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2016年11月24日 更新 | 3,306 views

「ゴミ臭女!」といじめられ、対人恐怖、そして摂食障害に!そんな私を救ってくれた言葉は”大丈夫”[体験談]

中学2年生の冬、コートを脱いだときに男子に言われた、「臭い。」という一言で私へのいじめが始まりました。自分がいじめられているなんて両親には言えず、ひとりで涙を流す時間が増えていきました。ほかのクラスの人にも悪口を言われ続けた私は、いつの間にか人が怖くなっていたのです。

中2、14歳の頃に気づいた自分の体臭

二人の手出典:weheartit

人は他人の体臭にはとても敏感ですが、自分の体臭となるとなかなか気づけないものです。

私はそれまでは体臭について何も言われたことがなかったのに、中2の14歳の冬から急にクラスメイトに指摘されるようになりました。

季節は冬だったと思いますが、とても寒い日で学校の制服の上に分厚いコートを着て登校したのです。教室についてコートを脱いでいると、私の傍を通りかかったクラスメイトの男子から、ひと言「くっさ」と言われました。

最初は私のこととは判らず、そのまま男子の方を見るとその男子は私をチラッと見た後に、他の男子の所へ行ってこちらに聞こえるように話し始めたのです。

「あいつやっぱり臭い」

「だろ?やばいよな」

「女子なのにあんなに臭いってありえない」

「気持ち悪い」

「体洗えよ」

「頭も洗ってねーんじゃねーの」等です。

今でもあのとき言われたことははっきり覚えています。男子2人がこちらを見ながら隠すでもない声量で話していました。すると他のクラスメイトも次々加わって、その時教室にいた男女5~6人が集まり、こちらを見てはこそこそ話してクスクス笑っていたのです。

今までそんなこと、いじめのようなことはされた経験がなかったのですが、足元からサーッと体が冷たくなっていき心臓がキリッと痛んだのが判りました。

会話に参加していないクラスメイトも何だか不穏な空気を感じ取ったのか、私を見ては他のクラスメイトと話しています。

私はその時廊下側、丁度教室の出入り口近くの席でしたから、何気ないフリをしてそのまま教室を出ていきました。

朝の会にはまだ少し時間があったのでトイレの個室へ入ると、一気に涙が押し寄せてきて泣いてしまいました。

声を押し殺して涙を流しながら、どうして急にあんなことになったんだろう、と混乱していたのです。

5分程涙を流して、ふと冷静になりそのとき着ていた制服のブレザーを脱いで、ブレザーの背中や脇の所を嗅いでみました。

すると確かに酸っぱいような、変な汗臭さがあって、きっとコートを脱いだ時にコートの中に充満していた体臭が男子にバレてしまったんだろうと思ったのです。

それまで制服のブレザーはクリーニングに出したことも洗ったこともなくて、あまり汗をかかないからと着た後に部屋にハンガーでかけているだけでした。

下着や制服のブラウスは流石に毎日洗っていましたし、体も頭もちゃんと洗っていましたが、体臭対策のデオドラントクリームなんかは使っていませんでした。そういった所に無頓着で、今まで指摘された経験がなかったけれど、実は体臭がきつい方だったんだと、そのときに知ったのです。

でも気づいてからが地獄の始まりでした。

クラスメイトからは“ゴミ臭”と呼ばれ体臭対策をしてもいじめがなくならない日々

目出典:weheartit

あの日、初めてクラスメイトから体臭について言われた日は、結局そのまま朝の会に出席しました。

しかし泣いた顔を洗って教室へ戻ると、私の居ない間に登校してきたクラスメイトも、私が教室に入った瞬間こっちを見て別のクラスメイトと話していたのです。

最初に私へ臭いと言った男子は私の隣の席だったのですが、私の机と椅子から自分の机と椅子をかなり離していました。

そして席へ座った私をチラッと見て、それから自分の隣の席の男子に「うっわキモ、ゴミ臭移る」と言いました。

その言葉を聞いてまた涙が出そうになったのですが、すると男子が「泣く位ならその臭いどうにかしろよ」と大きな声で言ってきたんです。

でもそのタイミングで丁度担任が教室へ入ってきたので、それ以上は言われませんでした。

担任が私と男子の机が、他の生徒よりも大分離れているのを見て「××君、机を元の位置に戻して」と言っても男子はちょっと机をこちらに移動しただけでした。

担任はしょうがない、と言った感じでため息をつきましたが、そのまま授業が始まったのです。授業中はクラスメイトが何やら紙を回しては、クスクス笑う声が時々聞こえていました。

私は何だか視線を感じつつも顔を上げられずにいて、そのまま気にしていないといった様子で授業を受けていました。でも休憩時間になって担任が教室から出て行くと、またあの嫌な話し声と笑い声が聞こえてきます。

