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2016年10月24日 更新 | 657 views

くすみの原因は5つ!今すぐ実践できるタイプ別の対策方法とは

くすみは種類ごとに原因があり「血行不良、メラニン、角質の蓄積、毛穴の汚れ、糖化、カルボニル化」とさまざま。それぞれの種類に合わせた対策が必要です。これらを見分け、普段の生活からその原因を突き止め、生活スタイルにあった対策をとる必要があります。

くすみが持つイメージは、「暗い印象」「老けて見える」「肌が汚く感じる」……など、悪いことばかりです。くすみはニキビなどとは異なり、これといった改善方法が思い浮かばない人がほとんどでしょう。

今回は、自分のくすみがどのタイプか?その原因から探り改善方法をご紹介します!

くすみの種類1:血行不良タイプ

頭をおさえる女性の写真

血行が悪いと、顔色が悪くなるだけでなく、肌に必要な酸素や栄養分が十分に届かず肌のターンオーバーを遅らせる原因になります。日常生活の中にほとんどの原因があるので、まずは生活習慣の見直しから始めましょう。

【見分けるポイント】

  • 肌が青黒い
  • 顔色が悪く、疲れているように見える
  • 顔の表面が冷たい
  • 目の下にくまがある

【おもな原因】

  • 冷え
  • 疲れ、ストレス
  • 睡眠不足
  • 運動不足

体がリラックスしていない状態が続くと、血管が緊張して収縮したままに。睡眠不足の場合は、睡眠不足が血行不良の原因でもあり、血行不良が睡眠不足の原因でもあるのです。質の良い睡眠のとり方については後述します。

対策方法:湯船につかる

入浴のおもな効用は以下の3つです。

  • 体を芯から温めて血行促進
  • 水圧を受けることで全身マッサージ効果
  • 浮力で筋肉の緊張をやわらげリラックス

ただお湯につかるだけでなく、温度と時間にも気を使いましょう。

お湯の温度は38〜40度が一番リラックスできるといわれています。40度を超えると体が興奮状態になったり、体内の温度を保つためにエネルギーを大量に消費したりと、リラックスできません。

入浴時間の目安は、就寝1時間前に20〜30分間です。

対策方法:適度な運動

アンチエイジングのための場合は、激しい運動を無理して行う必要はありません。大切なのは、少し息が上がる程度の軽い運動を継続的に行うことです。義務感から無理して毎日行うのはストレスが溜まるので、忙しい時や体調がすぐれない時はしっかり休み、楽しみながら続けましょう。

  • 徒歩で移動する時は、歩幅を大きく速足で
  • 階段を積極的に利用
  • 段差を使ってステップ運動
  • こまめに家事をして汗をかく

速歩きは、長時間連続して行う代わりに短時間に分けて行っても効果があるといわれています。階段の上り下りはゆっくり行うと怪我の心配がないうえ、足に負荷がかかり効果的です。

段差を使ったステップ運動は、上る向きを前向きだけでなく後ろ向きや横向きにするなど工夫して鍛えましょう。音楽を聴きながらリズミカルに行うのもおすすめです。

対策方法:ビタミンEを摂取

ビタミンEが末梢血管を広げることで、新鮮な酸素や栄養分を体の隅々まで届けたり、老廃物をスムーズに排出することができるのです。

脂溶性のため油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。また、ビタミンAやビタミンCと合わせて摂取すると効果が上がるようです。

【ビタミンEが多く含まれる食材】

  • ピーナッツ 29.6mg/100g
  • ヘーゼルナッツ 19.0mg/100g
  • いくら 9.1mg/100g
  • オリーブオイル 7.4mg/100g
  • モロヘイヤ 6.5mg/100g

