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2016年08月09日 更新 | 5,847 views

不妊治療と仕事を両立させるために知っておくべきこと

現在、日本の世帯の中で共働きである世帯は約36%と言われています。子供のいない働き盛りの夫婦なら、殆どが共働きなのではないでしょうか。その中で「なかなか子供が出来ないので不妊治療を始めたい」と思ったとき、まず心に引っかかるのは仕事との両立です。今回は不妊治療と仕事の両立について考えてみたいと思います。

この記事に書いてあること

  • 不妊治療にはお金がかかる
  • 仕事と不妊治療を両立させるためにすべきこと
  • 仕事と不妊治療のバランス
  • 不妊治療に協力的だった職場の体験談

不妊治療のために仕事を辞めるべきではない!?

不妊治療を始めるにあたって、現在仕事をしている女性(特にフルタイムで働いている人)はこれからの生活をどうしようか悩む方も多いと思います。

子供を授かりたいと思う女性にとって不妊治療を始めるというのはとても大きな決断で、治療に専念するためにも仕事を辞めようか、など考える方も多いようです。

けれど、少し落ち着いて考えてみてください。治療には大なり小なりの費用がかかります。

タイミング療法であれば1回の通院あたり数千円、人工授精であれば12,000円前後、体外受精になると400,000円前後となります。仕事を辞めた為に治療を続けられない、ということにもなり兼ねません。

最終的には仕事を辞める、または働き方を変えるなどの選択が必要になるかもしれませんが、出来る限りは今の生活を保持したまま治療に取り組むのが得策だと思います。

仕事と不妊治療を両立させるためにすべきこと

不妊治療を始めると、最初はタイミング療法から始める方が殆どです。

その後、妊娠がなかなか成立しない場合、人工授精、体外受精へとステップアップすることになりますが、タイミング療法のときから診察の際、「明日また来てください」と言われることがあると思います。

これは排卵のタイミングを正確に見極める為ですが、フルタイムで仕事をしている方にとって急な休みはなかなか難しいものです。

まずは不妊治療を始める際に病院選びとして、自分のライフスタイルに合った開業時間の病院を選びましょう。共働き世帯も増えているので、夜遅くまで診療をしている病院もありますし、土日も営業している病院もあります。

また仕事場の上司や同僚に、自分が不妊治療を始めることで急な休みが発生するかもしれないことを話しておきましょう。診療には夜行けるとしても、検査内容によっては朝から病院へ行かないといけないかもしれません。

またいつ薬の副作用などが出るかもしれません。内容的にあまり周りに知られたくないことかとも思いますが、周りに知ってもらうことで治療へも積極的に取り組むことが出来ます。

不妊治療に全力を注ぐのではなく、仕事と治療と適度なバランスが大事

タイミング療法や人工授精に取り組んでいるうちは、通院は月に大体4~5回、排卵日前に数回と通院回数も限られ、仕事との両立もまだ可能です。

しかし体外受精となると使う薬も強くなり副作用が出る可能性も上がりますし、通院回数も多くなるため今の仕事を続けられなくなる方もいると思います。

そのような場合はパートナーとお医者様、そして仕事の上司によく相談して、仕事を辞めるのか、働き方を変えるのかを考えてください。

ただ、頭に入れておかないといけないのは、不妊治療をしたからといって必ず妊娠に繋がると確証があるわけではありません。残念ながら妊娠が叶わず諦めるご夫婦もたくさんいらっしゃいます。

そんな時、仕事まで辞めてしまっていた時にあなたを支えるものはなんでしょうか。なかなか治療で結果が得られない時、また辛い決断をした時に「仕事で気を紛らわす」、という言葉もあります。仕事仲間に愚痴ることもできるでしょう。

不妊治療に全身全霊をかけるのではなく、仕事も治療も適度に頑張れるような環境を作るように心掛けましょう。 私の場合:思い切って上司や同僚に不妊治療のことを話しました 私が不妊治療を始める際には初め、なんだか自分が「不妊」であることを周りに知られたくなくて隠れるように病院へ通っていました。

しかし病院に行ってみると不妊で悩んでいる方が意外と多く、自分自身の中に偏見があったのだと気づかされました。

仕事を休むことも出てきはじめ、意を決して上司や同僚に不妊治療のことを話すと、意外なほど皆が協力的で、中には経験者がいたりして色々アドバイスをくれました。

皆さんも不妊治療と仕事の両立に悩んだ時には、今の生活に治療を合わせようとするのではなく、周りの理解と協力を得ながら少しずつ生活を変えていくことが両立のポイントなのだと思います。

どうぞ自分たちだけで頑張っている気持ちにならず、周りに協力を求めてください。

仕事と不妊治療を両立させるためのポイント

フルタイムで仕事をしている女性にとっては、なかなか不妊治療を最優先するということが難しい環境です。その中でもちょっとした工夫があれば、両立させることができるようになると思います。

無理なく仕事と不妊治療を両立していくために、一体どんなことをしていけばいいのかまとめてみました!

