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2016年11月24日 更新 | 399 views

"おじいちゃんみたいなほうれい線"がコンプレックスでした。鏡とにらめっこした学生時代をのりこえて......。[体験談]

小学生当時、私は自分の口元にある日本の深いしわが気になっていました。ほうれい線を「おじいちゃんみたい」と言われたり、「なんでここに跡がついてるの?」と言われたりして、だんだんと「このしわは変なんだ」「私の顔は可愛くないんだ」と思うようになってきて、この時期にハッキリとほうれい線がコンプレックスになりました。

幼いころから顔の悩みやコンプレックスって、誰にでもひとつやふたつあると思います。

母親になって思うのですが、特に女の子は男の子に比べて格段に長い時間鏡とにらめっとしています。幼稚園の頃からいろんな角度で自分の顔を見て、「この角度が可愛い」とか、「この顔変」とか「写真撮る時はこの顔でこのポーズだと可愛く見える」とか、色々と研究しています。

それは小学校にあがっても基本的には変わりません。ただ、人前で堂々とやらなくなるだけで、1人の時はブツブツ言いながら一生懸命研究して、自分の好きなパーツや嫌いなパーツ(のちにコンプレックスになっていくのでしょうか)を大人顔負けなほどにしっかりと把握しています。

おそらくは、私の幼少時代もそうだったのだと思います。

昔は今ほどは鏡を見る機会は少なかったのかもしれませんが、学校の鏡に映る自分、写真に写っている自分の顔を見て、私はいつもコンプレックスを抱いていました。

謎のほうれい線

海出典:weheartit

小学生当時、私は自分の口元にある日本の深いしわが「ほうれい線」と言うことさえ知りませんでした。ただ、小学生ながら、「このしわがなかったら、もうちょっと可愛いんじゃないか?」と言う思いは抱いていました。

それでも低学年の頃は写真に写る時も思いっきり笑って写っていて、それほどほうれい線の事を憎んでもいなかったし、気にもしていませんでした。

なぜなら、私の両親も、おじいちゃんおばあちゃんも、同じようなほうれい線の持ち主だったのです。

だから、このほうれい線に気が付いた時、どうして自分にはくっきりしわがついていて、他のお友達にはしわが薄いのか、謎でしかありませんでした。

小学校も学年が上がっていくにつれ、成長とともにコンプレックスも強くなってきます。

そして周囲の子供たちも、本人がコンプレックスに思っている事を平気で指摘したり、からかいの対象にします。

これはもう、大人からみれば成長の一過程なのですが、子供からするといじめにも匹敵するほどの精神的ダメージを受け、場合によっては登校拒否になってしまう子もいます。

私も例外なくほかの子にひどいことを言ってしまっていましたが、自分もまた言われていました。

ほうれい線を「おじいちゃんみたい」と言われたり、「なんでここに跡がついてるの?」と言われたりして、だんだんと「このしわは変なんだ」「私の顔は可愛くないんだ」と思うようになってきて、この時期にハッキリとほうれい線がコンプレックスになりこの先も悩み続けることになります。

ショッキングな似顔絵

空と女の子出典:weheartit

私が小学生の頃、図工の時間はもちろん、お誕生日会などで、なぜか似顔絵を描くというのが主流でした。

図工の時間は友達と向かい合ってお互いの似顔絵を描きます。

お誕生日会では、誕生日のクラスメイトの似顔絵をクラス全員が1人1人描いて束にしてくれたものをもらいます。

図工の時間は友達同士なので、女の子はお互いにちょっと可愛く描くのが当たり前でした。漫画の上手な子の描いた似顔絵なんて、アニメのキャラクター状態でしたが、子供心にも可愛く描いてもらえると嬉しいものでした。

しかし、お誕生日会でもらう似顔絵の束はクラスメイト全員が描いていますので、もちろん男の子も私の似顔絵を描いたものをくれるのです。

その似顔絵があまりにもショッキングなものでしかありませんでした。

ほとんどすべての似顔絵に、ほうれい線がクッキリとバシッバシッと描かれていたのでした。

仲の良い女の子の似顔絵にも、うっすらと申し訳なさそうなほうれい線が描かれていて、嫌でも自分の顔のほうれい線を意識させられてしまいました。

本当にガックリしました。お誕生日を祝ってもらって嬉しい気持ちと、現実を突き付けられた苦しさは今でもハッキリと覚えています。

そのショックを表に出してはいけないことや、冗談で笑い話にしなければいけないこともわかっていましたので、「なにこれー?なんでこんな線があるのー?」と聞いた覚えはあります。

