2017年02月10日 更新 | 681 views

涙袋も作れる!?目の下のたるみやクマ治療はハムラ法がおすすめ

目の下のたるみやクマの解消が期待できる「ハムラ法」。切らないたるみ治療も数多くありますが、切開を伴うハムラ法には幅広い悩みに対応できます。しかし、たるみやクマの原因や程度によっては切開の必要がないこともあるので、施術を受ける際は見極めが肝心に。

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

この記事は、表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧先生が監修しています。

「目の下がたるんで、老けてみえる……。」

「クマのせいで、顔が疲れて見える……。」

ふと鏡を見たとき、顔の印象が気になった経験はありませんか? 肌の悩みは、一度気にすると深く思い詰めてしまう人も多いようですね。

そんな目の下のたるみやクマを、一度に解消できるかもしれない「ハラム法」という画期的な治療があります。

ハムラ法は皮膚を切開して、たるみやしわの改善を図る治療。幅広い人に適応でき、大きな効果が期待できるのが強みです。

この記事では、ハムラ法についてくわしく解説していきますね。

目次

ハムラ法とはどんな治療法?

パソコンを見る女性

ハムラ法とは、目の下のたるみ・しわ・クマなど、目のまわりの悩みを幅広く解消できるとされる施術です。

目の下にたるみやクマができるのはなぜ?

そもそも、目の下にたるみやクマなどができてしまうのは、どうしてなのでしょうか? それには、以下の理由が考えられます。

目のたるみの仕組み

皮膚が余ってたるんでいるから

年齢とともに頬の皮膚は垂れ、筋肉もゆるんできてしまいます。そうすると、下まぶたのふくらみがより強調されて、たるみやクマが生じるのです。

このような皮膚のたるみが原因となった目の下のたるみやクマは、おもに50代以上に多く見られます。

眼窩脂肪(がんかしぼう)が飛び出てたるんで見えるから

目には眼窩脂肪という脂肪があり、それが前に飛び出して下まぶたの組織を押し出すことがあります。

すると、目袋と呼ばれる目の下部分がふくらんで、たるみやクマがあるように見えてしまうのです。

目の下のたるみやくま
出典:銀座セオリークリニックwww.theory-clinic.com/operation/eyebacklift.html

このように脂肪が飛び出てしまう現象は、皮膚・眼輪筋・眼窩隔膜といった下まぶたの組織が衰えることで起こります。

30代から40代くらいの比較的若い人のたるみは、実は飛び出た脂肪が目袋をふくらませ、たるみがあるように見えているだけのパターンが多いようです。

また、目の下に脂肪が多いと皮膚の色素沈着がより濃く見えるため、クマの原因にもなります。

皮膚のたるみと脂肪の突出がどちらも起こっているから

「皮膚のたるみ」「組織の衰え」がどちらもあわさって、目の下にたるみやクマができることもあります。

目のたるみパターン分け

ハムラ法の治療の仕組み

ハムラ法とは、下まつ毛周辺の皮膚を切開し、膨らんでいる部分の脂肪をへこんだ部分に移動させ、余った皮膚を切除する治療法

ハムラ法図解

単に目袋の脂肪を切除するだけの治療だと、クマの部分は改善せずむしろ悪化することもあります。それは、もともとあった脂肪の量が減ってしまうと、目の下が全体的に落ちくぼんでしまうからです。

しかし、ハムラ法のように脂肪を除去するのではなく移動させることで、たるみに見える目袋の脂肪を減らし、クマの部分をふくらませて凸凹をなくすことができます。

また、余っている皮膚を切除することで、皮膚のたるみ自体の改善も期待できるとされています。

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

ハムラ法を行う際に、同時に垂れ下がった頬の脂肪を引き上げてあげると、さらに効果的です。

ハムラ法のメリット

喜ぶ女性

それでは、ハラム方のメリットを見ていきましょう。大きく3つ挙げられます。

メリット1. 原因に関係なく効果が期待できる

先ほど説明したように、目の下のたるみやクマは、同じような症状でも人によってその原因が異なります。

原因に関係なく幅広く適応できるのは、ハムラ法の特徴でありメリットといえます。

メリット2. 効果が半永久的に持続する

ハムラ法では眼窩脂肪を骨膜に縫い付けるため、目の奥でつながった脂肪が再び出てくる可能性が低くなります。そのため、半永久的に効果が持続する治療法だといえます。

メリット3. 涙袋の形を強調できる

たるみやしわの治療と同時に、目の下の脂肪を除去することで涙袋を強調することができるのは、ハムラ法のメリット。

しかし、術後のイメージを想定していないと、顔の印象が大きく変わってしまうことも考えられます。施術を受けることで、涙袋の形がどう変わる可能性があるのか、医師とよく相談するようにしましょう。

ハムラ法の手術の流れと費用

手術台に横になる女性

メリットを把握したうえで、次にハムラ法の手術の流れを確認しましょう。おもに、下記のような順で行われます。

  1. 局所麻酔を施す。
  2. まつ毛の生えているあたりに皮膚切開を行う。
  3. 眼窩隔膜を切開して、症状に合わせて目袋が平らになるよう眼窩脂肪の量を調整し、隔膜を目の下の骨膜に固定する。
  4. 下まぶたのたるみをとるため、筋肉を吊り上げ、まつ毛の際の皮膚を一部除去する。
  5. 縫合して、施術完了。
  6. 手術後、5~7日前後で抜糸をする。

