2017年11月09日 更新

埋没法を受けるならどっち?「瞼板法」と「挙筋法」の違いとは

埋没法の瞼板法と挙筋法の違いは、糸を通す場所です。瞼板法はまぶたを支える硬い組織に、挙筋法では瞼板よりも奥の眼瞼挙筋に糸を通して固定。瞼板法はダウンタイムが短く、挙筋法は眼球が傷つくリスクが低いとされます。このようなことからクリニックによって採用している施術法が違うようです。

品川スキンクリニック新潟院院長 武内大

この記事は、品川スキンクリニック新潟院院長 武内大先生が監修しています。

誰もが憧れるぱっちり二重になるためには、整形が近道でしょう。

二重施術にはさまざまな方法があり、とくに人気なのが「埋没法」という方法。

そして、埋没法にはおもに瞼板法挙筋法という施術法があります。

このふたつにはどのような違いがあるのでしょうか?

この記事では、埋没法による瞼板法と挙筋法の違いについて紹介します。

目次

人気のプチ整形「埋没法」とは

斜め上を向く女性の写真

埋没法とは、まぶたに針穴を開けて医療用の糸を通し、皮膚の内側に結び目をつくることで二重ラインを形成する方法です。

目を開いたときに、皮膚に固定した結び目が奥に引っ張られるため、皮膚が折りたたまれて二重ができます。

まぶたに糸を通すだけの簡単な施術で、比較的腫れや痛みが少なく美容整形のなかでも人気の高い「プチ整形」です。

なお、希望する二重ラインに沿って、まぶたの皮膚を切開してから縫い合わせる施術法は「切開法」です。

埋没法の持続期間

埋没用による二重の効果は、永続的ではありません。

時間の経過とともに糸がゆるんできたり、組織に食い込んで埋まってしまうことで、二重のラインが次第に薄くなっていき、とれてしまいます。個人差はありますが、維持期間の目安は3〜5年ほどです。

ただし、埋没法を受けた人の二重は必ず取れてしまうというわけではありません。皮膚にクセがつき、糸がゆるんでもそのまま二重が定着する人もいます。

スタンダードな2点留めですと、3〜5年で取れる方が半分くらいいますが、長期間維持させるとれにくい二重埋没法もあります。

埋没法はこのような人におすすめ

下記に当てはまる人には、埋没法が適しています。

  • 皮膚を切る二重整形に抵抗がある
  • 仕事や学校を長く休めない
  • 自然な仕上がりの二重まぶたにしたい
  • 切開法に踏み切る前にまず埋没法を試してみたい

確実に取れない二重をつくりたい人や、外国人のように幅の広い二重まぶたを希望する人、まぶたのたるみを取り除きたい人には、切開法による二重整形の方が適しているかもしれません。

埋没法の施術法の種類

整形をうける女性の写真

埋没法は、まぶたの状態に応じて、片側2〜4点ほど結び目をつくります。糸の掛け方も一筆書きのように繋げて止める方法や、糸を絡ませる通し方などの違いがあり、クリニックや医師によってバリエーションが豊富です。

また、まぶたの内側のどこに糸を通すかによって「挙筋法(きょきんほう)」「瞼板法(けんばんほう)」という施術法があります。

埋没法の種類1:瞼板法(けんばんほう)

瞼板法は、まぶたのすぐ裏側にある、瞼板という組織に糸を通す方法です。瞼板は硬く弾力性があり、まぶたを支える骨格のようなはたらきを持っています。

埋没法の種類2:挙筋法(きょきんほう)

挙筋法は、瞼板の奥につながった眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という組織に糸を通す方法です。上眼瞼挙筋は、瞼板を引き上げて目を開いたり閉じたりするはたらきを持つ比較的柔らかい組織です。

埋没法の種類3:瞼板上端固定法(けんばんじょうたんこていほう)

