2016年12月03日 更新 | 469 views

健康だけでなく美容にも!?納豆によるうれしい美肌効果とは

納豆は、健康だけでなく美肌になるなど美容効果も期待ができる食品。ナットウキナーゼ・ビタミンK・ビタミンB2・葉酸・パントテン酸・銅・食物繊維など様々な栄養素が含まれています。納豆による美容効果を得るためには1日1~2パックを夜に食べることがおすすめです。

管理栄養士 岩月啓四郎

この記事は、管理栄養士 岩月啓四郎さんが監修しています。

納豆といえば、健康に良いとされ、スーパーやコンビニで手に入るお手軽な食品のひとつ。

健康効果はもちろん、最近では血管の若返りを助ける酵素、「ナットウキナーゼ」が注目されています。

しかし、納豆はただ血管の若返りだけでなく、肌の若返りをサポートし、活き活きとした美肌作りをサポートしてくれるのです。

今回は、知っておくともっと納豆が食べたくなる!納豆による美肌の秘密をご紹介します。

納豆の美肌効果1:腸内環境を改善し肌の内側からアプローチ

浜辺を歩く女性の写真
出典:We Heart Itweheartit.com/entry/256538180/

血栓溶解効果があるとして、納豆に注目が集まるキッカケとなった、「ナットウキナーゼ」

血液の流れをスムーズに保ち、改善してくれるので、肌の栄養供給を行っている毛細血管の流れも良くなります。これが、美肌効果につながるのです。

また、食物繊維と協力して、腸内環境を改善することができます。

ナットウキナーゼは、腸内の善玉菌の増殖を促し、腸内での老廃物の除去を活発にする一方で、食物繊維は老廃物に直接はたらきかけて排出してくれます。

また、活性酸素除去効果もあり、特に消化器や血管での効果が高いので、内側から美肌になれるのです。

納豆の美肌効果2:骨を健康に保ち活力ある肌へ

二人の女性が笑い合う写真
出典:We Heart Itweheartit.com/entry/257937103/

納豆に含まれているビタミンKの作用のひとつに骨の健康を保つ効果があります。

ビタミンKは、カルシウムを骨に沈着させるときに必要なたんぱく質「オステオカルシン」を活性化させる作用が。

骨の状態が健康であるということは、血中のカルシウム濃度が安定し、筋肉の過緊張やたるみがない状態を作り出せるということ。

また、骨の状態が健康だと、赤血球を作る造血幹細胞も正常にはたらくので、肌細胞にまでしっかりと酸素を届けるられるので、活力ある美肌作りにつながるのです。

納豆の美肌効果3:ビタミンB2で皮脂トラブルを防ぐ

白いワンピースを着た女性の写真

納豆に含まれているビタミンB2は、脂質の代謝に大きく関与しているのです。

ビタミンB2は、不足すると皮脂バランスが崩れやすくなり、ニキビやシミや肌荒れの原因となります。

さらに、糖質や脂質の摂取が習慣的に多い、皮脂量自体が多いと毛穴の開きや黒ずみが発症することも。

自身の生活に合ったビタミンB2を摂ることが、美肌を維持するポイントです。

ビタミンB2は肌のターンオーバーを調整する

ビタミンB2は別名、「成長のビタミン」とも言われ、肌のターンオーバーが正常に行われるように調整もしています。

肌のターンオーバーの異常は、ニキビやシミの原因にもなるので、美肌作りには致命的です。

美肌の維持や美肌への改善のためにも、きちんとビタミンB2が摂れる納豆は、大きな助けになります。

納豆の美肌効果4:貧血を改善して健康な肌色に

手首を掴む女性の写真
出典:We Heart Itweheartit.com/entry/224587198/

納豆に含まれている「葉酸」と「銅」は、貧血状態を改善してくれます。

貧血状態では、赤血球の不足や異常赤血球が増えることで、末端細胞である肌細胞にまで酸素がきちんと届けられません。すると、肌の活力が失われていき、青白い肌に見えてしまうのです。