ハラム法の料金

ハムラ法にかかる費用はクリニックによって差がありますが、両目でおよそ30〜40万円程度と考えておくと良いでしょう。

ハムラ法のダウンタイム

寝る女性

続いて、気になるハラム法のダウンタイムについて見ていきましょう。

患部を濡らさなければ、手術を受けた翌日から洗顔をしても問題ありません。シャワーであれば、患部を濡らしても大丈夫です。また、患部以外なら翌日からのメイクも可能ですよ。

安静を心がけて、患部は冷やすように

うつむき姿勢、おしゃべり、笑うことは患部に負担をかけるので控えたほうが良いでしょう。安静を心がけ、自宅ではできるだけ患部を冷やすようにします。また、抜糸まで長時間の入浴や激しい運動は避けましょう。

3か月程度で腫れは目立たなくなる傾向に

抜糸は5〜7日後に行い、8日後くらいからはアイメイク・コンタクトレンズの使用などが可能になります。傷跡には個人差があるものの、赤みが強い人でも3か月程度で目立たなくなることが多いようです。

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

術後は腫れがどうしてもでますが、最初の3、4日がピークで2週間もすればだいぶ落ち着きます。痛みは見た目の腫れに比べると小さく、痛み止めで十分対応可能だと思います。

ハムラ法のデメリット

落ち込む犬

ハムラ法を受けるか検討するうえで、デメリットを知っておくことも重要です。しっかり確認しましょう。

デメリット1. ちりめんじわ(小じわ)解消には効果がない

ハムラ法の施術を受けることで、ふくらみが解消しへこみも少なくなりますが、ちりめんじわがなくなるわけではありません。

そのため、ちりめんじわ解消の治療である「ボトックス注射」や「レーザー治療」などの施術と組み合わせて、ハムラ法の治療を受ける人も多いようです。

デメリット2. 傷跡が残ることがある

ハムラ法を受けたあと、ほとんどの場合は傷跡がわからないほど自然な仕上がりになります。しかし、なかには医師の技術不足などで、切開の傷跡が残ってしまうこともあるようです。

デメリット3. 涙袋の形が変わることがある

涙袋を目立たせることができるのは、ハムラ法のメリットといえます。しかし、涙袋の形をイメージしていなかった場合には顔の印象が大きく変わってしまい、新たな悩みとなってしまうことも。

ハムラ法と裏ハムラ法の違いとは?

ライト

ハムラ法とは別に、「裏ハムラ法」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。

先ほど説明したように、ハムラ法は皮膚側を切開して目の下のクマやたるみを改善する方法です。しかし、裏ハムラ法では、皮膚ではなく下まぶたの裏側(結膜側)を切開します。

裏ハムラ法

目の下の脂肪を移動させて形を整えるという点は、ハムラ法・裏ハムラ法どちらにも共通しています。

しかし、裏ハムラ法は皮膚切開を行わないので、ハムラ法のように余った皮膚を取り除くことはできません。そのため、周囲から気づかれたくない人や長いダウンタイムを避けたい人には有効な治療法です。

ハムラ法以外の目の下のたるみ治療法

考える女性

ハムラ法以外にも、目の下のたるみを解消する治療はさまざまあります。それぞれの治療についてのメリット、デメリットを知って、自分に適した施術を検討してみましょう。

切開がない治療法

皮膚切開の必要がない、いわゆる「切らないたるみ取り」があります。

痛みやダウンタイムの心配がなく気軽に受けられる反面、それだけで満足できるほどの効果が得られない可能性があるので、よく考えてから治療を受けるようにしましょう

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射とは、脂肪の膨らみの下を埋めるように、ジェル状のヒアルロン酸を注射器で注入する治療法。へこんだ部分を少しふくらませて段差を浅くすることで、クマやたるみを目立たなくする効果が期待できます。

ヒアルロン酸注射図解
出典:銀座セオリークリニックtheory-kumatarumi.com/treatment/hyalu.html

しかし、飛び出た部分と同じ高さにはできないため、仕上がりをきれいにするには、かなりの高度な技術が必要に。

また、3〜6か月経つと効果が薄れてしまうので、効果を持続させるには定期的な治療を受けることになります。

  • メリット:痛みやダウンタイムの心配がなく、気軽に受けやすい。1回あたりの費用が手頃。
  • デメリット:仕上がりがきれいにならないことがある。定期的に施術を受ける必要がある。
表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

太ももやお腹から脂肪を採取して、ヒアルロン酸の代わりに注入する方法もあります。
ヒアルロン酸は吸収してなくなりますが、脂肪の場合生着した分は永久に残ります。脂肪の採取も少量なので、取った部分がへこんだりすることもありません。おすすめの方法です。

糸によるリフトアップ治療

糸によるリフトアップ治療は局所麻酔をしたあと、専用の細い針で糸を肌に埋め込む治療法。肌の細胞を糸で傷つけることで、損傷を回復する作用と細胞を増やす作用のはたらきを高めます。

