2017年04月12日 更新 | 3,068 views

パッチリ二重で目を大きくする「埋没法」って?プチ整形の注意点

手軽に二重まぶたにできて、目を大きく見せられると評判のプチ整形のひとつ「埋没法」。メスは使いませんが、針と糸を使って縫い合わせるので、外科的施術であることに変わりはありません。その際には術前のカウンセリングや、術後のアフターケアがとても重要になってきます。

キルシェクリニック 院長 めかた啓介

この記事は、キルシェクリニック 院長 めかた啓介先生が監修しています。

生き生きとした印象を与える二重まぶたは、元来が一重まぶたのルーツを持つ日本人にとってあこがれの的

私たち日本人を含むモンゴロイドに多い、一重まぶた。元来は極寒の地で、目を守るためにまぶたに脂肪を蓄えるべく発達した形状といわれています。

平安時代のころは、切れ長の一重が美人の条件とされていた時期もありました。しかし今の時代では、くっきりとした二重にくらべて、一重はどうしても、重苦しくふさいだ印象を与えてしまいがちです。

明治以降、生活に西洋文化が根付いていくなかで、西洋人のような二重にするためにさまざまな施術が試され、試行錯誤が繰り返されてきました。

現代の多忙な生活サイクルにあわせて、手軽に二重にできると評判のプチ整形埋没法について述べていきます。

「埋没法」はメスを使わずに二重になれるプチ整形

整形をする女性の写真

目を二重にしたいと考える人たちのなかで今注目されているのが、プチ整形。メスを使わず手軽に二重まぶたにできる埋没法と呼ばれる整形術です。

短時間で二重にでき、印象的で表情豊かな目元が作れるというので人気を集めています。

埋没法にかかる費用もおおむね9万~17万で比較的安く施術ができるため、近年においては、日常生活にさほど支障を与えず、お試し感覚でできる埋没法が主流なようです。

まぶたを大きくする切開法はダウンタイムが長く費用も高い

二重の切開法は、目の上の余分な皮膚を取り除き二重をつくるという方法。

しかし組織を切りひらくために、術後は腫れが1週間ほど続き安静にせねばならず、ほとんどの場合内出血が生じ、患部が盛り上がったり、硬くなったりして、安定するまで時間がかかります。

また費用も高額で、おおむね30万~70万ほど。切開法で手術すると、恒久的に安定した二重が得られるには違いありませんが、ダウンタイムや費用を考えると埋没法のように手軽に行うことはできませんね。

埋没法はおもに「瞼板法」と「挙筋法」

女性の真顔のアップの写真

埋没法とは、髪の毛よりも細い医療用のナイロン糸を使い、まぶたの上に二重のひだを作るためのラインを定めておき、ライン上の何点かを縫い付ける方法です。

点の数が多くなるに従い、安定した二重になると同時に、まぶたへの負担も増します。負担を軽減させるために、ライン上の箇所を点でつなぎとめるのではなく、1本の糸で、ライン上の一定の長さをループ状に縫い合わせた後で縫い付ける方法で行うクリニックがほとんど。

そして、埋没法には、大きく分けて瞼板(けんばん)法と挙筋(きょきん)法の2つの術式があります。

瞼板法

瞼板法とは、瞼の裏の瞼板という硬い軟骨組織に糸を通し結んで二重をつくる方法。挙筋法に比べ戻りが早いといわれています。

挙筋法

挙筋法は、挙筋という目をあける筋肉に糸を通して二重をつくる方法。挙筋法は瞼板法より糸がきつく締まるので戻りにくいとされていますが、その分腫れが強いとされています。

また、熟練が必要な術法といわれ、施術時間や術後の腫れが収まるまでの時間も、おおむね瞼板法よりも長くかかるそうです。

埋没法の問題点とは?

虫眼鏡でのぞく女性の写真

手軽にできる、目を二重に大きくできるプチ整形の埋没法ですが、デメリットもあるのです。施術を検討している人は埋没法のデメリットも確認しましょう。

埋没法の効果は永久ではない

瞼板法と挙筋法はいずれもメスを使わず、糸で繋ぎとめるだけのシンプルな術式。

まぶたの組織そのものを改変するわけではないので恒久的ではなく、年数を経るにしたがい、縫い付けた糸が徐々にほどけ、二重のラインが取れてきてしまう傾向があります。

また、糸を取り除こうとしても、経年により組織と糸が癒着を起こし、完全に取り切れないこともあるようです。

瞼板法は目に違和感や角膜を傷つける

瞼板は、粘膜を通じて眼球と隣接しています。

術後に、目をこすったりして何かの拍子で、緩んだ糸が粘膜を破ってじかに眼球に触れてしまい、まぶたの裏にごろごろとした違和感があることも。ときには角膜を傷つけるといった症例が報告されています。

挙筋法は腫れが起こりやすく癒着が起こる

挙筋法は上眼瞼挙筋が瞼板上部の奥に位置しているため糸で繋ぎとめるのが難しく、術後も瞼板法にくらべ安定しないので腫れを起こしやすく、軟らかい組織のために癒着も起こりやすいようです。

