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2016年11月21日 更新 | 3,993 views

永久脱毛をできるのは病院だけ?エステサロンとの脱毛の違いとは

脱毛の中でも、永久脱毛は病院でしか受けられない施術。医療レーザー脱毛とニードル脱毛の2種類あります。病院での永久脱毛には、副作用にすぐ対処できるほか、麻酔が使用できるメリットも。高額な費用も、トータルでは病院のほうが安くなる場合があります。

「ムダ毛を手入れするわずらわしさから解放されたい!」

永久脱毛を決心して調べはじめたものの、施術を受けられるエステサロンや病院はたくさんあります。

エステサロンや病院での脱毛の違いを理解するのは、ムダ毛のお手入れと同じぐらいわずらわしく、値段の安さで選んでしまいそうになりますね。

しかし、永久脱毛の施術を受ける病院は、きちんと選ぶ必要があるのです。永久脱毛を慎重に選ぶべき理由と、永久脱毛を受ける病院の選び方を解説していきます。

目次

永久脱毛とは

永久脱毛

まず、永久脱毛が何を意味するのか、理解しておきましょう。「永久脱毛」という言葉は、「施術をすれば二度ととムダ毛が生えてこない脱毛法」と思う人も少なくないはず。

しかし、脱毛施術において使われる「永久脱毛」という言葉には、定義があるのです。

さまざまな定義の仕方があり、たとえばAEA(米国電気脱毛協会)は以下のように定義しています。

脱毛の終了から1か月後の時点で、毛の再生率が20%以下の場合

一方、日本医学脱毛協会の定義は、以下のようなもの。

治療を2~3年おこなった時点で、約90%の人に6か月~1年以上の脱毛効果がみられた場合

どちらの定義にしても、「2度と毛が生えてこない」というわけではありません。

「永久脱毛」と呼べるのは医療レーザー脱毛とニードル脱毛だけ

医療脱毛

定義に照らし合わせると、「永久脱毛」と呼べるものは、以下の脱毛施術のみということになります。

  • 医療レーザー脱毛
  • ニードル脱毛

以上のふたつは、どちらも病院で受けることができる施術です。

では、エステサロンでおこなう脱毛は「永久脱毛」ではないのでしょうか?

エステ脱毛は永久脱毛ではないの?

エステ脱毛

エステサロンでおこなわれる脱毛は「光脱毛」というもの。

光脱毛ではIPL(Intense pulsed light:インテンスパルスライト)という光を皮膚に照射。

レーザーが単一の波長を持つのに対し、IPLは広域の波長を持ち、四方へ広がる性質があります。このため、IPLのエネルギーは分散し、レーザーよりもエネルギーが弱くなるのです。