美容効果を得るための1日の摂取目安量は 100 mg ~ 267 mg です。

くすみの種類2:メラニンタイプ

日焼け止めを塗る女性の写真

メラニンは、紫外線などの刺激から肌を守るために生成される褐色の物質です。ターンオーバーが異常だと自然に体外に排出されることなく蓄積してしまいます。

【見分けるポイント】

  • (喫煙者の場合)肌が黄色く、唇が紫黒い
  • 顔が日焼けのように黒や茶色に見える

【おもな原因】

  • 紫外線
  • 肌への過度な刺激
  • タバコ・飲酒

メラニンが蓄積し、肌の細胞増殖のペースが落ちた状態でさらに肌へ何度も強い刺激が与えられると、メラニンの生成を指令する細胞が盛んに増殖し始めます。

こうなる前に、肌へ刺激を与えないようにすることと、刺激を受けた後のケアが大切です。

対策方法:UV対策

まずはメラニンを作らせない。紫外線は1年中降り注いでいるので、四季を問わずUV対策をしましょう。日焼け止めは面倒くさがらずこまめに塗りなおすことがポイントです。

対策方法:保湿

紫外線を浴びてすぐ、肌が赤みがかっている、火照っている、カサついているという経験はありませんか?

このような状態のときは、美白ケアの前に保湿が先です。肌に潤いを与えて、ダメージや炎症に肌が自ら対処できるようにしまよう。

ローションマスクを使うと、指やコットンで肌に摩擦を与えることなく保湿ができます。コットンにたっぷりと保湿ローションを含ませ、顔に5〜10分間のせるだけです。市販の保湿系シートマスクでも◎。

対策方法:美白成分入り化粧品

肌が刺激を受けてからメラニンが生成されるまでにはいくつかの段階があり、それぞれの段階に効く美白成分があります。

どの美白成分が効くかは個人により異なるため、美白効果のある製品を試すときは正しい使い方を守る・肌に異常が出ない限りは使い切るのが大切。

「メラニンを作れ」という情報を伝達する物質のはたらきを阻害する成分

  • ビタミンC誘導体
  • トラネキサム酸
  • カモミラET

チロシナーゼ酵素の活性を阻害する成分

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン
  • プラセンタエキス
  • 油溶性甘草エキス
  • アルブチン
  • エラグ酸

黒くなったメラニンの色を薄くする成分

  • ビタミンC誘導体
  • L-システイン

メラニンが黒くなるのを防ぐ成分

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン
  • プラセンタエキス
  • 油溶性甘草エキス

表皮細胞へのメラニンの受け渡しを阻止する成分

  • D-メラノTM

メラニンを作るメラノサイトの活性を阻害する成分

  • トラネキサム酸

メラニンの排出をサポートする成分

  • 4MSK
  • プラセンタエキス
  • エナジーシグナルAMP

対策方法:質の良い睡眠

夜22時から朝2時の間に寝ると成長ホルモンが盛んに分泌され体の調子が整えられる、というのは有名ですよね。

しかし、これは一昔前の人々のライフスタイルから導き出されたもので、必ずこの時間に寝なくてはいけない、というわけではないんです。睡眠中に成長ホルモンが最も盛んに分泌されるのは、眠り始めの最初の3時間。この3時間の質を高めることが美肌につながるそうです。

【質の良い睡眠を摂るために……】

  • 食事は寝る3時間前までに
  • お風呂は寝る1時間前までに
  • 寝る直前のテレビ・インターネット閲覧は控えて読書タイムに変更
  • 寝る1時間前には部屋の照明を落とす

対策方法:ビタミンCを摂る

ビタミンCは、メラニンの生成を抑制する、既にあるメラニンを還元し褐色を取り除くなどの効果が期待できます。

また、ビタミンCは熱に弱いため、調理時間をできるだけ短くしたりスープや煮物など煮汁が飲める料理にするといいでしょう。また、食後の摂取が吸収率が良いそうです。

1日の必要摂取量は 100mg。美容効果を得るための1日の摂取目安量は 1000mgです。2000mgという説もありますが、2000mg以上の摂取で下痢、嘔吐、腹痛などの副作用がでたという報告もあります。

過剰に摂取した分は尿とともに排出されますが、特にサプリメントを使う場合は1日1000mg以上摂取しないように気をつけましょう。

【ビタミンCが多く含まれる食材】

  • 赤ピーマン 170mg/100g
  • ゆず皮 150mg/100g
  • パセリ 120mg/100g
  • ニガウリ 76mg/100g
  • キウイ 69mg/100g

