2017年09月22日 更新

【医師が教える医療の真実】二重切開で失敗したら眼瞼下垂のリスクも。切開法の名医の選び方

二重切開はまぶたにメスをいれるため、修正のむずかしい施術です。医師選びを誤れば、不自然な二重ラインになったり眼瞼下垂になってしまったりと、失敗のリスクが高まります。「その医師が患者に親身に寄り添うカウンセリング力と、技術力を兼ね備えた医師なのか」患者自身が知識を得て、正しく見極めましょう。

水の森美容外科 総院長 竹江渉

この記事は、水の森美容外科 総院長 竹江渉先生が監修しています。

一生ものの二重を手に入れたいーー。

そう願う女性にとって、二重切開は魅力的な施術。

ほとんどの美容外科クリニックが二重切開のメニューを用意しており、一見美容外科医なら誰にでも行えるように思えます。

しかし、解剖学的知識をしっかり持った上で、技術力に長けた医師が行わないと、トラブルにつながる可能性も。

信頼できる医師を見極める上で大切なのは、患者自身が適切な二重幅、目元の経過、二重切開の術式に関する正しい知識をもつことです。

今回水の森美容外科クリニックの総院長、竹江医師にインタビューを敢行。

医師の写真

竹江医師は営利目的のみで技術を伴わない美容外科の蔓延に警鐘を鳴らし、常日頃から正しい知識を患者に伝え、「患者目線」でいることを心がけている医師です。

竹江医師によると実は従来の切開法は、切開をしたのに取れてしまうことがあるのだとか。

竹江医師に二重切開を受ける前に知っておくべきことや、 数多くの患者の不満に耳を傾け開発した、水の森美容外科独自の切開法について詳しく伺いました。

竹江医師のお話をふまえて、「名医かどうか見極めるポイント」を4つに分類したので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

名医チェック1:骨格にあった二重幅を提案している?

医師に相談する患者の写真

「ぱっちり二重」という言葉をきいたとき、多くの人は広い二重幅を想像すると思います。

そのため、二重整形のためにクリニックを訪れる患者の大多数は、広い二重幅を希望することが多いそうです。

しかし、必ずしも広い二重幅にすればぱっちりな目元になるわけではありません。

二重本来の目的は、黒目をしっかり見せ開眼性を良くすることです。

「開眼性の良さ=ぱっちりな目元」といえます。

患者の希望ばかりを鵜呑みにし、骨格にそぐわない広すぎる二重ラインをつくってしまうと、まゆ毛の下にある骨にあたってしまい、二重ラインが食い込んでゆけるスペースに限りがでてきます。

食い込んでゆけない二重ラインはしっかり定着せず、骨の分だけ下に下がり、ただ二重幅が広いだけで黒目がしっかり見えない、眠そうな印象の目元になってしまいます。

医師が正しい診察を行い、骨格や目の開きに合わせて幅を提案し、患者の希望とすり合わせていく丁寧なカウンセリングが重要なんですね。

名医チェック2:二重幅の正しい経過を説明している?

ぱっちり二重の目元の写真

二重整形の大まかな術式は、埋没法と切開法に分けられます。

実はこのふたつの施術、二重幅の仕上がりに差があるのです。

埋没法は、幅がせまくなることを覚悟すべき

埋没法はご存知、切開を必要としない糸で縫うだけの二重整形術。ダウンタイムが少ないのが人気の理由です。

ただその分デメリットも。

埋没法は糸がとれて元の目元に戻る可能性や、二重幅がせまくなる可能性、二重ラインがうすくなる可能性等がデメリットとしてあげられます。

なかでも二重幅のせばまりはほとんどの患者が経験するそうです。

早ければ3か月、通常は1年ほどで幅がせまくなったように感じ始めます。まれに3〜4年ほど二重幅がせまくならない人もいるそうですが、かなり少数派なのだとか。

個人差はあるものの、埋没法は術後1ミリ程度幅がせまくなることは覚悟しておいた方が良いかもしれません。

ここまで話を聞くと「どうせせまくなるんだったら、理想より広くつくれば良いんじゃないの?」と思ってしまう患者さんもいらっしゃいます。

ただ過度に広い二重幅は前述のとおり食い込みが悪くなります。

食い込みの悪い薄い二重は、せまくなる前に定着することも多いのです。

つまり「必ずしもせまくなるとはいえない」のが埋没法のむずかしいところ。

ここはもう患者個人の美醜感にまかせるしかないので、「多少せまくなるとしても、くっきりはっきりわかる二重幅が良い」と思うのか「広めで薄い二重ラインだけど、この目もそんなに嫌じゃないかも」と思うかで、希望の二重幅は変わってきます。