金の糸治療

顔全体に肌のハリが出るため、それに伴ってリフトアップ効果も期待できるといわれていますが、切開治療などで見られるような大きな改善は期待できないでしょう。

  • メリット:ダウンタイムがほとんどない。効果が半永久的に持続する。
  • デメリット:肌質改善がおもな効果なので、リフトアップ効果はあまり実感できない可能性がある。

レーザー治療

たるみを引き上げるレーザー機器を使った引き締め治療です。使用する機器によって多少異なりますが、「輪ゴムではじかれた程度」や「少し熱いと感じる程度」と施術中の痛みが少なく、ダウンタイムも短いため人気の治療法です。

しかし、比較的若い人のたるみの原因は、実は脂肪が飛び出して「たるんで見えている」というケースも多いため、あまり大きな改善が見られない可能性があります。

また、レーザー治療は複数回の治療を受けないと効果が実感できないことも多く、結果的に費用や時間がかかることも。

  • メリット:痛みやダウンタイムがあまりない。1回あたりの費用が手頃で試しやすい。
  • デメリット:脂肪の突出が原因のたるみには効果がない。複数回の治療を受けないと、効果を実感できない可能性がある。

皮膚側の切開がない治療法

皮膚側を切開する施術では、腫れが出たりダウンタイムが長かったりと術後の負担が気になるもの。下記では、周りからバレにくいまぶたの裏側切開ができる治療法をご紹介します。

裏ハムラ法

先ほど「ハムラ法との違い」で登場した裏ハムラ法。下まぶたの裏側(結膜側)を切開し、膨らんでいる部分の脂肪をへこんだ部分に移動させる治療法です。

皮膚側に傷をつけないので傷跡は目立ちませんが、余った皮膚を取り除くことはできないので、脂肪の膨らみが原因のたるみ以外には効果がないことも考えられます。

  • メリット:皮膚表面に傷が残らない。脂肪を除去しないので、仕上がりが自然。
  • デメリット:皮膚のたるみが原因の場合は、あまり効果が出ないことがある。

経結膜下脱脂法(目の下の脂肪除去)

経結膜下脱脂法とは、下まぶたの裏側から脂肪を取り除く治療法

目の脂肪取り
出典:品川美容外科www.shinagawa.com/eye/fukurami_sp/

切開をする手術のなかでも、腫れがあまり出ないことで人気の施術です。しかし、皮膚と筋肉のたるみがある人は、脂肪だけを取り除くと余計なたるみやしわがでてしまうことがあります。

また、目の奥にある脂肪がつながっているので、一時的に効果が見られても、脂肪が飛び出て症状が再発する可能性も考えられます。

  • メリット:術後の腫れが少なく、皮膚表面に傷が残らない。
  • デメリット:皮膚のたるみが原因の場合は、余計にたるみが目立つことがある。再発の可能性がある。

皮膚切開のある治療法

目の下のたるみやクマなどの悩みに、幅広く大きな改善が期待できる皮膚切開のある治療。ただし、手術後は安静にするなど腫れやダウンタイムへの備えが必要です。

下眼瞼切開・皮弁法

下まつげのすぐ下を切開し、たるみの原因となっている眼窩脂肪を切除したあとに、余った皮膚を切除する治療法

皮膚切開をする手術のなかでは、腫れやダウンタイムが比較的少ないといわれていますが、目の下のたるみが重度の場合は、あまり効果が出ないこともあります。

  • メリット:術後の腫れやダウンタイムが少ない。
  • デメリット:重度のたるみには効果が小さい。ちりめんじわには効果がない。

下眼瞼除皺術(かがんけんじょすうじゅつ)・筋皮弁法

下まつげのすぐ下を切開し、たるみの原因となっている眼窩脂肪を切除したあと、眼輪筋を骨膜に固定する治療法。また、余った皮膚の切除を行う場合もあります。

しかし、目の奥につながっている脂肪が出てきて、目の下のたるみやクマが将来的に再発してしまう可能性があります。

  • メリット:余分なたるみやしわを作らず、幅広い悩みの改善が期待できる。
  • デメリット:将来的に再発の可能性がある。

これらの目の下のたるみの治療法とハラム法を比較して、どれが自分には合っているのか検討してみてください。

ハムラ法の手術を受けたいなら、まずは丁寧なカウンセリングを

美しい女性

整形手術が成功する第一歩は、まず「理想の自分を思い描く」ことです。

医師側に判断を委ねるのではなく、自分の理想をイメージして、そのイメージのズレをどのように減らすことができるかを医師に確認し、自分に合った方法を選ぶのが良いでしょう。

また、手術後に理想のイメージどおりにならなかったときのことも考えておくのが大切。事前に、術後のアフターケアのことまで相談できるような、信頼できる医師のもとで施術を受けることをおすすめします。

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

表参道ヘレネクリニック 小野寺剛慧

表参道ヘレネクリニックの外崎医師のブログでは、目の下のたるみの原因と治療法についてくわしく解説をしているので、ぜひ参考にしてください。

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