2017年08月03日 更新

初心者も安心!ニードルによる「軟骨・アイブロウピアス」の開け方とは?

ピアスの穴の開け方には、ピアッサーやニードルを使って自力で開ける方法と、病院で医師に開けてもらう方法の大きく分けてふたつがあります。セルフで開ける場合は費用が安く済みますが、病院で医師に開けてもらう場合に比べて安全面では劣るよう。また、ピアッサーで開ける場合とニードルで開ける場合とでは、ニードルの方が穴が安定しやすく、ファーストピアスも自分の好みのものが選べるのでおすすめです。

品川スキンクリニック新潟院院長 武内大

この記事は、品川スキンクリニック新潟院院長 武内大先生が監修しています。

ピアスは、洋服やメイクと同じように自分の個性を引き立たせることができるおしゃれアイテム。

ピアスを開けるためには、ピアッサーを使用が有名ですが、実は穴をきれいに完成させるためにはニードルを使った方法がおすすめです。

「ニードルのピアス開けのメリットは?」

「人と被らない、耳たぶ以外の開け方が知りたい!」

この記事では、ピアッサーとニードルのメリット・デメリットから、ニードルによる「軟骨ピアス」や「アイブロウピアス」の開け方、セルフ以外ではどこでピアスを開けることができるのかを紹介します。

目次

ピアッサーとニードル、セルフで開けるならどっち?

女性の耳元

セルフでピアスを開ける場合には、ピアッサーを使う方法と、ニードルを使う方法のふたつがあります。

ピアッサーとは、ファーストピアスが内蔵されている器具で、耳にあててレバーを引くだけでピアスが耳に通されます。ピアス穴を開けたあとに穴を安定させる「ファーストピアス」が、付属品としてついてきます。

ニードルとは、ホール状の鋭利な刃物のようなものです。ピアッサーについているピアスと比べると刃先が鋭く、穴を開けたあとに状態が安定しやすいというメリットがあります。

ピアッサーとニードルのメリット・デメリット

<ピアッサーのメリット>

  • 一瞬で穴が開くため、開ける瞬間の痛みは比較的少ない
  • ひとりでピアスの穴を開けることができる。
  • 瞬間的にピアスの穴が開けられるため、恐怖感が少ない。
  • 相場が1,000~3,000円と手頃な費用で済む。

<ピアッサーのデメリット>

  • 耳の肉を押しつぶしてピアスの穴を開けるため、開けたあとの状態があまりよくないことがある
  • 鋭い痛みは瞬間的だが、やや引きずるような痛みが残る。
  • ピアスの穴を開けたあとのケアをしっかりしないと化膿しやすい
  • ピアスの穴が腫れると、ファーストピアスが食い込んで埋まることがある。
  • ピアスを固定する器具「キャッチ」が固いので、外れにくくなることがある。
  • 軟骨にピアスの穴を開ける場合、穴ができあがるのに半年程度かかる

痛みに敏感な人や、ピアスの穴を開けることに抵抗のある人にはおすすめな方法ですが、アフターケアは念入りに行う必要がありそうです。

<ニードルのメリット>

  • ピアス穴の形がきれいになりやすく、安定するまでの期間も比較的短い
  • 自分の好きなファーストピアスを選ぶことができる。
  • 相場が500円~2,000円程度と比較的リーズナブルに済む。

<ニードルのメリット>

  • 刺すときにためらえばためらうほど痛みを伴いやすい
  • ファーストピアスは付属品ではないので、購入する手間がかかる。

開けた後のケアも考えれば「ニードル」がおすすめ

ピアッサーもニードルもそれぞれ、メリット、デメリットがあります。

やりやすさや痛みなどには個人差があるため、一概には言えませんが、ピアスは穴を開けてからもケアが必要なため、比較的短期間で穴が安定しやすいニードルを使ったピアスの穴開けの方が、おすすめかもしれません。

ニードルを選ぶときに1番重要なのは、切れ味の良いものを選ぶことです。

ニードルは、ピアッサーと違って消しゴムなどで耳の裏を固定しながら自力で先端を押し込んでピアスの穴を開けるので、一気に押し込むことができないと傷が複雑になり、穴が安定しづらくなってしまいます

