2017年05月18日 更新 | 572 views

メイクで隠せない黒クマを撃退できるかも!「裏ハムラ法」のメリットとデメリットは

裏ハムラ法は、まぶたの裏側を切開し、黒クマの原因である目の下の脂肪の位置を移動させる手術。脂肪のふくらみがつくる影をなくすことで、黒クマの改善が期待できます。裏ハムラ法では皮膚の切除は行えないため、目の下にたるみのない人に適した施術です。

水の森美容外科 総院長  竹江渉

この記事は、水の森美容外科 総院長 竹江渉先生が監修しています。

メイクをしても目の下のクマを隠せない……。それは、脂肪のふくらみがつくる影が原因の「黒クマ」かもしれません。

黒クマを解消したいと思うのなら、「裏ハムラ法」を検討してみてはいかがでしょうか?これは、やっかいな目の下の脂肪を移動して、影をなくそうという施術になります。

この記事では、裏ハムラ法の特徴やメリット、デメリットについて解説します。

目次

目の下のふくらみの原因とは

目の下のふくらみ

眼球を包み込むように存在する脂肪を、「眼窩(がんか)脂肪」といいます。眼窩脂肪が押し出される形でふくらみを作ると、その下に影が落ちます。これが、「黒クマ」の原因に。

血行不良による「青クマ」や、皮膚の色素沈着が原因の「茶クマ」とは異なり、黒クマはファンデーションやコンシーラーなどで隠すことができません。

眼窩脂肪は年齢を重ねるうちに少しずつ下がってくるため、次第にふくらみが目立つようになることがあります。また、生まれつきの骨格によっては、若い頃から脂肪による影ができやすい人もいるようです。

裏ハムラ法の施術の内容

整形をする女性

裏ハムラ法について触れる前に、まずは「ハムラ法」について知っておきましょう。

ハムラ法とは、下まつ毛の生え際の皮膚を切開し、目の下のふくらみの原因になっている脂肪を、くぼみ(影ができている部分)に移動させる手術。この際、余分な皮膚を切除して、目の下のたるみを除去することができます。

なお、クリニックによっては「切開ハムラ法」「切開たるみ取り」「眼窩脂肪移動術」といった施術名で呼ばれることもあります。

裏ハムラ法はまぶたの“裏”から行うハムラ法

裏ハムラ法

裏ハムラ法も、ハムラ法と同様に目の下の脂肪を移動させる手術です。“裏”という名前のとおり、下まぶたの表側(皮膚)ではなく、裏側(結膜)を切開します。そのため、見える部分に傷跡が残るリスクを避けることができるのです。

ただし、余分な皮膚を切除することはできないため、目の下のたるみ改善する効果はありません。なお、クリニックによっては「経結膜的ハムラ法」と呼ぶこともあります。

ハムラ法と裏ハムラ法が適している人のタイプ

考える女性

ハムラ法と裏ハムラ法には、施術を受けるのにそれぞれ適しているタイプがあります。確認しましょう。

ハムラ法(切開ハムラ法)が適している人

  • 目の下のふくらみと同時に、皮膚のたるみを改善したい人。

裏ハムラ法(経結膜的ハムラ法)が適している人

  • 目の下にふくらみはあるが、たるみは気にならない人。
  • 見える場所を切開したくない人。

どちらの施術が良いかは、カウンセリングの際に医師が判断をしてくれるでしょう。

裏ハムラ法の施術の流れ

カウンセリングを受ける女性

それでは裏ハムラ法を受ける際の流れを、順に見ていきましょう。クリニックによって詳細が異なることはありますが、大まかな流れは共通です。

カウンセリング

クリニック公式サイトのメールフォームや電話などで予約を取り、来院します。

カウンセリングで希望の仕上がりや悩みについて相談し、裏ハムラ法による治療が適しているかを医師が診断します。

また、病歴やアレルギーなどについての問診があるので、正直に回答しましょう。

施術前の準備

裏ハムラ法の手術には、局所麻酔が用いられます。まずは目薬タイプの麻酔薬を点眼し、その後目元に麻酔薬を注射。

手術に対する恐怖心が強い人には、笑気麻酔(リラックス効果のあるガスの麻酔)静脈麻酔(眠る麻酔)を使用する場合もあります。

つぎに、目の下の皮膚に脂肪を移動する部分の目安となるマーキング(印付け)を行います。

裏ハムラ法の施術

麻酔が効いたら、裏ハムラ法の施術を行います。施術にかかる時間は左右両側で120分ほど。

結膜からの手術は傷の縫合(糸による縫い合わせ)を行わないことが多く、縫合する場合も自然に溶けて体内に吸収される糸を使用します。

アフターケア

患部を保冷剤で冷やしたあと、すぐに帰宅することができます。

術後はコンタクトレンズを着用できないので、視力の低い人はメガネを持参しましょう。サングラスや色付きのメガネなら、腫れが出た場合も帰宅の際に目元を隠すことができます。