くすみの種類3:角質の蓄積タイプ

顔を隠す女性の写真

角質は、肌を刺激や雑菌から守ったり、水分を保ったりするはたらきがあります。

ターンオーバーが遅れると蓄積しますが、古い角質をピーリングなどで無理に取り除くと、肌を守るために未熟な角質が急ピッチで大量につくられ、くすみが更に進行するので、取り除くだけが正しい対策とは限りません。

【見分けるポイント】

  • 肌がカサカサする、茶色く見える、硬い、ツヤがない、白い粉をふく、
  • 洗顔後だけ一時的に明るく見える

【おもな原因】

  • 乾燥
  • 老化

肌が乾燥していると、肌を保護するために未熟な角質が過剰につくられ角質層が厚くなり、くすんで見えるのです。また、肌の水分量が少ないことで、肌に光が当たった時に十分に反射されずくすんでいるように見えます。

対策方法:しっかり泡立てて洗顔する

洗顔に使う泡は、洗顔ネットを使うと簡単に泡立ちますが、ネットで作った泡はキメが荒く、細かい汚れまで落としきれないとも。

理想は手の平でモコモコの泡を作ること。手で泡立てるおもなポイントは以下の6つです。

  • 洗顔料はよく泡立つ商品を選ぶ
  • 手をよく洗ってから洗顔料をたっぷりとる
  • 泡をのせる手を少しくぼませて、空気を含ませながら泡立てる
  • ①額と鼻、②頬、③目元と口元、の順に泡をのせて洗う
  • ぬるま湯(水よりもなんとなく温かいくらい)ですすぎ、タオルで優しくふく
  • 洗顔後は保湿ケア

対策方法:化粧水だけでなく美容液、クリームも使う

化粧水は一時的に肌に水分を与えるだけなので、保湿成分入りのものであっても化粧水だけでは保湿できません。上から美容液や乳液、クリームを使ってフタをする必要があります。

対策方法:ビタミンAを摂取

ビタミンAは、老化の最大の原因といわれる活性酸素を取り除く作用があります。

また、皮膚や粘膜の形成にも関わっており、乾燥から肌を守ります。おもに動物性食品に多く含まれていますが、ビタミンAの元となるプロビタミンは緑黄色野菜に多く含まれているので、バランスの良い食事をすることで両方を摂取することができるでしょう。

また、脂溶性で熱に弱いので、油でさっと調理できる料理で摂取するといいでしょう。

1日の摂取目安量は、 0.65mg〜2.70mg です。前述したビタミンEも脂溶性でしたが、脂溶性のビタミンは基本的に体内に溜まりやすいので、不足することはなかなかありませんが過剰に摂取しやすいです。サプリメントを利用する場合は摂りすぎに注意しましょう。

【ビタミンAが多く含まれる食材】

  • 鶏レバー 14mg/100g
  • うなぎの蒲焼 1.5mg/100 g
  • ホタルイカ 1.5mg/100 g
  • 卵  0.48mg/100g

【プロビタミンが多く含まれる食材】

  • シソ 11mg/100g
  • 人参 8.6mg/100g
  • ほうれん草 4.5mg/100g
  • かぼちゃ 4.0mg/100g

くすみの種類4:毛穴の汚れタイプ

洗顔をする女性の写真

毛穴はくぼんでいる分洗うのが難しく、奥にたまった汚れが酸化して黒くなり顔色が暗いように見えます。角栓はつい指やピンセットで抜きたくなりますが、毛穴の周りの肌を傷つけてしまうのでNGです。

【見分けるポイント】

  • 肌は乾燥しているのに皮脂量が多い
  • 額や鼻がくすんで見える
  • 小鼻の横に黒いポツポツがある

【おもな原因】

  • 化粧の落とし忘れ
  • 洗顔しない

化粧の落とし忘れの場合は色素沈着を起こしてくすんでしまいます。毎日きちんと汚れを落とすことが大切です。

対策方法:毛穴を開かせ汚れを落とし引き締める

ピンセットで角栓を無理やり抜かなくても、毛穴を温めて十分に開かせれば角栓は取れます

洗顔前に毛穴周辺をスチームや蒸しタオルで温め、洗顔後は冷たいタオルや毛穴引き締め効果のある化粧水などを使って毛穴を引き締め、保湿ケアを行いましょう。毛穴を蒸気で開かせた後の肌は乾燥しやすい状態なので、保湿は必須です。