瞼板法と挙筋法の中間的な施術法です。瞼板と眼瞼挙筋の境界に糸を通します。

瞼板法と挙筋法の違い

考える女性の写真

糸を通す場所の違いによって、二重の仕上がりにどんな影響があるのでしょうか。瞼板法と挙筋法の違いを、メリット・デメリットから比較していきましょう。

瞼板法と挙筋法の違い1:眼球が傷つくリスク

瞼板法で糸の結び目が眼球に当たることでゴロゴロとした違和感があったり、糸が飛び出して眼球を傷つけるケースも。

挙筋法、 瞼板上端法であれば、結び目はまぶた奥側にあるため直接眼球に当たらず、傷がつくリスクはほぼないとされます。

瞼板法と挙筋法の違い2:抜糸のしやすさ

気が変わり二重をやめたくなった場合や、結び目が眼球に当たって違和感がある場合などに、埋没法の糸を除去することがあります。

埋没法の抜糸は施術から時間が経っていなければそれほど難しくないのですが、2年以上経過していると、糸が組織に埋まっていたり、糸の色が抜けていたりすることも多いため、難易度が高くなることも。

さらに、瞼板法よりも挙筋法のほうが結び目がまぶたの奥側にあるため、抜糸しにくいといわれています。

瞼板法と挙筋法の違い3:眼瞼下垂が起きるリスク

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたを持ち上げる筋肉の力が弱くなることが原因で、目が開きにくくなる症状のことです。

挙筋法は筋肉に糸を結びつけるため、それが原因で将来的に眼瞼下垂が起きるリスクが高まるといわれています。

瞼板法と挙筋法の違い4:時間・ダウンタイム

瞼板法と挙筋法施術時間はあまり変わりません。しかし、挙筋法の方が内出血は少し起きやすいとされます。

瞼板法と挙筋法の違い5:幅広い二重のつくりやすさ

挙筋法では、まぶたを持ち上げる筋肉に糸を固定するため、自然の二重に近い仕上がりになるといわれています。

また、まぶたの奥側から糸をかけるため、比較的幅が広くくっきりとした二重ラインをつくりやすいです。

瞼板法と挙筋法の違い6:二重ラインの取れやすさ

挙筋法と瞼板法の二重ラインの取れにくさについては、医師によって見解が完全に分かれているようです。

まず、瞼板法のほうが取れにくいという意見では、挙筋法は柔らかい組織に糸を通すため結び目が食い込みやすく、二重がぼやけて取れてしまうとしています。逆に、まぶたの奥に固定するため、挙筋法のほうが二重が取れにくいというまったく反対の意見も。

人それぞれまぶたの状況が異なるため、どちらが取れにくいとと言い切るのは判断が難しいところなのではないでしょうか。

瞼板法と挙筋法の特長まとめ

  • 眼球が傷つくリスク:挙筋法のほうが低い
  • 抜糸のしやすさ:瞼板法のほうが取りやすい
  • 眼瞼下垂が起きるリスク:瞼板法のほうが低い
  • 施術時間・ダウンタイム:瞼板法のほうが短い
  • 幅の広い二重ライン:挙筋法のほうがつくりやすい
  • 二重のもちの良さ:医師によって見解が分かれる

埋没法(瞼板法・挙筋法)のダウンタイム

珈琲を飲む女性の写真

一般的に埋没法は、ダウンタイムがほとんどない二重術といわれます。洗顔、メイクなどは施術当日から可能なようです。

ただし、腫れや痛みの出方には個人差が大きいため、「腫れや内出血がほとんどなく、ふだん通りに過ごせた」という人もいれば、「まぶたがガチャピンのように腫れて外出できなかった」という人もいるようです。

痛みについて

麻酔が切れるとジンジンとした痛みを感じるようになります。辛さを感じる場合には我慢せずに、クリニックで処方される痛み止めを飲みましょう。

クリニックでの処方がない場合には、市販の鎮痛剤(頭痛・生理痛の薬)を服用しても大丈夫です。

埋没法による術後の痛みはそれほど強いものではありません。もし薬を服用しても我慢できないほどの激しい痛みを感じる場合は、感染症を起こしている可能性もあるのでクリニックに連絡してください。

腫れについて

施術後は、泣きはらした翌日のようにまぶたが腫れることがあります。腫れは術後2〜3日ほどがピークです。

むくみやすい体質の人は腫れやすい傾向があるので、埋没法を受けた後は、ふだんよりも枕を高くして眠ると良いようです。

また、血行が良くなりすぎると腫れや内出血が出やすくなるので、施術当日の入浴時には熱い湯船に長く浸かりすぎないようにしましょう。

腫れのピークは2〜3日くらい。1週間で70%くらいは腫れはひき、1か月で完成という経過が一般的です。

内出血について

麻酔注射や、糸を通す際の針が毛細血管に触れることが原因で、内出血が起きることも。施術直後には内出血が見られなくても、翌日以降に現れるたり、時間とともに移動することもあります。