そのため、ニードルを選ぶときは先端が鋭利で切れ味の良いものを選び、安定しやすい穴作りを心がけるようにしましょう。

難易度高め?ニードルによる軟骨・アイブロウピアスの開け方

パソコンを見る女性の写真

ピアスをセルフで開けるとき、比較的難易度の高いとされる「軟骨」や「アイブロウ(眉毛」)。また、アイブロウは顔に穴を開けるため、失敗は避けたいもの。

ピアスを開けた後に肌トラブルなどの炎症が起きないよう、正しい方法を知っておきましょう。

次項よりくわしく開け方を紹介します。

ニードルによる軟骨ピアスの開け方

ピアスの穴

ニードルで軟骨にピアスの穴を開ける際に必要なのは、以下の8つ。

ニードルはピアッサーと違ってファーストピアスが付属していないので、自分でファーストピアスを選び、購入する必要があります

用意するもの

  • ニードル(ボディピアスの場合:14Gか16G/ファッションピアスの場合:18G)
  • ニードルのGに合ったリング型のボディピアス「CBRピアス(キャプティブビーズリングピアス)」
  • 「ドルマイシン」や「テラマイシン」など、抗生物質の入った軟膏
  • 消毒液か消毒スプレー
  • 清潔な綿棒やコットン
  • 清潔な消しゴム
  • 血液を拭く用のティッシュ
  • 消毒液を溜められる程度の小さい容器

※針の太さの単位をゲージ(G)と呼びます。数値が小さいほど、針は太くなります。

必要なものがそろったら、手順を見ていきましょう。

手順

  1. 滅菌済みのニードルやピアスでない場合、用意した小さい容器に消毒液を溜め、その中に30分間ピアスとニードルを浸けて滅菌しておく。
  2. 滅菌し終わったら、綿棒やコットンに消毒液をつけ、ピアスの穴を開ける部分を拭く。
  3. 軟骨に塗った消毒液が乾き次第、マーキングペンで小さく点をつけるイメージでマーキングをする。
  4. ニードルの先端3分の1程度を軟膏のチューブに刺し、ピアスの穴を開ける位置に軟骨を塗る。
  5. 消しゴムをピアスの穴を開ける位置の裏側にあて、ニードルを耳たぶと垂直になる位置に設置後、ニードルを奥まで突き刺す。
  6. ニードルの後ろにピアスを設置し、ニードル全体を押し出すイメージでピアスをピアス穴へいれる。

ステップ4でニードルの先端を軟骨のチューブに刺すという工程は、ニードルの先端の内側と外側に軟膏を塗ることで、化膿止めやニードル内部に血を侵入させない効果が期待できます。

また、ニードルの場合はピアッサーとは違って耳たぶを固定する部分がないので、ステップ5で耳の裏に消しゴムをあててからピアスを開けることで、ニードルを突き刺したときに耳たぶの皮膚が引っ張られずに済むでしょう。

ニードルによるアイブロウピアスの開け方

アイブロウピアス

アイブロウピアスとは、眉毛につけるピアスのこと。

アイブロウピアスの穴を開ける際は軟膏にピアスを開ける場合と比べると、出血量が多いといわれているので、止血用の清潔なタオルを必ず用意しましょう。

用意するもの

  • 14Gのニードル
  • マーキングペン
  • バーベルが長めのバナナバーベル
  • 洗濯バサミ
  • 消毒液か消毒スプレー
  • 抗生物質の入った軟膏
  • 清潔なコットン
  • 清潔なタオル
  • 消毒液を溜められる小さい容器
  • 消しゴム

手順

  1. 滅菌済みのニードルでない場合、用意した小さい容器に消毒液を溜め、その中に30分間ニードルを浸けて滅菌しておく。
  2. 眉を3等分にしたときの眉尻3分の1に消毒液を塗る。
  3. 眉尻3分の1の中心あたりに縦にバナナバーベルを当て、実際にピアスを通すときにピアスが入る位置と出る位置がどこか確認する。
  4. ステップ3で確認したピアスの入る位置と出る位置それぞれに、マーキングペンでマーキングをする。
  5. ピアスの穴を開ける部分の両端を洗濯バサミで挟む。
  6. マーキングした部分にニードルを挿し入れ、もう一方のマーキングした部分からニードルの先端を出す。
  7. 皮膚から出したニードルの先端に消しゴムを突き刺して固定し、そのまま5分程度安静にする。
  8. 5分後、ニードルの尻部分にピアスを当て、そのまま押し込むようにしてピアスを貫通させる。

顔は特に出血しやすい部分なので、ステップ7で5分程度ニードルを挿し込んだまま置くことで傷を馴染ませ、ピアスに差し替えやすくなるようです。

また、ステップ6でニードルを挿し込むのをためらってしまうと、より出血させてしまうことになるので、ニードルを挿し込むときはできるだけスムーズに行うようにしましょう。