埋没法による二重幅は、選び方の時点で多少アバウトで、落とし所を選ぶ感覚かもしれません。

切開法は、二重幅の変動がまずない

医師の写真

切開法はまぶたにメスをいれる二重整形術。

埋没法にくらべダウンタイムは長いものの、切開法は二重ラインがせまくなったり、なくなって元の目元にもどってしまったりということはほぼありえません。

一度手術を受けたら、二重ラインが変動することはほぼありえないので、幅決めはかなり慎重に行わなくてはならないのです。

埋没法を経験してから切開法を受ける人の中には「二重整形はいずれ幅が狭まる」という思考がインプットされており、切開法を受ける際にも「広めにつくっておいた方が良いかな」と思いがちです。

そのため患者の希望ばかりを聞き入れるクリニックでは、二重幅を広くつくり過ぎて失敗してしまうケースが後をたちません。

「切開法では絶対二重幅がせまくならない」ということを、患者自身が理解しておくことも大切です。

患者の希望ばかりを聞き入れるのではなく、しっかりリスクを説明した上で自分の見解を伝えてくれる医師なら、幅が広くなりすぎる失敗は起こりません。

その医師が信頼に値するかどうか、しっかりカウンセリングで見極めましょう。

名医チェック3:術後の経過を詳細に説明している?

医師の写真

二重切開を受けようと思ったとき、最大のネックとなるのがそのダウンタイム。

メスをいれる手術なので、どうしても術後のダウンタイムは長めです。

二重切開後は、1週間ほどは腫れが続くといわれており、その後約1か月で90%完成、3か月たてば100%完成するとされています。

傷跡の赤みは3か月ほど続くといわれていますが、目が開いている状態ではほとんど分かりません。

閉じるとほんの少し赤みを帯びていても、メイクでごまかしがきくので、気にする人はほぼいないです。

もっと細かいことをいうと、すっぴんの状態では約半年〜1年ほどは傷の赤みがある場合もあります。

これは傷跡が治る過程で瘢痕(はんこん)というものができ、傷跡が少し硬くなるからです。

その硬さが見た目に影響を与えなくなるまでの期間が、約半年〜1年とされています。

最終的には切った跡はほとんど分からなくなるのだとか。

傷の治りには個人差があるので、うっすら白い線が残る人もまれにいます。でもほとんど気にする人がいないのが現状だそうです。

ダウンタイムという、美容整形のネガティブな側面もしっかり説明してもらえると、安心感がありますね。

名医チェック4:知識と技術を兼ねそなえている?

「二重切開=一生とれない二重が手に入る」と思われがちですが、実はそうではありません

解剖学の知識に乏しく技術力のない医師が行った場合、「切開をしたのに二重ラインがとれてしまう」という失敗は往々にしてあるそうです。

なぜそんな失敗が起こるのか?

その理解のためには、まぶたの解剖学を患者自身が軽くでも知っておく必要があります。

剥離して良い組織としてはいけない組織は、肉眼で区別がつかない!?

まぶたには瞼板(けんばん)とよばれる組織があり、そこに眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉が付着しています。

まぶたの仕組みの図解
出典:水の森美容外科 公式サイトwww.mizunomori.com/diagnosis/eye/

この眼瞼挙筋が瞼板を引き上げると、目が開く仕組み。

二重の人は眼瞼挙筋の枝が皮膚まで伸びて付着しているので、目を開くときに皮膚まで伸びている枝が同時に引き上げられ、折込ができて二重となります。

二重になる仕組みの説明
出典:水の森美容外科 公式サイトwww.mizunomori.com/diagnosis/eye/#content1

切開法は、まぶたを切開して眼瞼挙筋の枝を内部で癒着させ、折込を人工的につくる手術のこと。

二重切開法の図解
出典:水の森美容外科 公式サイトwww.mizunomori.com/diagnosis/eye/sekkai/

この時、上記の図の点BとCの間の余分な組織をしっかり処理し、癒着できるかどうかが、医師の技量に左右されるポイントなんです。

二重切開において取り除かなければならない余分な組織を、瞼板前脂肪組織と呼びます。

「余分な組織をとるだけなんて、簡単そうじゃん〜」と思いがちですが、落とし穴が。

瞼板の上にくっついている瞼板前脂肪組織と眼瞼挙筋は、肉眼で区別がつかないのです!

