2018年05月31日 更新

目の下のくぼみ(黒クマ)改善!セルフケアや整形方法まとめ

影による黒クマのような目の下のくぼみは、老けた印象をつくる原因。セルフケアでは、目のまわりの血行を促進させるトレーニングや、保湿、生活習慣の改善で解消が目指せます。さらに高い効果を求める人には、美容整形外科でのヒアルロン酸注入などの注射による治療や、下眼瞼結膜側脱脂がおすすめです。

品川スキンクリニック新潟院院長 武内大

この記事は、品川スキンクリニック新潟院院長 武内大先生が監修しています。

実年齢よりもずっと老けて見えてしまう、目の下のくぼみ

「最近、クマが悪化した気がする……。」

「年上に間違われる……。」

それは、目の下のくぼみが目立ってきたサインかも!?

第一印象は「目」で決まるといわれるほど、大切なところ。目の下がひどくくぼんでいるようでは、良い印象を与えることができません。

今回は、目の下のくぼみの原因と、改善を目指す方法を紹介します。

目次

クマのように見える黒い影は「くぼみ」かも

老い

クマは、20代から50代の幅広い年代の悩みのひとつ。目の下に黒い影があると、相手に不健康な印象を与えてしまいます。

また、クマのように見える黒い影は、目の脂肪が飛び出ていることによる影や、へこみそのものによる影が原因かもしれません。

くぼみが強いと、影が深くなり、より黒いクマになります。また、目の下のくぼみは、頬のくぼみ(ゴルゴライン)と近いため、全体がへこんでより暗い印象に見えてしまうことも。

目の下にくぼみができる4つの原因

目の下のくぼみ

目の下のくぼみは、加齢に伴う皮下脂肪の減少が原因で起こることが多いそうです。また、皮下脂肪の少ない痩せ型の人に、目の下のくぼみは現れやすいことも。

また、そのほかにも目の下のくぼみの原因はさまざまあるようです。

目の下にくぼみができる原因1:目袋による影

目は眼窩脂肪(がんかしぼう)という脂肪のクッションで衝撃から守られています。

眼窩脂肪は、骨と眼球の隙間に配置され、眼窩隔膜という膜に包まれた状態です。その脂肪を支えているのが筋肉です。

この筋肉は眼輪筋(がんりんきん)と呼び、目のまわりをぐるりと囲んでいて、まぶたを閉じるときに使います。

そして、加齢による眼輪筋の衰えや、眼窩隔膜の緩みにより、眼窩隔膜が押し出され、「目袋(バギーアイリッド)」という膨らみをつくることになります。

この押し出された「目袋」で影になったものがくぼみの原因です。

これを簡単に見分けたいときは、手鏡を持ちながら天井を向いてみましょう。目の下のクマが消えれば、それはこの目袋による影です。

天井を向くと光が顔にまんべんなく当たることで、影を飛ばしてくれるため、影が消えるということ。

また、飛び出した目袋は上を向くことで重量がかからなくなるため、眼窩脂肪の状態を調べることができます。

目の下にくぼみができる原因2:皮下脂肪の減少

目の下には、メーラーファットパッド(Maler fat pad)という脂肪体がいます。

これは頬骨の上に位置しているものですが、加齢とともに、徐々に下がっていくことがわかっています。

その結果、ふっくらとしていた目元の膨らみやハリがなくなり、目袋とメーラーファットパットの間に大きな溝を作ってしまいます。

痩せ型の人の場合、元から目元の皮下脂肪が少ないため、一層くぼみが現れやすいそうです。

目の下にくぼみができる原因3:皮膚の萎縮

ふっくらとしたハリのある目元に欠かせないのが目元の皮膚の張り

この張りを作り出すものが、真皮という皮膚の深い層にあるコラーゲンで、コラーゲンは加齢によって減少します。

コラーゲンが減少すると、皮膚の弾力は失われ、保湿力も減弱するため、ハリがなくなるのです。

その結果、目元には細かいちりめんジワが出るように。こうなると、弾力を失ったゴム風船のように、組織を支える力がなくなり、ダランと垂れ下がった状態になってしまいます。