光脱毛ではこのIPLを低出力で皮膚に照射するため、毛根の細胞を破壊することはできず、毛根に「ダメージを与える」程度です。

毛根を破壊するほど高出力の光をエステサロンで用いない理由は、医療レーザー脱毛のように細胞を破壊する行為は、法律では「医療行為」にあたるためです。

医療行為は、医療機関において、医師がおこなう必要があります。したがって、エステサロンではおこなうことができないのです。

エステサロンでの脱毛は、あくまでも「除毛や減毛を目的とした一時的な脱毛」であり、永久脱毛ではありません。

繰り返し施術することによって毛が徐々に細くなっていき、自己処理が楽になるくらいまで毛の量が減ることもあります。

病院での永久脱毛施術の種類1:医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛

現在、病院でおこなわれている脱毛施術の主流となっているのが「医療レーザー脱毛」です。

レーザーとは、「単一波長を持ち、一定の方向に向かって集中する性質を持った光」のこと。

レーザーは波長がそろっており、一点へと集中する光のエネルギーが高くなるため、高エネルギーの光です。

また、光には波長の長さにより、特定の色に吸収されやすい性質があります。

医療レーザー脱毛では、黒色や茶色に吸収される波長のレーザーを皮膚に照射。

メラニンが多く存在する毛や毛根にレーザーの熱が蓄積され、毛をつくる細胞である「毛母細胞」や「毛乳頭細胞」が破壊されます。

その結果、今生えている毛が抜け落ち、今後も生えにくくなるのです。

次世代の医療レーザー脱毛「バルジ式脱毛」

メラニン色素を目印に毛根にレーザーの熱を蓄積させ、毛根の細胞を熱で破壊する従来の医療レーザー脱毛。

一方、新しい医療レーザー脱毛法である「バルジ式脱毛」が近年普及しつつあります。

バルジ式脱毛で破壊するターゲットは毛根ではなく、毛の「バルジ領域」と呼ばれる部位です。

バルジ式脱毛のしくみ

毛根を包んでいる「毛包」の、毛根より少し上の部分に少しふくらんだ部分、このふくらみは「バルジ領域」または「毛隆起」と呼ばれます。

「バルジ(Bulge)」とは英語で「ふくらみ」のこと。このバルジ領域は、毛をつくる幹細胞が生まれる場所です。

幹細胞:さまざまな細胞に分化する能力を持ち、体の組織や臓器に成長することができる細胞

バルジ領域で作られた「毛根幹細胞」は、分化しながら毛根へと移動し、毛母細胞になります。

つまり、毛をつくるはたらきをする毛母細胞の元となる「幹細胞」をレーザーで破壊してしまうのが、バルジ式脱毛です。

病院での永久脱毛施術の種類2:ニードル脱毛

ニードル脱毛

病院での永久脱毛の施術には、医療レーザー脱毛のほかにも「ニードル脱毛」という脱毛方法があります。

ニードル脱毛は、毛穴ひとつひとつに針を刺し、その針に電流を流して毛根を破壊するもの。「針脱毛」や「電気脱毛」とも呼ばれているのです。

あらゆる脱毛方法のなかでも、脱毛効果が高いといわれています。

ニードル脱毛で使われる針は、針を刺したときに皮膚表面と接する部分が絶縁されている「絶縁針」です。

絶縁針は皮膚表面に電流が流れず、やけどが起こりにくいしくみになっています。

ニードル脱毛の利点

毛穴ひとつひとつに針を刺して、電流を流すとなると、想像するだけで痛そうですし、気が遠くなるような膨大な時間がかかりそうな脱毛法です。

なぜこのような脱毛法が存在するのでしょうか?実は、ニードル脱毛には、ほかの脱毛法にはない利点があるのです。

ニードル脱毛は、どのような肌や毛でも脱毛が可能だといわれています。

医療レーザー脱毛は、色黒肌の人や、シミやアザ、タトゥーがある部位にはレーザーが反応してしまう恐れがあるため施術できません。しかし、ニードル脱毛では施術が可能です。

また、医療レーザー脱毛では、レーザーを照射してから毛が抜けるまで1〜2週間かかりますが、ニードル脱毛では施術した直後に毛が抜けます。

病院で永久脱毛をするメリット

病院

病院での脱毛には、さまざまなメリットがあります。以下で見ていきましょう。

病院で永久脱毛をするメリット1:副作用や肌トラブルへの処置が迅速

脱毛は、毛根にダメージを与える行為。したがって、エステ脱毛でも病院での脱毛でも、副作用や肌トラブルが起こる可能性はあります。

病院での脱毛で副作用が起こった場合、その場でただちに医師の診察を受け、適切な処置を受けることができるのです。

一方、エステサロンでの脱毛で副作用が起こった場合、改めて皮膚科を受診する必要があり、処置が遅れてしまいます。

やけどなどの場合、処置が遅れると肌に跡が残ってしまうことも。

敏感肌の人や、跡が残って欲しくない部位を脱毛する場合などは、特に病院での脱毛を選ぶと安心です。

病院で永久脱毛をするメリット2:医師が施術

医師

病院での脱毛では、肌質や毛質に合わせて医師や看護師がレーザーの出力を調整して照射します。

医師は普段、皮膚疾患の診察もしているため、敏感肌や肌が弱い人、アトピー性皮膚炎などの炎症が起こっている肌の人など、さまざまな状態の皮膚にあわせてのレーザー照射が可能です。

