2017年04月22日 更新 | 264 views

失敗したら修正は可能?「鼻プロテーゼ」を抜去する方法とリスク

鼻プロテーゼ挿入後、「気に入らない」「痛みがある」などのトラブルがあった場合は、抜去・修正が可能です。基本的には施術を受けたクリニックで行いますが、抜去を行っていない場合もあるため、事前に確認しましょう。また、鼻を整形前のもとの状態に戻すことは難しいので注意が必要です。

品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

この記事は、品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行先生が監修しています。

「鼻にプロテーゼを挿入したけどもとの自分に戻りたい……。」

憧れの高い鼻を目指せるプロテーゼですが、術後に違和感がある、痛みがあるなどトラブルにより抜去や修正を検討する人も少なくありません。

そのため、 これからプロテーゼ挿入を考えているなら、抜去方法に関してしっかりと知識を持っておくと良いでしょう。

この記事では鼻のプロテーゼ抜去・修正に関してくわしく紹介します。

プロテーゼ抜去をした方が良い場合とは?

鼻に包帯を巻く女性の写真

鼻にプロテーゼを挿入して除去をする人のパターンは、おもにふたつ。

  1. もとの鼻に戻りたいから
  2. なんらかのトラブルが起こり除去したい

現在ではあまり失敗例を聞くことはありませんが、プロテーゼが皮膚を突き破るというリスクはゼロではありません。

これは、自分の鼻に合っていない大きさのプロテーゼや、L字プロテーゼの挿入により起こる場合があるそうです。

いきなり破れるということではなく、挿入したプロテーゼにより圧迫を受けた鼻頭の皮膚が徐々に薄くなり、最終的に皮膚を破りプロテーゼが表面に出きてしまいます。放っておくと皮膚組織が壊死してしまう場合もあるため、抜去する必要があります。

プロテーゼ抜去は施術をしたクリニックに相談

プロテーゼ抜去をする場合は、まずは施術を受けたクリニックに相談をするようにしましょう。

しかし、プロテーゼを挿入する施術は行っていても、トラブルへの対応が十分でないクリニックが少なからずあります。

施術を受けたクリニックで対応をしてもらえない場合は、修正を行っているクリニックで相談しましょう。

プロテーゼ除去の施術の流れ

顔を隠す女性の写真
  • 1:カウンセリング

現在の鼻の状態の確認や、抜去後についてのカウンセリングを行います。

抜去したことにより自分の鼻がどのようになるのか、万が一変形してしまった際の修復はどのように行うのか、その際にかかる費用など、気になることは必ず確認するようにしましょう。

  • 2:麻酔

局所麻酔を行います。

  • 3:切開・プロテーゼ抜去

鼻の穴の内側を数切開し数ミリ、周囲組織との癒着を確認しながら鉗子(手術用のハサミ型のピンセットのようなもの)で慎重に引き出します。

一般的に挿入よりも短時間で済むことが多く、早い場合で数分、長くても1時間以内には終了することがほとんどのようです。

  • 4:アフターケア

術後の腫れを抑えるためにアイシングを行うクリニックもあります。

ダウンタイムについて

プロテーゼ抜去のダウンタイムは、一般的に挿入時よりも少ないといわれていますが、症状などにより差がありなかには挿入時と同じ程度のダウンタイムを必要とする場合も。

痛み:3日程度

抜去翌日をピークに3日程度で痛みはおさまることが多いようです。

多くのクリニックでは痛み止めを処方してくれるので、薬を服用しながらコントロールしましょう。

腫れ:1週間程度

体質によっても異なりますが、腫れは多くの場合3日程度、長引いた場合でも1週間程度で引く場合が多いようです。

内出血:1週間程度

鼻を中心に内出血を起こす場合があります。3日目をピークに次第に赤みは治っていきますが、症状が強い場合だと目のまわりにまで内出血が広がる場合も。

傷跡:ほとんど目立たない

基本的には挿入時と同じ場所を切開して抜去を行います。

多くの場合は鼻の穴の内側から挿入を行うので、抜去の際の切開も鼻の穴の内側で行うため傷跡は目立ちません。

プロテーゼ抜去が難しい場合とは

顔を隠す女性の写真

挿入したプロテーゼのタイプ、期間などさまざまな要因により抜去が難しいケースがあります。

<抜去が難しいケース>

  •  挿入期間が長い(10年以上)
  • 鼻にフィットするタイプのプロテーゼ
  • 皮膚の炎症がすでに起こってしまっている
  • すでにプロテーゼが皮膚を破っている

