2017年02月17日 更新 | 575 views

温泉や銭湯でも安心!大きな乳輪が気になるなら乳輪縮小手術を

乳輪縮小術は、乳輪の大きさを小さく調整する手術。乳輪の外側の皮膚を切除する「外周法」と、内側を切除する「内周法」があります。傷は手術後3〜6か月ほどで完治するそう。手術に抵抗がある人には外用薬で色を薄くする方法もあるので、どちらが良いか検討しましょう。

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

この記事は、恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司先生が監修しています。

バストの大きさはもちろん、乳輪の色や大きさも人それぞれ異なります。

「乳輪が大きくて、裸を人に見られたくない……」

このように、もし乳輪の大きさが理由でレジャーや恋愛を積極的に楽しめないなら、「乳輪縮小手術」を検討しても良いかもしれません。

目次

乳輪の大きさには個人差がある

悩む女性

乳輪とは、乳首を中心として円状に色が濃くなっている部分のこと。乳輪の色や大きさには個人差があります。

乳輪の大きさに悩む人は、思春期や妊娠時にバストが大きく成長する際、乳輪も伸びてしまったというケースが多いようです。

また、妊娠・授乳を経て、左右の乳輪の大きさに差が生じてしまうケースもあります。

乳輪の平均的な大きさはどれくらい?

乳輪の大きさを調べた正確なデータはありませんが、日本人女性の平均的な乳輪の直径は35〜40ミリほどといわれています。

ただ、バスト全体のサイズとのバランスによって印象が変わってくるため、乳輪の大きさだけを基準に判断するのは難しいところです。

乳輪が大きいことでリスクやデメリットはあるの?

乳輪が極端に大きくても、健康上の問題は特にありません。

ただ、ほかの人とバストの印象が違うことで、「銭湯や温泉に行きたくない」「恋愛に積極的になれない」といった精神的負担を感じることがあります。

乳輪縮小手術とは

乳輪縮小手術を受ける女性

乳輪の大きさは、乳輪縮小手術によって小さくできます。乳輪縮小手術は、乳輪の余分な皮膚を切除して縫い縮める手術。切除の仕方によって2種類の術式があります。

乳輪縮小手術【外周法】

乳輪の外側の皮膚をドーナツ状に切除して、縫い縮める方法です。

乳輪縮小
出典:ドーズ美容外科www.do-s.net/ope/nyurin_syukusyo/

乳輪縮小手術【外周法】のメリット

内周法に比べて広範囲の切除が可能です。

乳輪縮小手術【外周法】のデメリット

乳輪の外側を切除するためグラデーションの部分がなくなり、肌の色との境界がくっきりと目立つようになる場合があります。

しかし、こうならないようわずかに外周を残して切除します。また、縫い合わせによって乳頭部が引っ張られるようなテンションがかからないように、特殊な糸で外周を内周と同じように縫い縮める工夫が必要に。テンションがかかると、乳輪が平坦になるリスクがあるためです。

もともと大きな円の外周を小さく縮めるため、皮膚を巾着状に絞るような処置を行いますが、ギザギザ状に皮膚のよじれが生じるため、よじれが大きい場合はそれを改善する処置も同時に行うことに。

また、円形に切り取った皮膚を円形のまま縫い縮めようとすると、その両端の皮膚が持ち上がって皮膚が余ってしまう「ドッグ・イヤー」という状態になってしまうことがあるため、ドッグ・イヤーの修正も同時に行うことがあります。

乳輪縮小手術【内周法】

乳頭(乳首)のすぐ根本から、乳輪の内側の皮膚をドーナツ状に切除して縫い縮める方法です。

乳輪縮小
出典:ドーズ美容外科www.do-s.net/ope/nyurin_syukusyo/

乳輪縮小手術【内周法】のメリット

切開ラインが乳輪の内側のため、外周法に比べて傷が目立ちにくいです。乳輪がグラデーションになっている部分を切らないため、自然な色調に仕上がります。

乳輪縮小手術【内周法】のデメリット

切除できる面積に限界があり、広範囲の切除には適していません。

傷が治癒する際に乳頭(乳首)が引っ張られて平坦にならないように、一部切り込みを入れることで、こうしたデメリットを回避します。

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

乳輪縮小手術は上記に説明したように、大きく分けて「外周法」と「内周法」に分かれますが、乳房自体の大きさや、乳房のハリなどによって必要な処理が異なります。

特に乳房が大きくハリのある人の場合、縮小手術によって乳頭にかかるテンションが大きくなるため、乳頭が平坦にならないようにするための組織内の処置がさらに重要に。

理想の大きさや形にするためにどのような処置を行ってくれるのか、しっかりとカウンセリングで確認することが重要です。

手術以外の改善方法

クリーム

乳輪が大きくて目立つと悩む人は、色の濃さが要因になっているケースもあります。この場合は、新陳代謝を強力に促進する「トレチノイン」と、メラニン色素の合成を抑制する「ハイドロキノン」という塗り薬を用いて、乳輪の色を薄くする方法が有効です。

