2017年03月06日 更新 | 640 views

老けて見えるのは黒くまが原因!?目元のくぼみに効果的な美容医療3選

目元のくぼみを「すぐにでも直したい」「ホームケアに限界を感じた」という人には美容医療がおすすめ。目元のくぼみに効果的なのは、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、PRP注入療法があります。どれも注入するだけの手軽な施術ではありますが、目元への施術は、医師の技術力で出来栄えが大きく変わるので医師選びは慎重に。

品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

この記事は、品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行先生が監修しています。

たるみやしわと並んで、顔が老けこんで見える原因のひとつである、目元のくぼみ

「なんだか最近、老けたな……」

「目元が暗く疲れているように見える……」

このように感じたら、目の下からのSOSかもしれません。

皮膚の薄い目元は、くぼみやたるみ、しわなどのマイナートラブルに見舞われやすく、加齢の影響がダイレクトに出てしまいます。

特に目の下の落ち窪みは、目元に暗い影を落とし、老け顔・疲れ顔に直結するので、注意が必要。

では、老け顔・疲れ顔を作る目元のくぼみとは、どんな状態なのでしょう? そして、そのトラブルの解消法はあるのでしょうか?

目次

「目元のくぼみ」が引き起こす顔トラブル……黒くまに注意!

女性の目元の写真

くまができると、顔の老化が進んだように見えるだけでなく、疲れて不健康そうな顔のイメージをつくってしまいます。しかし、くまといっても色んな種類があり、黒くまが現れたら「目元のくぼみ」が原因のことも。

黒くまには、目の下全体がくぼんでしまうためにくまになるケース、目の下の涙袋が膨らむなど、皮膚のたるみによってくまが生じるケースとがあります。

どちらにしても、黒くまは青や茶色のくまと違ってその部分に色がついているというわけではなく、目元のくぼみやたるみによって目元に影が生まれ、目の下が黒く見える状態になっているのです。

また、この黒くまの厄介なところは、原因が目元の影のため他のくまと違ってメイクで隠すのが難しいというところ。しかも、一度くぼみやたるみができてしまうと、寝不足でできるくまのようには改善は簡単ではありません。

「目元のくぼみ」ができる原因は!?

鏡を見る女性の写真

皮膚の薄い目元はとてもデリケートなので、うっかりしていると様々なマイナートラブルにいとも簡単に見舞われてしまいます。

目の下に現れるくぼみも、そんなマイナートラブルのひとつ。

子どもの頃からくぼみがある人もいますが、大人になって加齢などの原因からくぼみが生じることも稀なことではありません。特にやせ型の人は、皮下脂肪が少ないため、くぼみが現れやすい傾向にあります。

そんな「目元のくぼみ」の原因についてくわしく見ていきましょう。

目元のくぼみの原因1:加齢と共に失われていく目元のハリ

目元の皮下脂肪やコラーゲンが加齢によって減少することで、目元のハリは失われていきます。目元は元々皮膚が薄いので乾燥しやすく、目を酷使することで余計にハリの減少につながってしまうのです。

また、ハリを失った目元にはくぼみだけでなく、しわやたるみも出現しやすくなります。

目元のくぼみの原因2:眼精疲労

目の周りを取り囲むようにして存在する「眼輪筋」は、目を使う時になくてはならない筋肉です。

目を酷使することの増えた現代社会では、パソコンやスマートフォンの見すぎ、コンタクトレンズの使用などで眼精疲労がたまっていることもしばしば。しかしこのような行為は目の疲れや目元のむくみを引き起こすだけでなく、眼輪筋にも凝りを生じさせてしまう一因です。

眼輪筋が凝ることで目がスムーズに動かず、やがてくぼみが生じる原因になってしまいます。

目元のくぼみの原因3:頬のたるみ

加齢と共に頬がたるんでくると、同時に目元の皮膚も引っ張られて下垂していきます。頬は目元のすぐ下にあるので、目元は頬の影響を受けやすく、くぼみの原因になってしまうのです。

ホームケアに限界を感じたら!「目元のくぼみ」に効果的な美容医療3選

目元を隠す女性の写真

目元のくぼみに対する一番の対策は、もちろん「くぼみをつくらないこと」です。

ホームケアによる予防は丁寧であればあるほど良いのは言うまでもないでしょう。アイクリームでのケアや、やさしい洗顔を心がける、眼輪筋のストレッチや眼精疲労をためない生活を送るなど、できることはたくさんあります。

しかし、すでに深くくぼみが刻まれ、自宅でのケアに限界を感じたら、美容医療によって目元のくぼみをふっくらと膨らませるのもひとつの手。

今から紹介する注入療法は、基本的に注射器によって施術を行います。そのため、傷跡の心配もなく施術時間も短いため、心と体の負担もとても少ないことが大きなメリットです。

「目元のくぼみ」に効果的な美容医療1:ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸の写真

目元のくぼみの改善を目指す注入系の施術方法として、一番メジャーなのがヒアルロン酸注入です。目の下全体がくぼんでいる場合は、くぼんでいる箇所にヒアルロン酸を注入することによって適度に膨らませ、改善を目指します。