対策方法:酵素洗顔

酵素洗顔は肌の汚れを落とすにはとても強力ですが、強力すぎて肌への負担も大きいです。使用する上での大切なポイントを押さえて安全に使用しましょう。

  • 使用頻度は週1回以下
  • 合成酵素よりも、「パパイン酵素」「パイン酵素」などの天然酵素の方が刺激少なめ
  • 使用するのは夜の洗顔
  • ぬるま湯でしっかり泡立てる
  • 肌に異常が現れたら即中止する

くすみの種類5: 糖化・カルボニル化タイプ

ケーキを食べる女性の写真

「糖化」とは、タンパク質と糖が結びつき加熱されAGEという物質を生みだすこと。「カルボニル化」とは、酸化した脂質の分解物とタンパク質が結びつきALEという物質を生みだすことです。

AGEとALEはどちらも褐色で黄ぐすみの原因のひとつ。毒性はALEの方が強いといわれています。

【見分けるポイント】

  • 肌全体が黄色っぽい
  • 透明感がなく老けて見える

【おもな原因】

  • 紫外線
  • 高血糖
  • AGEの多量摂取

AGEは、①体内で生成、②食品から摂取、の2通りの方法で体内に蓄積されます。また、カルボニル化は紫外線を浴びることで引き起こされるようです。

一度褐色になり本来の機能を失ったタンパク質が入れ替わるには15年かかるといわれているので、未然に防ぐことが大切です。

対策方法:早食いしない(糖化)

早食いは血糖値の急上昇を引き起こします。血糖値の急上昇が繰り返されると、細胞がダメージを受け、血液からブドウ糖を取り込むのが難しくなり、血液中にブドウ糖が残されてしまうのです。その結果、高血糖、そして糖化へとつながるのです。

また、食事の際は食べる順番も大切。血糖値の急上昇を抑えるためには、野菜→発酵食品→主菜→主食などの糖質の多い食材の順に食べます。いくつもの皿を交互に食べるのではなく、1皿完食しきってから次の皿に移りましょう。

対策方法:食材に気を使う(糖化・カルボニル化)

糖化を促進する代表的な食材は、人工甘味料が多く含まれる食材、AGEが多く含まれる食材です。

人工甘味料は、ブドウ糖の約10倍の速さでAGEを生成するので、菓子やジュース、缶詰を口にするときは成分表示を確認して摂りすぎに気をつけましょう。

「果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」「異性化糖」などと書かれている場合は特に注意です。

AGEはタンパク質と糖が加熱されることで生成されるので、基本的に「焼き目のついた食品はAGEが多い」というのが目安。特に、オーブンで焼いたものや炒め物は、油の温度が約200度と高いのでAGEが大量に発生します。茹でる、蒸す、煮るなどの調理もバランス良く取り入れましょう。

逆に、生野菜や刺身はAGEが少ない食品です。

カルボニル化は、酸化したオメガ6脂肪酸を取りすぎると促進されます。油分を摂取するときはできるだけオメガ3脂肪酸を選びましょう。オメガ6脂肪酸はひまわり油・ごま油・アボカド油など、オメガ3脂肪酸はエゴマ油、アマニ油、シソ油などです。

対策方法:UV対策をする(カルボニル化)

カルボニル化の原因は紫外線です。UV対策はカルボニル化だけでなくシワ、メラニンによるくすみ・シミなどにも効果的なので怠らないようにしましょう。

対策方法:専用化粧品を使う(カルボニル化)

黄ぐすみの原因のひとつとしてカルボニル化を突きとめた資生堂によると、カルボニル化の予防にはオリーブ葉エキスが効果的だそうです。

くすみは原因別に対処してきれいな肌になろう!

頬に手をあてて喜ぶ女性の写真

ここまでさまざまな種類のくすみを紹介しましたが、多くに共通して見られる原因は乱れた生活習慣と肌のケアを怠ることです。

顔はその人の印象全体を左右するような重要な部位。くすみをなくして明るい顔色を保って精神面から健康的になりたいですね。

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