一方、エステサロンでは医師ではない人が施術します。

彼らはプロではあるものの、医師に比べて皮膚の知識は少ないため、照射光の細かな調整はできにくいことがあるのです。

「エステ脱毛でやけどが起こった」などの口コミを見かけることがありますが、これは照射光の出力の調整ミスであることが多いようです。

病院で永久脱毛をするメリット3:美肌効果も期待できる

病院でおこなわれる医療レーザー脱毛では、毛根の細胞を破壊するため、毛穴の活動が弱まります。

この結果、大きく開いていた毛穴が改善され、肌が引き締まるケースもあるようです。

病院で永久脱毛をするメリット4:埋没毛にも効果あり

埋没毛

埋没毛とは、肌のなかにムダ毛が埋没してしまっている状態。ムダ毛の自己処理を繰り返していると起こりやすい現象です。

埋没毛ができてしまうと、自己処理での脱毛はもう不可能。そして、エステサロンでの光脱毛は、埋没毛には効果がないといわれているのです。

しかし、毛根の細胞を破壊してしまう医療レーザー脱毛は、埋没毛にも効果が期待できます。

病院で永久脱毛をするメリット5:脱毛効果が高い

「エステサロンで光脱毛を受けたが、効果がない」という口コミが多く見られます。

これは、光脱毛では低エネルギーの光を低出力で照射するため、毛質によっては効果が出にくいためです。

一方、病院での医療レーザー脱毛では、高エネルギーを持つレーザーを高出力で照射するため、「脱毛効果がまったくない」というケースはほぼありません。

効果が出るまでの施術回数には個人差があるものの、頑固な毛質の人でも、最終的には脱毛効果を得ることができるとされます。

病院での永久脱毛のリスク

リスク

しかし、脱毛施術には、以下のような副作用が起こるリスクもあります。

これらは病院での医療レーザー脱毛だけでなく、エステサロンでの光脱毛でも起こりうるものです。

  • やけど:レーザーの出力や肌体質によってはやけどをすることも。やけどをした場合も医療機関ではすぐに治療することが可能。

  • 毛膿炎:白ニキビのような吹き出物ができる症状。レーザーや光の照射で肌のバリア機能が弱まっているときに細菌が毛穴に入り、炎症が起こった状態のこと。

  • 硬毛化:レーザーを照射した部位に残った毛が太くなったり、長くなったりする症状。産毛の生えている箇所で起こりやすいとされています。

  • 増毛化:レーザーを照射後に、ムダ毛の本数が増えたように見える症状。レーザー照射により、以前は毛が生えていなかった毛穴が活性化したときに起こります。

特に硬毛化や増毛化は、低出力の光やレーザーを繰り返し照射したときに起こりやすいとされています。

病院での永久脱毛の痛みは?

輪ゴム

出力の高いレーザーや針を使った病院での永久脱毛は効果が大きい反面、「痛い」というイメージがあります。実際のところ、どのくらいの痛みがともなうのでしょうか?