誤って眼瞼挙筋を傷つけてしまうと、目を引き上げる筋肉を損なってしまうわけですから、将来的に目が開きにくくなる眼瞼下垂のリスクがでてきます。

かといって眼瞼挙筋を傷つけるのが怖いからと、ちゃんと瞼板前脂肪組織をとらずに癒着を行うと、余分な組織が残ったままの癒着となるので、食い込みが弱くなったり二重がとれてしまったりするリスクがでてくるのです。

技術力のない医師は「切開埋没法」しかできない

手術の写真

つまり技術力のない医師にとって、二重切開というのはかなりハードルの高い施術となるわけです。

中には内部処理をしっかりしないで、ただ切開して糸でぐるぐる縫合するだけの医師もいるそうです。

そういったやり方を皮肉をこめて「切開埋没法」と呼ぶのだとか(笑)。

つまり、「わざわざ切開をしたのに埋没法のように二重がとれてしまう」ことは、医師によってはありえないことではないそうです。

水の森ではまぶたの組織を損なわずにしっかり瞼板前脂肪組織を切除するため、独自の切開法を行っています。

眼瞼挙筋の枝は必ず脂肪の下にあるという解剖学にもとづき、まず脂肪を見つけます。

脂肪を剥離したあと瞼板前脂肪組織を眼瞼挙筋ごとぜんぶとってしまい、そのはがしたものをもう一度つなぎなおします。

一度バラバラにして再度組み立て直すイメージです。

こうすることで余分な組織が残らないため、眼輪筋と瞼板がしっかり癒着し「とれない」と言い切れる強固な二重まぶたが完成します。

簡単にいってしまいましたがこの過程はとても繊細で複雑です。

水の森で働く医師もこの技術を習得するまでに多くの時間を割き、その技術を確かなものにしてゆきます。

ここまで細かく患者の満足度をつきつめた切開法は他に例がなく、竹江院長いわく最高峰の技術だと確信しているそうです。

「切開をしたのだから取れるのは嫌、すこしでも腫れを抑えたい、傷跡が気になる、きれいなラインを作りあげたい」など、患者様のニーズは多岐にわたります。

それらのニーズに応えるべく、従来の切開法にさまざまな工夫を加えて作りあげられたのが、水の森美容外科独自の切開法になります。

つねに「患者目線」を心がける竹江医師だからこそ、編み出すことができた技かもしれません。

費用相場を知ることも、医師選びのポイントになるかも

計算機と豚の貯金箱の写真

美容整形は自由診療に分類されるため、各クリニックが独自の判断のもとで価格決定を行っています。

高い施術料金だから、高度な技術があるということにも繋がりませんし、安いから悪いと言う事にも繋がりません。

クリニックを選ぶ際に大事なのは価格ではなく、クリニックがどのような姿勢でクリニックを運営しているかという点です。

出典:美容整形の価格はどのように決められているのか?mizunomori-correct.com/backs/biyouseikei_kakaku_price_settei/

もちろん慈善事業ではないので、クリニック側も営利を追求する必要はあります。

ですがあまりに高額すぎる料金設定や、安さだけを押しだしたキャンペーン広告などを見かけた場合は、一度立ち止まって注意深く検討することが大切かも。

参考までに水の森美容外科で二重切開法を受ける場合、施術にかかる費用は199,000円(税抜)です。

費用はひとつの指標に過ぎません。

かかる費用に惑わされずに、「信頼できる医師かどうか」を最優先にクリニック選びを行ってくださいね。

信頼できる医師と出会い、後悔のない施術を

目元は常に人目に触れる部位。

せっかく「もっときれいになりたい」という思いで美容整形を受けたのに、失敗してしまってはショックを受けてしまいます。

その医師が信頼できるかどうかを、カウンセリングや症例写真、口コミでしっかり見極めるのはとても大切なこと。

多少面倒でも、いくつかクリニックを回りさまざまな医師の見解を聞いた上で、信頼できる医師を見つければ、納得のいく結果になるはずです。

今回お話を伺ったのは……

医師の写真

水の森美容外科総院長 竹江渉

東京医科大学医学部卒業後、平成11年に麻酔科入局。

その後、麻酔科標榜医免許を取得したのち、平成13年に大塚美容外科へ入局する。

他院大手美容外科の院長を務めた後、平成18年に水の森美容外科を開院。現在は名古屋院、大阪院、北海道院、東京銀座院を束ねる総院長を務める。

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