上司に相談する

いちばんの得策は、職場の上司に不妊治療を受けていることを相談するということです。しっかり理解が得られれば、これほど心強いことはありません。

男性が上司の場合はなかなか打ち明けられないかもしれません。ただ最近は不妊治療に対する認識が世間で広まってきているので、打ち明けてみる価値は大いにあります。

一度時間をつくって、自分が不妊治療を受けるまたはこれから受けたいという旨を伝えてみてはいかがでしょうか。

医師に相談する

平日はどうしても時間が作れない、残業が多いので夕方の予約をとってもいけなくなることがある、そういった理由で不妊治療が滞っている女性も多いでしょう。

そういった場合は、遠慮なく担当の医師に相談しましょう。夜間の診療や休日の診療を打診してくれると思います。

しかし中には仕事と妊娠どっちが大切なんだ!と説教してくるやっかいな医者も・・・そんなときは、思い切って病院を変えてしまってもいいかもしれません。

最近は不妊治療に理解のある、専門医がそろった産婦人科がたくさんあります。休日診察しているクリニックも増えてきました。

そういった病院をしっかりリサーチして通院すれば、仕事と両立しながら不妊治療が受けられます。検討してみてくださいね!

派遣社員・条件のいい職場などに変える

正社員で長らく同じ会社に勤めている方にはなかなか難しいかもしれませんが、派遣社員に転職するというのも仕事と不妊治療を両立しやすくする選択です。

派遣社員は会社にもよりますが、時給制で働くことが多い職種。なので正社員よりもフレキシブルな時間の使い方ができるのです。

早めに仕事を切り上げて、そこからクリニックの治療へ・・・というスケジューリングをしている派遣さんも多いとのこと。こういったライフスタイルに変えてみるのも手ですよね。

また「不妊治療休暇」という福利厚生を用意している会社もあるようです。こういった制度のある会社で仕事をすることも、不妊治療している女性にとっては賢い選択と言えるかと思います。

仕事をしながらでもできる!妊娠しやすい体づくり

仕事をしているとどうしても体と心に負担がかかりがち。あまり負荷をかけすぎると、女性は妊娠しづらくなってしまいます。そうならないための方法をいくつかご紹介しましょう!

体を冷やさない

体を冷やすことは、女性にとって大きなリスク。血液が冷えて循環が滞ると、子宮に血液が行きづらくなって妊娠する確率が低くなります。

ストレスを溜めない

ストレスは排卵を遅らせてしまう可能性があります。排卵しないと妊娠も必然的になくなり、妊活している女性にとっては悲しい事態になってしまいます。

なかなか仕事でノーストレスな環境をつくるのは難しいと思いますので、ストレスがたまっても発散できる方法を自分なりにみつけていきましょう!

適度な体型を保つ

仕事が忙しいと、食事をとるヒマがないということもありますよね。ただ妊娠したい女性は、できるだけ痩せないようにしっかり食事を摂取したほうがいいです。

痩せすぎると生理が止まったりして、妊娠が遠のきます。また逆に太りすぎもホルモンバランスの乱れを引き起こす可能性があるようです。

「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22」とういう指標をしっかり守って、適正な体型を保ってくださいね!

まとめ:不妊治療と仕事の両立するための知識

不妊治療のために仕事を辞めるべきではない

  • 不妊治療には費用がかさんでくる
  • できる限り今の生活を維持したまま治療にとりくむのが得策

仕事と不妊治療を両立させるためにすべきこと

  • ライフスタイルに合った開業時間の病院を選ぶ
  • 仕事場の上司や同僚に、自分が不妊治療を始めることで急な休みが発生するかもしれないことを話しておく
  • 薬の副作用などできれば周りに伝えておく

不妊治療と仕事のバランスをとるのが大切

  • 不妊治療をしたからといって必ず妊娠につながると確証があるわけではない
  • 不妊治療の結果が悪くても「仕事で気を紛らわす」ことができる
  • 不妊治療のことを上司や同僚に話すと、以外に協力してくれる

written by YAYO1620

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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