医療レーザー脱毛にともなう痛み

病院での医療レーザー脱毛では、毛根の細胞を出力の高いレーザーで破壊するため、出力の弱いIPLで毛根にダメージを与えるのみのエステ脱毛より、痛みは大きくなります。

「では、どれくらい痛いのか?」が問題ですが、医療レーザー脱毛の痛みを形容するのによく使われるのが、「皮膚を輪ゴムでパチンとはじかれた感じ」という表現です。

痛みの感じ方には個人差がありますが、以下の部位の脱毛では、痛みが大きくなる傾向にあるようです。

  • 毛が濃い部位
  • 毛が密集している部位
  • 皮膚が薄い部位
  • 骨が近い部位

特に条件にあてはまるのは、VIOゾーンやヒザ、ワキなどの脱毛です。

病院での脱毛では、麻酔の使用が可能

病院では医療行為が可能であるため、脱毛施術の際にも麻酔の使用が可能です。

脱毛をおこなう病院では、クリームタイプの局所麻酔である「麻酔クリーム」や、鎮静作用のあるガスを鼻から吸入する「笑気麻酔」などが用意されています。

笑気麻酔には精神の鎮静作用があり、身体と心をリラックスさせるため、「恐怖心や緊張から感じる痛み」を感じることがなくなるのだそう。

麻酔はアレルギーなどの副作用のリスクもあるため、誰にでも適用可能というわけではありませんが、痛みに弱い人は事前に医師に相談してみると良いでしょう。

バルジ式脱毛にともなう痛み

驚いている女性の写真

バルジ式脱毛でターゲットとなる「バルジ領域」は、比較的弱い出力のレーザーで破壊が可能です。

その結果、医療レーザー脱毛に比べて痛みが少ないとされています。部位によっては「ほぼ無痛」であることも。

しかし、VIOゾーンなどはやはり、バルジ式脱毛でもある程度の痛みはともなうようです。

ニードル脱毛にともなう痛み

毛穴ひとつひとつに絶縁針を挿入して電流を流し、毛根を破壊していくニードル脱毛。想像しただけで痛そうではあります。

数ある脱毛方法のなかで「もっとも効果がある脱毛法」であるといわれるニードル脱毛は、同時に「もっとも痛みが大きい脱毛法」としても有名。

痛みの程度はどのくらいのものなのでしょうか?口コミを見ると、部位によってさまざまな意見があります。

  • チリチリした痛みが毛穴の奥に響く程度。
  • 1回ごとに火傷しているように痛かった。

施術者の技術の優劣にも、痛みの度合いが左右されるといわれています。口コミで「施術が上手」など、評判の良い施術者を探すと良いかもしれません。

病院での永久脱毛に要する期間と施術回数

数える

脱毛は、レーザーやIPLを1回照射しただけでは終わりません。毛には「毛周期」という、3段階の成長サイクルがあるためです。

毛周期の3段階のサイクル

毛周期は、以下の3段階に分かれます。

  • 成長期:毛が伸びる時期
  • 退行期:毛が抜ける準備をしている時期
  • 休止期:毛が抜け落ちた時期

皮膚の表面に出ている毛は、「成長期の毛と退行期の一部の毛」です。これは、全体の毛の約3分の1の量でしかありません。

つまり、レーザーや光脱毛の照射光が反応するのは、皮膚表面に出ている全体の約3分の1の毛のみです。残りの3分の2の毛は休止期に入っています。

時間が経って休止期の毛が成長期に入り、皮膚表面に出てくるのを待って、再度レーザーやIPLを照射する必要も。

その結果、医療レーザー脱毛や光脱毛では、施術と施術の間を1か月半~3か月ほど開ける必要が出てきます。

さらには、毛周期は毛穴によってバラバラであるだけでなく、体の部位によっても周期の長さが微妙に異なるという、非常にややこしいもの。

毛周期を正確に見分ける能力も、優秀な脱毛施術者の条件のひとつです。

医療レーザー脱毛に要する期間

スケジュール

医療レーザー脱毛では、1か月半~3か月の間隔で合計5〜6回程度の施術を受けると、全身の脱毛が完了することが多いといわれています。

しかし、ムダ毛の濃さや質には個人差があるため、脱毛完了までに8〜9回の施術が必要な人もいれば、3回目の施術を終えるとすでにムダ毛がほぼ気にならなくなる人も。

ひとつの部位の脱毛が完了するまでには、トータルで1年〜1年半ほどの期間が必要です。

