。

でも言っていました。

「まずは1回すーっとそれを自分の中で受け止めて、それからばーっと外に吐き出す。」

とおっしゃいました。

意味が分かるでしょうか。私にはよく分かりました。

「私は私」「自分は自分」

バラを持つ女性出典:We heart it

コンプレックス。私では言えば毛深いこと。

馬鹿にされます。笑われます。実際からかわれます。すね毛女って言われます。眉毛女って言われます。

でもまずは1回それを受け入れます。

「そうですよ。確かに私は皆さんより毛深い人間ですよ。すね毛女ですよ。眉毛女ですよ。そうですよー。」です。

そしてばーっと外に吐き出す。

「だからって何ですかー?」「何か悪いですかー?」「あなたに迷惑かけましたかー?」です。

確かに人と違っています。誰だって何かしら違うところがあるはずです。自分だけの特徴的なところがあるはずです。

みんな一緒だったらかえって気持ち悪いじゃないですか。

だから自分の変わっているところを最初に認めちゃうんです。

「そうですけど?」

そして「何か?」です。

そんな開き直れればいいですよね。

まぁ、そこまでたどり着くに皆さん悩みつつ苦しみつつ時間をかけてやっているわけですけどね。

大体毛は剃っちゃえばいいんですもん。それでいいですよね。

確かに毎回剃るのは面倒ですし、剃ってもちくちくするし、よく見れば剃っているのが分かってしまうわけですが、まぁ大体はそれで済むじゃないですか。

眉毛が濃くたって「ブルックシールズ」が流行った時代もあるわけですから、眉毛が濃いのが魅力的に思う人だってあるわけです。

そんなわけで今はもう毛深いことはそんなに気にしていません。

言われても「あぁそうねー。」で笑っちゃって終わりです。その方がとっても楽です。

あのときはあんなに悩んだり気にしたりしていたのに、今では青春時代の淡い思い出のようなことになっています。

おばさんになってしまえば毛深いとかなんとかはもう全然どうでもよくなって気にならなくなってしまうものなのです。

そんな外見のことに捕らわれている暇はく、それよりも毎日の生活の方がずっと大変なんですもん。

「私は私」「自分は自分」です。

もしも私と同じような悩みの中にある人があれば、そんな悩みもおばさんになってしまえば関係ない思ってもらえて、少しでも気が楽になる方があれば嬉しいです。

written by musasabi

Top image via Weheartit

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