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2016年10月07日 更新 | 618 views

「なす」を食べて美肌づくり?栄養素を活かした効果的な食べ方

管理栄養士 岩月啓四郎

この記事は、管理栄養士 岩月啓四郎が監修しています。

なすに含まれる美肌を促す栄養素は、ビタミンK、葉酸、モリブデン、ナスニンなどです。特に、抗酸化力のあるナスニンを活かすには、油と一緒に調理して食べるのがおすすめ。また、なすは体を冷やす性質があるため、温める性質を持った食材と食べましょう。

2500年以上もの歴史がある「なす」。原産地がインドと聞くと、なすとインドの人たちの肌の美しさは、無関係ではない気がします。

実際になすには、水分が多く含まれていることや、カリウムが豊富なだけでなく、美肌づくりを助ける多くの栄養素を持っているのです。

なすの美肌に効果的な栄養素を見ていきましょう。

なすの美肌効果をもたらす栄養素1:「ビタミンK」のはたらき

骨

イメージがつかないかもしれませんが、なすには「ビタミンK」が多く含まれているのです。このビタミンKのはたらきのひとつに、骨の健康を保つ効果があります。

オステオカルシンという、体内に取り入れたカルシウムを骨に沈着させるのに必要なタンパク質を活性化して、カルシウムの骨への沈着を助けます。

骨の状態が健康だということは、血中のカルシウム濃度が安定しており、筋肉の過緊張やたるみがない状態をつくり出してくれるのです。

また、骨の状態が健康だと、赤血球をつくる造血幹細胞も正常にはたらきます。

その結果、赤血球が肌細胞にまでしっかりと酸素を届けるはたらきを正常にするため、活力ある美肌をつくります。

なすの美肌効果をもたらす栄養素2:「葉酸」のはたらき

貧血

なすに含まれている「葉酸」は、DNAの複製に必要な補酵素の材料で、たんぱく質の合成に関与しています。

特に毛細血管が集中している部分や、細胞の生まれ変わりの早い粘膜組織では、少しの不足で炎症が起きるので、欠かさずに葉酸を摂るのが重要です。

また、葉酸には、貧血の予防効果があり、赤血球の元である赤芽球細胞の合成を調整します。

この赤芽球細胞がうまく作られないと、赤血球の形も不鮮明になり、本来の機能を果たせなくなってしまうのです。

その結果、細胞の酸素不足を招き、細胞の活動が落ちるため、青白い肌に見えてしまいます。

美肌のためには、葉酸をしっかりと摂っておきましょう。

なすの美肌効果をもたらす栄養素3:「モリブデン」のはたらき

モリブデン

なすに含まれる栄養素の中で、もっとも多く含まれている「モリブデン」というミネラル成分。銅の排出と鉄の代謝に関与しています。

銅は、体内で1度使われた鉄の再利用を促進するため、体内の鉄を節約することができるのです。

しかし、稀に肝硬変や黄疸などの中毒症が起きることもあるので、きちんと排出するのも大切です。

モリブデンは、血中の鉄が不足したときに、肝臓に蓄えられた鉄の利用を促すので、貧血の中でも「鉄欠乏性貧血」を予防。

また、肝臓での解毒作用のときには、アンモニアを尿素に変えるはたらきを助け、これにより有毒なアンモニアが無毒化されます。

モリブデンの不足や、銅の中毒症などで肝機能が冒されると、アンモニア脳症という脳機能障害や、黄疸のような目や肌が、黄色や茶色っぽく見えるような症状が現れるのです。

なすのほかにも、さまざまな食材に含まれるモリブデンですが、日頃の食生活がお菓子中心など極端に偏っている人は、要注意です。

なすの美肌効果をもたらす栄養素4:「ナスニン」のはたらき

ナスニン

なすが紫色をしているのは、アントシアン系色素の「ナスニン」のはたらきです。

ナスニンは抗酸化力が高いため、血管壁の細胞にはたらきかけることによって、血管壁を若々しく保ち、しなやかな血管へと促すのです。

また、血管中に増え過ぎた脂質に対して、酸化を抑制して、過酸化脂質の生成を抑えるようにはたらきます。過酸化脂質は、体内でできる非常に強力な酸化物質です。

血中に脂質が多い状態だと、活性酸素によって過酸化脂質がどんどんできてしまいます。

特に現代は、ストレスや紫外線や排気ガスなどの環境因子で、体内で活性酸素ができやすい環境です。

しなやかな血管を保つこと、そして過酸化脂質を抑えることは、血液の流れを正常に保つために重要です。

血液がきちんと流れれば、末端である肌細胞の代謝もきちんと行われるので、美肌のためには欠かせない栄養素です。

なすの美肌効果をもたらす栄養素5:「クロロゲン酸」のはたらき

ポリフェノール

なすには、「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれています。

クロロゲン酸は、糖の吸収抑制効果があるため、体内の糖化を予防して、細胞の錆び付きを防ぐのです。糖化が肌で起きると、シミやしわの原因となります。

また、中枢神経興奮作用もあり、心臓の心拍を力強くして、全身の血流量を上昇させるのです。

血流量が上昇することで、毛細血管にまで多くの血液が流れるようになります。

その結果、末端細胞の肌にも酸素と栄養が届くようになり、肌の代謝が良くなるため、ハリのある、血色の良い美肌がつくられるのです。

なすの美肌効果をもたらす栄養素6:「リン脂質」のはたらき

コリン

なすには、「リン脂質」と呼ばれる複合脂質のコリンが含まれています。コリンには脂質の代謝を改善するはたらきがあるのです。また、神経伝達物質のアセチルコリンとなります。

アセチルコリンは、中枢神経系の神経伝達物質で、血管を拡張する作用と、神経の不調(不安感や攻撃的、落ち込みなど)を調整して、平穏に保つ効果があるのです。

血管拡張作用は、先述のクロロゲン酸の効果と組み合わさることで、血管のポンプ機能が高くなるので、より細部にまで血流が流れます。

また、精神的に安定するので、精神性ストレスに対抗するためのビタミンCが消耗するのを抑えます。

その結果、体内のビタミンCの量を保たれるため、抗酸化力を補い、美肌の維持へとつながるでしょう。

なすの美肌効果を活かすためには「油」と摂ることが◎

なすの食べ方

なすの栄養素の中でも、美肌のために摂っておきたいのがナスニンです。ナスニンは、脂溶性の色素なので、油と一緒に摂るのが効果的です。

具体的には、生姜焼きや揚げ浸し、麻婆茄子などが一般的かつ、油と一緒に調理と摂取が可能なので、おすすめです。

なすの食べ過ぎは体を冷やすため注意!

なすの食べ合わせ

なすは性質として、「冷」の性質がある食品なので、食べ過ぎると体を冷やす原因に。特に冷え性の人は、症状が悪化することもあります。

まずは冷え性を改善するか、食べる時には必ず、生姜やごま油、ごまや豚肉や鶏肉など、「温」や「暑」の性質の食品を一緒に食べるようにしましょう。

なすを取り入れた食生活で美肌を手に入れよう

食生活

なすは体を冷やす作用を持つため、食べ過ぎには注意です。しかし、普段の食生活に上手に取り入れることで、美肌づくりの効果をもたらしてくれます。

晩夏から初秋にかけて旬を迎えるなす。旬の食材をおいしく食べて、健康と美肌を手に入れましょう。

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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