しかし、返事は「だってあるじゃん」という冷酷なものでした。

「やだー」とか言いながら笑っていましたが、心の中は泣いていました。

誰もが私の顔を見て、「口の横のしわがくっきりついているな」と思っているのかと思うと、顔から火が出そうなほど恥ずかしかったですし、それこそ登校拒否したかったくらいです。

家族には言えなかった

空出典:weheartit

そんなショッキングな出来事が、私の中ではっきりとしたコンプレックスを生み出してしまったのですが、家族には相談できませんでしたし泣きつきも出来ませんでした。

私がほうれい線が嫌だ、友達に嫌なこと言われたと言えば、私と同じクッキリとしたほうれい線を持つ家族の顔も同じ扱いの物になってしまうような気がしたのだと思います。家族みんなに対して「悪いな」と思ったのは覚えています。

家族にほうれい線の事を言ったのは、もっと大きくなって反抗期真っただ中に勢いで母親に言ったことがありました。

自分のコンプレックスを親にぶつけた瞬間だったのだと思います。

自分のほうれい線をコンプレックスとして強く意識するようになってから、私はカメラを向けられると上手く笑うことが出来なくなってしまいました。

どうやって笑えばほうれい線が目立たないのか、どうすれば写真に写った自分がバカにされないで済むのか、全くわかりませんでした。

どうやって笑ってもほうれい線が主張してくるので、真顔でいた方がマシだとも思いました。カメラマンに笑いなさいと言われてしかたがなく半笑いをして目が笑っていなかったりもしました。

それでも出来上がった写真はおばちゃんのような顔で、いつもガッカリしていました。

そのうちに写真を避けるようになり、学校行事でカメラマンがいるとスッとその場からはずれたり、わざと後ろをむいたりしていました。この頃は父親が撮る家族写真も嫌で、撮らせなかったり悪態をついたりしていました。

顔がほっそりしてくると目立たない?

空出典:weheartit

小学校を卒業するころから、これも成長過程なのでしょうが顔の肉付きが変わってきます。

もともと細めの身体で、顔だけがぷっくりと幼児顔だったのですが、徐々にほっぺがすっきりとしてきました。

すると、不思議とほうれい線が薄くなったように感じました。

おそらく、他人や初めて私の顔をみた人はほうれい線に目がいくのでしょうが、あれだけ悩んでいた2本のしわが、目立たなくなってきて、私は本当に嬉しかったです。

また、思いっきり笑えます。写真にも写れます。少しですが、自信を取り戻すことのできた時期でした。

相変わらずほうれい線に悩んでいましたしコンプレックスではありましたが、学校生活や部活動にも積極的に参加していました。

忙しくて鏡を見る暇やゆっくり落ち込んでいる暇がなかっただけなのかもしれませんが、この頃が1番輝いていたように思います。

ほうれい線の名前を知る高校時代

女の子出典:weheartit

中学時代の激しかった部活動を引退し、間もなく私の顔は昔以上にぷっくりとしてきました。

そしてまたほうれい線が目立ち始め、また以前のようにコンプレックスとの戦いが始まりました。

高校生になると、食事量も減り、勝手に痩せていき、またほうれい線が目立たなくなってきました。

それなのに、友達から「ほうれい線目立つよね」と言われ、初めてこのしわが「ほうれい線」と言うのだと知ったと同時に、やっぱり目立つんだと落ち込みました。

プリクラを撮る時もほうれい線が目立たない角度を研究したり、写真ではあまり顔を崩して笑わないように気を付けていました。

それでも高校時代というものは青春時代なので、コンプレックスに負けず、それなりに青春を謳歌できていたとはおもいます。

ほうれい線の名前を知り、コンプレックスともそれなりに上手く付き合えるようになり、メイクをするような年頃になってくるとそれはそれでまたほうれい線が邪魔をしてきます。