施術の方法としては、注射器によってヒアルロン酸を目元の皮内・皮下に注入します。目の下と頬の境目にヒアルロン酸を注入することで、頬の溝がうまり頬の上側が膨らんでくぼみの改善につながります。

また目元へのヒアルロン酸注入は、一見とても気軽で簡単にできるように思えますが、ほかの部位への注入とは比べ物にならないほど、医師の高い技術力を要します。

注射器で細かに注入を行うことで、凹凸のないナチュラルな状態に改善することができるという医師もいるようです。

目元のヒアルロン酸注入のメリット

ヒアルロン酸注入のメリットとしては、ヒアルロン酸は元々体内でも作られている物質なので、アレルギーや副作用の可能性が低く、注入系の薬剤のなかでは安全性が高いという点が挙げられます。

また、施術に納得がいかないなど、失敗した場合、溶解することも可能です。

目元のヒアルロン酸注入のデメリット

デメリットとして挙げられる点は、まず効果が一時的なこと

ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されてしまうので、半年~1年程度しか持続せず、効果を維持するためには定期的な注入が必要になってくるでしょう。

ほかにも、皮膚の浅い部分に注入した場合、青白く見える、でこぼこに見えるなどのトラブルが起こる可能性が高くなります。

稀にヒアルロン酸が血管に入ることにより、血管を詰まらせ壊死させてしまう「塞栓症」になるリスクも。ヒアルロン酸は粒子が大きめなので、皮膚の薄い目元に注入するとほかの部位に比べて塞栓症のリスクが高くなる傾向にあるようです。

また、注入するときに必要以上の量を入れてしまったり、目元専用のヒアルロン酸を使用しなかったりすると、目元が膨らみすぎたり固くなったりなどの失敗が起こることも。

ヒアルロン酸注入の施術について

施術時間は、15分以内ほどで終わります。施術時は局所麻酔やクリーム麻酔・シート麻酔などを使用。ただしシートの麻酔では、施術時にしわが引っ張られて注入が難しくなるので、できる限りシート麻酔は避けた方が良いでしょう。

痛みについては、麻酔が効いてしまえば施術中に耐えられないほどの痛みを感じることはないようです。術後に鈍い痛みが出る場合があります。

ヒアルロン酸注入のダウンタイム

ダウンタイムはほとんどなく、内出血が出た場合でもでも、1週間程度で治まります。

メイク、シャワー・入浴は当日から可能ですが、施術当日は体を長時間温めすぎないようにしましょう。

ヒアルロン酸注入の費用

注入量によっても違いがありますが、10万円程度が目安です。1回の金額はリーズナブルですが、効果を維持するためにヒアルロン酸を定期的に注入することを考えれば、長い目で見れば割高になることも。

「目元のくぼみ」に効果的な美容医療2:脂肪注入

注射器の写真

「注入系の治療は傷跡が残らないのは嬉しいけど、効果が一時的なのがもどかしい」と感じた方には、脂肪注入による施術がおすすめ。

脂肪注入はヒアルロン酸などの薬物注入とは違い、生着すれば半永久的な効果が期待できます。また、自分の組織を使うことでリスクを抑えることにもつながると言えるでしょう。

施術の方法としては、まず体のほかの部分から脂肪やコラーゲンを吸引。遠心分離を行って選ばれた優良な脂肪を極細の注射器で目元に注入することで、くぼみの改善を目指します。

注入後、効果はすぐに感じることはできますが、実際に注入した脂肪が生着し「完成」するのは、約1年後と考えるのが良いでしょう。施術後は医師から指示されたことをきちんと守って生活することが大切です。

目元の脂肪注入のメリット

メリットとしては、先ほど述べたように、注入した脂肪がきちんと生着すれば半永久的な効果を得ることができます。自分の組織を使うので異物を入れたことによる拒否反応もありません。

また、吸引した脂肪を濃縮してから注入するというクリニックもあります。濃縮することでしこりや感染のリスクが軽減され、生着率もアップするので大変有効な方法といえるでしょう。

目元の脂肪注入のデメリット

デメリットとしては、注入したすべての脂肪が生着するわけではないので、満足のいく仕上がりになるためには複数回注入しなければならない場合があります。

吸引する脂肪の箇所によって、注入後本来の目元の柔らかさよりも固めになる場合もあります。そのためクリニックによっては、目の下の涙袋部分にある眼窩脂肪を使用するというところもあります。

注入には注射器を用いますので、注入箇所の傷跡については心配する必要はありません。しかし脂肪吸引を注射器で行う場合もあれば、多少の切開を伴う場合もあるので、カウンセリング時によく確認しておくとよいでしょう。

また注入系の治療の中では目元は難易度が高いので、脂肪注入後しこりになり、見た目がでこぼことする可能性もあります。

修正も容易ではありませんので、医師の腕の善し悪しが大変重要なポイント。医師選びは特に慎重に行うべきでしょう。

目元の脂肪注入の施術について

施術時間は60分程度です。日帰りでの施術が可能で、施術の難易度は高めですが、施術自体は気軽に受けることができます。

目元の脂肪注入のダウンタイム

ダウンタイムは3~7日程度とるのが良いでしょう。

注入部位については、腫れが3~5日、内出血が1週間程度起こる場合がありますが、個人差はあるものの軽度で済むでしょう。脂肪採取部位については、1週間程度痛みを伴う可能性があります。

