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2016年11月24日 更新 | 1,087 views

母親の顔を知らない。暴力と孤独の中で育ち、人間不信に陥った私を救ったものとは[体験談]

産みの母親がいなくなってからは、田舎のお爺ちゃん・お婆ちゃんの家に預けられて面倒を見てもらっていました。父親も暴力的で、とても短気で、気に入らないことがあるとすぐに威圧的な態度を取ります。それでも人間としての道を踏み外さなかったのは、辛抱強く指導を続けてくれた先生方のおかげでした。

虐待、暴力、育児放棄、ネグレクト......。

30歳を過ぎてからも、私の胸を強く締め付ける辛く悲しい言葉。

何の罪もない子供たちが心も体もボロボロに傷付けられ、ゴミのように扱われ、時には命さえも奪われていく。

そんな事件が後を絶ちません。

命があったとしても、そういう目に遭った子供たちは皆、心を失い、生きる希望を見出すことが出来ず、深い深い傷口からずっと血を流しながら痛みに堪えて生きていかなければなりません。

私もそんな被害者の1人です。

産まれてすぐに母親に捨てられ、父親と次々に変わる新しい母親からの暴力・虐待・嫌がらせに遭い、21歳で実家を飛び出し夜の歌舞伎町に身を置き、やっと『普通のOLさん』になれた私の今までの人生記録です。

母親の蒸発

森出典:weheartit

母親の顔は見たことがありません。名前も知りません。

どうしていなくなってしまったのかも知りません。

父親に聞こうとしたこともありません。

ただ『私が産まれてきた』という事実だけがここにあります。

父親の暴力的で独裁者のような人物像から察するに、当時父親も若かったので、相手の母親もきっとまだ若い人で、望まぬ妊娠をしてしまい籍を入れて出産までしたものの、何か思うところがあり逃げ出してしまったのではないか......。

それにしたって、「母親が子供を捨てる」なんて行為は私には到底理解の出来ないことですが、その真相は本人にしか分からないことなので深く考えないようにしています。

2番目の母親の暴力

空出典:weheartit

産みの母親がいなくなってからは、田舎のお爺ちゃん・お婆ちゃんの家に預けられて面倒を見てもらっていました。

父親は都会で暮らしていたようですが、私が5歳くらいの時に「新しいお母さん」を連れて迎えに来ました。ここからが地獄の始まりです。

山奥の田舎暮らしにすっかり慣れていた私は、いきなり見知らぬ女性を母親にされ、見たこともないような景色が広がる都会に連れ出され、適応障害のような状態になってしまいました。

新しいお母さんはパニックばかり起こして思い通りにならない私と、子供を押し付けて外で遊び回る身勝手な父親に酷くストレスを溜め、私に暴力を振るうようになりました。

それは段々とエスカレートし、切り傷や痣が絶えない日々でした。浴槽に沈められて殺されかけたことも何度かありました。

ほとんど家に帰ってこない父親は、そんな事には気付きもしていませんでした。

父親も暴力的で、とても短気で、気に入らないことがあるとすぐに威圧的な態度を取ります。

新しいお母さんへの暴力もあったし、私や、産まれてきた腹違いの妹までにも手を上げていました。

まだ小さな妹は抵抗することが出来ず、ガラスに頭を打ち付けられて顔面に大怪我を負ってしまったことがあります。

私は一晩家の外に締め出されたり、ランドセルや教科書を燃やされたことがありました。

結局、新しいお母さんは私が小学校5年生の時に父親と離婚し、妹を連れて出て行きました。

荒れた中学時代

コーヒー出典:weheartit

中学時代、私は非行に走り、荒れに荒れました。

それでも人間としての道を踏み外さなかったのは、辛抱強く指導を続けてくれた先生方のおかげです。

学校へはほとんど行かず、成績自体が付かない状態でしたが、母親がいないためにお弁当がない私に先生はいつも半分わけてくれ、校庭の隅で授業をサボっていれば話相手になってくれ、悪さをすればとことん叱ってくれ、最後まで見放さずにいてくれました。