この組織の緩みが、上に述べた目袋、メーラーファットパッドの下垂と相まって、目のくぼみに繋がってしまうのです。

目の下にくぼみができる原因4:目元のむくみ

PC

パソコンや携帯電話などを見ていると、気がつかないうちに瞬きの回数が少なくなる傾向があります。

そのため、目のまわりの筋肉が固まり、血流も悪くなりがちです。結果的に、老廃物が溜まるとでむくみに繋がり、目の下のクマが悪化してしまうことに。

また、腎臓の病気による体全体のむくみや、甲状腺機能などのホルモン異常によるむくみなども、一番最初に出てくる場所がこの「目のまわり」です。

そのため、目のむくみが出てきた場合には、見た目のクマを改善する目的だけではなく、体の不調に気づくためにも、一度検診を受けることをおすすめします。

セルフケアで目指す!目の下のくぼみ4つの改善方法

解消方法

目の下のくぼみの改善を目指すためには、4つのセルフケア方法があります。セルフケアでの方法は、毎日行うことが大切。自分が続けられる方法を選んで行いましょう。

目の下のくぼみ解決法1:眼球運動のストレッチ

眼輪筋のトレーニングを行うことで、目のまわりの血流が良くなり、目元のむくみを緩和する効果が期待できます。

【事前にチェック!!トレーニングを行う場合の注意点】

目元の皮膚は薄いためとてもデリケートな場所です。肌をこするように刺激を与えると、余計な摩擦が生まれ、肌トラブルを悪化させることに繋がりかねません。

また、顔は小さな血管・筋肉・リンパが入り組んでいる複雑なつくりです。むやみに目のまわりに触れば良いというものではなく、やり方を間違えれば逆効果になる場合もあります。

以下のポイントを抑え正しい方法で無理なく行いましょう。

  • 肌に触れる場合、必要以上に強い力を入れない。
  • 気持ちが良いと思える加減で行う。

寄り目でトレーニング

  1. 人差し指を自身の顔の前に出す。
  2. なるべく目に近づけ、目線は爪を見る。
  3. 目線は爪先のまま、人差し指を真っ直ぐ自分から遠ざけるように移動する。
  4. 3を数回繰り返す。

寄り目でトレーニングのポイントは、常に目線を爪に向けることです。

回してトレーニング

  1. 目を見開いたまま、8の字を描くようにくるくると回す。
  2. 次に、反対方向で同じようにくるくると回す。
  3. 1~2を5回ずつ繰り返す。

ギュッと閉じてトレーニング

  1. 顔は正面を向けた体制で、両目をギュッと5秒間つぶる。
  2. 目を大きく見開き、5秒間正面を見つめる。
  3. 顔は正面を向けた体制で、両目をギュッと5秒間つぶる。
  4. 目を大きく見開き、5秒間上を見つめる。
  5. 顔は正面を向けた体制で、両目をギュッと5秒間つぶる。
  6. 目を大きく見開き、5秒間右を見つめる。
  7. 顔は正面を向けた体制で、両目をギュッと5秒間つぶる。
  8. 目を大きく見開き、5秒間左を見つめる。
  9. 1~8を1セットとし、2回繰り返す。

※眼球運動のみでは大きな効果は期待できません。予防や血流改善を意識して行う程度にしましょう。

目の下のくぼみ解決法2:目元の乾燥対策

目元にクリーム

目元専用アイクリームを使用することで、目元の肌質の改善に繋がります。

目のまわりの皮膚はとても薄く、目は1日に何回も瞬きを繰り返し、表情の変化で負荷を受けているため、物理的なストレスが多い場所です。

くぼみだけでなく、しわやたるみなどの肌トラブルの原因になることもあるため、通常のスキンケアだけでは、目元の保湿が足りていない可能性があります。

目元専用のアイクリームは、目のまわりの保湿に重点を置いたものが多いため、日々のスキンケアにプラスしてはいかがでしょうか。

デリケートな部分なため、強くこするのではなく、優しくなじませるように使用するのが基本です。

目の下のくぼみ解決法3:顔全体の保湿ケア

保湿

年齢を重ねるごとに、肌のバリア機能は低下していきます。バリア機能が低下すると、保湿物質のひとつである「細胞間脂質」の動きが悪くなり、結果的に肌の水分を維持することが困難に。