洗顔・シャワーは当日から、アイメイクを含んだメイクと入浴は翌日から可能です。

目元の脂肪注入の費用

目元の脂肪注入の費用相場は、脂肪採取・注入含めて20〜30万円。

クリニックのHPを見る際は、注入の金額だけではなく、脂肪を採取する料金が施術費用に含まれているか、含まれていない場合は脂肪採取にいくらかかるのか確認が必要です。

「目元のくぼみ」に効果的な美容医療3:PRP注入療法

斜め上を向く女性の写真

PRP注入療法とは、施術を受ける本人の血小板の成長因子の力を使ってくぼみの改善を目指す方法です。

薬剤を注入することでくぼみを物理的になくすヒアルロン酸に比べ、PRPは細胞を増加させるので肌の内側から若々しい肌へと促進してくれます。

また、PRPの材料は施術を受ける本人の血液なので採血するだけでOK。脂肪吸引の際に肌を傷つける可能性のある脂肪注入のように、体に負担もありません。

では、そもそもPRPとは何なのでしょうか。PRPとは多血血小板血漿のことで、血液から血小板を多く含んだ成分を抽出したもののことです。

:)なぜPRPがくぼみに効果を発揮するの??

PRPがなぜ肌を元気に若々するのかというと、血小板には「成長因子」と呼ばれるはたらきがあるため。

この「成長因子」は、怪我をしたときに血を止めたり、体の中で壊れてしまった細胞などを回復させるはたらきを持ちます。

PRP注入療法はそんな「成長因子」の力を借り、自らの血液を使うことで肌を元気に若々しくさせ、くぼみなどの肌トラブルの改善を目指す治療法なのです。

施術の流れとしては、採取した血液を遠心分離させ、PRPを抽出。その後、注射器で目元に注入していきます。

またクリニックによっては、遠心分離して取り出したPRPに足りない成長因子をさらに補うことにより、より精度の高いものを作り出しているところもあります。

目元のPRP注入療法のメリット

PRP注入療法のメリットとしてまず挙げられるのが、ヒアルロン酸よりも持続期間が長く、2年以上ということです。

また、ヒアルロン酸のように目元が青白くなる(チンダル現象)可能性がなく、自らの血液を使うので、異物感やアレルギーも心配いらずなのも良いところ。

また、ヒアルロン酸で起こる可能性のある「塞栓症」のリスクがありません。PRP自体、たるみやしわにも有効なので、複合的に目元問題を解決できるのです。

目元のPRP注入療法のデメリット

PRP注入でもっとも注意が必要なのは、しこりや膨らみすぎ、凸凹になるなどのトラブルが起こる可能性があることです。

PRPの再生力を見誤ると、余計に目元の問題が悪化することも。医師の経験値と技術力が必須の治療法です。また、即効性はないので、効果は徐々に実感することになります。

PRP注入療法の施術について

施術時間は30~40分程度。施術に際して麻酔クリームなどを塗るので、痛みについては心配いりません。 また、悪性腫瘍の既往歴がある方や、妊娠中の方は施術を受けられない可能性があります。

PRP注入療法のダウンタイム

ダウンタイムはほとんどありませんが、稀に腫れや内出血を伴うことも。腫れや内出血などが出た場合は、個人差はあるものの2週間程度で治まります。

特に目元は皮膚が薄いため、ほかの部分よりも炎症が起きやすい可能性も。可能ならば1週間程度お休みをとれるとベストかもしれません。

なお、メイク・洗顔・入浴は当日から可能です。

PRP注入療法の費用

料金は20万前後が目安です。一見ヒアルロン酸よりも高額に感じるかもしれませんが、長期的に考えると、持続時間が圧倒的に長いPRP注入療法の方がお得といえるかもしれません。

目元の施術は難易度高め!注入施術で若さを取り戻そう!!

女性の目元アップの写真

顔のイメージを老け顔・疲れ顔に導く目元のくぼみは、自宅でのケアでは限界があるため、美容医療を頼るのもひとつの手。

「医療の力を借りて若さを取り戻そう!」と思った時は、医師選びを丁寧に! 目元への注入療法は、医師の技術力で出来栄えが大きく変わってきます。

例えば、注入時に針が血管を傷つけることで、どんなタイプの注入系の施術でも一定数起こりうる「内出血」一つをとっても、医師の腕とクリニックで使用している針の太さなどでその発生率は大きく変わってきます。

クリニックの評判を確認し、きちんとカウンセリングを受けて納得してから施術してもらいましょう。

明るくなった目元で、晴れやかに毎日を楽しめるよう、細やかな下調べをおすすめします。

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この記事の監修者

品川美容外科渋谷院 院長 和田哲行

和田哲行

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品川美容外科渋谷院

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