2017年01月23日 更新 | 3,716 views

ほくろ除去クリーム「カソーダ」とは?使用する前に知っておくべき注意点

ほくろを自分で除去したいなら、「カソーダ」というクリームを使用する方法があります。肌に塗るだけで簡単に試せますが、刺激が強く肌トラブルの危険も。また、成功例だけでなく失敗例もあるため、安全にほくろを取るためには医療機関も検討しましょう。

キルシェクリニック 院長 めかた啓介

この記事は、キルシェクリニック 院長 めかた啓介先生が監修しています。

ほくろはチャームポイントととらえることもできますが、コンプレックスと感じる人も少なくありません。

「ほくろを取りたいけど、医療機関にかかりたくない……お金もかけたくない……」

このような人たちから、ほくろ除去は医療機関ではなく、自分で行う方法が注目されているようです。

そのなかでもカソーダは、ほかのほくろ除去クリームと比べ低価格で行うことができるそう。

自分でできる低価格と魅力的ではありますが、このような方法のほくろ除去にはたくさんの注意点も……。

今回は「カソーダとはなにか」「どのような注意点があるのか」「医療機関で行うほくろ除去とは」これらを紹介します。

目次

そもそも「ほくろ」とは?

背中にほくろがある女性の写真

ほくろは、正式には色素性母斑といいます。メラニン色素が皮膚の一部に集中してできたもので、それが黒や茶のような点となって体に現れるのです。

後天性のものは、紫外線やストレスが関係していることも

ほくろには先天性のものと後天性のものがありますが、後天的にほくろが増える原因は、現段階では不明

おそらく紫外線の浴びすぎや寝不足、ストレスのほか、女性の場合は妊娠などがほくろの発生とつながっているのではないか、といわれています。

自宅でほくろを除去できる!? 「カソーダ」とは

ドラッグストアで品物を見ている女性の写真

カソーダは自宅でほくろを除去する方法のひとつとして、ネット上などで話題のクリームです。

ほくろで悩んでいる人ならば、一度は聞いたことのある製品かもしれませんね。

アメリカ生まれのクリーム

カソーダは、アメリカから輸入されたクリーム。エドガー・ケイシーという預言者の療法に基づいた製品で、成分はひまし油と重曹のみと非常にシンプルです。

ひまし油はトウゴマという植物から採れる油で、古くは下剤などの用途で使われてきたのだそう。

オンラインショップや口コミによると、カソーダはほくろだけでなく、イボやアザ、シミの改善にも効果が期待できるとされています。

値段は30g程で1,000~2,000円程度と、比較的安いことも魅力です。

皮膚が溶けてかさぶたと同時にほくろが取れる

カソーダは、アルカリ性のクリーム。したがってカソーダをほくろに塗ると、その部分の皮膚が溶けます。カソーダを塗った部分はヒリヒリと痛み、かさぶたに

そして、そのかさぶたが自然と剝がれたときに同時にほくろも消えるというのが、おもな仕組みのようです。

カソーダの使用方法

【カソーダの使用方法?】

  1. つまようじの先などでカソーダを取り、気になるほくろに付けます。強い作用を持つクリームなので、周囲の肌にはつかないように注意してください。
  2. その上から絆創膏を貼り、カバーします。
  3. 1日に1、2回ほど塗り、それを数日繰り返すことで効果が現れるようです。

このように、カソーダでのほくろ除去は手軽ではありますが、肌への負担は大きいとも。ほくろやシミの下側まで皮膚を溶かすので、乱暴な治療法といえるかもしれません。

そのため、十分に注意をしながら使用する必要があります。

カソーダによるほくろ除去の注意点

落ち込む女性の写真

カソーダは自宅で簡単に使用できますが、その一方で注意も必要になります。カソーダでのほくろ除去を試す場合は、事前に注意点を確認してから使用しましょう。

塗った部分を刺激しない

カソーダを塗った部分は刺激しないことが大切。絆創膏などを貼り、日中の紫外線から守ってください。

また、カソーダを塗ってできたかさぶたが無理に剝がれてしまうと、肌トラブルを引き起こしてしまうようです。着替えのときなど、服がかさぶたに引っ掛からないように注意してください。

基本的に顔への使用は避ける

カソーダは刺激の強いクリームなので、顔への使用はおすすめできません。顔以外の場所でも、肌が弱い人は注意が必要です。

本当に「ほくろ」なのか確かめる

ほくろの中には悪性のものもあります。もしも、除去したいほくろが悪性腫瘍かどうか気になるようでしたら、除去する前に皮膚科などへ相談したほうが良いかもしれません。

カソーダは医学的な治療として認められていない

顔を隠す女性の写真

低価格でほくろ除去を試せるカソーダですが、実は医学的な治療として認められていません。

カソーダはエドガー・ケイシーの療法に基づいた製品ですが、彼は科学者ではなく預言者。そのため、「エドガー・ケイシー療法」の多くは、科学的には証明されていないのです。