バルジ式脱毛に要する期間

バルジ式脱毛では、医療レーザー脱毛より脱毛完了までに要する期間が、若干短くて済むといわれています。

施術と施術の間隔は3週間ほど空ければ良く、合計4〜5回の施術で脱毛が完了するそうです。

ニードル脱毛に要する期間

5回

ニードル脱毛の場合も、脱毛完了までに要する期間は医療レーザー脱毛と同じくらいだといわれています。

つまり、ひとつの部位につき5〜6回の施術が必要で、トータルで1年~1年半ほどの時間がかかるということ。

しかし、毛穴のひとつひとつに絶縁針を挿入していく細かな作業であるため、1回の施術に要する時間はニードル脱毛の方が長くなります。

一般的には、1分間で10個程度の毛穴の処理が可能です。

エステ脱毛に要する期間

エステ脱毛で照射するIPLは、医療レーザー脱毛で用いるレーザーより低エネルギーであるため、1回の施術で得られる脱毛効果も低くなります。

その結果、エステ脱毛では、脱毛完了までにより多くの施術回数が必要になるのです。

どのくらい多いのかというと、エステ脱毛が完了するまでに要するトータル期間は、医療レーザー脱毛の約2倍とされています。

一般的には、10回以上の施術を経て、やっとムダ毛が目立たなくなりはじめる人が多いよう。

病院での永久脱毛を始めるのに適した季節とは

脱毛の時期

思い立ったが吉日。永久脱毛を始めるのはいつでも良いのですが、一般的に「永久脱毛を始めるのに適した季節」というものがあります。

結婚式など、ゴールとなるイベントが設定されている人以外は、「肌の露出が多くなる夏までにツルツル肌になっておきたい」という人が多いのではないでしょうか。

しかし前述のように、永久脱毛には一定の期間が必要であり、夏が近づいてからあわてて脱毛を開始しても間に合いません。

夏までに永久脱毛を完了すると仮定すれば、開始するのにもっとも適した季節は9~10月、つまり秋なのです。

秋に永久脱毛を開始するメリットとは

秋に永久脱毛を開始するメリットは、もうひとつあります。それは、秋から冬にかけての期間が、1年のなかでもっとも紫外線が少ない時期であること。

医療レーザー脱毛の施術期間中は、日焼けを避けることが必須です。

レーザー照射後の肌は敏感になっているため、紫外線の刺激に弱いとされています。また、日焼けによって起こる肌の乾燥は、レーザー脱毛の痛みが増す原因にも。

さらに、日焼けして肌の色が黒くなると、医療レーザー脱毛の効果が出にくいほか、場合によっては施術が不可能になることも。

紫外線量が少なく、肌を露出する機会も少なくなる秋に永久脱毛を開始すると、もっとも効果的に永久脱毛ができます。

病院での永久脱毛にかかる費用

費用

さまざまな条件を見てきて、永久脱毛は病院でおこなうのが良いことがわかってきました。

しかしやはり気になるのが、病院での永久脱毛にかかる費用。

エステサロンの多くは、割引キャンペーン等をおこない、安価な脱毛プランを打ち出しています。プランによっては、数百円という激安プランも。

しかし、施術に必要なスタッフや機械などを考えれば、脱毛施術が数百円でおこなえるわけがありません。

低い価格設定は、ほかの施術へと勧誘するための「客寄せ」目的であることがほとんどのようです。

一方、医療機関での勧誘は法律で禁止されているため、病院に脱毛に行ってほかの施術の勧誘を受けることはありません。

医療レーザー脱毛にかかる費用

エステサロンと比較して、病院での永久脱毛は高額に設定されています。

永久脱毛は医療行為であり、病院で施術されますが、疾患の治療ではないため、健康保険は適用外です。

医療レーザー脱毛で「全身脱毛」をおこなう場合、病院での永久脱毛にかかる費用は、30万円〜60万円程度。

一方、エステ脱毛では10万円〜30万円と、医療レーザー脱毛の半分から3分の1です。

病院での永久脱毛のほうが安価な場合がある

安価

しかし、必ずしもエステ脱毛の方が安価というわけでもありません。

エステ脱毛は、医療レーザー脱毛より1回の効果の施術が低いため、より多くの回数の施術が必要になり、施術は長期に渡るのです。