ファンデーションを塗るとしわに入り込み余計にほうれい線が目立ってしまい、歳をとって見えてしまいます。

ある日、化粧品売り場でバッチリメイクのお姉さんに言われた一言が忘れられません。

「どう見ても30代前半ですよねー」ニコニコ

いえ、20代前半です。

とは言えませんでした。お肌には自信があったので、絶対にほうれい線のせいだと思いました。ほうれい線のせいだと決めつけていました。

おそらくこのお姉さんは、20代前半である私を30代後半だと思い、お世辞で「30代前半」と言ったのでしょう。つまり、15歳以上も老けて見られていたということです。

昔から年上に見られるのは「雰囲気が落ち着いている」とかではなく、「ほうれい線があるからオバチャンに見える」だけだったのだと、この時にやっと悟りました。

あまりのショックにこの後色々と説明されて化粧品を勧められましたが、まったく頭に入ってこなくて何も買わずに家に帰りました。

マッサージ、そしてメイクで誤魔化す

空と女の子出典:weheartit

雑誌やテレビで様々なメイクレッスンの特集などをしているのを見て、自分なりに少しでもほうれい線を目立たなくする努力をしてみようと思うようになりました。

もともとあまりメイクをするのが得意ではなかったし好きでもなかったのですが、ほうれい線が目立たなくなるのならと一生懸命研究して頑張りました。

この頃になると、周囲も大人になっていますし、付き合いも表面上の薄い付き合いもたくさんあるので、昔ほど指摘されることはなくなってきました。

ほうれい線の事を言うのは、昔の仲の良い友人が相変わらずの調子で茶化すくらいです。しかし、茶化されるたびに落ち込みます。

落ち込むと、マッサージに力が入ります。

頬骨が下がってくるからほうれい線が出来ると聞いて、頬骨を上げるマッサージをしてみたり、リンパマッサージやリフトアップにパックなどもしていました。

こんなコンプレックスを持っている私ですが、幸いな事に結婚することが出来ました。

全てを受け入れてくれているとは思いませんが、こんな私と結婚しようという気になってくれたのですから、私にとっては自信につながりました。

ほうれい線の事も、気になりつつも、昔ほど落ち込んだり暗くなったりすることも少なくなりました。

そして子供が生まれ、時間と気持ちの余裕がなくなり、自分のコンプレックスのことなどどうでもよくなりました。

2人目を出産してしばらくたった頃、ふと気が付いて鏡をよく見てみると、ものすごく老けていました。

育児に疲れた顔です。ほうれい線もいつの間にか数年前とは比べ物にならないほど深くなっていて、それはそれですごくショックだったのですが、それでも自分にかまっている暇などありません。

3人目が生まれて数年が経った頃、やっと少し自分にかけてあげる時間が出来るようになりました。

しかし、この頃にはもう「どうでもいいや」くらいの心境になってしまいました。

身も心も老け込んでしまっていたのですね。

「このままではいけない」と思えるようになるまで、しばらく時間がかかりましたが少しずつお手入れを始めました。

昔のようにあれこれ試せないし、高価な物は買えないので主にマッサージをしたり、やはり頬の肉がつくとほうれい線が目立つので、なるべく太らないように気を付たりしていました。

そうすることで、自分の中で「今日は少し薄くなってる気がする」と気分良く過ごせるようになってきました。

おわりに

空出典:weheartit

若い頃はすごくコンプレックスで落ち込んだり、悩んだり、泣いたり恨んだりと、色々な感情を経験してきました。

しかし、その経験があったからこそ、他人の悩みやコンプレックスに寄り添うことも出来るようになるのだと思います。

私は子供が生まれ、私ほどではないですが子供にもほうれい線があります。

いつかこの子たちがほうれい線にコンプレックスを抱き、親である私の事を恨むときが来るのかもしれませんが、私はその気持ちや想いを受け止められる人間になろうと思います。

今では年老いた私の母親にも、いつの頃からかほうれい線がコンプレックスだったと笑い話としてすることができました。

母は「これ嫌だよねー」と、なんてことないような顔で言っていました。きっと、母も若い頃は色々なコンプレックスがあったのだと思いました。

しかし、それを乗り越えてきて今の穏やかで朗らかな母がいるのだと思うと、私も母のようになりたいと思いました。

ほうれい線は外科的手術や注射などで薄くしたり、消すことが出来たりしますが、簡単にそういったことをするのではなく、コンプレックスを補うために人間性を高めたりするほうが、ずっと魅力的な人間になれると思います。

written by chirimotumoreba1

Top image via Weheartit

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