そのため、カソーダを使用したところで効果がまったく現れなかったという人も少なくありません。

「カソーダは、ほくろを必ず除去できるとは言い切れない」ということに納得したうえで、使用することをおすすめします。

リスクをできるだけ回避するなら医療機関へ

医者の写真

ほくろ除去には、基本的に失敗のリスクが伴います。そのため自分が最も安心できる方法を選び、後悔のないようにしてください。

上記でも述べたように、カソーダを使用するには慎重さを忘れないようにすることが重要です。

また、カソーダやほくろ除去クリームのほかに、医療機関でほくろを除去してもらう方法もあります。

カソーダのように自宅でほくろを除去できるような気軽さには劣りますが、医師に診てもらえるので安心感では勝るといえるでしょう。ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。

医療機関でほくろを除去する方法とは?

医師に肩をたたかれている女性の写真

ほくろは、皮膚科、美容整形外科、形成外科などで除去してもらうことができます。さまざまな施術方法があるため、簡単に紹介していきましょう。

ほくろの状態や大きさによって施術方法が変わるほか、病院やクリニックによって得意とする施術方法があることも。医師とカウンセリングをし、納得のできる除去方法を選んでください。

レーザー治療

ほくろ除去ではおもに、「炭酸ガスレーザー」を使用することが多いそうです。

炭酸ガスレーザーは、波長10600nmの気体レーザー。照射すると、ほくろに含まれる水分がレーザーを吸収して蒸散作用を起こします。この蒸散作用によってほくろの除去ができるとされています。

くりぬき法

くりぬき法は、メス、またはパンチという円形の特殊なメスを使用。ホクロの円形にそってほくろを抜き取り除去します。そのため、皮膚をくりぬいた凹みが回復するまで2〜3週間かかるそうです。

くりぬき法は、5mm〜6mm程度の小さめのほくろの除去に最適とされています。

切除縫合法

切除縫合法は、メスでほくろを切りとり縫合する施術方法。6mmを超えるほど大きく膨らんだほくろの除去に最適だといわれています。

再発率は低い方法ですが、ほくろの大きさよりもだいぶ大きく切除するため、傷跡は残りやすい方法かもしれません。

また、医師によってきれいに仕上がるかどうかが変わることもあるようです。

電気凝固法

電気凝固法は、電気メスでほくろをかさぶた状にし、除去する方法。おもに、10mm以上の大きなほくろの除去に最適なのだそう。

1回の施術で終わるのが一般的ですが、根の深いほくろは数回に分けて除去することも。縫合の必要はありませんが、傷が残る可能性の高い施術だといえます。

ほくろ除去の施術にかかる費用

貯金箱の写真

ほくろ除去の施術費用は、病院や除去したいほくろの状態などによってまちまちです。あくまで目安ですが、3,000円~40,000円程と見込んでおくと良いかもしれません。

健康保険が適用されれば安く除去することもできますが、ガンの恐れがあるほくろや、治療の必要があるとされるほくろを除去する場合に限られます。

また、美容外科では健康保険が適用されない施設もあるので注意しましょう。

医療機関であってもリスクはゼロではない

女性の顔の写真

病院でほくろを除去することで、自分でほくろだと思っていたものが本当にほくろなのかどうか判断してもらえたり、悪性か心配なほくろは検査してもらえたりといったメリットがあります。

しかし、ほくろ除去は医療機関であっても傷跡は目立たない場合も多いですが残ってしまいます。また、赤みや目立つ傷跡が残ったり、患部が盛り上がったり陥没してしまったりなどリスクはゼロではありません。

できるだけトラブルを避けるためには慎重に病院を選んだり、施術方法や術後について医師と話し合ったりすることは重要です。

もともと傷の治りが遅いという自覚のある人は、そのことも医師に伝えるなどしましょう。

ほくろ除去は自分にとってベストな方法を選択しよう!

チェック欄にチェックを着けている写真

ほくろは誰にでもできるものですが、できた場所によってはどうしても気になってしまう人もいるでしょう。

一方で、ほくろは人を魅力的に見せたり、自分を特徴づけるチャームポイントになることも。本当にそのほくろは除去した方が良いのか、あらためて考えてみてはどうでしょうか?

それでもほくろを除去したいと考える人は、自分でできるカソーダでの方法や医療機関を検討しましょう。

自分のほくろの状態やリスクを考慮したうえで、自分にもっとも適していると思う方法を選択してくださいね。

ほくろ除去(クリームやレーザー)のメリットやデメリット、副作用や口コミを知るなら『ほくろ除去を皮膚科でした人は成功した?失敗した?費用や注意点まとめ』記事がオススメ!

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