1日そんな調子で、私は「男子にも誰にも、何もしていないし今までは普通だったのに」と家に帰って自室に入った瞬間に、また泣いてしまいました。

明日からどうしよう、学校行きたくないな、休もうかな、でもお母さんもお父さんも許してくれないかな、1日位なら休んでもいいかな、とずっと思っていました。

そのとき持っていたネットの繋がるパソコンで体の臭いについて調べたり、それまで着ていた服の臭いを確認し、やっぱり酸っぱい臭いのする体に悩みました。

お風呂に入ってネットで調べた半身浴をして汗をかいてデトックスをしたり、制服のブレザーに消臭スプレーをかけたりしたのです。

両親に今日のことを言おうかと思いましたが、いじめられたことなんて、ましてや体臭のことなんて恥ずかしくて言えません。

肉や豆類を食べると体臭が強くなるとネットで読んだので、その日の夕食で出た豆腐も肉も残して、野菜だけ食べておきました。両親は「もっと食べなさい」と言いましたが、私は「お腹減ってない」とだけ言って部屋に閉じこもりました。

ベッドに入って体を丸めて、そして「今まで皆我慢してきたのかな、私が気づかなかっただけでこんなに臭かったんだ」と体臭予防をしなかったことを後悔していたんです。

誰にも体臭について言われたことがなかったのに急にあんな風になるなんて、きっとクラスメイトは前々から私のことをゴミ臭って思っていたんだとショックを受けました。

そのまま朝まで悩んで眠れずにいましたが、徹夜のまま学校へ行きました。

でも昨日より更に離された私の机と椅子、昨日までは仲良く話していた同じクラスの友人達が聞こえるように話す「△△さんの臭い相当だよね」という声に耐えられません。

いじめをしたこと、されたことがそれまでなかったので、こんな事態になってどうすればいいのかと悩み、やっぱり学校を休めばよかったと後悔しました。

それ以来教室では孤立し、クラスメイトは面白い玩具を見つけたかのように、担任が居ない時は私の悪口を、名指しかゴミ女という言葉でこちらに聞こえるよう言っていました。

ほかのクラスの人と仲の良いクラスメイトにまで私の体臭の話が飛んだようで、廊下を歩いているとほかのクラスの人もチラッとこっちを見ます。

そして近くにいた人とこそこそ話している姿が目に入って、益々心が憂鬱になっていきました。

今思い返してみるとその人達は私のことを話していたのではないかもしれません。

でも、最初に起こった出来事から私は、近くで小さい声で話している人や私を見た人のことを、「私の悪口を言っている、皆私を臭いと思っている」と感じるようになったんです。

思い込みもあったかもしれないのですが、そうやって人がどんどん怖くなっていきました。

卒業まで続いたいじめ、そして高校でも体臭について悩む

女の子出典:weheartit

中2、14歳の時に体臭について言われ、それから15歳中3に上がった時にクラス替えがあり、新しいクラスメイトからも遠巻きにされ、孤立したままでした。

時々学校を休んだものの両親には「進学できなくなる」と休むなと言われ、担任にも相談しましたが「△△さんの思い込みじゃない?」と言われていました。

お小遣いで脇に塗る体臭予防のクリームを買って塗って、半身浴を毎日行って汗をかいて、ブレザーは母に長期休みの時にクリーニングに出してもらいました。

ほかにも炭水化物の白米や肉、大豆は体臭が強くなるから野菜と果物しか食べない、汗をかいたらすぐデオドラントシートで体を拭いて下着を変えていたんです。

そうすることで自分で服を臭うとあの酸っぱい臭いはしなくなっていたので、これでもう大丈夫だろうと思っていました。

しかし、クラスメイトは私をいじめる事をストレス解消にしていたのか、もしくは「私をいじめていれば自分はいじめられない」と感じていたのでしょう。

こちらがいくら体臭対策をしても、相手はずっと私の事をゴミ女と呼び、笑いました。

卒業間近まで私の近くを通る度に男子が鼻を摘まむ仕草をしたり、女子が「△△ってゴミだよね」と名指しで言っていました。

学校を休んだ次の日は担任から呼び出され「クラスの皆にいじめのことについて聞いたけど、皆何も言ってないって。だからやっぱり思い違いじゃない?」と言われました。

もう誰も信じられなくなり、それでも保健室登校も学校を休む事も出来ず、日に日に食事が出来なくなって痩せていきました。

野菜と果物だけなのに体臭が強いと感じる、お腹が減っても肉も白米も食べられない、家では無理やり食べてもトイレへ吐いてしまうのです。思えばこの時摂食障害を引き起こしていたのでしょう。

卒業までずっとその状態が続き、元々50㎏半ばだった私の体重は、中学卒業後にはギリギリ40kgになっていました。学校の健康診断で痩せすぎだと言われたものの、その時はまだ45kgあったのでそれ以上は何も言われなかったのです。

高校も地元の学校へ行ったので、同じ中学からその高校を受験する人が何人かいました。

高校に入ってからも元同じ中学の人から話が回ったでしょう、ゴミ女と呼ばれる毎日がまたやってきました。もうそれ以上は耐えられず、高校1年生の秋頃には不登校になりました。