このような場合、プロテーゼ抜去をしても鼻は不自然なかたちになってしまうことがあり、修正施術が必要になることが多くあります。

抜去後に不自然になってしまった鼻の修正

医師の写真

抜去後の不自然な鼻は、そのままにしておいても自然にもとに戻ることはありません。

より自然な状態に戻すためには再度、美容整形手術を受ける必要があるのです。

プロテーゼ抜去後の修復方法は、ヒアルロン酸注入など手軽なものから、自己組織を使った再建などがあります。

ヒアルロン酸は、体内に吸収されてしまうという特性から効果は永久ではないため、定期的に繰り返し施術を受ける必要があります。このようなヒアルロン酸のデメリット改善したレディエッセを代表とするハイドロキシアパタイト製剤を用いた修復もありますが、リスクが大きいため注意が必要です。

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失明するリスクも!レディエッセで鼻を高くするときの危険性

鼻を高くする注入型隆鼻術は、ヒアルロン酸注射とレディエッセ注射の2つが人気です。レディエッセ注射は、ヒアルロン酸と比べ、施術で作った鼻の形を長期間キープできますが、失敗したときの修正が難しくしこりになる可能性があるデメリットも。そのため、簡単に鼻を高くするには、ヒアルロン酸注射がおすすめです。それでもレディエッセ注射を受けるのなら、医師にしっかり希望を伝えトラブルを招かないようにしましょう。

自己組織を使った再建術は、施術費用は高額になりますが、自分の皮膚組織、軟骨組織を使用した施術です。安全性、持続性を考慮するなら自己組織移植は意義がある施術方法といえるでしょう。

再度プロテーゼの挿入は難易度が高い

プロテーゼ抜去でもとに戻す以外にも、再度入れ替えるという方法もあります。

プロテーゼ抜去を行なった部位は、行う前の皮膚組織と比較して硬くなっていることが多く、より慎重に手術を行う必要があり、再挿入、入れ替えは最初の手術と比較して施術の難度が高いとされ、より手術を行う医師の技量が問われます。

一部のクリニックではリスクを考え、再挿入、入れ替えは行なっていないため事前に確認しておきましょう。

整形は"もとのかたち"に戻すことは難しい

落ち込む女性の写真

美容整形手術に限らず、手術を受けた部位は、表面に切開縫合による傷、内部には手術によりできた瘢痕組織(傷が治る過程でできる組織)が存在するため周囲と比べ硬くなっています。

プロテーゼの挿入期間により異なりますが、周辺組織の癒着が生じていることが多くあります。抜去することで周辺組織も少なからず除去されてしまうため、凹みが生じるなど、鼻のかたちがもとに戻ることは難しいでしょう。

プロテーゼ抜去の施術費用

クレジットカードの写真

プロテーゼ抜去の費用は、通常の挿入施術とあまり変わらず、10万円〜20万円ほどで受けることができます。しかし、挿入したクリニックとは別のクリニックで抜去する場合は、費用が2〜3割高くなることが多いようです。

また、自己組織を用いた修正を行う場合は、おおよそ100万円前後の費用がかかります。

プロテーゼの挿入をする前にリスクも知ろう

女性の横顔の写真

鼻に痛み、かゆみ、赤みなどの違和感を感じたらまずはプロテーゼを挿入したクリニックへ行き相談をしましょう。

炎症が進行してしまったり、圧迫を受けた皮膚をプロテーゼが破ってしまう前に除去をすることで最悪の事態を未然に防ぐことができます。

また、プロテーゼを挿入する前に、万が一のリスクを知っておくことも大切です。

この記事の監修医:和田哲行先生のクリニックはこちら

  • 住所東京都渋谷区道玄坂2-3-2 大外ビル4F
  • アクセスJR渋谷駅 「ハチ公改札」徒歩約1分
  • 休診日年中無休
  • 診療時間10:00〜20:00
  • 電話番号0120-175-600
  • 予約電話予約 WEB予約

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品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

和田哲行

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