保湿が足りず突っ張ったような肌は、目元だけでなく頬のたるみにもつながる可能性があります。

特に乾燥が激しい秋から冬にかけては、保湿成分たっぷりのクリームを使い、化粧水が逃げないようにふたをしてあげましょう。

目の下のくぼみ解決法4:生活習慣の改善

目元のむくみを改善することがクマの改善につながります。そのためには、規則正しい生活習慣がとても重要です。

睡眠時間をきちんと確保し、いつもきまった時間に就寝することで、夜間に分泌される様々な成⻑ホルモンが肌質を改善してくれます。また、目を十分に休ませることは、目元のむくみ改善にも繋がります。

食生活においても、食塩摂取を控えることで体への水分の蓄積を避けることができます。肌質にとって重要なビタミンC,Eは食事からの摂取はもちろん、サプリメントからも摂取することができます。

目の下のくぼみ解消のための美容整形方法

整形

自己流では難しく感じる、なるべく早く結果が欲しい場合は、美容整形クリニックでの治療をおすすめします。

目の下のくぼみの解消が目指せる美容外科クリニックでの治療は、注射を使った方法と、メスを使った方法の2パターン。

くわしい施術内容を紹介していきます。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸

もともと体内に存在するヒアルロン酸注射するだけという手軽さから、人気の治療法のひとつです。

気になる部分に注射をするだけなので、くぼみを押し上げて肌を平らにすることができるようです。施術後から効果を実感したい人や、一時的な改善を望む人におすすめの治療法です。

【施術の流れ】

カウンセリング後、皮下組織にヒアルロン酸を注入する。

  • 施術時間:5~10分
  • 持続期間:約3~12か月
  • 効果を実感するまでの期間:注入後すぐ
  • ダウンタイム:ほぼなし(一時的な腫れや内出血を伴う場合も有)
  • 費用:28,000円~

【メリット】

  • 注入直後から効果を実感しやすい。
  • 注入時間が短く、ダウンタイムもほぼなし。

【デメリット】

  • 時間の経過とともに吸収されるため、持続的な治療が必要となる。

脂肪注入

脂肪注入

お腹や太ももなどから脂肪を少量採取し、気になる部分に脂肪を注入することで、ふっくらとさせる治療法です。

自分の細胞を使用するため、アレルギー反応などもほとんどなく、自然な仕上がりを期待できます。

注入された脂肪の一部は、その部分の組識として生着。生着率には個人差があり、一般的に注入した脂肪の約30~50%程度は生着するといわれ、ヒアルロン酸注射などと違い、定着した脂肪は半永久的に残るため定期的な治療が不要になります。

【施術の流れ】

  1. 皮下脂肪の多い部分(腹部、太もも、二の腕など)から、採取用の注射器を使って脂肪を採取する。
  2. 採取した脂肪は余分な水分をこして濃縮した脂肪を、気になる部分へ注入する。
  • 施術時間:30分~1時間
  • 持続期間:半永久的
  • 効果を実感するまでの期間:注入後すぐ
  • ダウンタイム:1~2週間(注入部分の腫れや内出血など)
  • 費用:300,000円~

【メリット】

  • ヒアルロン酸注入などと違い、注入後の生着率が高いため、効果の持続期間も長い。
  • 自身の脂肪を使用するため、アレルギー反応がほとんどない。

【デメリット】

  • 注入に必要な脂肪が採取できないほど痩せている人には施術不可。
  • 脂肪を採取するため、目元以外の場所にも針跡ができることになる。
  • 脂肪の定着率や増減を人為的にコントロールできないため、ヒアルロン酸注入のように細かい微調整が必要な注入は難しい。

FGF注入療法

FGF(線維芽細胞増殖因子)を気になる場所に注入し、くぼみやしわなどを目立たなくさせる再生医療です。「線維芽細胞増殖因子」は、人間の体内で作られるタンパク質の一種。

この因子を直接肌に注入し、繊維芽細胞を増殖させコラーゲンを造成させることで、目元のくぼみやしわなどの加齢に伴う症状の改善に適している治療方法です。

【施術の流れ】

カウンセリング後、気になる箇所へ注入する。

  • 施術時間:10~15分
  • 持続期間:約3年
  • 効果を実感するまでの期間:2週間~1か月
  • ダウンタイム:1~2週間(注入部分の腫れや内出血など)
  • 費用:50,000円~