その時やっと両親も高校の担任も、私の摂食障害と中学でいじめられていたことに気づきました。

「もっと早く言ってくれればよかったのに」両親はそう言いました。

「体臭なんてしないから△△さんはもっと自信を持って」担任やスクールカウンセラーはそう言いました。

「ゴミ女とか体臭の事とか言った覚えはないし△△さんのことを言っていたんじゃないです」クラスメイトはそう言いました。

でも誰の言葉も信じられなくなっていた私は、高校をそのまま半年休学した後に、別の私立高校へ転校しました。

その高校は通信制で、月に1度登校すればいいだけです。登校しても誰とも極力関わらないようにしていて、相変わらず摂食障害と体臭対策に悩んでいました。

両親からはそこまで悩むならと精神科に行くように言われましたが、どんなに相談しても心は晴れなかったのです。

そのまま高校を卒業、大学へは行かずにフリーターになり、人とあまり関わらないような工場のバイトやビジネスホテルの掃除バイトをしていました。

転機は23歳の時、バイト先の後輩からの一言

女の子出典:weheartit

相変わらず肉等を食べない、そして体臭対策をしていたことからバイト先で私に体臭について指摘する人はいませんでした。

丁度23歳の時は駅の清掃バイトをしていて、その時同じバイト先に入ってきた子が私が変わるきっかけとなってくれました。

その子、A子はとても痩せていて、当時30kg台まで痩せた私より更に細い気がしました。

私が先輩バイトとして業務を教えていると、空いた時間に後輩から、

「もしかして先輩も、ご飯が食べられない人ですか?」

と言われたのです。

恐らく私の体型と指の吐きたこを見て気づいたのでしょう。

そうだと言うと、「私もです」と後輩は言いました。

そのバイトの後に、後輩から誘われて一緒に喫茶店へ行きました。

A子は学生時代にいじめられた事から摂食障害になったと打ち明けてくれて、私も体臭からいじめを受け食べられなくなったと言いました。

仲間が出来たこと、相談し合える相手が出来たことで、そのとき何年振りかに心が軽くなったんです。

A子も同じように悩みを話せる相手がいなかったからか、どんどん仲良くなりました。

人が恐くて近づけない、人の近くにいたらその人から私は臭いと思われてしまうと思い込んでいたのに、その気持ちも徐々にましになっていきました。

A子は「先輩は全然臭くないですよ、だって対策しているならもう臭いがする事もないですし」とことあるごとに励ましてくれました。

以前は対策していなかったかもしれないけれど今はちゃんとしているから臭くない、他人からはっきりそう言われたことはなくて、そこで「そうなんだ」と思えたんです。

A子も摂食障害を何とかしようとしているようで、2人でバイトのシフトを合わせて休みを一緒にとって、カフェへ行ったりして遊びました。

そこで肉料理を注文して食べてみると2人とも、食べられたんです。

しかもその後、いつもだったら何を食べても吐くのに、2人共吐かないでいられました。

A子と私はバイト先の先輩、後輩といった間柄から、同性の親友になりました。

先輩後輩と言ってもA子は私より1歳年下なだけなので、ほとんど変わりません。

あれから少しずつ食事が出来るようになっていって、そしてA子も私も体重が45~50Kgまでに戻りました。

この間3年程、時間はかかりましたが精神科の医師にも「このままいけば気持ちも安定しますよ」と言われる程、症状は軽くなっていきました。

同じ悩みを持つ相手を見つけ悩みを共有することこそ症状が軽くなる秘訣

ココア出典:weheartit

今は20代後半の私は、以前のバイト先を辞めて別の職業に就きました。

A子とは相変わらず連絡を取っていて、時々休みを合わせて遊んでいます。

A子は結婚を機に益々体重も症状も元へ戻りました。

私もA子と出会って悩みを共有するようになってから、街中や職場で視線が気になることも、話し声や笑い声が聞こえても自分の悪口を言ってると思うこともなくなりました。

体臭対策をしている以上大丈夫だと、そう思えるようになったんです。

10年以上の年月がかかりましたが、ここまで症状が軽くなったのも「同じ悩みを持つ相手」と会話して、「悩みを共有」していたからだと思います。

同じ悩みを持っているからこそ信頼できて、そして相手に「体臭がしない、もう大丈夫」と言われると、本当に大丈夫なのだと受け入れられます。

もしも私と同じように体臭に悩んでいる人で、体臭対策を自分なりにしっかりしている人は、体臭は気にならない程度まで抑えられていると思います。

ですから、あまり気に病んでしまうことも、体臭ばかりに気を取られてしまうこともありません。

体臭がする、と思っているとそこから体調が悪化して益々臭いが強くなることだってあるんです。

口臭なら口臭チェッカー、体臭なら着ていた服を嗅いでみて、臭いがしないようなら他の人にも臭っていません。

摂食障害も、治すのは相当辛いですが、しかし必ず症状は軽くなります。

コンプレックスに悩んでしまうことこそ症状を重くする原因になるので、ネットでも実際の知り合いでもいいので、誰かに打ち明けられるようになれば、少しずつましになりますよ。

written by ココア1224

Top image via Weheartit

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