施術の流れを確認しよう

クリニックの待合室の写真

プチ整形といっても、通常の外科的施術と同様に、事前のカウンセリングから術後のアフターケアまで、慎重な配慮が必要です。埋没法を行う一連の流れをみていきましょう。

カウンセリング

術前にどのような二重にしたいか、またどのようなものが自分の状態に適しているか、術後ケアはどうすれば良いかなどを話し合います。

疑問が十分に解消され、安心して施術を任せられると納得できるまで徹底して話し合っておくのが望ましいです。

医者側の提案したプランを決して鵜呑みにせず、またカウンセリング当日の施術は避け、何日か日を置いて熟考してから判断するのが良いでしょう。

麻酔

施術の前に、周辺に麻酔のテープ(ペンレステープなど)や、点眼麻酔によって感覚を鈍らせたうえで、注射で局所麻酔を施します。

ここでの注射針の太さは一般的に30Gの極細なので、注射の際ほとんど痛みを感じないという人が多いようです。採血の針が22~23Gで、数値が大きいほど細くなります。

このときに、希望する二重のラインの最終確認を行い、場合によってはラインにあらかじめ印をつけておき、ライン上の糸で繋ぎとめる点にも印をつけておきます。

目元に麻酔をかけられるときにはつい、緊張して力んでしまう場合が多いですが、筋肉に力を入れると組織の腫れの原因となり、力んだ部分に血液が集まって内出血も起こりやすくなるので、なるべくリラックスした状態でのぞむのが良いようです。

施術

麻酔が効いてきたら、糸で二重をつくっていきます。

細やかな作業であり、医師の技術次第でできあがりの状態も左右されやすいところです。所要時間はおおよそ10~20分前後になります。

アイシング

術後は組織が腫れています。アイシングを行い腫れを抑えます。

このとき患部を急激に冷やさないように、氷袋やアイスノンをタオルなどでくるみ、直接まぶたに当てずにまぶたの上の眉のあたりを押さえるようにするのが良いようです。

その後も2~3日は強い腫れが続くので、適宜に冷やしていくようにします。1~3週間で腫れはほぼ引いて、2~3か月すれば、施術跡も落ち着いて自然な二重になる場合が多いようです。

術後のケアはどのようにしたら良い?

洗顔をする女性の写真

埋没法の施術そのものは短時間で終わります。その後の経過が順調であれば、通院して経過を見てもらう必要はありません。

術後ケアに関しては、腫れが続いたり炎症を起こしたりしないように、患部の状態を考慮し、日々の生活に気を配っていく必要があるといえるでしょう。

特に術後1週間ほどは、腫れがまだ残っているので要注意です。状況差はありますが、大まかな注意点をあげていきます。

  • 洗顔:施術当日は目元を洗うのはなるべく控える。24時間たったら普通に洗顔してOK
  • シャワー:施術当日からOK
  • 入浴:施術の炎症による腫れがほぼおさまってから
  • メイク:施術の2~3日後から
  • コンタクト:術後最低でも3日間、できれば1週間は控える

腫れがひかないうちに熱いお風呂に入ってしまうと、腫れが強くなってしまうので、おさまるまではシャワーですませたほうが良いです。

そのほかにも、不必要にまぶたをこすると糸が緩みやすくなったり、また激しい運動をして汗をかいた場合、患部に入り込んだ汗の中の雑菌によって炎症を起こしてしまうこともあるようです。

プチ整形で失敗しないために過大広告に要注意!

パソコンをする女性の写真

個人の美しさを追求する美容整形の分野においては、施術の術式も患者の状態や要望によって千差万別であり、どのような医療器具を備えるかなどは、それこそクリニックによって多種多様といえます。

クリニックの宣伝文句をみると、何千円という破格の値段で手軽に二重を手に入れられると謳っているクリニックも。

企業努力によって安く提供しているとこもありますが、新米の医師に経験を積ませ、症例を多くそろえるため破格で行っているところもあるようです。

経験の浅い医師では満足いく整形結果を得られずに、糸がすぐ取れてしまったり、腫れが取れずにいびつな二重になってしまうことがままあるようです。

納得がいかないカウンセリングならほかのクリニックへ

医師や看護師が熟練していない場合は、事前のカウンセリングでも、医師側が用意したプランの説明がなされるのみで、「こんな二重にしたいけどどうしよう」というこちらの要望や疑問を伝えても、納得のいく答えを得られないこともあります。

本当にこちらの状態を明確に把握できているのか、施術を任せて大丈夫なのか、疑わしく、不安になってしまうこともあるでしょう。

ですがそこで医師に合わせて妥協してしまっては、失敗した時に大きな後悔をしてしまうことになります。

カウンセリングの段階で、あらゆる疑問に答えられる信頼できる医師であるかを十分に見極め、どのような術式が適しているか、術後のケアは細部に至るまでどのように行えば良いかを相談しましょう。

決して性急には判断せず、時間をかけて納得いくまで話し合った上で施術を行うことが最も重要であるといえます。

目を大きくさせるプチ整形であこがれの二重になろう!

目の青い女性の写真

目元は顔の中で、見る相手に最も印象を与えやすいパーツです。魅力ある目元になれば人生も変わっていきます。それだけに生き生きとした表情豊かな目元にしたい、という思いは尽きることがありません。

実際、埋没法では手軽さの反面、望み通りの二重に近づけるかどうかはそれこそ結果をみるまではわからない、といっても良いでしょう。

割安な料金であっても、手軽だからと簡単に考えず、医師としっかりとした信頼関係を築き上げ、安全で素敵な目元をめざしていきたいものです。

この記事の監修医:めかた啓介先生のクリニックはこちら

  • 住所東京都港区赤坂2-17-58 福住ビル3F
  • アクセス赤坂駅5a・5b出口から徒歩1分
  • 休診日不定休
  • 診療時間10:00~19:00
  • 電話番号03-6459-1661
  • 予約電話予約

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