エステ脱毛では、施術をした毛穴の細胞はダメージを受けるものの、生きています。施術が長期に渡ると、以前に施術した毛穴からふたたび毛が生えてくることも。

当然、毛が生えてきた部位は再施術が必要になります。

結果として、エステ脱毛ではトータルの施術回数が予定より増えてしまい、費用もかさんでしまうことも……。

1回の施術で、現在生えている毛にほぼ完全に効果がある医療レーザー脱毛では起こりにくいことであるため、トータルで考えるとより安い費用で済むことがあります。

ニードル脱毛にかかる費用

ニードル脱毛の費用は、病院により「時間制」である場合と「本数制」である場合に分かれます。

時間制を採用している場合は、30分の施術につき15,000円〜22,000円が相場のよう。

本数制の場合は、毛1本の施術につき300〜1,000円であることが多いようです。

以上の計算でいくと、ニードル脱毛による全身脱毛は100万円以上かかることに。

しかし、ニードル脱毛による広範囲の脱毛は費用だけでなく、膨大な時間もかかるため、現実的ではありません。

実際には、医療レーザー脱毛をおこなっても効果が出にくい場所のみにニードル脱毛をおこなう人が多いようです。

ニードル脱毛に必要な、施術費用以外の費用

施術費用のほかにも、ニードル脱毛では以下の費用が別途かかります。

  • 初診料:3,000円
  • 血液検査料:4,000〜5,000円
  • 脱毛用絶縁針の購入:1本につき 4,000〜5,000円

ニードル脱毛は針を刺す施術であるため、院内感染を防止する目的で、感染症などの病気がないか事前の血液検査で調べます。

絶縁針の購入は、他人が使用した針を使用しないためです。B型肝炎などの予防のため、購入した「個人専用針」を使用。

ひとつの部位の脱毛につき、1~2本の針が必要になります。

「皮膚科」と「美容外科」はどう違う?

違い

さまざまな面で、脱毛はエステサロンより病院でおこなったほうが良いことがわかりました。

しかしいざ病院を選ぶとなると、「クリニック」「皮膚科」「美容外科」など、さまざまな呼称の病院があり、どこを選べば良いのかわからなくなってしまいます。

「クリニック」「皮膚科」「美容外科」でおこなわれる施術にはどのような違いがあるのでしょうか?

美容外科と美容皮膚科の違い

美容外科と美容皮膚科の定義は、それぞれ以下のようなものです。

  • 美容外科:美容整形手術をおこなうことができる診療科
  • 美容皮膚科:基本的に、手術をともなわない皮膚の治療をおこなう診療科

「美容外科」でも、脱毛をおこなっているところがあります。しかし、一般的には「美容皮膚科」のほうが、脱毛により特化しているといえるでしょう。

もちろん、どの治療に力を入れているかは病院の方針にもよるため、一概にはいえません。美容外科であっても皮膚科医がいて、脱毛に力を入れているケースもあります。

「クリニック」とは?

クリニック

「美容外科クリニック」や「皮膚科クリニック」という名前の病院も見かけます。クリニック美容外科皮膚科との違いは、どこにあるのでしょうか?

「医療法」という法律で、医療機関はおおまかに「病院」と「診療所」のふたつのカテゴリーに分けられています。

「クリニック」とは、「診療所」と同じカテゴリーに属します。病院と診療所(クリニック)の区別は、以下のようになっています。

  • 病院:病床数20床以上の入院施設を持つ医療機関
  • 診療所(クリニック):「無床、もしくは19床以下の入院施設を持つ医療機関

厳密にはほかの規定もありますが、病院と診療所(クリニック)の違いを非常にざっくりいうと、「規模の違い」ということになります。

「美容皮膚科」と「皮膚科」の違い

では、「美容皮膚科」と、一般的な「皮膚科」の違いは何でしょうか?

  • 皮膚科:皮膚の疾患を治療する診療科。健康保険が適用される
  • 美容皮膚科:「美肌になること」が目的の治療をする診療科。健康保険は適用されない

脱毛は「疾患の治療」ではないため、永久脱毛は「美容皮膚科」の診療内容となります。

永久脱毛する病院を選ぶ基準は?