葉酸は、ビタミンB2と協力して、赤血球の基となる赤芽球を作るための補酵素として、赤血球合成を促します。

銅は、鉄の再利用を促して、赤血球を作るための材料である鉄を供給することで、貧血を改善するはたらきがあるのです。

葉酸と銅は肌の基本構造をつくる重要なはたらきをする

葉酸と銅は、美肌ををつくるうえで重要なはたらきをします。

葉酸は、神経細胞のDNA合成を調整しているので、肌の基本であるたんぱく質合成をコントロールするのです。

銅は、肌だけでなく、骨や血管壁の基本構造である、コラーゲンやエラスチンといった繊維たんぱく質を作るための酵素として必要な成分。

これらの成分によって基本の構造がしっかり出来ていないと、美肌作りも上手くいきません。

納豆はストレスを緩和する効果もある!

眼鏡をかけた女性が笑う写真
出典:We Heart Itweheartit.com/entry/257723511/

納豆に含まれているパントテン酸は、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンのコルチゾールの合成を促して、ストレスへの抵抗力を高めます。

パントテン酸は、コルチゾールの材料でもあり、不足すると、全身で抗酸化力を発揮し、ビタミンCの無駄使いが起きてしまうので、活性酸素が増えてしまい細胞がダメージを受けてしまいます。

このダメージは肌にも影響し、シミやたるみやシワの原因に……。

また、パントテン酸は、肌や髪の基本を作っているコラーゲン合成でのビタミンCのはたらきを助ける作用があります。

この作用により、コラーゲン合成が盛んになり、ハリのある肌や髪につながるので、美肌作りを後押ししてくれるというわけです。

納豆は「どのくらい」を「いつ」食べるといい?

ごはんと納豆豆腐の写真
出典:We Heart Itweheartit.com/entry/14792798/

このように納豆には、様々な健康、美容効果があり、ストレスを抱えやすい現代人にもおすすめな食品です。

納豆は「どのくらい」を「いつ」食べることが良いのでしょうか?

納豆の効果をさらに引き出す、おすすめ食べ方をご紹介します。

1日1~2パック夜に食べることがおすすめ

納豆での美肌作りには、1日1~2パックで十分です。 また、夜納豆(夜に納豆を食べる)という食べ方が流行っているように、夜間に納豆を食べることがおすすめ。

夜間は活動量の低下から、水分摂取量が落ちる時間帯でもあり、睡眠中は水分摂取が出来ません。睡眠に入れば平均6~8時間近くは水分補給が出来ないので、血流もドロドロになりやすいといえます。

そこで血液をサラサラにする納豆を夜に食べておくことで、寝てる間も内側を健康な状態に保つことができるというわけです。

また睡眠時には、たんぱく質の合成が盛んになるので、たんぱく質源である納豆を摂っておくことは、肌の合成を促す効果があり、より美肌つくりをサポートします。

納豆は加熱をしないでそのまま食べる

納豆はそのまま食べる人が多いと思いますが、最近ではたくさんのアレンジ方法があるため、加熱して食べる方法もあるでしょう。

しかし、納豆の効果をしっかりと得たいのであれば加熱はおすすめできません。

納豆のナットウキナーゼは酵素のなので熱を加えると、50度ほどで激減します。また、ビタミンB2は比較的熱に強いですが、熱を加える過ぎるとやはり壊れてしまう成分。パントテン酸も同様です。

納豆を美肌に最大限活かすには、そのまま食べるのがおすすめです。

少し味に飽きた時には、市販のタレや醤油だけでなく、ごま油やキムチ、塩昆布などを加えて味に変化をつければ続けやすいでしょう。

納豆は、様々な食品と相性が良いので食べることを楽しみながら美肌を目指してください。

納豆を食べて美肌を手に入れよう!!

海の風を感じている女性の写真

納豆はぜひ、毎日食べ続けたい食品のひとつでもあります。

しかし、納豆だけを食べれば良いというわけではありません。

偏った食生活は、肌トラブルや体調不良の原因となります。納豆は1日1~2パックほどにとどめ、野菜や動物性たんぱく質も一緒に摂取して美肌を目指しましょう!!

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