内出血は赤紫から青色、黄色へと変化し、その後はだんだんと薄くなっていき、5〜7日ほどで消えるそうです。

内出血があると痛々しく見えるので不安を感じる人も多いようですが、特に何もしなくても自然に治っていきます。また、埋没法の仕上がりには影響しないので心配は要りません。皮膚の下の出血なので、コンシーラーやファンデーションなどで隠すことが可能です。

瞼板法・挙筋法による埋没法施術の流れ

顔をさわられる女性の写真

瞼板法と挙筋法の違いでどちらの方法でも、施術を受ける際の大まかな流れは変わりません。それでは、埋没法の施術を受ける際の流れを見ていきましょう。

STEP1:カウンセリング

まずはウェブサイトのフォームや電話で来院のカウンセリングの予約を取り、約束の日時に来院しましょう。

カウンセリングではアレルギーや病歴、まぶたの状態などを確認しながら、希望する二重の仕上がりに埋没法の施術が適しているかを診断します。気になる点があれば遠慮なく質問し、疑問を解消しておきましょう。

希望の二重まぶたのシミュレーションは、特殊な器具でまぶたを押さえることで行います。

もちろんカウンセリングを受けたからといって必ず契約をしなければいけないわけではありません。迷いを感じたり、医師の提案に納得出来ない場合には、いちど帰宅しましょう。

STEP2:施術準備・麻酔

カウンセリング後に施術の契約をしたら、施術費用の支払いを済ませ、施術を受けます。

ほとんどのクリニックで、カウンセリング当日にに埋没法の施術を受けられるようです。

まずはクリーム麻酔(塗るタイプの麻酔)と点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を使用し、その後に局部麻酔を注射します。

STEP3:施術

希望の二重ラインの最終確認を行ったのち、埋没法の施術を行っていきます。

施術にかかる時間は両目で10〜20分ほど。(麻酔など準備に掛かる時間は除きます。)

STEP4:アフターケア

施術完了後は患部を軽く冷やして、すぐに帰宅することができます。異常が起きなければ、再通院の必要はありません。

瞼板法と挙筋法による埋没法の費用目安

スマホを片手に資料をみる女性の写真

埋没法はクリニックによって、糸の掛け方のバリエーションがたいへん豊富です。また、結び目の点数によっても施術料金が違います。

そのため価格の単純な比較が難しいのですが、スタンダードな糸の掛け方で、2点留めを両方の目に行った場合は、10万円ほどが目安です。

ただし、瞼板法か挙筋法によって施術料金に違いがあるクリニックほとんどないようです。

各クリニックではどちらを推奨してる?

女医の写真

それでは、埋没法で二重整形をするなら、瞼板法と挙筋法のどちらの施術法で受けるべきなのでしょうか?

代表的な美容クリニックの公式サイトに掲載されている情報から、埋没法の施術を瞼板法と挙筋法のどちらの方法で行っているのかを確認してみました。

※ 掲載している情報は2016年11月22日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

クリニックや医師の考え方により、「瞼板法のみ」あるいは「挙筋法のみ」と施術の方針に違いがあります。また、仕上がりの希望やまぶたの状態に応じて、医師が選択するというケースも。

また、肝心なのは施術法の違いよりも医師の技術力で、瞼板法でも挙筋法でも埋没法の仕上がりに大きな違いはないという声もあります。

いくつかのクリニックでカウンセリングを受けてみて、どちらの施術法が自分に適しているのか相談しましょう。

瞼板法と挙筋法どちらも医師の技術力が重要

窓の外を見る女性の写真

瞼板法挙筋法それぞれの特長に違いはありますが、満足の行く仕上がりのためには、医師の技術力が大切です。

自分の希望する二重ラインにはどちらの施術が適しているのか、納得の行く説明をしてくれるクリニックで施術を受けましょう。

医師の技術力という意味では、症例数は多数経験している医師が良いでしょう。
そのため、症例写真を見せながら説明してくれる経験のある医師を選びましょう。

この記事の監修医:武内大先生のクリニックはこちら

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