乳輪の大きさ自体を変えることはできませんが、乳輪の色を肌の色に近づけることで、存在感を薄くする効果が期待できます。

乳輪を目立たなくしたいけれど、皮膚を切る手術は受けたくないという場合に適した方法です。

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

トレチノインはビタミンA誘導体のひとつで、表皮のターンオーバーを促進すると同時にメラニンの生成を抑制する効果があり、黒ずみの改善に用いられます。

トレチノインを使用すると、一時的に塗った乳輪の肌がカサカサになり、薄く表皮がめくれることもありますが心配はなく、剥離によるターンオーバーを繰り返すことで乳輪の色味を改善することができます。

乳輪より外にはみ出さないように塗る注意が必要で、反応が強すぎると逆に炎症後色素沈着によって色味が悪化することがあるので、使用の際はしっかりと医師の診察を受ける必要があります。

乳輪縮小手術の費用相場など

お金を考える女性

乳輪が大きくても健康上や機能上の問題は特にありません。そのため、乳輪縮小手術は健康保険の適応対象外になります。

両方の胸に施術を行う場合の費用の目安は、40〜50万円ほどと考えてください。

乳輪縮小手術の効果の持続性

皮膚を切除するため、乳輪縮小手術の効果は永続的です。

乳輪縮小手術を受けても授乳は可能

また、手術は乳腺を傷つけないように行われるため、授乳にも影響はありません。ただし、妊娠時に手術を受けることはできません。

乳輪縮小手術を受ける際の流れ

カウンセリングを受ける女性

次に、乳輪縮小手術を受ける際のステップを確認してみましょう。クリニックによって詳細が異なることがありますが、おおまかな流れは共通しています。

STEP1:カウンセリング

男性医師に胸を見せることに抵抗がある場合は、女医を指名できるクリニックを選ぶと良いでしょう。医師だけではなく、スタッフも全員女性の女性専門クリニックもあります。

カウンセリングでは病歴やアレルギーについて回答し、希望の仕上がりや乳輪の状態によって、手術を受けられるかどうかが診断されます。

クリニックによっては、カウンセリング当日に乳輪縮小手術を受けることが可能です。ただし、カウンセリングを受けたからといって、必ず手術を受けなければいけないわけではありません。

いくつかのクリニックに相談してみて、院内の雰囲気や医師の対応などを見てから判断することをおすすめします。

STEP2:麻酔〜施術

乳輪縮小手術の際には局所麻酔をもちいるため、痛みを感じることはありません。まずはクリーム麻酔(塗る麻酔)で皮膚表面の痛みを麻痺させ、そのあとに麻酔注射を打ちます。

手術に対する恐怖心が強い人には、笑気麻酔(鎮静効果のあるガスの吸引)静脈麻酔(眠る麻酔)を併用することもあります。

乳輪縮小手術にかかる時間は、両胸で40〜100分ほどです。

STEP3:アフターケア

乳輪縮小手術では、入院する必要はありません。

手術が終了したら、抜糸までの過ごし方の指導や、抗生物質・鎮痛剤の処方を受けた後すぐに帰宅することができます。

STEP4:再通院・検診

手術後7〜10日ほどで、検診および縫合部分の抜糸をします。

その後も1か月後、3か月後など定期検診を行っているクリニックもあります。

乳輪縮小手術の術後経過やダウンタイム

胸の痛みを感じる女性

乳輪縮小手術を受けたあとの経過や、ダウンタイムの過ごし方を見ていきましょう。なお、痛みや腫れのあらわれ方には個人差があります。

【ダウンタイムとは?】

手術を受けた後に痛みや腫れが治り、日常生活をふだん通りに送れるようになるまでの期間のこと。

ダウンタイムの過ごし方の指示内容については、クリニックによって異なることがありますので、手術を受けた医師の指導に従うようにしてください。

乳輪縮小手術による痛みについて

手術中は麻酔が効いているため痛みはありませんが、2〜3時間ほどで麻酔の効果がなくなり、患部にジンジンとした痛みを感じるようになります。

痛みを感じる場合は、無理に我慢せずに鎮痛剤を服用しましょう。用法・用量を守れば、市販の鎮痛剤(頭痛・生理痛の薬)を使用しても問題ありません。

乳輪縮小手術のダウンタイムは、それほど強い痛みを感じるものではないようです。もし、薬を服用しても我慢ができないほどの痛みがある場合は感染症を起こしている可能性があるので、すぐにクリニックに相談しましょう。