裏ハムラ法の施術料金相場

お金を見る女性

裏ハムラ法の施術は美容目的となるため、健康保険は適用されません。施術料金はクリニックによって異なりますが、左右両方への施術で40〜50万円ほどが目安となります。

特殊な麻酔を使用する場合は、追加料金が別途かかることがあるため、カウンセリングの際によく確認しておきましょう。

裏ハムラ法のダウンタイムの症状、痛みについて

悩む女性

目の下の皮膚を切開するハムラ法に比べると、裏ハムラ法のダウンタイムは短めだと思われがち。

とはいえ、目元の腫れや内出血は目立つため、仕事をしている人は7日間ほどの休みを確保した方が良いかもしれません。

裏ハムラではダウンタイムが短いと思われがちではありますが、裏ハムラでは視野が狭い状態での手術になるため、止血が甘くなりやすく、内出血などがハムラに比べ強く出てしまう可能性も高いです。

【ダウンタイムとは】

腫れや痛みなどの症状がおさまり、普段通りの生活に戻れるまでの期間のこと。ダウンタイムのあらわれ方には個人差があります。

メイクやお風呂は当日から可

洗顔やメイクは、施術を受けた当日から可能です。ただし、目元をゴシゴシこすって刺激を与えないように注意しましょう。

お風呂も当日から入ることができますが、熱いお湯に長時間浸かると、血行が良くなりすぎて腫れや痛みがでやすくなります。

コンタクトレンズの装着は、術後1週間から可能です。

裏ハムラ法による痛み

術後数時間ほど経つと麻酔の効果がなくなり、目元にジンジンとした痛みを感じるようになります。

裏ハムラ法による術後の痛みはそれほど強いものではないため、鎮痛剤を服用してコントロールすることが可能です。

薬を飲んでも我慢できないほどの痛みがある場合は、感染症などを起こしている可能性があるので、クリニックへ連絡しましょう。

裏ハムラ法による内出血

施術の際に毛細血管が傷つくことで、皮膚の内側で内出血が起きることがあります。

内出血の現れ方は個人差が大きいのですが、症状が強くでた場合は治るまでに2週間ほどかかることがあるようです。また、施術の翌日以降にあらわれたり、位置が移動したりすることもあります。

内出血は最初、赤紫色をしており、青色、つぎに黄色と変化し、その後は次第に薄くなって消えていきます。ファンデーションやコンシーラーなど、メイクで隠すことが可能です。

内出血が強く出ると「本当に治るのかな……」と不安に感じてしまうものですが、特に何もしなくても自然に治ります。

裏ハムラ法による腫れ

術後は、目元に腫れがでます。目立つ腫れは1週間ほどでおおむね引きますが、むくみが完全に治るまでには2週間以上かかることもあるようです。

裏ハムラ法によって、血の混ざった涙や目ヤニが

術後2〜3日は、血の混ざった涙や目ヤニが出ることがあります。

裏ハムラ法の失敗例

泣いている女性

裏ハムラ法は瞼の裏側から行う手術。そのため高い技術が必要で、医師の技量によっては失敗例もあるようです。

失敗例1:手術の効果が感じられない

裏ハムラ法を受けても、脂肪を移動する位置が的確ではなかった場合、術後も影が消えないことがあります。

また、目の下の脂肪の量が多い場合は、移動だけではなく除去を行わないとふくらみが解消できないこともあるようです。

失敗例2:目の下がデコボコになる

脂肪を移動する位置が的確ではないことで、かえって皮膚がデコボコになってしまったり、新たなしわができてしまったりするケースがあります。

失敗例3:目元がのっぺりとした印象になってしまう

これは手術自体の失敗ではないのですが、裏ハムラ法により目元のふくらみが解消したことで、目元がのっぺりとした平坦な印象に感じてしまうケースがあります。

メリット・デメリットを理解したうえで裏ハムラ法を検討しよう!

見つめる女性

目の下のふくらみによる黒クマは、疲れた印象を与えてしまうもの。メイクやマッサージなどでは改善できないクマであるため、裏ハムラ法を受けた人の満足度は高いといわれています。

複数のクリニックでカウンセリングを受けてみて、信頼できそうな医師を選びましょう!

この記事の監修医:竹江渉先生のクリニックはこちら

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水の森美容外科 総院長  竹江渉

竹江渉

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