NICOLY:)[ニコリー] コンプレックスの悩み解決・応援サイト

医師が教えるコンプレックス解決サイト
監修済記事:1027記事

メルマガ登録

2016年08月09日 更新 | 6,199 views

アトピー性皮膚炎に効く漢方薬「4選」!購入方法も紹介

アトピーは治りづらいため病院に長く通っている人も多いのではないでしょうか。私もそうでしたが、アトピー治療に漢方薬を取り入れることで症状が改善することがあります。漢方薬は難しいというイメージを持たれがちですが、そんなことはありません。そこで、今回はアトピーと漢方薬についてまとめてみました。

現在、アトピー性皮膚炎の治療は、西洋医学が中心になっています。症状が悪くなれば皮膚科に行き、診断を受けて薬をもらう。この方法が悪いということはありませんが、あくまで対処療法的な治療になってしまうのが現状です。

確かにステロイドには即効性があり、症状によっては良く効きます。しかし、あくまでも症状を和らげる効果しかなく、根本からアトピーを治療するものではありません。

漢方薬によるアトピー治療は、西洋医学とは考え方が全く違います。漢方の医学では、個人の身体の状態に合わせた治療によって、一度崩れた心身のバランスを元に戻すのです。

アトピーは多くの原因が相互に関わって発症すると言われていますが、漢方薬による治療は、まずは本人の身体の状態をくわしく確認するところから始まります。

この記事に書いてあること

  • 漢方薬でのアトピー治療の基礎知識
  • アトピーに効く漢方薬
  • 漢方薬の手に入れ方

漢方薬を使ったアトピー治療の基礎知識

薬草のイメージ出典:Unsplash

アトピーの治療に漢方薬など、ちょっと難しそうでためらわれるかもしれません。でも基本的には、病院で受診して薬をもらう時と、それほど違いはありません。 最初に入門編として、漢方薬を使った治療の基礎を少しだけ紹介しておきます。

漢方薬は身体の内部から治していく

アトピーの症状は皮膚に出ますが、その原因は身体の中にあると言われています。 漢方薬の最大の特徴は、体の内側から効くということ。言い換えれば、アトピー体質の体を正常な体質へと変えていく力が、漢方薬にはあるということなんです。

私は極度の暑がりで、アトピーの症状が悪化すると、常に肌がほてったような状態でした。そのためよく冷たいものを食べたり、飲んだりしていました。 しかし、これはアトピーを悪化させる原因のひとつなんです。アトピーの人は皮膚表面がほてったようになりますが、体内はその反対に冷えた状態になっていることが多いんです。

この身体の冷えを改善するのも、アトピー治療の重要な課題のひとつ。漢方薬を使ったアトピー治療に、身体の冷えをとる処方が多いのはそのためなんです。

漢方薬による治療の基本

漢方薬を簡単に説明すると、複数の「生薬(しょうやく)」を混ぜ合わせて処方されたものです。生薬を単独で飲んだりしても、それは漢方薬とは呼べません。

漢方薬はその人の病気の症状や、体質などに合わせて処方されるので、無限の組み合わせがあると言えます。同じようなアトピーの治療であっても、人によって処方される漢方薬は違ってくるんです。

こうした個人ごとの病気の症状や、体質、生薬がその人に合うかどうかなど、さまざまな条件を表す基準が「証(しょう)」です。漢方薬の治療では、最初に専門家によるカウンセリングで、細かくこの「証」を確認します。かなり高度な専門知識がないと、効果のある漢方薬の処方はむずかしいんです。

漢方薬による治療の流れ

正しい漢方の治療では、病院で言うところの問診、つまりカウンセリングにかなりの時間をかけます。そこで「証」を確認して、漢方の専門家がオリジナルの処方を行います。

長い歴史の中で発展してきた漢方は、西洋医学とは全く違う、患者の「気」の流れなど、目に見えないものまで重視します。他にも体内の血液やホルモンなどを総称する「血(けつ)」と、リンパなどを表す「水(すい)」も治療のための重要な要素です。

こうしてできたオリジナルの漢方薬は、通常煎じて飲むか、粉末や丸薬にしたものを直接飲む方法で治療を行います。また飲み方にも温かい湯で飲む方法と、水で飲む方法との2つがあります。お茶やその他の飲料で飲んでしまうと、効果が打ち消されてしまうこともあるので注意が必要です。

アトピーに効く漢方薬

漢方薬を煎じるようす出典:Unsplash

漢方薬には無限の組み合わせがありますが、使いやすくパターン化された処方も存在します。その中から、アトピーの治療に良く使われる薬を紹介します。

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

この漢方薬は体を温め、むくみを解消します。また皮膚の炎症などを緩和する効果が高いことでも有名です。

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

セッコウと呼ばれる、身体の熱を冷ます効果のある生薬が入っています。そのため皮膚のほてりを取ってくれます。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

身体の熱や炎症を抑える効果があります。また血液の流れをよくするため、毒素を排出しやすくし、体内環境を整えます。

温清飲(うんせいいん)

テレビで取り上げられたこともあり、知っている人も多いかもしれません。血液の循環をよくし、出血を抑える作用があります。さらにほてりやのぼせなど、身体の熱をとってくれます。