アイブロウピアスを開ける際の注意点

アイブロウピアスを開けた場合、皮膚が傷を修復しようとする動きで、挿していたピアスが"排除"される可能性があります。

アイブロウピアスが排除されたかどうかを見極める基準としては、今まで隠れていたはずのピアスの棒の部分が皮膚から出始めているかどうか

少しでも今まで皮膚内部にあったはずの棒が見え始めた場合は、完全に排除される前に自分で取るようにしましょう。

セルフでピアスを開けるときの注意点

注意を促すイラスト

ピアッサーとニードルではピアスの開け方が少し異なりますが、共通している注意点がいくつかあります。

注意点1:ピアスの穴は端にしない

ピアスを耳たぶや、軟骨に開ける場合、あまりにも端に穴を開けてしまうと、どこかに引っかけてしまった際に皮膚が裂けてしまうこと]があります。

そのため、ピアスの穴の位置は端に開けず、適切な位置に開けるよう心がけましょう。

注意点2:穴を開ける前にしっかり冷やす

ピアスの穴を開けるときは、やはり皮膚に穴を開けることになるので、痛みが生じます。

その痛みを極力避けるためにも、ピアスの穴を開ける前の10分間ほど保冷剤で耳たぶを冷やすようにすると良いでしょう。

ただ、保冷剤で耳たぶを冷やしたからといって完全に痛みがなくなるわけではありません。たいていは、ピアスの穴を開けたあと、冷えがおさまると痛みが戻ってくることが多いそうです。

注意点3:体温が高くなっているときは避ける

お風呂上りなど、体温が高くなっているときに軟骨にピアスの穴を開けると、出血量が多くなる恐れがあります。

そのため、お風呂上がり、飲酒後、スポーツ後など、体温が高くなっているときのピアスの穴開けは避けましょう。

ピアスはセルフだけでなく「病院」でも開けられる

病院でピアスの穴を開ける女性

ピアスの穴を開けるには、セルフだけでなく、有料にはなりますが病院で開けてもらう方法もあります。

病院でピアスの穴を開けるメリットは、万が一肌トラブルが起こったときでも医師に頼れることです。

そのほかにも、病院でピアスの穴を開ける場合、さまざまなメリットがあります。

  • ピアスの穴を開けたあとの注意点などを、正しく知ることができる。
  • 事前にカウンセリングを受けられるので、金属アレルギーなどのトラブルを避けやすい
  • ファーストピアスのデザインを選べることが多い。

一方、大きなデメリットは、費用面です。

  • ファーストピアス付きで両耳のピアスの穴を開ける場合、5,000~10,000円程度と、自分でピアスの穴を開ける数倍の費用がかかる。

ピアスの穴を開けるのが初めてでトラブルが怖い、安全性を重視したいという人は、病院に頼ることをおすすめします。

ピアスの穴を開けてもらえるのは何科?

病院でピアスの穴を開けてもらう場合は、耳鼻科・皮膚科・美容外科に行くのがおすすめ。

病院でピアスの穴を開ける場合、ファーストピアスをいくつかの種類のなかから選べる場合もあるので、ファーストピアスからおしゃれなものにしたいという人におすすめです

病院の選び方

ピアスの穴を開けるだけといっても体に穴を開ける医療行為。普段の病院選びと同じくらい慎重に病院選びをしましょう。

そのため、まずは衛生面に気をつけている病院であるか、また、ピアスの穴開けに伴う感染についての十分な知識がある病院かなどを調べてみましょう。

その際、病院の公式サイトだけでなく、実際にその病院でピアスの穴開けの治療を受けた人の口コミや体験ブログを参考にするとより安心感が増すのでおすすめです。

いくつかの病院を比べてみて、自分が1番納得のいったところを選ぶようにしましょう。

ピアスの穴が安定しやすいニードルでピアス開けにチャレンジしよう

ピアスをつけている女性

自力でピアスの穴を開ける方法としては、ピアッサーを使うものとニードルを使うものの大きくふたつがありますが、穴をきれいに安定させたり、自分の好みのファーストピアスを選んでつけたかったりするならニードルを使った方法がおすすめです。

また、ピアスの穴の開け方はセルフだけでなく、病院で開けてもらうという方法もあるので、万一の肌トラブルが怖い場合は、皮膚科や耳鼻科、美容外科で医師に開けてもらうのが良いでしょう。

ただ、セルフでピアスの穴を開けても、病院で医師に開けてもらっても、毎日のケアを怠らず、患部が安定するまで清潔に保ち続けるアフターケアが重要です。

まず安全面を第一に心がけて、ピアスの穴を清潔に保っておしゃれを楽しみましょう。

ピアスは感染等のトラブルが決して少なくはありません。そのため、心配な方は病院で開けるのが無難と言えるでしょう

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