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2016年02月29日 更新 | 30,267 views

セックスの痛みの原因かも。処女膜強靭症の症状

処女膜がかたく伸縮性に乏しいため、性交時に痛みや出血をともなう「処女膜強靭症」。放っておくと、不妊や難産などさまざまな弊害をひき起こす原因に。処女膜強靭症は先天的な処女膜の形態異常なので、「慣れれば痛みを感じなくなる」ということは期待できません。婦人科で処女膜切開手術を受けることで解消されることが多いようです。

「痛いのは最初だけだと思ってたのに......」

初エッチのときの痛みは、徐々に感じなくなっていくもの。

でもなかには、何度経験しても痛みや出血がおさまらない人も。

もしかしたらそれは、「処女膜強靭症」という処女膜の形態異常が原因かもしれません。

処女膜強靭症とは

セックスの痛みに悩む女性

女性の膣の入り口付近にある、ひだ状の粘膜「処女膜」。

「処女膜強靭症」とは、先天的にその処女膜が厚く、リング状に硬くなっている状態のことです。

本来処女膜は、厚さ1ミリ程度のやわらかい粘膜で、伸び縮みしやすいもの。初めはひっぱられたり裂けたりして痛みを覚えたり出血を生じることがありますが、だんだんとなじんで痛みを感じないようになっていきます。

しかし、処女膜強靭症の女性は生まれつき処女膜が厚く、膣口が狭いうえに伸びにくくなっているため、何度セックスの回数を重ねても慣れるということがなく、いつまでたっても性交時に痛い思いをしやすいのです。

とはいえ、膣が完全にふさがれているわけではないので、生理のときに経血が出ないなどという異常はありません。なので、日常生活のなかで自覚症状を感じることはほとんどないようです。

この記事に書いてあること

  • 処女膜強靭症とは
  • 処女膜強靭症がひき起すトラブル
  • 処女膜強靭症の対処法

処女膜強靭症がひき起すトラブル

処女膜強靭症に悩む女性

日常生活にはほとんど支障のない処女膜強靭症ですが、セックスの際にはトラブルをひき起こしてしまいがち。

処女膜強靭症は、処女膜がかたく伸びにくくなっているため、挿入時に強い痛みを感じてしまいます。

また、無理に挿入しようとしたことで、出血してしまうことも。なかには、大量に出血してしまい、救急車で搬送されたというケースもあります。

処女膜強靭症から併発されうる症状

処女膜強靭症の併発症状に悩む女性

ほかにも、処女膜強靭症は次のような困った症状を併発することもあります。

性交恐怖症

処女膜強靭症の女性は、性交のとき毎回痛みを感じ、出血をともなうことも。

そのため、セックス=痛いことと心身に刷り込まれ、「性交恐怖症」におちいってしまうことがあります。

性交恐怖症とは、セックス自体に恐怖や嫌悪を感じてしまうこと。性交恐怖症のせいで、パートナーとの関係がぎくしゃくしてしまう人もいるんです。

不妊症

また、処女膜強靭症は、ひどい痛みのために挿入が困難な場合がほとんどです。

そのため男性が膣内で射精するまで耐えることができず、なかなか妊娠することができないということが少なくありません。

難産

そして、痛みを乗りこえて妊娠できたとしても、難産になってしまうことも。

そもそも処女膜強靭症は、膣口が狭く伸びにくく、男性器を挿入することですら困難。

赤ちゃんの頭が膣口を通り抜ける経膣出産では、さらにひどい痛みや出血が起こってしまうかもしれません。

処女膜強靭症の治療法

処女膜強靭症を治療したい女性

性交のときの痛みは、さまざまな原因によって起こります。

セックスに対する極度の不安や恐怖心などの心理的な問題の場合もあれば、十分に濡れていなかったり、挿入が乱暴だったりする場合も。

痛いと感じたからといってただちに「処女膜強靭症」だと判断してしまうことはできませんが、しかし、「もしかしたら……」と思ったら、婦人科の受診をおすすめします。

人それぞれ顔の形が異なるように、処女膜の形状も人によって違うので、たとえ処女膜強靭症ではなかったとしても、自分の処女膜が性交時に痛い思いをしやすい形状である可能性もあります。

産婦人科を受診して、性交痛の原因が処女膜強靭症やそのほかの処女膜の形態異常にあるとわかったら、「処女膜切開手術」を受けましょう。

処女膜切開手術は、処女膜を切開、もしくは切除する手術。この手術を受けることで、性交時の痛みはかなり改善されるでしょう。

処女膜切開手術とは

処女膜に切れ目を入れたり、リング状に切除することで開口部を拡張する手術です。

日帰りでの手術も可能で、当日からシャワー浴は可能。性交はだいたい1か月後から可能になります。

費用は10~30万円程度(保険適用外)。

痛みや恐怖を押さえこまない

セックスは女性によろこびを与えるもの。

痛みを感じるべきものではありません。

何度やっても痛い!というときは、処女膜強靭症をうたがってみるといいかも。

きちんと産婦人科を受診すれば、なにかしらの解決の糸口が見つかるはず。

痛みを我慢しない、気持ちのいいセックスができれば、パートナーとの絆がもっと深まりそうです。

written by 町田真琴

まとめ:処女膜強靭症による症状と対処法

処女膜強靭症とは

  • 処女膜強靭症とは、処女膜が先天的に厚く、リング状に硬くなっている形態異常
  • 粘膜が柔軟性に乏しいので、何度回数を重ねても性交時に痛みを生じたり出血しやすい
  • 性交時以外には自覚症状を感じにくい

処女膜強靭症がひき起すトラブル

  • 性交時の痛みや出血
  • 痛みによる性交恐怖症
  • 挿入困難による不妊症
  • 処女膜の狭窄による難産

処女膜強靭症の対処法

  • セックスの痛みがなくならないからといって、かならずしも処女膜強靭症とは限らない
  • セックスに対する恐怖心や乱暴な挿入が痛みをひき起している場合も
  • 婦人科で処女膜強靭症やその他の処女膜の形態異常と診断された場合には、処女膜の切開や切除をおこなう処女膜切開手術が有効

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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