そして私は何とか高校受験に準備が間に合い、奇跡的に合格して進学することが出来ました。

先生方は「よくやったな」と、泣いて喜んでくれました。

父親からは「料理の味付けが薄い」とか「洗濯物にシワがある」とか、何かに付けて文句を言われては暴力を振るわれていましたが、私が荒れて問題を起こすにつれて次第に治まっていきました。

先生や警察に「家庭内の問題が娘さんの態度に反映されている(父親の責任が大きいことに心当たりはないのか)」と指摘されたことが効いたようでした。

3番目の母親からの身に覚えのない悪口

ノート出典:weheartit

高校に進学してからは気持ちを入れ替え、進学もせず悪さを続けているような中学時代の友達とは距離を置くことにしました。

地元では有名な「バカ高校」でしたが、片道50分の自転車通学を真面目に通い、近所のスーパーでアルバイトも始めました。

中学の先生方にその近況を伝えた時は、また泣いて喜んでくれました。

その頃、父親が再婚をしました。

高校生ともなれば父親が誰と再婚しようが知ったことではなく、「勝手にどうぞ」というのが本音でした。

しかしその相手の女性が精神的に不安定な人で、(※家系的に)被害妄想がとても強く、「娘さんが私との結婚を嫌がってる」「私は嫌われてて、会うと睨まれる」「食器を割られた」「いじめられていて辛い」などと父親に吹き込むようになりました。

もちろん私は一切そんな態度を取ったことも意地悪をしたこともありませんし、どちらかと言うと優しく接してくれるお姉さんとして好いていたくらいです。

(※「家系的な被害妄想」と書いたのは、再婚相手本人からお母様、お婆様がそういう疾患で長年治療をしていると聞いていたので、おそらく本人も同じだったのだと思ったのです。)

父親は「父親を取られたくない気持ちも分かるけど、嫁をしつこくいじめるな」と言ってきました。

私は裏でそんなことを言われていたことに心底驚き、父親を取られたくないなんて微塵も思ったことがなかったので、もはや答えようがありませんでしたが、その後、関係がうまくいかなくなり離婚したということです。

それから父親は私のせいだと言わんばかりに嫌味を言ってきて、もう誰も信じたくない気持ちでいっぱいでした。

身ひとつで家出

空出典:weheartit

高校を卒業してからは、進学も就職もせずにフリーターになりました。

実家住まいでしたが父親と顔を合わせるのが嫌だったので、昼(朝~夕方まで)と夜(夜~夜中まで)のアルバイトを掛け持ちして、実にはほとんど帰らない生活を送っていました。

父親には多額の借金があり、私にお金を無心したり、悪い付き合いが増えていくなど、段々と人相が悪い方に変わっていきました。

家の扉などに八つ当たりをして蹴破ってそこら中ガラスまみれにしたり、飼ってる犬に暴力を振るって骨折させて動けないまま放置したり、猫も飼っていたのですが父親の声や足音がすると見えないところに隠れるようになったので、私の知らないところで何かされてるのだと確信しました。

さらには家に柄の悪い人が出入りするようになり、騒いだり暴れたり、鉢合わせれば下品な言葉を浴びせられたり、どこからか連絡先をばら撒かれて脅しのような電話が来たり......。

警察が家宅捜索に入ったこともありました。家中がひっくり返されていたのです。

私は「もう無理だ」と限界を感じて、アルバイトを辞めて家を出ることにしました。その時21歳でした。

父親に取られていたのもあってお金はあまりなかったけれど、夜のアルバイト先(飲食店)のオーナー(高校時代の友達のお婆ちゃん)が力を貸してくれて、都内に家を借りることが出来ました。

ペットOKの物件だったので猫は連れて行きました。(犬は大型犬だったので無理でした、その後どうなったのかは不明です......。)

家具も何もない部屋で、猫と一緒の新生活の始まりです。

written by mizukihime

Top image via Weheartit

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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