【メリット】

  • 繊維芽細胞そのものを増殖させる、自己組織再生による効果のため、安全なうえ、持続時間が長い。
  • コラーゲン、エラスチンの産生力UPによる抗老化作用における肌のエイジングケア。
  • ニキビ跡(クレーター)の治療にも最適。
  • FGF自体が体内で生成される成分のため、アレルギーのリスクが低い。

【デメリット】

  • 効果に個人差がある。(注入から変化が得られるまで2週間~1か月の差がある)
  • 左右差が出ることがある。
  • 目袋が悪化することがある。

プレミアムPRP皮膚再生療法

プレミアムPRP皮膚再生療法は、自分の血液から抽出した血小板を多く含む多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)を注入して、皮膚の再生を図る治療法です。

くぼみだけでなく、しわ・クマ・たるみなど幅広い悩みの改善に繋がるのも特徴のひとつ。

自分の血小板を使用するという安全性と切らない注入治療という手軽さで、今人気の治療法です。

【施術の流れ】

  1. 自身の血液を採取する。
  2. 遠心分離器にて多血小板血漿を取り出す。
  3. 気になる部分に注射する。
  • 施術時間:40~60分
  • 持続期間:約3年
  • 効果を実感するまでの期間:1~2ヶ月
  • ダウンタイム:3日~2週間(注入部分の腫れや内出血など)
  • 費用:230,000円~

【メリット】

  • くぼみやしわなどの改善においては、レーザー照射などと比べても効果が見込める。
  • 自身の血液を使用するため、アレルギー反応がほとんどない。

【デメリット】

  • 効果に個人差がある(注入から変化が出るまで1~2ヶ月の差がある)。
  • 1回の注入で効果が持続する期間は3年程度のため、長期的な効果を得る場合は定期的に施術を受ける必要がある。
  • PRP(採取した血液の濃縮や遠心分離)の方法がクリニックによって違うため、治療効果・持続時間・金額などが変わってくる。

下眼瞼結膜側脱脂

メス

下眼瞼結膜側脱脂は、眼球の下に飛び出した脂肪(眼窩脂肪)を、まぶたの裏から取り出すことで、下まぶたの膨らみ(涙袋)を目立たなくさせる治療法です。

メスを使いますが、皮膚の外側には一切傷をつけず、原因の脂肪を取り除きます。皮膚側に傷がつかないため、翌日からのメイクや洗顔も可能。

メスを使う施術ですが、腫れがほとんど目立たないことが特徴の治療法です。

【施術の流れ】

  1. カウンセリングにて、仕上がりのデザインを決定。
  2. 下まぶたの裏側へ局所麻酔を行う。
  3. 下まぶたを裏返し、結膜部分を1cmほど切開、眼窩脂肪を押し出す。
  4. 不要な脂肪の切除、及び止血を行う。
  • 施術時間:約20〜40分
  • 持続期間:半永久的(再発する場合もある)
  • 効果を実感するまでの期間:1週間(腫れが引くまで)
  • ダウンタイム:1〜3日
  • 費用:300,000円~

【メリット】

  • 皮膚側に傷がつかないため、翌日よりメイクや洗顔が可能。
  • 術後の腫れが目立たない。
  • すっきりとした目元になるため、若々しい印象を与える。
  • 日帰り可能。

【デメリット】

  • 脂肪を多く取りすぎると、へこんだようになり、かえって老けて見える場合がある。

目の下のくぼみはセルフケアや美容整形を!

クリニック

目の下のくぼみは、毎日のストレッチや保湿、アイクリームの使用、生活習慣の改善で、予防もしくは、緩和することができます。

しかし、セルフケアには限界があり、すでに気になる目の下のくぼみがある場合には、美容整形での施術を検討してみてはいかがでしょうか?

美容整形といってもメスを使わない治療法が多く存在するため、想像していたよりも気軽に施術を行うことができるかもしれません。

クリニックによっても、その治療法や金額も変わってくるので、ホームページや口コミ、症例レポートなどを参考に、よく調べてからクリニックを選びましょう。

この記事の監修医:武内大先生のクリニックはこちら

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