乳輪縮小手術による腫れについて

患部が腫れることで乳輪が大きく見え、乳輪縮小手術の効果を感じにくいことがあります。

むくみや腫れは術後1か月ほどで改善し、3〜6か月ほど経過すると完全になくなります。

乳輪縮小手術による内出血について

手術の際に毛細血管が傷つくことで、内出血が起きることがあります。内出血は何もしなくても、時間の経過とともに自然に治っていきます。

内出血がひどいと痛々しく見えますが、乳輪縮小手術の効果には影響しないため心配する必要はありません。

内出血は赤紫色から青色に変化します。そのあと黄色になり、次第に薄くなっていきやがて消失します。

乳輪縮小手術〜3日後まで

患部に防水テープを貼ることで、手術の翌日からシャワーを浴びることが可能です。

ただし、血行が良くなりすぎると腫れや痛みがでやすくなるので、熱いお湯は浴びないようにしましょう。

術後2〜3日頃までが、腫れや痛みのピークです。

乳輪縮小手術〜2週間まで

抜糸までは、ゆるめのブラジャーを着用しましょう。

術後7日〜10日後ほどで再通院し、抜糸を受けます。術後の経過で気になることがあれば、この際に相談しましょう。

抜糸後は入浴時に湯船に浸かることが可能となり、内出血は2週間ほどで消えていきます。

乳輪縮小手術後〜1か月以降

術後1か月ほど経つと、傷の違和感もほとんどなくなり普段通りの生活に戻れます。

一時的に乳輪周辺の感覚が鈍くなることがありますが、3〜6か月ほどで次第に回復していきます。

個人差はありますが、患部の傷あとは3〜6か月ほどで目立たなくなるはず。

乳輪縮小手術の失敗例

悩む女性

最後に、乳輪縮小手術によって起きる可能性のある失敗例・リスクについても確認しておきましょう。

乳輪縮小の失敗例:傷あとが目立つ

皮膚の切開ラインの傷あとが白っぽく目立つことがあります。ただ、明るい場所でじっくり見なければわからない程度になることがほとんどです。

乳輪縮小の失敗例:傷あとが引きつれる

傷あとが治癒する際に、引きつれたシワができてしまうことがあります。傷が完全に治癒していない時期に引きつれがあっても、時間の経過とともになじんでくることもあります。

乳輪縮小の失敗例:小さくなりすぎる

手術によって、乳輪が小さくなりすぎたと感じることがあります。この場合、アートメイクの施術によって、乳輪の色調を補うことが可能に。

ただ、時間の経過とともに多少の皮膚の戻り(伸び)があることを考慮して、最終的な仕上がりよりも少し小さめになるように切除することもあります。

乳輪縮小の失敗例:乳頭(乳首)が平坦になる

内周法で手術を受けた場合、傷が治癒する際に乳頭(乳首)が引っ張られて、平坦になってしまうことがあります。

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

余分な部分を切って縫い合わせるだけという単純な手術のようですが、円形に切り取った皮膚を円形に縫い縮めるには、熟練の技術が必要となります。

技術をもたない医師による手術を受けると、せっかくコンプレックスを解消するために受けた手術によって、さらにデメリットを被ることになってしまいます。

このようなデメリットは、技術力のある医師による手術を受ければ十分に回避することができますので、しっかりと納得のいくまでカウンセリングを受けてから、どのクリニックで手術を受けるかを選択しましょう。

乳輪縮小の失敗例:境界がくっきりしすぎる

外周法で手術を受けた場合、乳輪の外側を切除することで自然なグラデーションがなくなり、境界線がくっきりと目立ってしまうことがあります。

この場合、アートメイクで自然にぼかして修正をします。

乳輪縮小手術はあくまでも選択肢のひとつ

笑顔の女性

乳輪が大きくても健康上の特に問題はないので、必ずしも治療を受ける必要はありません。

ただ、乳輪の大きさが気になり、レジャーや恋愛を積極的に楽しめないのであれば、乳輪縮小手術を受けるのも選択肢のひとつかもしれません。慎重に検討していきましょう。

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この記事の監修者

恵聖会クリニック 理事長 鬼頭恵司

鬼頭恵司

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