基準

皮膚科、美容外科、クリニックの定義の違いがわかったところで、「では、永久脱毛にはどこが適しているの?」という疑問が残ります。

結論からいうと、「どこでも、施術内容にはあまり差はない」ということになります。

その理由は、日本人の肌や毛質に適しているレーザー脱毛機器は限られており、どの医療機関でも日本人に効果の高いレーザー脱毛機器を導入しているためです。

したがって、永久脱毛の施術を受ける病院を選ぶ際には、美容外科や美容皮膚科などのカテゴリーにこだわるよりも、以下の点を考慮して選ぶと良いでしょう。

  • 受診する病院がどの施術に特化しているのか
  • 自分の肌質や、希望する脱毛部位に適したレーザー脱毛機器を導入しているか
  • 脱毛プランの保証はしっかりしているか
  • 脱毛プランの途中解約は可能か
  • 施設の清潔さ、サービスやアフターケア、施術の技術に関する評判は良いか
  • 無理なく通うことのできる場所にあるか

永久脱毛施術で人気の高いおすすめ病院(クリニック)はここ!

おすすめ

永久脱毛を受ける病院(クリニック)を選ぶには、やはり評判を調べるのがベストです。

ここでは、永久脱毛の施術で特に評判の良い病院(クリニック)をご紹介します。

永久脱毛施術におすすめ病院(クリニック)1:リゼクリニック

リゼクリニックは、医師や看護師、受付スタッフにいたるまで全員が女性の女性専用脱毛クリニック。医療レーザー脱毛を、エステサロンに近い価格で提供。

クリニックでは、3種類のレーザー脱毛機器を導入し、あらゆる肌質や毛質に対応しています。

  • ライトシェア デュエット:肌への負担が少なく、施術中の痛みが少ない
  • メディオスターNeXT:バルジ式脱毛の施術が可能
  • ジェントルYAG:波長の長いレーザーで、色黒の肌にも対応可能

リゼクリニック

永久脱毛施術におすすめ病院(クリニック)2:湘南美容外科

美容外科クリニック

湘南美容外科も、「エステサロン並みの価格で受けられる医療レーザー脱毛」プランを提供しているクリニックのひとつです。

低価格での医療レーザー脱毛を提供しているクリニックは、首都圏に集中しているのが現状。

湘南美容外科は全国に展開しているため、地方に住んでいる人でも低価格で医療レーザー脱毛の施術を受けることができます。

照射範囲が広く、施術時間が短い「アレキサンドライト」と、産毛にも効果が高いバルジ式脱毛の「メディオスターNeXT PRO」の2種類のレーザー脱毛機器を導入しています。

湘南美容外科

永久脱毛施術におすすめ病院(クリニック)3:ビューティースキンクリニック

ビューティースキンクリニックは、女性専用の医療脱毛専門クリニック。

2016年3月にオープンしたばかりですが、丁寧な施術で高評価の口コミの多いクリニックです。

ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザーとロングパルスヤグレーザーの3種類のレーザーを使った脱毛のほか、ニードル脱毛もおこなっており、あらゆる肌質や毛質の脱毛に対応が可能です。

ビューティースキンクリニック

永久脱毛は安心して施術を受けることができる病院を選ぼう

笑顔の女性の写真

脱毛は多くの人が受けている施術であり、メスを使う手術ではないため、つい軽く考えがち。

しかし、脱毛にまつわる肌トラブルや強引な勧誘、料金のトラブルなどの相談は、消費生活センターなどに寄せられる件数も案外多いのです。

永久脱毛を受ける病院には、1年以上に渡って通うことになります。

安心して施術を受けることができる病院を、ぜひ見つけてくださいね。

医療脱毛・レーザー脱毛の地域別人気クリニック

東京

リゼクリニック 新宿院

新宿駅東口より徒歩3分

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大阪

湘南美容外科 大阪駅前院

谷町線 東梅田駅から徒歩1分

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福岡

リゼクリニック 福岡天神院

西鉄 福岡駅より徒歩2分

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