私の体験、漢方を半年継続したらアトピーが改善

現在、漢方薬は入手しやすくなっています。ツムラなどの製品が有名ですが、漢方薬は人によって合う合わないがあり、効果も保証されてはいません。 そのため、漢方薬は自分で選ばずに医師に相談して決めるようにしましょう。その際には、漢方に詳しい医師がいる病院を選ぶようにしたいですね。

漢方薬はその効果が出るまでに、時間がかかります。以前、私が漢方薬を飲んでいたころ、自分には効かないと決め込み1ヶ月ほどで薬をやめてしまいました。 漢方薬での治療には、アトピーにかかった期間の半分くらいの時間がかかると言われています。それを知って驚いて、再び漢方薬を飲み始めました。 その後半年ほど経過してから、アトピーの症状が徐々に改善したのを覚えています。

漢方薬での治療は時間がかかるということを忘れずに、ステロイドなどの薬と併用して治療するのがよさそうです。アトピーの治療は、すぐに投げ出さずじっくりと続けることが大切です。

漢方薬の手に入れ方

生薬を作るようす出典:Unsplash

漢方薬はさまざまな場所で入手できます。ここではその代表的な入手方法を紹介します。

漢方薬専門の薬局

代表的な薬局は薬日本堂などです。このようなお店に行くと、まず薬剤師に自分の症状を説明します。その後、薬剤師がどの漢方薬にするかを決めてくれます。漢方薬の専門店で購入すると、煎じ薬がメインになります。

漢方薬には副作用が少ないと言われていますが、服用にあたっては薬剤師から注意点をよく聞き、用量・用法をちゃんと守るようにしてください。

通常の薬局

大きな薬局に行くと漢方薬も取扱っています。主にツムラやロートなど、市販の漢方薬が置いてあります。手軽に買えますが、効果は弱めになっています。 これは安全性を考えの措置のようです。市販薬では、自分に合った漢方薬を選ぶのが難しいのが欠点ですね。

医師に処方してもらう

一般の皮膚科などでも、漢方薬に詳しい医師がいれば、漢方薬を処方してくれることもあります。 しかし、西洋医学と同時に高度な漢方まで修得することは、非常にまれなケースです。やはり本気で漢方の治療を受けるなら、漢方薬専門の薬局で相談したほうがいいでしょう。

漢方は特効薬ではない

漢方が万人に効く特効薬でないことは、アトピーに悩んでいる人がまだ大勢いることが証明しています。漢方の医学は、その人本来の心身バランスを取り戻すことが基本。だからすぐに効果が現れるものではないし、治療にはかなりの時間がかかります。

また、本当に効果がある漢方薬を処方することは、非常に高度な知識を持っている専門家にしかできません。それが漢方の治療の、ひとつの課題です。

ただ私のように、アトピーの症状が良くなる人がいることも事実です。挑戦するだけなら、リスクはありません。ステロイドなどの対処療法に限界を感じている人は、ぜひ第一歩を踏み出して貰えたらと思います。

まとめ:アトピー性皮膚炎に効く漢方薬「4選」

漢方薬でのアトピー治療とは

  • 漢方薬は身体の内部から病気を治す
  • 漢方薬で身体の冷えを改善する
  • 複数の生薬を混ぜ合わせてできる漢方薬
  • 漢方はカウンセリングに時間をかける

アトピーに効果的な漢方薬

  • 皮膚の炎症を抑える十味敗毒湯
  • 肌のほてりを取る白虎加人参湯
  • 身体の熱や炎症を抑える荊芥連翹湯
  • 血液の流れをよくする温清飲

漢方薬の手に入れ方

  • 信頼できるのは、漢方薬専門の薬局
  • 通常の薬局でも、市販の漢方薬は手に入る
  • 漢方薬に詳しい病院を探す
  • 漢方は、特効薬や万能薬ではない

お悩み別人気クリニック

東京

シロノクリニック銀座院

JR有楽町駅より徒歩3分

詳しく見る

大阪

シロノクリニック大阪院

JR大阪駅より徒歩3分

詳しく見る

横浜

シロノクリニック横浜院

横浜駅直結

詳しく見る

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

関連するキーワード

注目の記事

【大人気】ブログより詳しい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

【大人気】ブログより詳しい!整形の痛みやダウンタイム・術後経過すべて見せます!美容整形体験レポートシリーズ

NICOLY編集部では、カウンセリングから術後経過までの画像がたっぷりの、美容整形体験レポートを公開しています。切らないプチ整形から、脂肪吸引まで読み応え十分。NICOLY編集部いちおしの記事です。随時更新中!

44379 views | 整形二重脂肪吸引脂肪溶解注射

カテゴリ一覧

この記事のライター

本日のアクセスランキング

いまNICOLYで人気の記事

話題のキーワード

いまNICOLYで話題になっているキーワード

専門家ライター募集

NICOLYで記事を執筆していただける医師を募集

NICOLYでは「コンプレックスで悩んでいる人を笑顔に」というビジョンのもと毎日記事を更新しています。信頼性の高い記事を出し続けるために、記事の執筆をしていただける医師を募集しています

専門家ライター募集フォーム

編集者募集

NICOLYで記事を編集してくれる編集者募集

NICOLYでは「コンプレックスで悩んでいる人を笑顔に」というビジョンのもと、一緒に働いてくれる編集者を募集しています。

編集者募集フォーム

関連する記事

この記事に関連する記事をピックアップ